オリヴィエ・ミラ・アームストロング

登録日:2009/09/11 Fri 21:18:38
更新日:2025/09/10 Wed 20:22:21
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私以外の他人がつけた評価なぞいらん

私は私の目で人を判断する



オリヴィエ・ミラ・アームストロングとは、漫画鋼の錬金術師』の登場人物。

CV:沢海陽子
演:栗山千明(実写映画版『最後の錬成』)


北方司令部よりさらに北のドラクマとの国境線に駐屯し、「ブリッグズの北壁」という異名を持つ将軍。
アレックス・ルイ・アームストロングの姉。

金髪でストレートの長髪と厚ぼったい唇が特徴。
一族の血筋で、前髪の先端だけカールしている。
一族の中では小柄な方で、実はマスタングよりも背が低い。
(設定資料・対比表では身長約175cmとなっていてマスタングより若干背が高く描かれている)
そして爆乳である

爆 乳 で あ る

大事な事なので2回言いました。
実は乳の大きさはあのラストをも凌ぐらしい。
年齢はロイ・マスタングよりも少し年上との事なので、30代半ば頃と思われる。

この通り容姿だけなら非常にセクシーかつ魅力的な美人だが、性格は涙脆い弟とは正反対で過激かつ冷徹。
実力至上主義を貫く合理主義者でその思想・信条から、軍人でありながら心優しく、甘いところのある弟を嫌っている。

厳しい性格のために部下から女性とみられることは無い(バッカニア曰く「心臓まで氷の女王様」、他にも「あんなのメスじゃねえよ~」とまで言われる始末)。
しかし、必要なら自ら戦陣にたって剣を振い、部下の死を侮辱したレイブンを斬り伏せるなど根は弟と同じで情に厚く、部下からは指揮官として絶大な信頼を寄せられている。その為ブリッグズ軍は一枚岩として名高く、他の追随を許さない戦闘力と結束力を有する。
また共に胸が大きくて(ただしアレックスは胸筋)軍服の前が締めづらいという共通点もある。

錬金術は使えないが、個人としての実力(特に剣術)も指揮官としての能力も高い。
「豪腕の錬金術師」である弟と錬金術無しで殴り合ってボコボコに叩きのめせるほど。
指揮官としては精兵主義の方針を取り、有益であればその是非を問わない。

エルリック兄弟に対して当初は非常に厳しい態度を取ったが、スロウスが基地を襲撃した時の彼らの様子と彼らの能力を見極めた上でエルリック兄弟が人質を取られていると察した上で彼らに協力し、レイブンからホムンクルスの情報を引き出したりした。

東方司令部と合同演習を行ったことがあるため、マスタングら元東方指令部の面々とは面識があり、リザ・ホークアイやジャン・ハボックには目をつけており、失うには惜しい人材だと評価していた。
マスタングに対しても敵意のある言動が目立つが、有力なライバルと見ていることの裏返しである。

中央に呼び出されたことを利用してキング・ブラッドレイに取り入り、そのまま中央(大総統府)に栄転となる。
その後、父に「家督の座を自分へ譲って国外に隠居せよ」という一見すると無礼な要求を突きつけ、弟のアレックスとの一騎打ちの末に倒して家督を継いだ。
(決闘のあいだに二人を除いた家族らはさっさと出発した)
この時点で軍上層部を通して彼らの陰謀を知っており、家督と隠居の件についても(後述の作戦以外の意図として)家族を人質に取られぬための計らいである。
決闘後にアレックスから思惑を見抜かれた時も、口角を上げるだけで否定はしなかった*1

「約束の日」ではアレックスとのアームストロング家での一騎打ちによって損壊した家を治す過程で、アームストロング家に事前に仕込んでおいたブリッグズ兵と共に中央司令部内から決起した。決起後にはスロウスや不死の軍団と激突し、アレックスや自身の説教に感化した中央司令部の兵士らと共に立ち向かい、更にブリッグズ兵らと共に中央司令部の占拠を行い、彼らから援軍に行ってもらうよう頼まれたカーティス夫妻の援軍により、スロウスの討伐を成功した。
その際に知り合ったイズミ・カーティスとは一目で気が合い、親友の間柄になっている。

全てが終わった後は、ブリッグズ兵が中央司令部の兵を殺し過ぎたことから、司令官では中央に残ることは無理と考えられ、再びブリッグズに戻った模様(一時期はクーデター首謀者の濡れ衣を着せられそうになったが、その後誤解は解けている)。公にはキング・ブラッドレイを排除しようと企む軍上層部の動きを事前に察知して、ロイ・マスタングと共にクーデターを成功させ、国民の大多数の命を犠牲にする錬金術の大実験を防いだ中心人物と言う扱いになった。


◆名言集

「ちっ!!」

「生まれも育ちも血も生粋のアメストリス人である私が上に立つには、貴様のような者が必要だ」
「四の五の言わず付いて来いマイルズ」

「ぶった斬ってしまいたい!!」

「その腐りきった尻を乗せている席をとっとと開けろ!老害!!」

「上っツラで私が育てた兵を語るな」

オリヴィエ「ぬくぬくとした安全地帯から戦場を眺める貴様らのような者が―――」
「痛みとかいうものをさも崇高であるかのように仕立て上げ利用する!」
ガードナー「反逆者になるかアームストロング!」
オリヴィエ「どうかな?事が終えた時には英雄になっているかもしれんぞ」
「ただし、私はイシュヴァールの英雄ほど甘ったるくはない!」

「これからこの世を背負って行く若者に、今この世を背負っている大人の…」
「我らの生き様を見せんでなんとする!」

ブリッグズ兵「バッカニア大尉は笑って逝かれたそうです」
オリヴィエ「―――そうか」
     「奴が笑って逝ったのなら、我らが泣く訳にはいかん。進もう」

「…どうだブラッドレイ。私の部下は強かったろう…?」

◆余談
言わずもがなだが、2003年版には全く登場しない。


追記・修正をせんでなんとする!

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最終更新:2025年09月10日 20:22

*1 後に、全ての黒幕である「お父様」が国土錬成陣を発動した際には、文字通り国土中の人間が一時犠牲となったので、人質のリスク抜きでも結果的にこの判断は正しかったと言える。

*2 「ぱふ」2007年3月号より。