「防神 希紗羅(サキガミ・キサラ)」

[解説]
未曾有の大竜巻によって滅びたハクライの里。
災害前夜、キサラは隣集落までお使いに出ていた為、只ひとり難を逃れることができた。
災害前夜、キサラは隣集落までお使いに出ていた為、只ひとり難を逃れることができた。
竜巻が去り、里へと戻った彼女の眼前に広がっていたのは、見るも無残な廃墟と死体の山だった。
その光景にキサラはただ泣き崩れ、悲観にくれることしかできなかった。
その光景にキサラはただ泣き崩れ、悲観にくれることしかできなかった。
その後、事態を察した防神族の族長シトゥンペによって助けられ、彼が統治する隠れ里へと保護された。
防神の里で3年を過ごし、逞しく成長したキサラはシトゥンペからハクライ族に伝わる『禁忌』について知らされた。
それは曰く、魂の蘇生術、即ち『反魂術』と呼ばれる魔法理論だった。
里の仲間を生き返らせる希望を見た彼女は、禁忌ともいわれる魂の復活の研究を始める。
防神の里で3年を過ごし、逞しく成長したキサラはシトゥンペからハクライ族に伝わる『禁忌』について知らされた。
それは曰く、魂の蘇生術、即ち『反魂術』と呼ばれる魔法理論だった。
里の仲間を生き返らせる希望を見た彼女は、禁忌ともいわれる魂の復活の研究を始める。
研究を始めて2年が経過し、キサラは行き詰まりを感じていた。
それもそのはず、カナド人は三大国家と比較して魔法学においては大きく遅れている。
今のままでは到底、反魂術の完成など夢のまた夢。
キサラにはより優れた研究設備が必要だった。
それもそのはず、カナド人は三大国家と比較して魔法学においては大きく遅れている。
今のままでは到底、反魂術の完成など夢のまた夢。
キサラにはより優れた研究設備が必要だった。
帝国に着いたキサラは羅刹鬼という特異な機兵を手土産に魔術師組織『聖華の園』へと入る。
羅刹鬼の研究から通常の機兵や魔法へと応用できる様々な新技術が発見され、キサラは組織内で確固たる立場を築いて行った。
また、彼女が提唱する反魂術は組織の重鎮からも興味を持たれるようになり、その課題の重要性が帝国軍へと報告された。
羅刹鬼の研究から通常の機兵や魔法へと応用できる様々な新技術が発見され、キサラは組織内で確固たる立場を築いて行った。
また、彼女が提唱する反魂術は組織の重鎮からも興味を持たれるようになり、その課題の重要性が帝国軍へと報告された。
帝国へ渡って4年。
キサラは遂に自分が望む理想的な研究環境を手にした。
キサラは遂に自分が望む理想的な研究環境を手にした。
来歴
- 聖華暦799年 生誕
- 聖華暦811年 12歳。未曾有の大竜巻『ハクライの災厄』によりハクライ族は全滅。キサラ只一人生き残る。
- 同年 シトゥンペにより救出されたキサラは防神族の一員として迎えられる。名前を防神 希紗羅(サキガミ・キサラ)に改名。
- 聖華暦814年 15歳。成人(カナド基準)となったキサラにシトゥンペはハクライ族の禁忌について伝える。キサラは反魂術の研究を始める。
- 聖華暦820年 21歳。反魂術の研究者を探していたイルフリード・ファリオンに見いだされる。その後、アルカディア帝国へと赴き、第七魔導研究室の所属となる。
- 聖華暦821年 22歳。組織内で確固たる地位を築いたキサラは自身が提唱する『魂魄転生理論』を認められ、国家プロジェクトとして国のバックアップを受ける。研究主任になる。
- 聖華暦824年3月 25歳。アルカディア帝国の名誉国民に認められ、第七魔導研究室の所長に就任。
- 聖華暦824年5月 研究が佳境を迎える。神人に世界を脅かす危険分子と判断され、終末ノ巫女・アルカナにキサラ抹殺の命が下る。
性格・人となり
建前と使命感で生きている女。
冷静沈着かつ、巧みな話術と明晰な頭脳で世渡りが上手。
目的のためなら、あらゆる犠牲と労力を厭わない冷酷さと果断さを持つ。
しかし、これはキサラが一族再興という大きな使命を持つが故に、自然とそういう振る舞いをするようになってしまったというだけ。
冷静沈着かつ、巧みな話術と明晰な頭脳で世渡りが上手。
目的のためなら、あらゆる犠牲と労力を厭わない冷酷さと果断さを持つ。
しかし、これはキサラが一族再興という大きな使命を持つが故に、自然とそういう振る舞いをするようになってしまったというだけ。
本当は臆病で寂しがりや。
実のところキサラは親友のサヤ・ハクライ・ファミリアと自分の両親さえ生き返らせることが出来れば、それでよいと思っている。
一族再興という建前を持たないと、禁忌を犯そうとする自身を正当化できないため、大きな目標を持って行動している自分を演じている。
なので、キサラも反魂術を研究することが悪いことだという事は自覚している。
自己矛盾を孕みながらも進み続けた結果、引き返せないところまで来てしまったというだけ。
実のところキサラは親友のサヤ・ハクライ・ファミリアと自分の両親さえ生き返らせることが出来れば、それでよいと思っている。
一族再興という建前を持たないと、禁忌を犯そうとする自身を正当化できないため、大きな目標を持って行動している自分を演じている。
なので、キサラも反魂術を研究することが悪いことだという事は自覚している。
自己矛盾を孕みながらも進み続けた結果、引き返せないところまで来てしまったというだけ。
一見すると冷静そうに見えるが、余り心に余裕がない。
基本的に帝国では誰とも親しくすることはなく、常に心に壁を作って来たが、その壁もエンネア・ライトフィールドの前では無意味だった。
本当の自分を察してくれるエンネアには心を許している。
基本的に帝国では誰とも親しくすることはなく、常に心に壁を作って来たが、その壁もエンネア・ライトフィールドの前では無意味だった。
本当の自分を察してくれるエンネアには心を許している。
搭乗機
戦闘スタイル
前衛と後衛を器用にこなすオールラウンダー。
カナド人であるため、優れた身体能力を生まれつき持っている。
カナド人であるため、優れた身体能力を生まれつき持っている。
カナド流刀剣術
一般的にカナド人が幼少期から習う剣術。
片刃の反りが入った刀という武器を扱うための技。
防神族に引き取られたあとはシトゥンペが指南役を務めたが、曰くキサラは剣士としては二流らしい。
そこそこのものには仕上がったが、一流には到底勝てないという厳しい評価を受けた。
片刃の反りが入った刀という武器を扱うための技。
防神族に引き取られたあとはシトゥンペが指南役を務めたが、曰くキサラは剣士としては二流らしい。
そこそこのものには仕上がったが、一流には到底勝てないという厳しい評価を受けた。
蒼焔の呪術
- 閻魔《えんま》
「即《すなわ》ち炎獄、焔《ほのお》の檻――閻魔《えんま》」
敵の頭上から、蒼い炎が湧き出すように降り注ぎ、
巨大な手のような形の炎の檻は、敵を包み込んだ後、焼き焦がす。
敵の頭上から、蒼い炎が湧き出すように降り注ぎ、
巨大な手のような形の炎の檻は、敵を包み込んだ後、焼き焦がす。
- 飛炎魔《ひえんま》
- 蒼刃牙《そうじんが》
- 火之迦具土《カグツチ》
- 裂帛の獄炎《れっぱくのごくえん》
「今一度、火の主に願い奉る。その焔は我が剣。不条理を絶ち、運命を切り開く――裂帛の獄炎」
キサラのオリジナル魔法。近接戦闘用の切り札にあたる魔法。
刀に超高温の炎を収束させて敵目掛けて突きこむ。収束された炎は敵の体内で爆発を起こし、対象を内部から破壊する。
キサラのオリジナル魔法。近接戦闘用の切り札にあたる魔法。
刀に超高温の炎を収束させて敵目掛けて突きこむ。収束された炎は敵の体内で爆発を起こし、対象を内部から破壊する。
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