「機装兵 ミティェーリ」



[解説]
聖華暦633年、アノニマー事変から始まり、海賊戦争を経てロココ設計所の当時の当主であるシルキオ・ロココは対人戦に特化した高性能機兵の必要性を実感し、その半生をかけて設計した機兵。完成した第1号機のロールアウトは聖華暦683で、全73機が生産された。
ロールアウトした機体は保管された1機を除いてロココが出資しているボルノロームへと配備され、実戦データの収集が行われた。
最新の軍事技術を多数採用した数々の革新的要素を持つ機体であり、従来のロココ製装兵から魔導炉や転換炉、魔力収縮筋などの内装を一新したことにより従来機と比較して極めて高い静粛性とエネルギー効率を獲得した。
ロココ製第五世代機兵までに搭載されていた従来の駆動系システムを全廃したために、機体の軽量化のみならず、ペイロードに大きな余裕が生まれた。その結果、不可視モードを可能とする電磁迷彩システムを搭載可能となった。
ボルノロームが世界の20年先を行くと噂されるきっかけとなった機体であり、680年代で既に第六世代機相当の性能を獲得していた。
ロールアウトした機体は保管された1機を除いてロココが出資しているボルノロームへと配備され、実戦データの収集が行われた。
最新の軍事技術を多数採用した数々の革新的要素を持つ機体であり、従来のロココ製装兵から魔導炉や転換炉、魔力収縮筋などの内装を一新したことにより従来機と比較して極めて高い静粛性とエネルギー効率を獲得した。
ロココ製第五世代機兵までに搭載されていた従来の駆動系システムを全廃したために、機体の軽量化のみならず、ペイロードに大きな余裕が生まれた。その結果、不可視モードを可能とする電磁迷彩システムを搭載可能となった。
ボルノロームが世界の20年先を行くと噂されるきっかけとなった機体であり、680年代で既に第六世代機相当の性能を獲得していた。
上記のようなメリットの反面、運用コストは従来のものとは比べ物にならないほど増えており、ボルノロームもロココ設計所による支援がなければ運用できない。また、新規の駆動システムは規格外の荷重に対しては第五世代機と比べると弱い面がある。また装甲も当時の軽機兵より少し硬いぐらいである。
他にも、稼働時間の点で第五世代に劣るため、戦闘には向くものの哨戒等の長時間にわたる作戦行動では第五世代に分がある。駆動系や機体構造においても、時として第五世代機の方が有利な場合が見られ、構造の堅牢性ならばリャグーシカ系列やレギオン系列の方が勝っている面があり、実際にリャグーシカと行った戦闘の試験において廃寺院に誘い込んだ上で建物を破壊され、崩れてくる構造物に巻き込まれて動作不能を起こし敗北している。
また、当時の第五世代機に比べ静粛性・機動性は勝るものの、操縦に非常に繊細な動作を要求されるほか、高精度のチューニングがなされているため「超上級者向け」の機体に仕上がっており、扱いやすさの面では当時の第五世代機の方が優位である。
他にも、稼働時間の点で第五世代に劣るため、戦闘には向くものの哨戒等の長時間にわたる作戦行動では第五世代に分がある。駆動系や機体構造においても、時として第五世代機の方が有利な場合が見られ、構造の堅牢性ならばリャグーシカ系列やレギオン系列の方が勝っている面があり、実際にリャグーシカと行った戦闘の試験において廃寺院に誘い込んだ上で建物を破壊され、崩れてくる構造物に巻き込まれて動作不能を起こし敗北している。
また、当時の第五世代機に比べ静粛性・機動性は勝るものの、操縦に非常に繊細な動作を要求されるほか、高精度のチューニングがなされているため「超上級者向け」の機体に仕上がっており、扱いやすさの面では当時の第五世代機の方が優位である。
本機は二種類の頭部で前期型、後期型と呼ばれる。前期型はデータ収集用の機器が搭載された試験用頭部を装備し、後期型は2門の魔導砲を搭載したツインアイタイプの実戦用頭部を装備している。

ボルノローム壊滅後は殆どの機体が破壊されるか行方不明になりロストした。
武装
基本的にリャグーシカ等の使用していた武装を全て装備することが可能で、さらにボルノローム独自の新たな武装も追加された。
ロギ魔導砲

II型をベースにLEVの持っていたライフルの構造を模倣した改修モデル。このモデルはtype2.5と呼ばれ、ボルノロームでの基本的な装備となった。
バトルナイフ

リャグーシカのオプション装備にあったバトルブレードの刃を短縮した物。後にヴェーチェルで正式採用された。
バトルダガー

やや大きめのダガー。投擲することもできる。
AWS2000/LDW

ボルノロームの研究部で復元されたLEV用のサブマシンガン。
hIp バズーカ

AWS2000/LDWと同様に研究部で復元されたLEV用のバズーカ。
バトルシールド

専用のジョイントを使用して腕部にマウントされるシールド。中央で分割することができる。またバトルダガーを2本先端に総費できる。
注意事項
- 本機はアーバレストを使用する。
- 基本的にボルノロームに所属していないと使用できない。
- だからと言ってアーバレストをベースにした場合、全てミティェーリ派生機に分類される訳ではない。→スポーツタイプ