重機兵 クアドリガ
[解説]
かつて存在していたと云われる邪悪な精霊機バグール・オーゾの僅かに存在する記録や伝承を帝国軍が集めて製造した超弩級機兵のパーツを用いて製造された重機兵。
その設計思想は高機動軽量化を主流とする聖王国の機兵を真っ向から否定するものとなっている。機体の一部には幻装兵を思わせる意匠が見受けられるが、詳細は不明。また、肩部にもう一対の腕を装備する事が可能で、作戦内容によって脱着可能。他の機兵を圧倒する巨躯は魔導炉を二つ、通常の機兵の二倍もの魔力収縮筋を使用されており、転換炉も通常の物より大型の物が採用されている。これによって得られる膂力は幻装兵とも相撲が取れると開発者は豪語するが、真偽は不明。非常に高い出力を誇る反面、余剰魔力を一定時間ごとに胸の砲から放射しなければオーバーロードして機能停止してしまうという欠陥を抱える。その為、戦闘以外の運用には向かない。
その設計思想は高機動軽量化を主流とする聖王国の機兵を真っ向から否定するものとなっている。機体の一部には幻装兵を思わせる意匠が見受けられるが、詳細は不明。また、肩部にもう一対の腕を装備する事が可能で、作戦内容によって脱着可能。他の機兵を圧倒する巨躯は魔導炉を二つ、通常の機兵の二倍もの魔力収縮筋を使用されており、転換炉も通常の物より大型の物が採用されている。これによって得られる膂力は幻装兵とも相撲が取れると開発者は豪語するが、真偽は不明。非常に高い出力を誇る反面、余剰魔力を一定時間ごとに胸の砲から放射しなければオーバーロードして機能停止してしまうという欠陥を抱える。その為、戦闘以外の運用には向かない。
武装
巨槍[タイタヌス・マグナ]
左腕で保持する大剣の様な槍。特殊な能力は無いが凄まじい重量と頑丈さを誇り、正に一撃必殺の威力を持つ。
巨槍[タイタヌス・マグナ]
左腕で保持する大剣の様な槍。特殊な能力は無いが凄まじい重量と頑丈さを誇り、正に一撃必殺の威力を持つ。
穿弩[バリストラ]
右腕に持つ巨大な実弾式魔導砲。太い杭の様な弾丸を放つ。当たれば機兵の装甲すらも穿つが、一発撃つごとに三十分の放熱時間が必要。頑丈な為、鈍器にも成り得る。最低機兵ならば直撃すれば一撃で粉砕されてしまうだろう。
右腕に持つ巨大な実弾式魔導砲。太い杭の様な弾丸を放つ。当たれば機兵の装甲すらも穿つが、一発撃つごとに三十分の放熱時間が必要。頑丈な為、鈍器にも成り得る。最低機兵ならば直撃すれば一撃で粉砕されてしまうだろう。
放射熱線砲[ソル・インウィクトゥス]
胸部の四門の砲から余剰魔力を放つ、クアドリガ最大の破壊範囲を誇る武装兼放熱機構。二つの魔導炉によって生じた余剰魔力を熱線として放射する。上述の通り一定時間ごとに放射しなければ、クアドリガは機能停止してしまう。通常の機兵には効果は薄いが、開放型の操縦槽を持つ従機や、敵地の中で使用する事で非人道的大量殺戮兵器と化す。
胸部の四門の砲から余剰魔力を放つ、クアドリガ最大の破壊範囲を誇る武装兼放熱機構。二つの魔導炉によって生じた余剰魔力を熱線として放射する。上述の通り一定時間ごとに放射しなければ、クアドリガは機能停止してしまう。通常の機兵には効果は薄いが、開放型の操縦槽を持つ従機や、敵地の中で使用する事で非人道的大量殺戮兵器と化す。