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バイバニラ

登録日:2011/06/02 Thu 01:34:33
更新日:2026/08/19 Wed 20:30:15
所要時間:約 6 分で読めます






■データ


全国図鑑584
分類:ブリザードポケモン
英語名:Vanilluxe
高さ:1.3m
重さ:57.5kg
タマゴグループ:鉱物
性別比率:♂50♀50

タイプ:こおり
特性:アイスボディ(天気があられの時毎ターン最大HPの1/16回復)
  /ゆきふらし(戦闘に出た時、5ターンの間、天候をあられにする) ※SMから
隠れ特性:くだけるよろい(物理攻撃を受けると防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる)

HP:71
攻撃:95
防御:85
特攻:110
特防:95
素早さ:79
合計:535

努力値:特攻+3

バニプッチがLv35でバニリッチに進化
バニリッチがLv47でバイバニラに進化。


■概要


第五世代から登場したまさかのソフトクリーム型のポケモン。
進化前のバニリッチは全身が白いソフトクリームそっくりな見た目をしていたが、
バイバニラになると下半身のコーン部分から頭が枝分かれし、2つのソフトクリームが乗っかったような姿になる。
笑顔を見せている方の頭には「ピコラ」のようなツノが生えている。
戦闘中は小さな手を交互にちょこちょこと振る。可愛い。
う○ことか言った奴は表出ろ。

体温はマイナス6度前後。
朝日で溶けかけた2匹のバニリッチの身体がくっつき、寒い晩に再び凍ったことで生まれたらしい。

ブリザードポケモンという分類通り、水分を吸収し体内で雪雲を作り出すことができる。
ふたつの頭が同時に怒ると、口やツノから猛吹雪を発生させ、敵味方構わずあたりを大雪で埋めてしまう。
どこでも雪を作り出せるため、スキーヤーやスノーボーダーに人気のポケモン。

ちなみに2つの頭にはそれぞれに脳があり、お互いの意見が一致しないと移動することもできなくなるという。
しかし片方の頭が欠けても問題なく活動できる。

なおアイスクリームとしての宿命か、暑い場所では身体が溶けてしまう。
常夏の土地であるアローラ地方で暮らすバイバニラ系統は全体的にサイズが小柄らしい。


色違い薄紫色(バニプッチ)→濃い紫色(バニリッチ以降)。
葡萄味、ブルーベリー味なのかは不明。


■ゲームでのバイバニラ


進化前のバニプッチはれいとうコンテナの周りの草むらに生息。
冬には6ばんどうろ、または進化後のバニリッチと合わせてリュウラセンのとう付近の草むらに生息する。

対ソウリュウジムのために育てておくのも手。
ただ、わざマシンで攻撃範囲を広げられるツンベアー系の方が便利かもしれない。

しかし、第5世代のポケモンの例に漏れず進化が非常に遅い。
せっかくアイスクリームのポケモンなんだし、
どうせならバニプッチ―Lv17→バニリッチ―Lv31→バイバニラにしたらよかったのに…
レントラー一族も種族値、進化レベルともにそんな感じだし問題ないよね!?)

BWのシナリオ上では、ジムリーダーハチクNチャンピオンアデクらも使用する。
ORASでは四天王プリムが強化版で使用する。

レンタルポケモン

【BW2】
型1:とけないこおり:おだやかHCD:れいとうビーム/こおりのいぶき/こごえるかぜ/ミラーコート
型2:オッカのみ:さみしがりHA:ゆきなだれ/こおりのつぶて/しぜんのめぐみ/ギガインパクト
型3:たべのこし:ひかえめHC:ぜったいれいど/ふぶき/ラスターカノン/あられ
型4:オボンのみ:おだやかHD:れいとうビーム/ミラーコート/とける/ちょうはつ

型1はこおり技が3つも搭載している過剰気味な型。どれか一つで良いやん。「ミラーコート」持ちなのは強いが。
型2はまたもこおり技を複数持ち。ただこちらは後攻で撃てば有利な「ゆきなだれ」と先制技の「こおりのつぶて」なので役割の差別化はしやすい。「しぜんのめぐみ」は一度だけほのお弱点のポケモンを返り討ちに出来るが、ほのおタイプと対面してしまうとそれで消費してしまい撃てなくなってしまう。型3は霰降らし型で、「アイスボディ」の個体なら「たべのこし」の回復性能も相まって凄まじいスピードで回復していく。またいざとなった場合の「ぜったいれいど」も完備。型4は相手の特殊型には「ミラーコート」で返り討ちにし、物理型には「とける」で受けに行けれる。

【USUM】
型1:とけないこおり:おだやかHCD:れいとうビーム/こおりのいぶき/こごえるかぜ/ミラーコート
型2:オッカのみ:さみしがりHA:ゆきなだれ/こおりのつぶて/しぜんのめぐみ/ギガインパクト
型3:たべのこし:ひかえめHC:ぜったいれいど/ふぶき/ラスターカノン/あられ
型4:タラプのみ:おだやかHD:れいとうビーム/ミラーコート/とける/ちょうはつ

型4の持ち物が「タラプのみ」になり、相手の特殊型にも多少は受けれるようになった。「ミラーコート」の反射ダメージもその分減ってしまうのはやや難点だろうが。

■対戦でのバイバニラ


少し高めの特攻と平均的なステータスを持つタイプ。
合計種族値は535と、一般ポケモンの中では高めの部類……ではあるのだが、その配分が全て中途半端で無駄だらけ
具体的には、

  • 攻撃面は両刀寄りだがどっちつかず。ほとんど使うことがない攻撃が高めで、結局のところ特攻は前作のグレイシアに及ばない。
  • 防御特防は高めで耐久は高いかと思えばHPが低い。そのため防御特防の割に最終的な耐久力は並程度。
  • 単こおりタイプは攻撃面こそ優秀だが防御面は弱点4半減1と悲惨なためタイプでの受けができない。
  • 極めつけは激戦区の80族に「1」届かない素早さ79しかもHPは71と恣意的に見える。素早さが速ければやられる前にやることができるのだが中途半端。禁止伝説級以外の同速はUBのマッシブーンのみ。
  • マッシブーンは非常に高い物理耐久があり、攻撃を受けてから殴り返せるのだがこいつは並み程度の耐久と悲惨な耐性しかないので……

一応、その特攻を活かした特殊アタッカーやアイスボディによる無限バニラ等育て方次第でいくつかの戦闘方法がある。
が、こおりタイプ故にグレイシアオニゴーリトドゼルガ等、似たような事ができるライバルが多い。

何よりしんどいのがその外見に引っ張られまくったサブウェポンのなさ
ノーマル技以外は「ラスターカノン」くらいで、威力60の「みずのはどう」や通りの悪い「シグナルビーム」が普通に候補に入ってくるレベル。もちろんめざパ厳選は必須である。
しかも「ラスターカノン」以外は第八世代でことごとく没収されている。コイツがいったい何をしたってんだ……

攻撃技が少なくとも搦め手となる変化技が揃っていれば十分に戦えるのだが、登場時は「ちょうはつ」程度。
能力を上げる積み技も「てっぺき」くらいしか無く、バイバニラで要塞化して居座ったり火力と素早さを上げて全抜きというのは厳しい。

半端なステータス、ステータスと噛み合わないタイプ、悲惨な技範囲と合計種族値こそ高いのに活かしきれていないということで、マイナーなポケモンだったが、第七世代のSMで特性『ゆきふらし』を獲得。

特性名こそ「ゆきふらし」だが第八世代までは「あられ」を降らせる特性。

天候が「あられ」になるとこおりタイプ以外のポケモン毎ターン最大HPの1/16の固定ダメージを受けるようになり、
技「ふぶき」が必中化などの効果がある。これらの仕様やあられに対応した特性を活かす霰パーティで扱えるようになった。

もっとも、アローラキュウコンという強力なライバルが同時に登場している。
あちらも特性が「ゆきふらし」かつ、霰下でのみ発動できる代わりに「リフレクター」と「ひかりのかべ」を同時に発動できる「オーロラベール」を習得可能。
「リフレクター」は物理技を、「ひかりのかべ」は特殊技のダメージをそれぞれ5ターン半減に出来る技で自身の耐久を誤魔化しつつ、後続のエースのサポートなどが可能と強力な技となっている。
バイバニラと違いフェアリータイプを複合としているため、若干だが技範囲がバイバニラよりも広く、耐性もマシと扱いやすい。

強いて言えば天候を変えるポケモンが同時に場に出た際には素早さが遅い方のポケモンの天候が優先されるため、
天候合戦では素早いアローラキュウコンは負けやすい。バイバニラは素早さの低さを逆手に取れるのである。
が、より更に遅いユキノオーがいるため天候合戦を理由に採用するには苦しい。

第八世代では遂に「オーロラベール」を習得、ユキノオーも習得したので、これでゆきふらしポケモンは全員オーロラベールとの両立が可能に。
単タイプ故に4倍弱点を持たず、きあいのタスキを持たなくても壁貼り前に事故りにくい、「だいばくはつ」で自主退場も可能である。
が、その一方でめざパどころか「みずのはどう」まで没収されてしまい、ただでさえ狭い攻撃範囲が激狭になってしまった。
一応彼(彼女)の名誉のために言っておくと、Pokémon HOME解禁前のダブルバトルでは相方のミロカロスorインテレオンと共にひたすらふぶきをぶっ放すコンビが一定数使われ、自身も使用率ベスト30入りを果たしている。

SVの休みを経て、Pokémon Championsでは最初期から登場。
この間に天候の「あられ」が「ゆき」に変更され、ゆきの間はこおりタイプに1.5倍の防御補正が付くように。このためゆきふらし込みで物理耐久が大幅に上昇。

どのくらい硬いかというと、例えばHPにステータスを振るだけで陽気ガブリアスの「じしん」を4割程度に抑えることができる。
つまりガブリアスに対して後出しし、「じしん」を受けて返しの「ふぶき」&「こおりのつぶて」でタスキ関係なく返り討ちにできてしまう。
更に努力値H31・B10振りと雪補正があればメガミミロップの「インファイト」すら確定耐えするほど。

狭いと見られがちな技範囲に関しても、雪により必中技と化す「ふぶき」、対みずタイプで有用な「フリーズドライ」、やや高めの攻撃が活きる先制技「こおりのつぶて」の3つの攻撃技により、
こおり技一本のはずなのに一貫性がかなり高く、ここに雪による物理耐久上昇が加わったことから、もはや「オーロラベール」のサポートに頼らずとも戦える特殊アタッカーに変貌している。

技範囲が狭かろうと不器用だろうとこおり技でゴリ押しすればよいのである。
アローラキュウコンからは3割で相手を瀕死にする「ぜったいれいど」が没収されたがバイバニラは没収されなかったため、高い物理耐久で無理やり試行回数を稼ぐことも可能。

その結果シングルバトルシーズンM-1では一時期だが「ゆきふらし」持ちで最も使用率が高いというまさかの大躍進。
最終的にはアローラキュウコンにこそ抜かれており、M-2からは順位で大差をつけられているが、それでも大きく出世し対戦環境でも見かけるようになった。

耐久の安定性や特殊火力はこちらの方が上なのと環境に多いはがねタイプ相手にアローラキュウコンは不利なため差別化は容易。
「フリーズドライ」が刺さる雨パが増えたのも追い風と言える(アローラキュウコンも習得はできるが火力で大きく差が付いている。)

登場から長年酷評されていた種族値配分もいつの間にやらほぼ全て無駄のない有用なものとなっており、数世代に渡る地道なテコ入れがここに来て漸く功を奏したと言える。


技候補

言わずもがなこおりタイプの最強技。
雪(霰)だと必中。

XYで新たに得たみずタイプに効果抜群なこおり技。
キングドラやルンパッパやみず+じめん、ひこう複合に大ダメージを与えられる。
ちなみにこの技を覚えるポケモンの中では一番特攻が高かった。
(剣盾でグレイシアも覚えられるようになったことで抜かれてしまったが)

  • れいとうビーム
「ゆきふらし」を使わない場合のメインウェポン。

  • こごえるかぜ
調整次第で色々抜ける。
ダブル・トリプルの補助にも。

  • こおりのいぶき
元祖確定急所技。
積み技・壁貼り対策に。

  • こおりのつぶて
中途半端に高い攻撃を活かせるタイプ一致先制技。
遺伝はユキワラシから。

  • ぜったいれいど
問答無用の一撃必殺技。
スイクン等で困ったときに。

  • ラスターカノン
威力と範囲が微妙だが、同族に対する唯一の有効打。
弱点であるいわや、XYで新たに登場したフェアリータイプにも撃てる。
「みずのはどう」が没収された第8世代では、貴重というかほぼ唯一の条件なしで弱点を突けるサブウェポン。

  • みずのはどう
こおり技との相性補完としては優秀なのだが、威力が低い。
しかし先述の通りろくなサブウェポンがないため、こんなものにも頼らないといけないのが歯がゆい。
先述の通り第8世代ではなぜか覚えられなくなってしまった。

  • ひやみず
みずのはどうは結局(わざマシンはあるのに)『Z-A』や『Champions』で返ってくる事はなく、代わりにこれを習得可能に。
追加効果や相性補完は優秀な部類だが、みずのはどうより更に威力が低い。しかしやっぱりろくなサブウェポンがないままなので、こんなものにも(ry

  • シグナルビーム
相性補完は微妙だが、これもまた貴重なサブウェポン。
しかしこちらは没収どころか第8世代で廃止にされる始末。代替の技はもらえなかった。

  • ウェザーボール
天候によってタイプ変化&威力が100に。
晴れ下でのほのおタイプが特に相性補完として優秀だが、ゆきふらしと相性が悪い。

みずまたははがねに対抗できるタイプが狙い目。
しかしこれまた(汎用技としては)第8世代で廃止

仕様変更で弱体化したがAはそこそこあるのでそれなりの威力が出る。オーロラベールの展開後に自首退場として使うのも手。

  • つららばり
物理のメインウェポン。
がんじょう、マルチスケイル、半減実への対策にも。
一応「つららおとし」も第8世代から習得可。

  • ミラーコート
特殊技のダメージを倍にして返す。
耐久も低くないので相手の特殊技を読めれば決まりやすい。

3ターン変化技を封じる。
耐久ポケモンへの対抗手段であり、中途半端な素早さが活きる数少ない技。

  • ボディパージ
素早さ2段階↑と軽くなるオマケ付き。
遺伝はハガネールから。

様子見等に。XYで永続天候廃止で無限バニラはできなくなった。



■進化前 バニリッチ


全国図鑑583
分類:ひょうせつポケモン
英語名:Vanillish
高さ:1.1m
重さ:41.0kg

特性:アイスボディ(天気があられの時毎ターン最大HPの1/16回復)
  /ゆきがくれ(天候があられの時、自分は天候ダメージを受けず、回避率が1.25倍になる)  ※SMから
隠れ特性:くだけるよろい(物理攻撃を受けると防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる)

  • 種族値
HP:51
攻撃:65
防御:65
特攻:80
特防:75
素早さ:59
合計:395

努力値:特攻+2


氷河期から存在しているポケモン。
氷の粒を操ることで自分の姿を隠しつつ敵を凍らせ、最後には頭突きで砕く。

図鑑の説明通り、この形態までは第2特性が「ゆきふらし」ではなく「ゆきがくれ」となっている。
「ぜったいれいど」が使える進化前ポケモンの中では能力が高いため、「しんかのきせき」型で使うのも手。
ただ、より耐久型向きのタイプや特性を持つトドグラーの方が使いやすいか。

レンタルポケモン

【BW2】
型1:モモンのみ:ひかえめCD:こごえるかぜ/ミラーショット/とける/ちょうはつ
型2:つめたいいわ:ひかえめCD:れいとうビーム/ミラーショット/ミラーコート/あられ

型1は「こごえるかぜ」や「ミラーショット」で相手の素早さと命中を下げ、こちらは「とける」で防御を高めたいところ。変化技を多用する相手には「ちょうはつ」だ。型2は霰パ型。相手の特殊技も「ミラーコート」で倍返しを狙える。

【剣盾】
ダイマックスアドベンチャー:アイスボディ:ふぶき/れいとうビーム/ハイパーボイス/しろいきり

特殊型だがこおり技が2つもあり、役割が被り気味。「しろいきり」は仲間の能力低下を防ぎたい時に使おう。

■レジェンズZAのバイバニラ系


バニプッチは7番、12番ゾーンで登場。
バイバニラは20番ワイルドゾーンでオヤブン個体が登場。
ひやみずを新規習得。


Pokémon Trading Card Game Pocketでのバイバニラ系


マホイップを大将に据えた「スイーツリレー」デッキ要員。
詳細はマホイップの項目に詳しい。

初めてリリースされた「イーブイガーデン」ではバニプッチ・バニリッチがスイーツリレー要員で、バイバニラまで進化させるとスイーツリレーを卒業する仕様だった。
その後、「夢幻パレード」にて再度リリースされた際にはスイーツリレーを使えるバイバニラが実装され、晴れてバイバニラ系全種がスイーツリレーを取得できるようになった。


■アニメでのバイバニラ系


バニプッチがシューティーの手持ちとして登場。サトシのポカブと相打ちになった。
カベルネの手持ちとして♀のバイバニラも登場したのだが、小さなドラゴンタイプの♂が好きという困ったショタコン性癖持ち。
アイリスのキバゴを追いかけまわすが、女に見境のないサトシのミジュマルに惚れられるというカオスな誰得展開が繰り広げられた。
なお当然のことながら、彼女はミジュマルには見向きもしなかった。




N「最後のトモダチ…追記・修正してくれ!」

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最終更新:2026年08月19日 20:30