サメハダー

「サメハダー」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

サメハダー - (2015/08/11 (火) 20:21:17) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/04/19(火) 22:59:24
更新日:2024/03/15 Fri 05:53:20
所要時間:約 4 分で読めます




全国No.319
きょうぼうポケモン
タイプ:みずあく
高さ:1.8m
重さ:88.8kg

特性:さめはだ(触れた相手を傷つける)
夢特性:かそく(1ターン毎に素早さが1段階ずつ上がる)
メガシンカ特性:がんじょうあご(牙を使った技の威力が1.5倍になる)。


種族値
HP:70
攻撃:120
防御:40
特攻:95
特防:40
素早:95



図鑑説明
  • 鉄板もかみちぎるキバをもち、泳ぐ速度は時速120キロ。

ルビー、サファイア、エメラルドの第3世代から登場したみず・あくタイプのサメ型ポケモン。
キバニアがレベル30で進化する。
別名は海のギャング。
何回折られても即座に生え変わるキバを持ち、突進の威力は大型タンカーを一撃で粉砕するほど。
サメがモチーフなだけあり、あくタイプも入っていて性格は凶暴。尾ヒレはなく、お尻から水を噴射して泳ぐ。しかし長い距離は泳げない。

進化前のキバニアはピラニアがモチーフ。
ジャングルの運河に生息しており、縄張りに入ってきた船を集団で襲い、なんでも食いちぎる威力の牙で八つ裂きにし、沈めてしまう。
しかし、1匹だけになるととたんに弱腰になり、逃げ出してしまう。

トレーナーではアクア団幹部とそのリーダー、アオギリ四天王カゲツ(RSのみ)が使ってくる。
ちなみにカゲツの手持ちの方はエメラルドではシザリガーに差し替えられている。

攻撃の種族値が120、特攻・素早さの種族値が95と攻撃面において高い能力を誇る。
反面HPの種族値が70、防御・特防に至っては僅か40と紙同然であり、半減でも高威力技を受けると落ちかねない。
まさに「ラフファイターはラフファイトに弱い」という言葉を体言している。

しかし、第3世代当時は水・悪共に特殊扱いなので高い攻撃力120はほぼ宝の持ち腐れ状態だった。
また、初登場のルビー・サファイアでは何と自身のタイプである水タイプ技を自力では一つも覚えられない
幸い同シリーズでは水タイプの秘伝技は3つもあるので困ることは無い。まあ波乗り一個あれば問題ないけど

水技をレベルアップで習得できるようになったのは第4世代から。
また、この世代からはタイプ内で技が物理・特殊に分かれるようになったので、高い攻撃力も活かせるようになった。
但し水物理技は「たきのぼり」止まりの上、サブの物理も「こおりのキバ」があるとは言え威力不安が目立っていた。
その為、物理型にするよりも「ハイドロポンプ」や「れいとうビーム」を採用して特殊型にした方が強いと言う何とも言えない状態であった。
一応「たきのぼり」でひるみを狙う事も可能だったが、素早さ95は超激戦区だった為…。
要するに攻撃種族値120はまだまだ腐っていた

第5世代では夢特性で「かそく」を得た。
サメハダーは前述通り遅いわけでは無い為、1ターンさえ稼げれば素早さを上昇させられるこの特性とは相性が良い。
というか攻撃を受ける回数が必要な「さめはだ」とはすこぶる相性が悪かった為、この特性は素直に嬉しい。
先手を取りやすくなる為、「たきのぼり」のひるみ効果も期待できるようになり物理型もありえるようになった。

圧倒的スピードで先制し高い攻撃力で仕留める。正にロマンの塊である。
一言て現せば「ミサイル」と言える戦法がようやく取れるようになったと言える。
但し前述通り耐久が紙同然なので持ち物は「きあいのタスキ」推奨…というかほぼコレ1択である。

第6世代のX・Yではではさらに「みちづれ」を習得できるようになった。かそくとの相性も良い。先制技は知らない

ORASではフィールドでなみのりさせるととにかく速い。さらにメガシンカを獲得した(次節につづく)。

メガサメハダー

種族値(メガシンカ)
HP:70
攻撃:140
防御:70
特攻:110
特防:65
素早:105

能力上昇は攻撃に+20・防御に+30・特攻に+15・特防に+25・素早さに+10。
全能力が上昇する中ではかなり珍しく上昇数値がみんなバラバラである。
特にガブリアスを抜ける素早さ105、そして不安すぎた耐久面の大幅上昇は非常に嬉しいところである。
元が無補正ファイアローのブレバで軽く死ぬ耐久だっただけに余計に硬くなったように感じる

特性は「がんじょうあご」に変化する。
サメハダーのタイプ一致ウェポンである「かみくだく」や相性補完となる「こおりのキバ」が特性対象になるのは大きい。
ORASからは「どくどくのキバ」も習得出来るようになった為苦手なフェアリータイプにも対抗出来るようになった。
実は補正があっても既に習得可能な「どくづき」に威力で負けるのは内緒
但し習得できるキバ技は上記の3種類と「かみつく」のみ。残念ながら他の3色キバは来なかった。
まあ、「かみくだく」と「こおりのキバ」だけあれば何とかなるので問題ない。

基本戦術は1ターンメガシンカ前の状態を維持し、「かそく」を積んでからメガシンカして全抜き体制を取る事。
攻撃に補正を掛けた状態でも、メガシンカ前の素早さが適応されるメガシンカ直後のターンなら140族まで抜ける為問題は無い。
但しサメハダーの素の耐久をさらす上タスキでは無い為「まもる」は必須である。

欠点は大幅に上がったとは言えまだまだ不安な耐久面。
活用するならば一撃必殺を心がけるようにしよう。

■主な技


【たきのぼり】
タイプ一致でメインウエポン候補。
威力もあり怯み効果もあるので、かそくとの相性から使い勝手は良い。

【つじぎり】【かみくだく】
タイプ一致のメインウエポン候補その2。
相手の防御を下げつつ確実にダメージを与える噛み砕くか、そこそこの威力だが急所率の高いロマン溢れる辻斬りかはお好みで。
メガシンカ型ならかみくだくの方がオススメ。

【かみつく】
上二つの悪技に比べたら威力は心もとないが、怯み効果もあるので王者の印などと合わせた怯みコンボには一考か。
たきのぼりでいいと思うけど

【アクアジェット】
相手を確実に倒したいとき用に。
タイプ一致なので威力もある。

じしん
一体どうやってしているのかは謎。
電気タイプ対策に。

【まもる】
加速を発動させたり様子見に。

【ハイドロポンプ】【なみのり
特殊型、二刀流型のメインウエポン。
努力値や性格補正次第では物理型のたきのぼりを超える。
ただし、ハイドロポンプは遺伝技なので注意。

【れいとうビーム】【ふぶき】
水タイプおなじみ、氷タイプのサブウェポン。
ドラゴン対策に。
恐らく最も優先度の高いであろうサブウェポン。どちらを選ぶかは仮想敵次第。

【あくのはどう】
タイプ一致。
こちらも特殊型に組み込まれる。
怯みも狙えるのでおすすめ。


■アニメでのサメハダー

AG編19話で初登場。
船に何度も体当たりをしたほか、さめはだの効果で少量とはいえハルカとマサトの水着を破った。





水着を破った。





大事なことなので二回言いました。
また、サメハダーが認めたトレーナーが触れるとさめはだの効果は現れない様子。


追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/