登録日:2014/03/14 (金) 04:14:43
更新日:2025/04/29 Tue 13:28:13
所要時間:約 7 分で読めます
概要
黒いツナギを着た
アザラシの
中ボス。
表記は作品によって「ミスター・フロスティ」になっていることもあるが、『トリプルデラックス』以降は「ミスター・フロスティ」に統一されている。
そのつぶらな瞳と、ツナギに空いた穴から飛び出す
真っ青なプリケツが彼のチャームポイントである。
露出狂とか言わないであげてください
主に氷のブロックを出して投げつける他、大口を開けて体当たりするのが基本的な攻撃パターン。
中ボスではその単純な攻撃パターン、体力の低さから
ポピーブロスSr.と並ぶ「
序盤の弱い中ボス」にケツ論…もとい結論付けられることが多いが、シリーズが進む毎に攻撃パターンが増えているので現在は中位クラスに落ち着いている。
コピーできる能力は夢の泉ではフリーズ、それ以外ではアイス。
中ボスとしての実力は下位クラスのキャラだが、これでもカービィシリーズでは
全中ボス2位の登場回数を誇る。
また、中ボス以外の出番もカウントすれば1位の
ボンカースを抜いてトップである。
地味にすごい…かも。
おもな攻撃パターン
尻を振りながら氷のブロックを作り出し、放り投げて飛ばす。
ただ氷を投げるだけなのに、モーションや軌道が微妙に違うなど無駄にバリエーションが細かい。
サイズが大きなものはがんばり吸い込みでないとダメ。
作品によっては、放り投げられた氷ブロックを吸い込むとスカって転倒、そのまま怒って突進する。
『トリプルデラックス』は尻で押し出すバリエーションが追加。
体力が減ると3連続で氷ブロックを飛ばす(DX版は4個)。
更に、DX版は力を溜めてまっすぐ投げ飛ばす。
この時の氷ブロックは通常よりも速く飛んでくる。
『スターアライズ』ではなぜか投げるものが氷ブロックから雪玉に変わっている。
雪玉を2つくっつけて雪だるまにして投げることも。
『ディスカバリー』では投げた雪玉の軌道に氷柱がしばらく残り触れるとダメージを受けてしまう。
体力を減らすと通常の雪玉より残りやすい大型の雪玉を投げてくる。
強化版は
カービィを追尾する雪だるまを投げたり体力が減るとさらに巨大な雪玉を投げてくる。
大口を開けてドタバタと突進。
作品によって軽い助走を挟んだり挟まなかったり、画面端まで行ったり途中でケッツまづいたりと色々な違いがある。
また、同様に接触すると掴まれて口に放り込まれるパターンも存在。
従来は吐き出されるだけだが、『トリプルデラックス』のみレバガチャ操作をしないと大ダメージを受ける。
(見分け方として、走る前に大きく口を開けたらつかみ判定が存在)
『ディスカバリー』では体力を減らした後にカービィを飲み込もうと追いかけるが、しばらくするとバテるので攻撃のチャンスとなる。
ちなみに、飲み込んだ時はフロスティの頭が膨らむ。
『
星のカービィ2』の一部個体のみが使用。
上記の突進を行いながら冷気のブレスを吐くというもの。
当たれば当然カチンコチンに凍らされてしまう。
その場で騒がしく1~3回ジャンプするだけ。
しかし『USDX』のみ、体力に余裕があるうちはグイグイ前進してくるようになった。
オリジナル版で見慣れたプレイヤーほど引っかかりやすいと言える。
『トリプルデラックス』では回りながら跳ねるパターンが地味に追加された。
ナナメに大ジャンプし、垂直に落下する。
今のところ『SDX』とそのリメイク版『USDX』でしか見られない攻撃。
『トリプルデラックス』から追加。
小さい2連ジャンプを挟んでから大ジャンププレスを行う。
無駄にアクロバティックな動きが目立つ。
また、大ジャンプだけの単発バージョンも存在する。
上記のジャンププレスといい、自慢の尻を攻撃に使わないのはデリケートだからか?
『トリプルデラックス』から追加。
冷気をまとって回転しながら空中浮遊し、画面奥と手前を行き来しながら反往復、
最後に手前を迂回しながら反対側へ戻って終了する。
この間は被ダメージをかなり抑える効果があり、ゴリ押しは効きにくい。
もう一つは円を描くようなパターンで、必ず中央でキメポーズを取るのが特徴。
DX版はキメポーズのパターンが無くなり、反往復後にそのまま横一直線に突撃してくる。
『トリプルデラックス』から追加。
ドタドタ足踏みしながら冷気をまとい、普段の突進とは比べ物にならない猛スピードで突進する。
初見では意表を突かれる技だが、必ず壁にぶつかって気絶する欠点あり。
DX版は最高1往復行い、体力が減ると1往復半(=3連続)に伸びる。
しかし徐々にバテているのか、最終的にもとの半往復だけになる。
『トリプルデラックス』のDX版が使用。
こちこちスプリンクラー同様に、冷気をまとって回転しながらジャンプで突っこむ。
体力が減ると2連続で行うが、バテたのかそれ以降は単発しか行わない。
ちなみにこの技、前半はなぜか1度しか繰り出さない。
まあフロスティ相手に長期戦となることは少ないだろうから問題ないが・・・
『トリプルデラックス』のDX版が使用。
体力が減ると放り投げた氷をほおばり、一回りデカイ氷にしてから吐き出す。
予備動作は大きいが、かなりのスピードで飛んでくる上にサイズの問題で吸い込みづらい。
登場作品
初登場。これとリメイク作品のみフリーズがコピー可能。
ポピーブラザーズSr.の次に戦う中ボスで、案の定というか弱い。
ただし、レベル2の闘技場に登場する緑色の個体は動きが速い。
終盤では
中ボスタワーの3番手を務め、他のステージでは2体同時に現れるポイントがある。
台のギミックとして登場。
条件を満たすと起動し、触れたカービィをジャイアントスイングで回し続ける。
この時に任意のタイミングでボタンを押すと投げられ、4方向に飛んでいく。
上の台へ行くならカービィが上を向いた時に。
レベル4「アイスバーグ」から登場。
弱いのは相変わらずだが、終盤の個体のみ前述のこちこちといき突進を使う。
「はるかぜとともに」のステージ2から登場。
相変わらず弱い。
火炎系の攻撃が弱点なので、ファイア能力を持ち出すとすぐ倒される。
ファイアでなくとも全部のコピー能力で楽勝。後ろからソードのくしざしスラッシュをキメてもいい。
しかも、このステージに関しては直前で無敵キャンディが手に入ってしまう。
当時の無敵キャンディは中ボスを触れただけで倒す効力があった為、
プレイヤーの多くはフロスティとまともに戦うことなく圧勝したと思われる。
他の『夢の泉』出身の中ボスである
バグジー、ボンカースがコピー能力のヘルパーを兼任したのに対し、
フロスティの方はアイス能力ヘルパーの座をチリーに取られてしまった。
そらケツ丸出しのオッサンではねえ…
ステージ6のボスを務める。
中ボスではない。ボスなのだ。
後にも先にも彼がボスに昇格した作品はこれだけである。
左右にゴロゴロ寝転がって攻撃するほか、
『ピンボール』同様に正面からカービィを掴んでジャイアントスイングを行う。
これはボタン入力でも放してもらえない。
レベル3-1の終盤に登場。
小生意気なことにサーファーと化しており、レッドスターをぶら下げたまま川下りを行う。
ゴール近くまで達すると笑いながら逃げてしまうため、何としても奪取したい。
ちなみに、レッドスターを取るとうろたえる姿が見られる。
第94話にモブの魔獣として映った。
ホーリーナイトメア社が魔獣養成学校を紹介する場面で登場する。
カービィと対峙させられる程のケッ作…傑作の魔獣でなかったのは、やはり元々の実力が原因だろうか…。
星のカービィ 夢の泉デラックス
他の中ボス同様にドットが新調され、大型化。
ご自慢の尻も鮮やかに。誰得
しかし中ボス全体ではそれほど大きくない。
いや、ケツじゃなくて体が。
見た目は『夢の泉デラックス』と同じ。
ここから大サイズの氷ブロックが登場した。
炎系統の攻撃に弱く、モリモリ体力が減っていく。
サブゲーム「ペイントパニック」のお題の一つとして登場。
2回に分けて一筆書きしなければならない。
見た目は『夢の泉デラックス』とry
本作は難易度が低いためその煽りを受けてさらに弱体化してしまった。
星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
オリジナル版と同じ…かと思いきや、妙に攻撃的なアレンジがされた。
登場した瞬間と、氷ブロックを投げた瞬間にすぐ攻撃してくるので割と油断ならない。
なお、無敵キャンディの仕様変更にともない「はるかぜ」のステージ2では3回まで耐えるようになった。
どのみち大ダメージを喰らっていることには変わりないのだが。
『格闘王への道』では相変わらずポピーブロスやバグジー諸共に鬼殺しハンマーの一撃でお陀仏になるので、出現した瞬間に処理されてマトモに戦わせてすら貰えない。
サブゲーム「カービィマスター」に登場。
攻撃モーションはおなじみの氷ブロック飛ばしである。
Wiiではお休みだったが、無事に復活。
以前よりも可愛げ?が増しており、登場時に尻を強調する。
技のレパートリーが一気に増えたことでプレイヤーを驚かせた。
しかしこれでも本作の一端に過ぎず、後にプレイヤーは
もっと驚かされる事に…。
また、シリーズで初めて攻撃パターンが異なる強化版の「ミスター・フロスティDX」が登場した。
5-1では一つ前のエリアでキャリーキーを使うと無敵キャンディが手に入る。
そう、またあの悪夢が繰り返されたのだ…。
一撃でないだけ彼にとってマシと言うべきか…。
サブゲームの1つ、
みんなで!カービィハンターズに登場。
見た目や行動は前作と変わらないがサブ
ゲームの仕様上強くなったり怒りモーションが追加されたりしている。
このサブゲームが独立したハンターズZにも登場。
他の中ボスがボンカースやバグジー等ヘルパーを兼用している中、唯一のヘルパーではない中ボスとして登場。
倒した後にフレンズハートを投げるとなんとその場でチリーに変身してしまう。『SDX』と同じ扱いに…。
また前述の通り氷ブロックではなく雪玉を投げるようになっており、また尻の部分が縫われてしまっている。
HD化に伴いさすがに尻丸出しではやっていけなかったのだろうか
ハンターズZから続投しているが、見た目がトリプルデラックスのものからスターアライズのものに変更されている。
ただし投げるものはハンターズZと変わらず氷ブロック。
また亜種として
水属性で水着姿のミスター・スイミィが登場。スイミィとフロスティによる「チーム・ツインヒップス」も登場する。
なお、このゲームの情報公開前に公式Twitterの
デデデ大王によるキャラクター紹介で「水着でも着てみたらどうだ?」と言われており、スイミィの登場を仄めかすものとなっている。
ビースト軍団の一員としてワイルドフロストが登場。
これまで愛嬌のある姿だった彼は本作では目付きが鋭く牙が生えるなど獰猛な姿になっているが、これはビースト軍団の加入に伴いイメチェンしたもので亜種ではなく従来と同じく本人の模様。
見た目こそ強面になったものの攻撃パターンはこれまでとほぼ同じだが、シリーズが3Dアクションになったのもあり実力は昔のような弱めの中ボスではなくなっている。
本作ではステージ毎にワドルディを救出するためのミッションが設けられているが、ホワイティホルンズのブリザードブリッヂの戦いではワイルドフロストが2体同時に出現してこれを
ノーダメージで倒すという最難関レベルのミッションがあり、片方に気を取られると巨大雪玉やジャンププレスの奇襲や高速突進してくるわで苦戦するプレイヤーが続出している。抱きつく攻撃は行動が遅い上、バテる為、そこを攻撃したり、ドーピングや回避を駆使しよう。
余談
- 4コマ等でもたまに尻を強調したネタが見られることもある。
ヒドイものでは尻を振っている最中にスターロッドを刺されて沈黙というネタまで…。
何とも罰当たりである。
- 「夢の泉」で氷攻撃をする際、フロスティの背後に壁があると後ろに飛ぶ事が出来ず、そのまま落ちてきた氷に頭をぶつける。ご丁寧に専用モーションが用意されており、普通にプレイしていればまずお目にかかれない。
6-6では2体出現して直前でUFOをコピーできるので上空を漂いながら壁際に誘導してみよう。
スピリッツバトルでは氷結繋がりで
アイスクライマーに乗り移っており、体力制ルールで戦う。
ステージは
プププランドだが最下層の足場が氷結床になっており滑りやすく乗り続けると凍る上、相手は氷属性の技の威力が増しているため氷結床や氷属性の耐性を強化するスキルを装備したいところ。
スピリットとしての性能は階級NOVICEのサポーターで原作の氷ブロック攻撃繋がりかフリーザー持ち込みのスキルを持っている。
追記・修正は尻の筋肉を鍛えながらお願いします。
- ひかわ版カービィだとモブキャラとしての登場度が一番高かった気がする -- 名無しさん (2014-03-14 07:53:32)
- なんだこの変な尻推し -- 名無しさん (2014-03-14 08:03:51)
- ↑フロスティ自身が尻を強調してくるから… まあ、最後の文章はやりすぎだと思うが。 -- 名無しさん (2014-03-14 08:15:25)
- 何でフロスティはわざわざ尻を振ってから氷を投げるの? -- 名無しさん (2014-03-14 11:13:10)
- そういや、メタナイトの逆襲で左ウィング壊れた原因はこいつだろうか? -- 名無しさん (2014-03-14 12:18:48)
- SDXのはるかぜやTDXのレベル5では、コイツとの戦闘の直前のマップに無敵キャンディがあることは書かないの? -- 名無しさん (2014-03-14 17:54:57)
- デデププだと健康キャラだったな -- 名無しさん (2014-03-14 21:08:36)
- グゥレイトォ!! -- 名無しさん (2014-03-15 22:12:32)
- 実は受けホモ(突っ込んでくれー的な)だったり、男色家(あたしのお尻もっと見て!)だったり、中ボスの中でも屈指の弱さ(ヘタレキャラ)だとか、カービィ界屈指のネタ要素満載キャラだよな。 -- 名無しさん (2014-04-04 22:27:13)
- ↑想像や漫画でのネタだけでキャラの性格を決めつけるとか… -- 名無しさん (2014-04-04 22:52:13)
- けつ?青いツナギ?それって阿部さn・・ -- 名無しさん (2014-09-17 19:41:01)
- ケツにスターロッドだと?どの4コマにあるんだ?! -- 名無しさん (2014-09-17 23:00:15)
- ↑2 フロスティ「いいこと思いついた。お前、おれのケツに(ry」 -- 名無しさん (2015-04-04 12:39:33)
- かわいい -- 名無しさん (2015-07-24 14:53:44)
- デデププではよく出てた印象。健康法に詳しいのが印象に残ってる -- 名無しさん (2015-07-24 20:10:58)
- フロスティはせっかち きたねぇケツだなぁ -- 名無しさん (2015-08-20 09:21:06)
- 実は強化版は夢の泉から登場している。レベル2闘技場に緑色で速度が増してる。やっぱり強くないけど。 -- 名無しさん (2015-10-16 13:11:50)
- ↑他の奴にも言えるが、そういうのは強化って言わない。 -- 名無しさん (2015-10-22 15:05:30)
- トリデラは昔と比べるともはや別物クラスな強さ。 -- 名無しさん (2015-10-22 15:14:32)
- ロボプラでこいつの劇画風ステッカーが無駄にかっこいい -- 名無しさん (2016-05-05 22:48:22)
- カービィハンターズで体力大幅強化 -- 名無しさん (2016-07-05 21:48:55)
- 氷も投げない、尻も出さない、そんなアザラシはもはや、Mr.フロスティではなかった! -- 名無しさん (2018-06-05 20:31:37)
- 夢の泉から登場している古参中ボスだけど25年以上経って初めての亜種が登場するとは。 -- 名無しさん (2019-09-07 01:56:25)
- こいつ尻丸出しだったのね てっきりリボンか何かついてるのかと -- 名無しさん (2020-05-08 16:49:05)
- ひかわ版では鞭を打ちながら「働け働け!」と言う出番が多かった気がする -- 名無しさん (2020-06-11 04:57:11)
- デデププでは同じ人物と確定しているメインの話が2つあってサブでもちょくちょく出てきているので割と優遇されている。 -- 名無しさん (2020-11-02 09:08:00)
- 拙者、GBAが初カービィのものなり。その時の氷ブロック投げの予備動作が「胸を大きく張って体を揺らす」のかと思ってたのである。トリデラでケツ振っていたと気づいた拙者は阿呆であるか? -- 名無しさん (2022-01-07 17:06:50)
- 最新作にもフロスティのようなキャラが登場するようだけど関連性が気になる。 -- 名無しさん (2022-03-04 00:44:26)
- ディスカバリーのワイルドフロストは亜種じゃなく同一人物っぽい。 -- 名無しさん (2022-03-25 12:21:21)
- ワイルドフロストは巨体の割に素早い体当たり、ホーミング性の高い雪玉、難易度の高いミッションに関わってるのも含めて歴代最強のフロスティかも。 -- 名無しさん (2022-04-03 23:05:03)
- やはり過酷な野生は人を強くする……(適当) -- 名無しさん (2022-04-04 18:10:55)
- 2体ノーダメがよく言われがちだけど、フロストアイスチャレンジで戦わされたときもかなりきつかった。他のチャレンジは全部アイテム無しでクリアしたけどこれだけは諦めてアタックアップ使った記憶 -- 名無しさん (2022-04-16 05:26:43)
- 三英貿易よりぬいぐるみが発売決定!やったぜ? -- 名無しさん (2022-05-13 16:12:47)
- 夢デラの4コマでカービィがこいつのケツにスターロッド刺すネタが今思い出すとかなり笑える。そして直後にフロスティはショックを受けたのかHPが勝手に0になるという… -- 名無しさん (2024-04-22 20:55:30)
最終更新:2025年04月29日 13:28