登録日:2017/04/19(水) 01:09:40
更新日:2024/01/21 Sun 12:47:23
所要時間:約 15 分で読めます
『
みんなで!カービィハンターズ』とは、『
星のカービィ ロボボプラネット』に収録されたサブゲームの一つである。
本項目ではパワーアップ版のダウンロード専用ソフト『みんなで!カービィハンターズZ』についても触れる。
販売・配信:
任天堂
開発:
ハル研究所
概要
シリーズ全体では初のアクションRPG。
4種類のジョブの中から選び、ボスキャラクターを倒して手に入る経験値でレベルアップし、体力や攻撃などのパラメータが上昇する。
さらに『Z』ではそれに加えて職業ごとの武器・防具という概念まで存在しており、
着せ替え要素も楽しめるという贅沢なソフトになった。
各ジョブは以下の通りで、それぞれゲーム本編のコピー能力を元にしている。
兜と盾を装備した剣士。ベースとなる能力は
ソード。
攻守に長けたバランスタイプで、ガードを行うと周囲にバリアが展開されるので味方を守ることもできる。
杖と帽子を装備した魔法使い。ベースとなる能力はビーム。
敵の動きをしばらく止めるタイムビームが得意技。
プラチナメダルゲット必須要員。いるかいないかでスコアが劇的に変わるほど重要な職である。
バイキングな角兜を被った重戦士。ベースとなる能力はハンマー。
攻撃力は全ジョブ中ピカイチの高さを誇る分、移動速度が遅く、ホバリングが苦手というパワー職の典型的な短所もある。
本編シリーズでは露骨に移動速度の下がるコピー能力は数える程しか存在しなかった為、慣れるまで辛いかも。
帽子と眼鏡がよく似合う学士。ベースとなる能力はドクター。
攻撃は苦手だが味方キャラの援護に長けており、高い回復能力を持つ。
クエスト中に敵にダメージを与えるとは石版を落とすことがあり、4つ全て集めると必殺技「フレンドメテオ」が発動。
タイミングよくボタンを押すことでボスに大ダメージを与えられる。
ボス戦がメインのモードなので相手は非常に体力が多く、中ボス級の敵でもレベルが低いうちは本編と比べ物にならないほどしぶとい。
ダメージは数値化されるが、敵の体力ゲージは表示されないので、クエスト中のアナウンスと体力減少時の赤い点滅が目安となる。
ちなみにカービィハンターズに限り、中ボス級の敵もパターン移行時の怒りモーションが作られている。
クエストをクリアすると経験値が手に入る。
本来はカービィにとって文字通り「
いみがない」代物であったが、
カービィハンターズではレベルの概念が存在するのできちんと「
いみがある」。
レベルアップすることで体力・攻撃力等のステータスが伸びていき、より手ごわいクエストに挑戦することが可能。
でもたまにいみのないパラメータも上がる。
高難度クエストのボスはこちらのレベルがある程度高くなっていること前提のステータスに調整されているため、
生半可な成長では時間内のクリアも困難になる。
焦らず地道にレベルを上げていこう。
以下、『Z』での追加点について記載。
ストーリーは「あきれ返るほど平和な国『プププ
王国』の各地で突如暴れ出した敵達から、
プププ王国を守るためにカービィハンターズが立ち上がる…」という内容。
本作はいつもの
プププランドとは違い、時代や世界観の違うパラレルワールドとなっている。
原作のカービィ達の装備からして中世ファンタジーの趣が強く、かつ番外編であるため、
ストーリー性を持たせるにあたり本編と切り離すためにこのような設定が組まれたのだろう。
ソーシャルゲームなどによくある、スタミナ制で「やる気」を消費してクエストに挑むシステム。
基本料金は無料だが、課金要素として「ジェムリンゴ」が存在する。
一ソフトでの上限額は約4800円までとなるため、使いすぎの心配は無用。
何よりゲームとして本当に良く作り込まれているため、逆に「こんな高クオリティーのゲームを無料で配信しちゃって大丈夫なの?」や
後述する理由から「むしろ普通に金払わせて」なんて声が上がるほど。
ディレクターは
熊崎信也ではなく『ロボボプラネット』でセクションディレクターを務めた東藤由実氏。
まち
『Z』でカービィ達の拠点となる街。ストーリーが進むにつれて背景に住人が増える。施設は次の通り。
クエストボード
クエストが貼り出されている掲示板。
ここからクエストを受注してボス戦に臨む。
よろずや
ぶきやぼうぐ、サポートアイテムをジェムリンゴと素材で交換できる施設。
課金要素の「ジェムリンゴ」もここで買える。
店主は自称「ホ〜ント イイヤツ」な
あいつ。
しゅうかく
「ジェムリンゴ」が生えた木。12時間ごとに実がなり、課金しなくてもここで手に入る。
なお、課金すると木が成長して、一度に収穫できる量が恒久的に増える。
木の前にはバンダナワドルディが眠っており、話しかけるとアドバイスが聞ける。
Newニンテンドー3DS(または旧3DS用周辺機器)のamiibo読み込みに対応しており、
ここで読ませると武器や防具の素材になるカケラが手に入る。
カービィ関連のamiibo程、カケラの入手量が多い。
あいことばのほこら
あいことばを入力することでカケラやジェムリンゴが手に入る。
ただし、一部のあいことばには配布期間に期限が付いている。
プロフィール帳
レベルや勇者ランクが記載された下画面にある書物。
ジョブや装備・あいさつやポーズの変更が行え、すれちがい通信にも反映される。
ゆうしゃミッションの確認もここから。
ゆうしゃミッション
クエストやまちでの行動など、様々な条件のミッション。
大きく分けて各ボスごとに設定されたものと、総合的なものの二つに分かれる。
クリアするとジェムリンゴが獲得でき、達成したクエスト数が、そのまま勇者ランクとなる。
そうび
各ジョブごとに様々なぶき・ぼうぐが存在する。本作の実質着せ替え要素。
おともの装備も「オススメそうび」に設定してある場合、現時点の最強装備が反映されるため、
自分が使用しないジョブでもそうびは揃えておきたい。
(逆に「ランダムそうび」で他の装備をつけさせることもできる。共にクエスト出発時に設定可能)
レア度が1~10まで設定され、それぞれに一つ存在する。
何とも凡庸な恰好の「かけだし」シリーズや「カービィハンターズ」から続投したレア度2の装備、
やたら金ピカなネセト装備「ゴールデン」シリーズなどバリエーションは多様。
一般的なRPGのセオリー通りにレア度が高くなるほど基本性能が強い。同じレア度で装備を組めば更に性能が上がる。
また、高ランクのものは歴代のキャラクターを象っており、説明も凝っているためコレクション要素としても楽しめる。
ストーリーを進めるとレアなかけらを使って「Z強化」をすることも可能。
ヒーローソードのみ、ロボボプラネットとの連動要素としてすれちがいデータがあると
ランクHの「ライトニングスージー」と「ハルトニウムヘルム」が買える。
たびびと
すれちがい通信やインターネット通信でまちに現れる、他プレイヤーの使用カービィ。
インターネット通信は1日1度だけ無料で利用できるが、2度目からはジェムリンゴが必要になる。
おともの代わりにクエストに同行させることも可能だが、三度同行すると何処かへ去っていく。
アイテム
ジェムリンゴ
通貨ややる気の回復、一部のクエストの解放に必要な課金アイテムで、よろずやで買うことが可能。
ちなみに初回のみたった60円で購入することが可能。外観はその名の通り赤い宝石のようなリンゴ。
上記のように無課金でも時間経過やミッション報酬として入手可能。
後半のクエスト開放、および高性能なそうびの購入には大量のジェムリンゴを消費することになるため、
無課金プレイの場合クエストと武具のどちらを重視するかが非常に悩ましいことになる。
ジェムリンゴを買う場合、一気に沢山まとめ買いしてもいいが、ゆうしゃミッションをこまめに埋めることでもそこそこな量が手に入るほか、
課金をすることで成長した木から相当な量を収穫することが可能なため(最大まで成長すると450個収穫できる)、
無計画に買うと最終的に余って無駄になりかねない。
あ、お布施としてなら問題ないです。
カケラ
武器・防具との交換に必要な素材。
「ほのお・みず・ひかりのカケラ」と「レアなカケラ」の4種類。
ほのお・みず・ひかりのカケラはクエストの達成報酬として手に入る。
レアなカケラはクエスト中に稀に敵が落とす(ゆうしゃランクが高い程落とす確率が上がる)。
サポートアイテム
1度のクエスト中だけ体力・攻撃力が上がる「○○のクスリ」、
30分間クエストで手に入る経験値が2倍になる「けいけんち玉」、
やるきの回復時間が短くなる「やるきアップの書」、
カケラの入手量が増加する「○○のカケラの書」の4種類。
いずれもよろずやで購入できる。
クエスト
おともカービィを同行させる「おともとクエスト」、ローカル通信で行う「通信でクエスト」の2種類。
通信でクエストは、グループを作ったプレイヤーしかクエストやミッションを達成したことにはならないが、
他のプレイヤーはやる気を消費しない。また、経験値の入手量が1.5倍に増加する。
サブゲーム版と同じく、制限時間が設けられている。
全滅しない限り、クリアできなくとも経験値は手に入る。
全滅やタイムアップした場合でも、ジェムリンゴを消費して復帰できる。
全6エリア。報酬のカケラの種類はエリアごとに定まっている。
通常クエストを全てクリアすると「しれんクエスト」が出現。
しれんクエストをクリアすれば新エリアが解放され、
既存のエリアにも新たな通常クエストが出現する…という繰り返しになっている。
主なボス紹介
サブゲーム版では全6体だが『Z』では大幅に増員している。
更に『Z』は同じボスでもステータスの強さ・行動内容によって「高」「鬼」とランク分けがされており、
高い難易度ほど低レア度の装備では攻略が難しい。
かけだし装備で突き進もうものなら、終盤のボスはそれこそメインシリーズでは到底有り得ない空前絶後の体力、
超絶怒涛の大ダメージで捻じ伏せられることになる。
高レベルのたびびとに頼る場合は別だが、そうでなければフレンドメテオ、タイムビーム込みでも結構ギリギリな戦いが味わえる。
珍しくスペシャルページの解説が無いのが惜しまれる。
なお『Z』のボスの共通項として、空中にいるボスはタイムビームの蓄積量が1.5倍に上昇する。
ただ巨大なだけのワドルディ。
のっしのっしと歩き、時々その場で暴れたりのんびりしたりする。
攻撃らしい攻撃が殆どないとはいえ、最初の討伐対象にされるとはこれいかに……
後にグラン・カブー、グラン・ホットヘッドを加えた「グランチーム」として続投以降は、新たに大ジャンプで踏みつぶす技を習得している。
が、その頃には完全な前座の先鋒であり、他のボス達との死線を潜り抜けたカービィハンターズの前には速攻で蹴散らされる羽目に…。合掌。
挙句の果てには2017年7月1日まで使用可能だったあいことばで「よわいぞグランワドルディ」と言われてしまうほどである。
巨大になったカブー。「ダブルグランチーム」のトリ。
グラン・ワドルディよりは攻撃的であり、テレポートして踏みつぶしたり、左右に小刻みで揺れるなどの技を使う。
後にグラン・ホットヘッドが加わった時は次鋒を務める。
巨大なホットヘッド。「トリプルグランチーム」のトリ。
他のグラン2体には無かった飛び道具攻撃を持っており、怒ると火炎放射で前方を薙ぎ払ってくる。
サブゲーム版にも登場するギガントエッジ、Mr.フロスティと『Z』のそれ以外の追加が入り乱れた中ボス達。
基本的に内容はトリデラ、ロボボ準拠。
いずれも高難度ではステータスが強化され、鬼のように強い。
ゲームの性質上コピー能力が実質固定されているようなものなので、装備が整わないうちに本編と同じノリで挑むと案外苦戦するだろう。
巨大なスフィアローパー。
他のボスと違い、異空間ロードを通じてやって来るという登場演出がある。
行動パターンは原作の緑スフィアローパーを除いた複合であり、赤、銀個体固有の大技も繰り出す。
とうとう22年ぶりに悲願の本人再登場を果たした。
ホログラムではない実体のため、ちゃんと色もついている。しかしRe:版の模様付き個体は登場しない。残念。
鬼ランクではなぜか火山に来てしまう。本人も「どうしてぼくはこんな所に…」と困惑気味。
最初のしれんクエストの相手。サブゲーム版にはいなかったボス。
行動パターンは『
トリプルデラックス』準拠で「天からの災雷」も使うが、流石に回避不能はマズいからか左右端に安全地帯が存在する。
2番目
(珍しく最初ではない)
のしれんクエストの相手。サブゲーム版から続投。
鬼ランクでは大ジャンププレスが高速化し、文字通り鬼のような激しさと化す。
後述のヴォルゲロム程ではないが、後半から画面奥に居座るので攻撃の届かない時間が増える。
3番目のしれんクエストの相手。サブゲーム版から続投してしまった。
時間制限付きだというのに、しょっちゅう画面奥へ移動する行動パターンは相変わらず。
しかもパターン移行時の離脱は画面奥へ行くまで完全無敵のため、怒った直後のタイムビームも見事にスルーされる。そのため、さらにヘイトを集めることとなってしまった。
これだけチキンにも関わらずゆうしゃミッションのうち二つは「50秒以内にクリア」「プラチナメダルでクリア」。この野郎……
一応、高レア度のZ装備が整っていれば達成がかなり楽になる。後回しにしても問題ない。
4番目のしれんクエストの相手であり、各地でボスを暴れさせて今回の騒動を引き起こした元凶。
角の形状等からタランザ本人と思われるが、何があったのか全体的に紫がかった毒々しい姿になっている。
更にあの口が開く所もバッチリ見られる。
本編では直接戦わなかったが、今回は念願の直接対決が実現した。
主に本編でもマスクド・デデデとの連携技でも使った魔力球「タランザボウル」(見た目は少し違う)を撃って攻撃する他、カービィを捕らえるネット状の魔力球で拘束したり、跳ね返る巨大な「スーパータランザボウル」を投げつけたりする。
また、ダイヤ状の宝石ミサイルを連続で発射するという、
かつて彼が仕えた主を彷彿とさせる技も使う。
一応は黒幕の筈なのだが、彼を倒した後も騒動はなぜか止まない。
大量の鬼ランククエストが出現するようになり、カービィハンターズの戦いは更に激しさを増していく。
それぞれ通常クエスト、5番目のしれんクエストで戦うボス。EXは本作の
表向きのラスボスも務める。
どちらもサブゲーム版からの続投及びラスボスという立場は特に変わらないが、EXはBGMがなんと
キャッスルロロロの2度目のボス版アレンジ。
『
エアライド』版のような軍歌風の曲調とはまた方向性の違うアレンジであり、ボス曲としての登用もこれで何だかんだ3作目である。
真の力を開放した4つ首の守り神を倒すことで、ようやく王国にも平和が訪れるようになる……
勿論まだ終わりではない。
平和は長く続かず、次元の裂け目から現われた侵略者の襲来を境に続々と新たな敵が現れるようになる。
これ以降のクエストは全てしれんクエスト扱いだが、この頃には他ステージのクエストはコンプした状態なので特に意味はない。
また、クリア後のおまけ扱いだからか一番少なくて120個もの大量なジェムリンゴを開放に要求される。
まさかまさかの
社長秘書、プププ王国に侵略。
見た目こそスージーそっくりの一方で髪飾りが無い、ヘッドセットが黒い(本気のバイザーも黄色から青に)、
髪が赤味に近い、リレインバーに本来あるカンパニーのロゴマークが謎の目玉のシンボルマークに塗り替えられている、など不思議な点も多々。
海外名が「
Parallel Susie」である事や、後述のボスのクエスト説明文と照らし合わせる限り、
本編世界のスージーではなく、並行世界から来たスージーなのかもしれない。
行動パターンは2Dフィールド時のリレインバーとほぼ同じ。
本気を出した後はバイザーを装着し、アームからのミサイル掃射、原作の最終段階で繰り出す「タワーストライク・ボルト」と同モーションの大技を解禁する。
普通にランディアEXを上回るステータスの強敵だが、ここでつまずくようでは残りの隠しボス達には到底太刀打ちできない。
撃破後はリレインバーが大破し、再び出現した異空間ロードに吸い込まれて退場する。
まさかの強化版の強化版。しかも予想外の闇堕ち。
こちらも本作世界のランディアとは違う、別個体の様子。
どうやら
マスタークラウンを守っていた筈が、逆にその無限のチカラに呑まれてしまったらしい。
行動パターンはランディアEXが原作からオミットされていた、画面奥からの高速突進が加わったもの。
ただあくまでもEXではないからか、攻撃技の仕様はノーマルのランディアに準じる(合体時のグライドアタックがきりもみ回転しない、など)。
体力・攻撃力ともに段違いの領域であり、生半可なレベル・装備では屍の山を築くことになる。
大決戦のクエスト「ラストバトル」に登場する相手。
先の戦いで敗れたタランザが
黒い鏡の前に立った結果、突如現れた
タランザの悪の心そのもの。
それと同時に、本作のタランザが恐らくは鏡の影響を受けておかしくなってしまっていたことが示唆された。
髪が黄色く、角は黒く染まり、腹部の模様はこれまた仕えた主を彷彿とさせる青と黄色の縞模様に変化している。
心なしか本物よりも憎たらしさが増した。
行動パターンはタランザを順当に強化したものとなっており、クリア後の最後の敵とあって攻撃力も半端ない。
特にスーパータランザボウルや宝石ミサイルが直撃すると甚大な被害が出る。
隙だらけな部分が多いのは同じなため、こちらも防具側は低レア度でもZ装備のものを用意して立ち向かいたい所。
武器も高レア度、またはZ強化済みの武器であればなお良し。
撃破すれば今度こそ、王国に平和が……
戻るわけがなかった。
ダークタランザ撃破後、黒い鏡の中から現れた闇の王。
ブラックデデデのような白目の
デデデ大王の姿に、
ダークマインドの兜を被せた異様な姿を取る。
つまり、本作のデデデ大王枠である。ハンマーはニューデデデハンマーと同型。
だが、羽織るマントやハンマーの底面にあるマークが目玉模様となっている。
これはアナザースージーのリレインバーに描かれたマークと全く同じ。と、いうことは……
出現後、無様に負けたダークタランザをハンマーで叩き割り排除。奇しくもその末路は本編世界の本物とよく似ている。
戦闘ではブラックデデデと同じ行動パターンを取るが、最初からベリィブラックマターを解禁する、ハンマーから発射するミサイルがスターバレットになっている、などの違いがある。
また、ひとまわり巨大な体で素早く動き回るため、かなり接触ダメージをもらいやすい。
攻撃力も恐ろしいほど高く、やはり生半可な防具では当たり所が悪ければ瀕死に追い込まれる。
そして、一度ダウンさせるとハンマーから斧にチェンジして復活。
画面中央で腹部が盛り上がり、またもベリィブラックマターか…と思いきや、見る見るうちに黒ずんで巨大化。
裂けた大口の中に現れたのはダークマインドに酷似する紫色のコアであった。
ここからは跳ね返りながら突進→画面奥に移動の流れを3回繰り返し、続けて画面上からランダムに狙いを定めたダークビームをぶっ放してくる。
いずれも高威力であり、最後には画面を往復しての長時間ダークビームで焼き払う。
全体的にキングD・マインドにダメージを与えるのがかなり難しいパートであり、初見は逃げ惑うのに精一杯。
終了後は斧を持ったブラックデデデの行動パターンに切り替わり、凄まじい体力、イカレた攻撃力で怒涛の攻めを展開する。
ダークタランザからの連戦ということもあり、初見では勝つ以前にジリ貧で時間が足りずタイムアップ、ということが普通に有りうる。
どうしても勝てなければプレイヤー自身でタイムビームを活用するといい。能動的に時を止められることがどれだけ大事か身に染みて学べるはず。
さて、これで終わりかと思いきやまだ終わりではない。
キングD・マインド単体と戦う真の最終クエストが控えているのである。
ランクは全クエスト唯一の極鬼。
最終クエスト「真・ラストバトル」では、身体が
力に溺れた魔術師の真なる末路を思わせる淀んだ緑色に変化。
後半戦の開幕確定技で見せるコアに至っては
限りなくダークマインドに近い橙色と化している。
元々
マスクド・デデデの仮面がダークマインドモチーフであることや、アナザーボス達の設定を考えると、果たして彼は元からこの世界の存在なのか、それとも……
特に追加技は無いが、ダークタランザとの連戦時と比べて更にステータス面が上昇。
体力が低く、AIもさほど賢くないNPCのタイムビームやヒールドクターが、素早い機動力と圧倒的火力に巻き込まれて沈む光景は日常茶飯事である。
また、長時間ダークビームが一往復半に延長している初見殺しもある。
最高レア度10のZ装備でようやく互角に戦える、という異常な強さの持ち主なため、まさに極鬼ランクが表す通り本作最強の敵といっても過言ではない。
最高レア、とまではいかなくとも用意できる限りのベストな装備は整えよう。リンゴに余裕があるならよろずやで薬を買い込み重ねがけするのも有効。
こんな有様なのに、ゆうしゃミッションではよりによって最低ランクのかけだし装備セットで倒せ、という無茶ぶりも甚だしいお題を突きつけられる。
Z強化すると幾分か楽になるが、それでも結構ギリギリの白熱した戦いである。
余談
ストーリーがある程度進むと街の広場に住人が増えるのは前述した通りだが、最初に来るのはブルームハッタ―。
その次は「
メタナイトの逆襲」でおなじみの船員ワドルディ(何気にバンダナワドルディと3Dで共演はこれが初)が、
更にその後は
なつかしの三匹の仲間達が登場するようになる。
追記・修正は4人でお願いします。
- まだ途中だけど正直面白い。ほんとに無料DLでええんかよ -- 名無しさん (2017-04-19 09:46:48)
- だーいだーい大変身しそうな名前のゲームだな -- 名無しさん (2017-04-19 10:15:32)
- ただでさえ駄々余りがちなレア以外の欠片がリンゴとかに換金できないのがちょっと残念かな、欠片100個でリンゴ1個とかの効率とかでいいからさ -- 名無しさん (2017-04-19 10:36:21)
- リンゴ課金するのとしないのとで進行の速さにものっそい差が出る -- 名無しさん (2017-04-19 12:04:11)
- ファイターズもそうだけど元々高クオリティだったものをさらに洗練してかつ無料でプレイできるようにさせてくれるなんて本当にHAL研の姿勢は大好きだな。次の新作も楽しみだよ -- 名無しさん (2017-04-19 16:30:21)
- 課金しないとレベルは上がれど全然装備が買えず。あまりにもジェムの入手手段が少なすぎるんだよな。 -- 名無しさん (2017-04-19 17:31:07)
- 熊崎Dがゼネラルディレクターだってクレジットされてたけど -- 名無しさん (2017-04-19 17:58:30)
- 無課金deどうやってもビームゲーになるのが欠点 -- 名無しさん (2017-04-19 20:05:05)
- ミス。無課金で詰まないように進むためにはどうやってもビームだけを強化してビームゲーにせざるを得ないのが欠点。装備代と終盤のクエスト代高すぎい -- 名無しさん (2017-04-19 20:08:14)
- 表向きのラスボスまでは、ヒーローソードでスムーズに行けたけど、一気に要求料が… -- 名無しさん (2017-04-19 20:23:59)
- ロボボ中ボス陣で唯一ハブられたドゥビア君に合掌。世界観的にしゃーないか -- 名無しさん (2017-04-19 21:14:20)
- 蝶々追いかけるワドルディ可愛い -- 名無しさん (2017-04-20 02:29:21)
- ネセト装備は流石に草 -- 名無しさん (2017-04-20 06:39:29)
- 謎のカセット「カビ!カビ!カービィハンターズZ!」 -- 名無しさん (2017-04-20 20:56:03)
- あの別世界のスージーの最後ってスージーが幼少期に遭遇した事故の再現かな -- 名無しさん (2017-04-20 22:14:29)
- 協力プレイが出来て(最大4人)しかもドラゴンも敵に出て、なおかつ『ハンター』で『Z』… -- 名無し (2017-04-21 19:50:47)
- 「水兵ワドルディ」は非公式名称ですよ。 -- 名無しさん (2017-04-21 21:03:07)
- 正しくは「船員ワドルディ」ですよ。 -- 名無しさん (2017-04-21 21:05:00)
- ネセト装備はネタでも何でもなく、無課金だとビーム揃えることになるんだがレア6(Z)のチャージ短縮がでかいからマルチでもカマキリオンライン状態になりやすい…装備は1→(2)→6→6Z→(10)→10Zでも問題ないくらい。 -- 名無しさん (2017-04-22 13:12:54)
- 始めたばっかのときはヒーローソードもちらほらみかけたけど少し進めたらネセトビームばっかになるんだよなこれ。まあ分からなくはないけど。 -- 名無しさん (2017-04-23 15:21:22)
- 桃カービィ「大大大大大変身!!」 青カービィ「術式レベル5…」 緑カービィ「第伍戦術」 黄カービィ「五速♪」 -- 名無しさん (2017-04-23 20:20:37)
- ↑2まじで?自分使いやすいからソード使ってるけどソード弱いの? -- 名無しさん (2017-04-23 20:44:18)
- ↑そんなことないぞ。空中の敵ならビームより攻撃を当てやすい。時間停止を狙うより早いタイムをだしやすい敵もいるから使う価値は十分あると思うぞ。 -- 名無しさん (2017-04-23 21:09:57)
- マジックビームのため時間短縮付き装備って、ゴールデンより低いランクにはないっぽいんだよな。相対的にも強力なわけだ -- 名無しさん (2017-04-23 22:08:12)
- ビームに限らずチャージ短縮の恩恵にあやかる装備が協力だから、中々他の装備に食指が動かないんだよな -- 名無しさん (2017-04-24 19:54:24)
- 前作の価格800円程度の課金じゃそんなに楽にならないしリンゴがなかなか増えないのに加えてスタミナ制なのが結構ストレス要因 払いきりにしてほしかったというのは懐古主義だろうか -- 名無しさん (2017-04-25 18:21:42)
- リンゴたりねえ!!! 一日約10個じゃなぁ・・・・ -- 名無しさん (2017-04-26 13:27:34)
- てか何気にヤクのジュエリーショップが強い希ガス -- 名無しさん (2017-04-27 17:19:38)
- AIのジャンプでこえられない敵をこえようとして延々とダメージ受け続ける癖なんとかしてくれ、おかげでメテオ発動のための時間が余計に取られる -- 名無しさん (2017-05-01 16:16:21)
- クリア後のステータスのハンマーでグランワドルディが3秒で沈んでワロタ -- 名無しさん (2017-05-01 16:36:23)
- アナランがクソ強くてプラチナとれねえ!!! やっぱビームだけじゃ駄目かなぁ? -- 名無しさん (2017-05-10 14:14:34)
- ↑羽ばたき中に最大ためタイムビームが当てられる時がある。つべで探せば参考動画あるかも -- 名無しさん (2017-05-10 14:44:28)
- 何かの余りで残ってた500円弱以外は無課金で何とかクリアできた…間違いなく歴代で最も時間かかったな -- 名無しさん (2017-05-11 22:54:09)
- ↑3 51秒程でプレミアだけは取れた。ガンバレ -- 名無しさん (2017-05-13 23:27:52)
- プレイヤーのボス撃破以外で数少ない〇害描写 -- 名無しさん (2017-05-29 04:10:25)
- ポ・ポ・ポヨヨ ナ・ナ・ナ・ナーイト -- 名無しさん (2017-07-20 17:19:18)