キングラー

登録日:2012/07/08 Sun 19:23:46
更新日:2025/01/13 Mon 17:32:24
所要時間:約 5 分で読めます





硬いハサミは1万馬力のパワーを持っているが大きすぎて動きが鈍い。




出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、7話『ラプラスにのって♪』、
2023年1月13日~2023年3月24日まで放送。。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


ポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン

■データ


全国図鑑No.099
分類:はさみポケモン
英語名:Kingler
高さ:1.3m
重さ:60.0kg
タマゴグループ:水中3
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず
特性:かいりきバサミ(相手に攻撃を下げられない)
  :シェルアーマー(相手の攻撃が急所に当たらない)
隠れ特性:ちからずく(一部の技の追加効果が無くなり威力が1.3倍になる)

HP:55
攻撃:130
防御:115
特攻:50
特防:50
素早さ:75
合計:475

努力値:攻撃+2

クラブがレベル28でキングラーに進化する。


■概要


主に磯や砂浜に生息する見た目そのまんまカニのポケモン。
蟹らしく横歩きで、連れ歩きをするときも横向き。
クラブから進化したことで左側のハサミが巨大化し、シオマネキを思わせる姿に。

その挟む力はなんと1万馬力にも及ぶが、その代償か動きが鈍くなり、持ち上げるのがやっとで狙いなんかつけられないらしい。
歴代のポケモン図鑑でもだいたいこんなことしか書いていない。

ちなみに青版のグラフィックでは両方のハサミが巨大化している。
動けるのか…?


■ゲームでのキングラー


『赤・緑』より登場。
主につりで入手することになる。クラブが出にくいバージョンではタッツーがよく釣れる。
「いあいぎり」「なみのり」「かいりき」と多くの秘伝技を覚えることから、初代および金銀では秘伝要員として多くのトレーナーに重宝された。

また、ハサミギロチンを比較的早めに覚えるため、ヨクアタールと組み合わせた瞬殺を狙う場合はニドキング等に次ぐ使いやすさ。

バトルファクトリーでは、ようきAS、クラブハンマー、ハサミギロチン、じたばた、こらえる@カムラのみという構成のキングラーが登場する。
こちらのパーティー次第では為す術なく3タテされかねないので注意が必要となる。いわゆる「地雷型」。

初代では「クラブハンマー」が専用技、「ハサミギロチン」という珍しい技も覚えることから、珍しい技モーションを持つポケモンとして需要があった。
特にクラブハンマーは覚えるのが中途半端に遅く、「Lv100の裏技」などでは技を覚えるレベルを飛ばしてしまい覚えられないため、未開拓な初代の育成環境でひいひい言いながら育てたものである。
ただしその「クラブハンマー」も「ハサミギロチン」も他のポケモンに普及するようになった第三世代以降は、よくある単水タイプのポケモンとして地味な立ち位置に収まりつつあるのだが…。


■対戦でのキングラー


攻撃と防御が特に高く、他の能力は低め。
ちなみにみずタイプの中では攻撃種族値130はトップ。あのガブリアスに匹敵するので一発の破壊力は十分。
しかし水物理技である「たきのぼり」「アクアテール」などを覚えないため、メインウェポンは元専用技のクラブハンマーになる。
これが第四世代の頃は「命中不安定、その命中率を犠牲にしているほど威力が頼れるわけではない、急所率が高いといっても当時の急所率なんてあてにできない」という微妙すぎる性能だったのだが、
XY以降は「じしん」と同等の威力に是正され、急所率も高く、急所の仕様も変更されたことでそこそこ火力が出るようになった。

サブウェポンは「ばかぢから」「はたきおとす」「シザークロス」「いわなだれ」「じたばた」等。
種類こそ少ないが範囲はそこそこ広く、威力も高い技が揃う。
一撃必殺技の「ハサミギロチン」で安易な受けを許さないのが利点であり、技の種類の少なさがハサミギロチンの存在を強烈ににおわせるので、
顔を見ただけで「やべぇキングラー先輩じゃん 居座りたくねぇなぁ」と安易な居座りを拒絶できるという副次効果があった。なお一撃必殺に対する最もエコな回答「みがわり」を打たれて居座りを継続される模様

物理耐久がそこそこあるのはいわじめんに出ていけるみずタイプ的には嬉しいが、とにかく特殊耐久に関しては紙切れレベルなのが難点。
不一致の「10まんボルト」でさえ致命傷になるのが厳しい。ぶっちゃけどの世代においても「タイプはちょっと違うけど、それならパルシェンでよくない?」という評価に陥りやすい*1
技自体は割と優秀だが、能力不足により単純に使い辛いポケモンという印象か。

そしてなにより、すばやさ75中途半端に80族を抜けないのがツラい。
こだわりスカーフ」や「こうそくいどう」など、素早さを補う手段はある程度揃っているのがせめてもの救いであり、
この素早さを自力で補う戦法がキングラー運用の肝心かなめとなる。

実戦では殆どスカーフ型で使われており、サブウェポンの少なさから手の内がバレバレなのが辛い。
変化技も有用なものがなく、「つるぎのまい」を積んでいるヒマなどないので基本は脳筋戦法一辺倒。
スカーフ前提であればそこそこの活躍はできるので不遇とは言い難いが、強豪ポケモンと比較すると一歩も二歩も劣るのが現状。
一応「ねばねばネット」のようなおぜん立てをすれば使えないこともないのだが、そんなことをするんだったらもっと強いポケモンや爆発力のあるポケモンを使った方がいいのは言うまでもない。
「スカーフ型なら滝登り使える方が良かった」と言われることもあり、総じて「強い」という言葉とはまるで縁のないポケモン。
そのくせ一芸はあるので「マイナー議論」「埋葬級議論」のような不毛な争いにはノミネートされることもないという、
いうなれば「影の薄い県談議で毎回出てくる鳥取や群馬や岐阜のせいで割を食ってる大分や宮崎」みたいな存在。

第三世代までの「クラブハンマー」は特殊技だったため、特攻の低いキングラーとの相性は悪かった。
例外的に初代では異常なまでの急所率でスターミーの「ハイドロポンプ」並の火力だったが、鈍足かつ特殊が低すぎて「ふぶき」の火力が出ない上に不一致「10まんボルト」でも致命傷になるため不遇だった。
そして金銀RSEでは頼みの綱のクラブハンマーも数値通りの低火力となり、スカーフすら存在していない。
一応「こらえる+じたばた+カムラのみ」で一矢報いられるかもしれないが、それならばザングースでやった方が威力も高いし、そもそもバシャーモヘラクロスの方が上手にできるわけで…。
下手なマイナーポケモンよりも中途半端に芸ができる分メジャーどころと比べられて見劣りしやすいという残念な境遇だったともいえる。秘伝要員として認知されていたのはむしろキングラーの生命線とまで言えたのだ。

特性は3種あるが、殆どの場合「いかく」を無効化できる「かいりきバサミ」が採用される。
これは「まけんき」や「クリアボディ」の劣化とは言え、攻撃力の高いキングラーにとって恩恵は大きい。
「ちからずく」は同特性の他のポケモンと比べると対応する技が極端に少なく、あまり採用されない。
「いわなだれ」の威力が97になったり、(実用性は微妙だが)威力143の「ふぶき」で4倍弱点を突いたりと型や仮想敵次第では十分アリなのだが、
逆に「ひるみ」「凍結」でのワンチャンスが完全に消えるので非常にピーキーな使い勝手になる。
……といっても、アタッカーのポケモンがそういう運勝ちに賭けること自体が少ないので、仮想敵をしっかり見据えていればこちらの方が強いかもしれない。
残る1つの「シェルアーマー」は単なる枠潰しかというとそうでもなく、第八世代では確定急所技を持つウーラオス対策として選択の余地があった。

総じて、ただでさえ層の厚い「水タイプ」の中で、技のバリエーションの少なさとあらゆる点の中途半端さもあって少々活躍させづらいポケモン。
当時に多かった「手のないポケモンはマイナーから脱せない」「どれだけ弱くても、爆発できるポケモンはできないポケモンより強い」という風潮をマイナー側から補強したポケモンでもあった。

USMでは教え技として「アクアブレイク」を習得。
「ちからずく」型ならタイプ一致補正込みで威力165と「クラブハンマー」の威力150を超え、命中率でも「クラブハンマー」の90に対しこちらは100と外す心配もない。
「クラブハンマー」の急所ランク+1を考慮しても通常時の火力と命中安定の差は大きいため、基本的に「ちからずく」型では「アクアブレイク」が主力技となるだろう。
自身の代名詞であった技が肝心の使用者に使われなくなるのはいささか寂しい気がしないでもないが、強い方を選んだ方がキングラーだって勝てるんだからしょうがない。

剣盾にも無事に続投。主な生息地はワイルドエリアで、水辺の散策をしているとシンボルを見かけることもある。
過去作から比較して、要となる技はほとんど没収されていない。地味に「あわ」を吹くことができなくなったが。
「シェルブレード」「ダイビング」を習得しているが、トリッキーな型にしようにも、やはり後手になりがちな素早さがネックになってしまう。
また、脳筋アタッカーとして検討するにも今作で水脳筋といえばウオノラゴンという高すぎる壁がある。
「かいりきバサミ」で「いかく」を受け付けず、「こうそくいどう」による素早さ強化が可能など、ウオノラゴンには一方的に負けない点も多いのだが、
強力なライバルであるシザリガーも続投している点など、物理水アタッカーとしてはいまひとつ脚光を浴びにくいポジションにいる。

しかし、第八世代のキングラーには特筆すべき新たな可能性が搭載されている。

キョダイマックスの パワーによって きょだいになった
ひだりの はさみは なんでも こなごなに すりつぶす。

きょうアルカリせいの あわを だす。
ふきかけられた あいての からだを たちまち とかしてしまう。

なんとキョダイマックスに対応
層が厚い水ポケモンにおいて数多のメジャーポケを差し置いての選抜はダイ出世という他ない。
キョダイマックスすることで、ヒゲのような泡を蓄えたクモガニかタカアシガニのようなダイ迫力の姿になる。
何でも磨り潰す、相手を溶かす泡を噴き出すなどの説明文は、特撮映画の怪獣を思わせる。こういうタイプの怪獣はだいたいヒール役というのは内緒。

ダイマックス技は「キョダイホウマツ」に切り替わる。この技の効果は相手全体の『すばやさ』を2段階ずつ下げるというもの。
(ちなみに「ちからずく」のキングラーでも、この技に限っては「ちからずく」が発動しないので安心されたし)
平たく言えば「キョダイマックスで体力を補強し、高火力一致技を放った後で相手の素早さを2段階も下げる」なかなかに豪華な仕事をしてくれる。
特に相手の素早さダウンは、足の遅さに悩まされるキングラーには追い風となっている。
2段階であれば単純にダイジェットの上を取れるというのも高評価な点で、ダブルバトルなどでは目が覚めるような活躍をしてくれるかもしれない。
キョダイホウマツのおかげで差別化に成功し一芸を持った枠であり、ゲッコウガの不在などの要因もあってサトシの再現パーティなどに投入される場面も見られた。


■アニメでのキングラー


カスミタケシ、自分のポケモンたちに馬鹿にされたサトシがクラブを自分一人の力でゲットした。
通常の個体は約40㎝だがサトシのクラブはそれよりも小さく(サトシ「育ちが悪い」)、オーキド博士から「骨と皮ばかりで美味しくなさそう」と言われるほど。
(ちなみにその時点でシゲルもクラブをゲットしており、サトシのものよりかなり大きかった。)
しかしその時点で手持ちが7匹になり研究所に転送され、そのままお茶汲み要員と化した。
当時のサトシの手持ちは本当に「原作での人気がアニメでさらに爆ぜた」と言えるほど層が厚かった、いわばオールスターだったため、凡庸な水ポケモンにすぎないクラブごときでは太刀打ちできなかったのだ。
その後サトシはバタフリーとお別れするが、その際の穴埋めになることなくオーキド邸で雑務に甘んじることとなる。

と思いきや、ポケモンリーグセキエイ大会1回戦で初めてのバトル要員として呼ばれる。これはセキエイ大会のルールが「水のフィールド」で行われ、サトシの手持ちでこのフィールドに対応できるポケモンがほとんどいなかったため。
それまで全くバトルの描写がなかったにもかかわらず、初陣で相手のナッシーを倒すとその場で進化(この際のナッシーは後の「うずしお」の処理をうまく視覚化しているので必見だ。なお当時は「うずしお」という技自体が存在しなかったのは密に、密に……)。
その後もクラブハンマーや巨大なハサミから発射されるかにこうせんはかいこうせん」で、シードラとゴルバットを立て続けに倒し1匹で3タテする大活躍を果たした。

さらに、3回戦ではパルシェンと相手に有利な氷のフィールドで対決。
ダイヤモンドより硬くナパーム弾でも壊れないパルシェンの殻をひたすら「クラブハンマー」で打ち付け、遂に叩き割って勝利した。
パルシェンをクラブハンマーで殴り続けると死ぬ。

このように登場回数は多くないが勝率はサトシのポケモンの中でも上位の方に入るのだが、実は活躍したバトルは上記のたった2回のみ
ジョウトリーグにも出場する予定だったが、人助けで逃げ出したビリリダマの大群を助けた時に負傷してしまい、出場は叶わず。
ゼニガメ消防団に移籍したゼニガメが帰ってきたことで、彼に出番を譲っている。
そしてその後、彼がバトルすることは20年以上なかった。

いくらなんでもあんまりな扱い(特に最後の出番の奪われ方)に、一時期は不遇な存在として、
最終回になるまで忘れられ続けたピジョットともどもオールドファンやディープなファンの間で語り継がれるポケモンだった。

同じ甲殻類だからか、AG133話で初対面のヘイガニに挨拶もしていた。

以後のアニメではサトシの個体はおろかキングラー自体の登場回数が激減。
SM編でもサトシがカントー地方で捕まえた(研究所にいる)ポケモンの中で唯一未登場。
離脱したゼニガメや他の地方でゲットされたワニノコやヘイガニは登場したのに…。
バタフリーやリザードン回想シーンで触れられた分余計に不遇ぶりが目立つ。

さらにポケモンリーグではある時期から「リザードンやゼニガメを含め、かつてともに旅をした仲間を使わず、その地方で絆を深めたポケモンで挑む」という路線になり、
他の大勢のポケモンともどもまったく触れられることなく完全に忘れられた存在になっていく。
挙げ句の果てに新無印68話でもハブられた。もはや不遇がアイデンティティとなっている。

しかし114話に遂に登場。
実はこの回、研究所にいる全ての手持ちが登場する回だったため、ついに登場できたのだ。
キングラーが以前登場したのはBWのOPや最終回の写真を除けば、AG133話以来。
年数で17年、通算で804話ぶりの登場であり、オーキド研究所にいるサトシの手持ちで最長の未登場期間になる。
ちなみにヘイガニに絡んでいたほか、他の水ポケモンと一緒に現行の手持ちにエールを送った。

『めざポケ』7話にて登場。なんとサトシの旅パに入っていた
これまでは大会のために呼び出されていたので、サトシと旅をした事がなかったのだ。

ポケモンGOでのキングラー


アプリリリース当時から登場しており、飴を50個使うことでクラブからキングラーに進化できる。
本編さながらの頭抜けた攻撃種族値を持っており、最大のネックであった中途半端な素早さはGOではほとんど無視されているというキングラーにとって都合のいい環境であった。
…はずなのだが、肝心のスペシャル技が「はさむ」「シザークロス」「みずのはどう」と非常に貧弱なせいで攻撃種族値の高さを全く活かせず*2、HPがかなり低いことが災いして耐久も微妙と散々な性能であったため、同タイプのシャワーズギャラドスとの比較すらされていなかった。

こうしてGOプレイヤーから存在を忘れられつつあったキングラーであったが、2019年8月のウォーターフェスティバルにて新スペシャル技にして代名詞である「クラブハンマー」を習得。
GO屈指のぶっ壊れ技である「ハイドロカノン」とほぼ同性能の技を得たことで、火力だけならあのカイオーガを僅差で上回ることに成功しており、以前の空気ポジションから一気にみずタイプ最強クラスにまで成り上がった。
耐久力の低さはそのままなので総合的な強さではカイオーガやラグラージに劣っているが、入手・育成難易度で差別化が可能である。


■余談


かつて「ピカチュウ」よりもGoogleの検索結果数が上になるポケモンが2匹存在したのだが、そのうちの1匹が進化前の「クラブ」。ピカチュウより人気があるのだ!
もちろんそんなわけがなく、「ポケモンだいすきクラブ」「美食倶楽部」「クラブハウスサンド」「トランプのスートのアレ」「クラブ・タートル」など、カニに限らず様々な用法でクラブという言葉が使われていたから。
ちなみにもう1匹は「ブルー」。これについてはもはや言うまでもない。かつてはこのブルー(ポケモンの方)だけをどうにか検索結果にヒットさせようと四苦八苦した人もいたという。
「コイル」はどうも当時は結構学術的・専門的なサイトが多かったようであり、ピカチュウよりも下だった。

現在のように「いかがでしたかサイト」をはじめ、検索結果の質を落とすサイトがまだまだ少なく、pixivのようにタグ分類がしっかりしたサイトもなかった時代。
個人サイトがよく上の方にヒットした素朴な時代には、こんな話もあったのだ。



かたい あたまは ついきしゅうせいに あたいするていどの ちしきを もっているが はたらきが にぶい。

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最終更新:2025年01月13日 17:32

*1 ただしパルシェンはかつては水技にあまり恵まれていなかったので、「クラブハンマー」による差別化自体はできていた……と思う。タイプが違うのはまぁこの2匹に関しては誤差みたいなもんだし……

*2 通常技に優秀な「あわ」があるだけに非常にもったいない