「重機兵 デューク」

指揮官機

[解説]
アルカディア帝国はジオニスタ重工業製の重機兵で、第六世代機兵。
初号機ロールアウトは聖華暦818年である。聖王国で817年に開発された機装兵「ジェダイ」(コードネーム「ジャスティス・エンフォーサー」)を仮想敵として、間諜より得られた情報を解析した予測性能を上回る様に設計された。
そのためもあって多少値は張るが、重機兵としてはそこまで常識はずれな額では無い。
配備数はレーヴェに大きく劣り、1,000機程度。
初号機ロールアウトは聖華暦818年である。聖王国で817年に開発された機装兵「ジェダイ」(コードネーム「ジャスティス・エンフォーサー」)を仮想敵として、間諜より得られた情報を解析した予測性能を上回る様に設計された。
そのためもあって多少値は張るが、重機兵としてはそこまで常識はずれな額では無い。
配備数はレーヴェに大きく劣り、1,000機程度。
性能的には非常に素晴らしく、重機兵でありながら並レベルの機装兵に充分匹敵する機動性を持っている。
パワー、装甲共に標準的な重機兵と変わりないか若干上ですらある強力機。
ただし出力特性や機体バランスが若干ピーキーであり、操手に熟練が必要であると言う問題点もある。
パワー、装甲共に標準的な重機兵と変わりないか若干上ですらある強力機。
ただし出力特性や機体バランスが若干ピーキーであり、操手に熟練が必要であると言う問題点もある。
武装

[シューター・ランス]
ランスと魔導砲の複合武器。
ランス下部に魔導砲の砲門が設けられており、ランスで敵の装甲を突き破った後に内部に砲弾をばら撒くと言う発想の武器である。
俗に言う、魔導槍という武器種にカテゴライズされる。
リボルバー型の弾倉を搭載し、計6発の砲撃を行う事が出来る。
魔導槍であるため魔導砲よりは射程が劣り、200mほどが有効射程距離となる。
ランス下部に魔導砲の砲門が設けられており、ランスで敵の装甲を突き破った後に内部に砲弾をばら撒くと言う発想の武器である。
俗に言う、魔導槍という武器種にカテゴライズされる。
リボルバー型の弾倉を搭載し、計6発の砲撃を行う事が出来る。
魔導槍であるため魔導砲よりは射程が劣り、200mほどが有効射程距離となる。
関連機体
[ショートストーリー]
「甘いんだよ!」
彼は嘲笑し、叫ぶ。同盟の主力機たるフォッシュと彼の駆る最新型機デュークは、同じ第六世代装兵の重機兵カテゴリーに属する機体だ。しかしフォッシュの正式ロールアウトは聖華暦801年、デュークは818年と、17年もの差があった。
「ロートルは、ひっこんでろ!」
ロートルとは言い過ぎである。フォッシュはおそらく今後数十年に渡り、自由都市同盟軍の主力機を務める存在だ。……そう、同盟と言う国が、これからも生き残っていれば。
今は聖華暦834年、この年の3月にアルカディア帝国は自由都市同盟との国境を侵し、ハウゼンシュトリヒ要塞を狙って軍を進めた。同盟は昨年末から今年の1月にかけて、魔王級魔獣バフォメット率いる推定8万の魔獣軍団と決戦を行い、首の皮一枚で救われたばかりであった。帝国は同盟の軍事力が弱体化したのを好機と見て、侵略を開始したのである。
彼の駆るデュークは、重機兵とは思えない機動力で前進し、得物であるランスをフォッシュに突き立てる。……いや、突き立てようとした。
今は聖華暦834年、この年の3月にアルカディア帝国は自由都市同盟との国境を侵し、ハウゼンシュトリヒ要塞を狙って軍を進めた。同盟は昨年末から今年の1月にかけて、魔王級魔獣バフォメット率いる推定8万の魔獣軍団と決戦を行い、首の皮一枚で救われたばかりであった。帝国は同盟の軍事力が弱体化したのを好機と見て、侵略を開始したのである。
彼の駆るデュークは、重機兵とは思えない機動力で前進し、得物であるランスをフォッシュに突き立てる。……いや、突き立てようとした。
「!?」
凄まじく分厚い大盾が、彼のデュークが振るったランスを防いだ。木立の合間から突き出された大盾は、少々傷付いたものの大きな損傷は無い。そしてその木立をベキベキ、ミシミシとへし折りながら、濃い灰色の巨体が姿を現す。恐るべき膂力だった。
「フォート……だと!?く、面白い!やってやろうじゃねえか!」
模型ギャラリー

