ミコノス級輸送艦
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シンプルな構造ながらも、ダメージコントロールを考えられた軍用艦としてバランスの良い堅実な作りとなっており、1番艦、ミコノスが竣工した聖華暦580年以降、多数建造され、改修を重ねながらも聖華暦735年の生産終了まで非常に長い期間に渡り運用され続けた名輸送艦である。
なお、ミコノス級輸送艦を転用した系列艦も数種存在しており、代表的なものでは、ナクソス級仮設巡航艦やレスボス級機兵母艦などが挙げられる。
また、聖華暦612年にはミコノス級のマイナーチェンジ版ともいえる艦として、クリストバル級補給艦が製造開始されている。
このクリストバル級はミコノス級と基礎構造を共通しながらも、貨物室全体を複数のコンテナ化したカーゴブロックシステムを導入しており、防御性能ではミコノス級に劣るものの、貨物の流動的な運搬にはより適している。
そのため、クリストバル級補給艦開発以後は、ミコノス級はより、前線の危険な環境での輸送能力が重視された装甲輸送艦としての立ち位置を確立していくことになる。
なお、ミコノス級輸送艦を転用した系列艦も数種存在しており、代表的なものでは、ナクソス級仮設巡航艦やレスボス級機兵母艦などが挙げられる。
また、聖華暦612年にはミコノス級のマイナーチェンジ版ともいえる艦として、クリストバル級補給艦が製造開始されている。
このクリストバル級はミコノス級と基礎構造を共通しながらも、貨物室全体を複数のコンテナ化したカーゴブロックシステムを導入しており、防御性能ではミコノス級に劣るものの、貨物の流動的な運搬にはより適している。
そのため、クリストバル級補給艦開発以後は、ミコノス級はより、前線の危険な環境での輸送能力が重視された装甲輸送艦としての立ち位置を確立していくことになる。
なお、聖華暦735年に新規の建造を停止、生産を終了した後は30年余りにわたって、陸上輸送艦としてはクリストバル級補給艦の系譜に絞っての生産を行っていたが、聖華暦765年に、ミコノス級の直接の後継艦として、ベスティオン級高速輸送艇を開発。以降、800年代においてもこのミコノス級の系譜は聖騎士団で運用され続けている。
[開発経緯]
聖王国においては、このミコノス級輸送艦に先んじて、聖華暦566年に自由都市同盟、コクトー商会おいて、天才技師、エイジス・クリプトン協力のもとで開発された民間用輸送船プリマビスタを解析、コピーして製造された民間用輸送船マディスが実用化されており、後方においては軍用としても活用されていた。
だが、それでもこのミコノス級が必要とされた背景には、そもそもマディスは民間用の輸送船であるために、軍用としての運用に向かない点が数多く存在しており、前線付近までの輸送能力を持った軍用輸送艦の開発が必要とされていたためである。
だが、それでもこのミコノス級が必要とされた背景には、そもそもマディスは民間用の輸送船であるために、軍用としての運用に向かない点が数多く存在しており、前線付近までの輸送能力を持った軍用輸送艦の開発が必要とされていたためである。
なお、この輸送艦の設計自体は、実はロードス級戦艦及びアンドロス級巡航艦と同時期の聖華暦579年ごろには完成していたとされる。
しかし、このときメシュラム重工の、そして聖王国全体の造船能力は聖騎士団上層部の強い意向によりロードス級戦艦及びアンドロス級巡航艦の増産に完全に振り向けられており、直接的な戦力にはならない、と判断されたこのミコノス級の生産はひとまずの棚上げ、つまり後回しにされていたのだ。
しかし、このときメシュラム重工の、そして聖王国全体の造船能力は聖騎士団上層部の強い意向によりロードス級戦艦及びアンドロス級巡航艦の増産に完全に振り向けられており、直接的な戦力にはならない、と判断されたこのミコノス級の生産はひとまずの棚上げ、つまり後回しにされていたのだ。
[スペック]
その形状は、基本的には全体が直方体に近い無骨な姿となっており、先端及び側面装甲は避弾経始を意識して緩い楔状に傾斜している。
また、側面装甲及び、前部左右の装甲は、上下に展開可能となっており、物資搬入、搬出の際には展開して使用される。
なお、貨物室に機兵を搭載する場合、緊急時に稼働する護衛用の機体は駐機状態で格納することになるが、そのほかの貨物として運ばれるものについては機兵専用のパレットに寝かされ、数段に積み重ねられる形で運搬されることが多い。
護衛用の3機を駐機状態で、残りを貨物として搭載した場合で、18機ほど搭載することが可能だが、全機を駐機状態で搭載した場合には、12機程度の搭載が限界となる。
また、側面装甲及び、前部左右の装甲は、上下に展開可能となっており、物資搬入、搬出の際には展開して使用される。
なお、貨物室に機兵を搭載する場合、緊急時に稼働する護衛用の機体は駐機状態で格納することになるが、そのほかの貨物として運ばれるものについては機兵専用のパレットに寝かされ、数段に積み重ねられる形で運搬されることが多い。
護衛用の3機を駐機状態で、残りを貨物として搭載した場合で、18機ほど搭載することが可能だが、全機を駐機状態で搭載した場合には、12機程度の搭載が限界となる。
基本的に武装はあまり搭載されておらず、輸送中の護身用として、船体上部の四隅に80mm単装魔導砲が4門、全体両舷の側面に20mm2連装魔導機関砲が3門ずつ、合計6門搭載されているのみである。
なお、船体前部と後部には、連結アンカーが搭載されており、同型艦を複数連結し列車状の旅団を形成することが可能となっている。
この独特な輸送陣形はミコノストレインなどと呼ばれることもある。
この独特な輸送陣形はミコノストレインなどと呼ばれることもある。
- 対艦攻撃兵装
主砲:80mm単装魔導砲×4門
- 対人・対機兵迎撃用兵装群
20mm2連装魔導機関砲×6門
- [船体性能]
攻撃力:E
防御力:A-
速度:58km/h (満載状態)、65km/h(軽荷状態)
航続力:S
全長:188m
全幅:88m
機兵搭載数:18機 (駐機状態を3機、残りは貨物として搭載した場合)
魔導障壁:方位限定型1基
防御力:A-
速度:58km/h (満載状態)、65km/h(軽荷状態)
航続力:S
全長:188m
全幅:88m
機兵搭載数:18機 (駐機状態を3機、残りは貨物として搭載した場合)
魔導障壁:方位限定型1基