キングラー

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キングラー - (2016/09/07 (水) 21:31:04) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/07/08(日) 19:23:46
更新日:2024/04/15 Mon 18:27:59
所要時間:約 5 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン


図鑑No.099
分類:はさみポケモン
英語名:Kingler
高さ:1.3m
重さ:60.0kg

タイプ:みず
特性:かいりきバサミ(相手に攻撃を下げられない)
  :シェルアーマー(相手の攻撃が急所に当たらない)
隠れ特性:ちからずく(一部の技の追加効果が無くなり威力が1.3倍になる)

HP:55
攻撃:130
防御:115
特攻:50
特防:50
素早:75

クラブがレベル28でキングラーに進化する。


主に磯や砂浜に生息する見た目そのまんま蟹のポケモン。
目つきがちょっといやらしい。
蟹らしく横歩きで、連れ歩きをするときも横向き。
クラブから進化したことで左側のハサミが巨大化し、シオマネキを思わせる姿に。

その挟む力はなんと1万馬力にも及ぶが、その代償か動きが鈍くなり、持ち上げるのがやっとで狙いなんかつけられないらしい。
歴代のポケモン図鑑でもだいたいこんなことしか書いていない。

ちなみに青版のグラフィックでは両方のハサミが巨大化している。
動けるのか?


・ゲームでのキングラー


『赤・緑』より登場。
主につりで入手することになる。クラブが出にくいバージョンではタッツーがよく釣れる。
いあいぎり、なみのり、かいりきと多くの秘伝技を覚えることから、初代では秘伝要員として多くのトレーナーに重宝された。

キングラー「おい、ポケモンバトルしろよ」


・対戦でのキングラー


攻撃と防御が特に高く、素早さもそこそこある。
ちなみに水タイプの中では攻撃種族値130はトップである。
滝登りを覚えないためメインウエポンは準専用技のクラブハンマーになるが、急所率が高いのでそこそこ火力が出る。

しかし、それ以外の技(攻撃技、補助技)があまりない。
ばかぢから、シザークロス、いわなだれ、ハサミギロチンくらい。
ハサミギロチンで安易な受けを許さないのが利点。

物理耐久がそこそこあるのは岩地面に出ていける水タイプ的には嬉しいが、特殊耐久がなさすぎるのが難点。
不一致の10万ボルトでも致命傷になるのが厳しい。
サブウェポンは割と優秀だが、能力不足により単純に使い辛いポケモンという印象か。

そしてなにより、すばやさ75…と中途半端に80族を抜けないのがツラい。
スカーフや高速移動など、素早さを補う手段はある程度揃っているのがせめてもの救いか。

第三世代までクラブハンマーは特殊技だったため、特攻の低いキングラーには活かしづらい技だった。
(もっとも、初代では異常なまでの急所率でスターミーのハイドロポンプ並の威力ではあったので少なくともシナリオではメインウェポンになり得た)


・アニメでのキングラー


カスミタケシ、自分のポケモンたちに馬鹿にされたサトシがクラブを自分一人の力でゲットした。
(ちなみにその時点でシゲルもクラブをゲットしており、サトシのものよりかなり大きかった。)
しかし、その時点で手持ちが7匹になり研究所に転送されお茶汲み要員に…

と思いきや、ポケモンリーグセキエイ大会1回戦で初めてのバトル要員として呼ばれる。
それまで全くバトルの描写がなかったにもかかわらず、初戦で相手のナッシーを倒すとその場で進化。
その後もクラブハンマーや巨大なハサミから発射される「はかいこうせん」で、シードラとゴルバットを立て続けに倒し1匹で3タテする大活躍を果たした。

さらに、3回戦ではパルシェンと相手に有利な氷のフィールドで対決。
ダイヤモンドより硬くナパーム弾でも壊れないパルシェンの殻を、ひたすらクラブハンマーの連続で遂に叩き割って勝利した。


ジョウトリーグでも出場予定だったが、人助けで逃げ出したビリリダマの大群を助けたときに負傷したため出場は叶わず。ゼニガメに出番を譲っている。
登場回数は多くないが強さ自体はサトシのポケモンの中でも上位の方に入るだろう。

同じ甲殻類だからか、後に初対面のヘイガニに挨拶もしていた。





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