軽機兵 ウルフラン



[解説]
カーライル王朝・聖王国の軽機兵メーカーであるアリアンス・ディ・アトリーが、聖華暦820年に開発した第六世代機兵。
四聖騎士団に属する銀狼騎士団主力機として採用されている。
軽機兵フィガロの発展機と言う位置付けであるが、一部からは単なる改良機ではないのかとの陰口も叩かれている機体だ。
事実フラタニティ・フレームについては、フィガロとまったく変わらないのではないか、と言っている識者も存在するほど。
四聖騎士団に属する銀狼騎士団主力機として採用されている。
軽機兵フィガロの発展機と言う位置付けであるが、一部からは単なる改良機ではないのかとの陰口も叩かれている機体だ。
事実フラタニティ・フレームについては、フィガロとまったく変わらないのではないか、と言っている識者も存在するほど。
しかしその性能は確かであり、優れた速力と高出力のバーニアによる高推力での高い機動性を併せ持つ、極めて優秀な軽機兵だ。
ただし基になったフィガロが癖が無く扱いやすい機体であったのに対し、こちらはその高機動性故に、癖があり腕利き操手でなくば持て余す機体でもある。
まあ、あくまで完全にと言う話であり、この機体を採用しているのも、素行はともかく腕利きが集まっている銀狼騎士団である。
完全にとは言えないまでもこの軽機兵を使いこなしている者が大半であり、幾ばくかは完全に使いこなしている者すらも存在すると言う話だ。
ただし基になったフィガロが癖が無く扱いやすい機体であったのに対し、こちらはその高機動性故に、癖があり腕利き操手でなくば持て余す機体でもある。
まあ、あくまで完全にと言う話であり、この機体を採用しているのも、素行はともかく腕利きが集まっている銀狼騎士団である。
完全にとは言えないまでもこの軽機兵を使いこなしている者が大半であり、幾ばくかは完全に使いこなしている者すらも存在すると言う話だ。
なおこの機体の頭部は、ツインアイ方式の魔晶球が採用されており、広い視野と高い解像度の映像を操縦槽の映像盤に映し出せる。
ただし試作機による運用試験では、高機動によって高速で顔面に砂や小石、敵機の装甲片などが衝突する事で、魔晶球が損傷する事例が幾つか報告された。
これを防止するため、量産先行型以降では顔面に強化ガラスのバイザーが付属した、軽度の装甲の役割を果たす仮面が取り付けられ、魔晶球が防護されている。
ただし試作機による運用試験では、高機動によって高速で顔面に砂や小石、敵機の装甲片などが衝突する事で、魔晶球が損傷する事例が幾つか報告された。
これを防止するため、量産先行型以降では顔面に強化ガラスのバイザーが付属した、軽度の装甲の役割を果たす仮面が取り付けられ、魔晶球が防護されている。

基本的な運用は、投槍(ジャベリン)による中距離支援である。
前線を形成する盾役の機体たちが敵を押し止めている間に、このウルフランで編制された隊がその高機動性で有利な位置取りをし、投槍をもって中距離よりの投撃によるヒット&アウェイで敵を殲滅するのだ。
軽機兵とは言え、機兵の膂力で投げられた投槍は、一撃で敵機兵を撃破することすら可能なのである。
前線を形成する盾役の機体たちが敵を押し止めている間に、このウルフランで編制された隊がその高機動性で有利な位置取りをし、投槍をもって中距離よりの投撃によるヒット&アウェイで敵を殲滅するのだ。
軽機兵とは言え、機兵の膂力で投げられた投槍は、一撃で敵機兵を撃破することすら可能なのである。
なお、この盾役の機体に使われているのは、型落ちのソルダートを重装化したソルダート・ガーディアンだ。
聖華暦830年代の聖王国においては、700年代終わり頃に配備されたソルダートが、聖騎士団全体で今なお大量稼働している。
聖華暦830年代の聖王国においては、700年代終わり頃に配備されたソルダートが、聖騎士団全体で今なお大量稼働している。
ここで四聖騎士団では、各騎士団で戦術ドクトリンが大きく異なるため、時期主力機は各騎士団でそれぞれ別個に調達される事が決まった。
白虎騎士団ではジェダイ、藍鳳騎士団ではジーク、赤龍騎士団ではドラケンが配備される。
そして銀狼騎士団ではこのウルフランが主力機として選ばれたのだ。
白虎騎士団ではジェダイ、藍鳳騎士団ではジーク、赤龍騎士団ではドラケンが配備される。
そして銀狼騎士団ではこのウルフランが主力機として選ばれたのだ。
ただ依然として各騎士団には、そして当然ながら銀狼騎士団にも、旧式のソルダートが大量に溢れている。
それ故どの騎士団でも、ソルダートを戦術に組み込む必要があった。
そこで銀狼騎士団ではそれを改修したソルダート・ガーディアンに盾役を張らせ、押し止めた敵部隊をメイン火力たるウルフラン部隊によって撃滅するという戦術が考案される。
それ故どの騎士団でも、ソルダートを戦術に組み込む必要があった。
そこで銀狼騎士団ではそれを改修したソルダート・ガーディアンに盾役を張らせ、押し止めた敵部隊をメイン火力たるウルフラン部隊によって撃滅するという戦術が考案される。
こうしてウルフランは主力機ではありながら、主力を張るだけの攻撃力を持ちながら、しかし前線に立たないという一風変わった立ち位置を占める事になったのだ。
[武装]


ジャベリン
ウルフランが用いる投擲用の短槍。
操手の技量に左右されるが約200~300メートルの有効射程を誇る。
機兵の膂力によって放たれる投槍は一撃で機兵の装甲を貫通する威力をもつ。
ウルフランはその卓越した脚力とバーニア推力により戦場を縦横無尽に駆け回り中距離からの槍投げによって前衛を支援する。
ウルフランが用いる投擲用の短槍。
操手の技量に左右されるが約200~300メートルの有効射程を誇る。
機兵の膂力によって放たれる投槍は一撃で機兵の装甲を貫通する威力をもつ。
ウルフランはその卓越した脚力とバーニア推力により戦場を縦横無尽に駆け回り中距離からの槍投げによって前衛を支援する。

ブロード・バイン・スパタ
ソルダートに採用されているブロード・バインを短くして更に刃を分厚くした近接武器。
敵と肉薄した際の白兵戦武器として使われる。
ソルダートに採用されているブロード・バインを短くして更に刃を分厚くした近接武器。
敵と肉薄した際の白兵戦武器として使われる。
[関連機体]
軽機兵フィガロ