スーパーマリオ ヨッシーアイランド

登録日:2010/12/17 Fri 00:48:24
更新日:2025/05/17 Sat 18:05:04
所要時間:約 8 分で読めます







キャンバスに描かれたヒーロー誕生物語。




スーパーマリオ ヨッシーアイランド』(Super Mario World 2: Yoshi's Island)とは、1995年8月に任天堂から発売したスーパーファミコン用ソフト。
ジャンルは横スクロールアクション。


◆概要

マリオシリーズおなじみのスーパードラゴン『ヨッシー』がお菓子作りやハンティングを経て、初の主役作品となった本格アクションゲーム。
二人(ついでにルイージ)のヒーロー誕生と出会いを描いた物語となっている。

3DOセガサターンプレイステーションが美麗なCGで注目されている中でほのぼのした手書きタッチのグラフィックで注目を集めた。
他にもスーパーFXチップによるダイナミックな動きや巨大ボス、マリオには無かったヨッシーの斬新なアクションで評価は高い。

海外版のタイトルを見る限り、スーパーマリオワールドの続編という扱い。

2002年9月にはGBAで追加要素を加えたスーパーマリオアドバンス3として発売。

2007年3月にはDSで続編ヨッシーアイランドDSが発売したが、システムが不便になった事による高難易度のため評価は低い。


2014年には3DSにて『ヨッシーNewアイランド』が発売。時列的に初代とDS版の間となるストーリーとなっている。

上記の通りスーパーFXチップがロムに内蔵されており、バーチャルコンソールなどの移植が困難であったが、
2017年10月5日にニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンが発売、ゲーム機に同ゲームが収録された。


◆システム

ゴールに向かって進んでいくのはいつものマリオと同じ。

ダメージを受けるとヨッシーが背負っている赤ちゃんマリオがシャボン玉に入れられて空中に放り出され、スターのお守りのカウントが減っていく。
スターのお守りが0になり、コカメック達に連れて行かれる前にマリオに触れないとミスとなる。
助けを求める赤ちゃんの声にイラついた焦りを感じた人も多いだろう。
奈落の底に落ちたり、トゲや溶岩に触れてもアウトになる。

スターのお守りは最大30まで。アイテムによる入手の他、中間ポイントをくぐることでも増やせる。また、10までなら自然回復する。

コースをゴールすると成績が採点され、1つのワールドの全てのコースが満点になるとワールド毎に非常に難易度が高いスペシャルコースに挑戦可能。

採点基準はスターのお守りの数字最大30、赤コインの獲得数最大20、スペシャルフラワーの獲得数最大50*1になっている。
なお、SFC版ではゴール時のイベント中もスターが自然回復するため、通常コースでの最低点数は4点。ボス戦では0点が起きる場合がある。
満点を目指す場合はスターのお守りを1つたりとも失ってはいけない。特にボス戦ではノーダメージ必須となり、全コース満点はなかなかに難易度が高い。

好きなタイミングで強力な効果を持つスペシャルアイテムを使用出来る。(当然ボス戦では使用不可)
入手はミニゲームとボーナスチャレンジのみ。

◆アクション

  • 飲み込み
舌を伸ばして敵やコインを口に入れる。
飲み込んでタマゴにする事も出来るし吐き出して敵にぶつけることも出来る。
一部の敵は飲み込んでタマゴに出来ないものや、そもそも口に入れられないものもいる。
また口に含むことで特殊な攻撃ができるもの(スイカ等)もある。

  • タマゴ投げ
産んだタマゴを投げて敵を狙って当てる。
タマゴは壁や床に当たると反射して色が変わり、変色したタマゴは敵に当てると黄色はコイン、赤色はスターのおまもりが二つ出てくる。
光っている物は敵やハテナ雲に投げ当てて割れると赤コインが1枚出てくるので無駄にしないこと。

  • ふんばりジャンプ
ジャンプ中にBボタンを押すと足をバタつかせて跳躍距離を伸ばす事が出来る。
また、敵を踏んづけると通常よりも高くふんばれる。高度を稼ぎながらジャンプしたい時に有効。

ジャンプしてから一度着地するまでの間、1回しかふんばれない……といった仕様は無く、
ふんばりジャンプが終わった直後にタイミング良くBボタンを押す事で再度ふんばりジャンプが可能。
このテクニックを難なく実践できれば、うっかり足を踏み外したり広い穴に落ちても踏みとどまりやすくなり、延命…ひいては生還に繋がる事もある。

  • ヒップドロップ
今ではおなじみヒップドロップ。
杭を打ち込んだり、敵を踏みつぶしたりできる。
マリオランド3のブルワリオが初出。

  • モーフィング
乗り物が写っているシャボン玉に触れる事でヨッシーはその乗り物に変身できる。
コースに直置きされているものは何度でも変身できるが、ハテナ雲から出てきたものは1回使い切り。
変身できる乗り物は以下の5種類。

 ヘリコプター
  空中を自在に高速飛行できる。慣性が独特なうえ、急には止まれない。
  敵に当たった時のタイムロスも一番大きく、しかも下方へ大きく落ちるため、場所によっては落下ミスに繋がる事も…。
  モーフィングで最も出番が多い。

 モグラタンク
  土の壁(もとい崩れる床)を掘り進んだり、天井や壁に張り付いて進むこともできる。
  加速しながら移動出来ないため、この方法でないと取れない赤コイン等がある場所は極力グダらずに集める必要がある。

 潜水艦
  水中に潜り、自由に移動することが出来る。加速はできないが移動速度はそこそこ。
  モーフィングで唯一の攻撃手段を持ち、近くの敵をある程度追尾する魚雷を装備している。
  Bボタンで発射できるが放てるのは1発だけであり、画面内に発射された魚雷が残ってると次の魚雷を発射できないのが欠点。

 機関車
  壁に描かれた絵の線路を走行できる。Bボタンを押しながらだと高速移動できる。
  線路を走っている時は壁に描かれている、らくがきヘイホー達が追尾してくるので注意。

 車
  地上しか移動できないが、ヘリコプターに負けず劣らず素早く走行できる。
  車体の高度を上げることで地面を歩く敵をかわしたり、高い場所へと登れるようになる。
  壁に引っ付いた状態でタイミング良く車体の高度を上げると、壁を垂直で登れるという隠れたテクニックも。
  変身出来る場所が一か所しかない。

変身後は一定時間内にヨッシーブロックに触れないと元の場所に戻される。
中にはシャボン玉が奈落にあり、1発でヨッシーブロックまでたどり着かないと戻された瞬間に落下死なんて場所も。


  • スイカ
口に含んだ種類によって様々な効果がある。
効果が通用するかは敵毎に異なり、意外な敵に効いたり効かなかったりする。

緑→前方にスイカの種を飛ばす。吐ける回数は30発。
  狙った場所に飛ばし辛いタマゴと例えれば良いだろうか。一部敵は種が当たるとスターのおまもりに変化する。
  この緑に限り、食べかけの物をおさるさんが持っている事があるが、そちらは食べても10発分しか飛ばせない。
赤→正面に炎を吐き、敵を燃やしたり氷ブロックを溶かせる。吐ける回数は3発。
  燃やした敵は倒した扱いにはならず、画面スクロールだけで復活する事に注意。
  ちなみにバブルやボーボーヘイホーを食べる事でも赤スイカを食べた時同様に炎を3発吐ける。
青→正面に氷の息を吐き、敵を凍りつかせる。吐ける回数は3発。
  凍った敵に触れると粉々に砕けて倒せる上、踏んづける形で触れるとふんばりジャンプの高度が伸びる。
  なお、凍った敵に触れずにしばらく放置すると解けて元に戻る。

  • スーパースター
特定のステージではスーパースターを取ると、マントを付けた無敵マリオになり、自由に動かせる。
無敵なのでぶつかるだけで敵を倒し、トゲ地形の上を通ってもミスにならない。
それに加えて飛ぶとパラシュートの如くフワフワ降りれたり、身体の小ささを利用して細道を通る事が出来る。
変身中は一部の点線ブロックが可視化し、下から叩くと1コインかスターのおまもり1個が飛び出る。このブロックは何度でも叩ける。
なお、時間切れになった際はモーフィングとは違い、その場で元に戻る。


◆ギミック

  • タマゴブロック&タマゴフラワー
ヨッシーのタマゴのような模様がある四角いブロックと、上を向いたマダツボミに似たタラコ唇の白い花。
前者は叩く事で、後者は口(?)から吹き出すことでタマゴを供給してくれるありがたい存在。各所でタマゴが無ければ進めない状況を助けてくれる。
タマゴフラワーは一定間隔でタマゴを1つ供給するが、ヒップドロップをすると一気に複数個のタマゴを出してくれる*2
タマゴフラワーには類似種として、タマゴではなく当たるとダメージを受けるサンボを吹き出すサンボフラワーが存在する。

  • ビッグタマゴ
デブホーを食べる事で生まれる巨大なタマゴ。
重いからか普通のタマゴと違って遠くまで投げ飛ばせないが、
床に落ちるとPOWと同じ効果が発動し、画面内の雑魚敵全てがスターのおまもりとなる。
三つ以上持っているとデブホーが出てこなくなる点は注意。
またビッグタマゴを持っている状態でゴールするとコインに換金されるため、通常の方法では持ち越す事が出来ない。

なお、ビッグタマゴは一部のボス戦でも攻撃用のタマゴとして登場するが、上記のような性質は持っておらずサイズが大きいだけとなっている。

  • かるがーもの子供
3-3・4-7・5-6に登場するかるがーもが連れている子供。
かるがーも達はヨッシーに一切攻撃してこない無害なキャラなのだが、
一度踏みつけるとかるがーもが走り始め、その時に子供へ触れると拉致奪ってタマゴのように持ち歩く事が出来る。

このかるがーもの子供はタマゴのように投げる事ができ、投げてもブーメランのように戻って来る。
ただ、壁に複数回ぶつからせるように投げると手元へ戻らずそのまま死に、子供投げをキャンセルするとヨッシーから逃げ出す事もある。
大体の雑魚敵を貫通し、多段ヒットまでするので武器としては強力だが使えるステージは数少ない。
持ち歩いた状態でゴールすると親元へ返されるかのように飛び去ってしまうので、通常の方法では持ち越す事が出来ない。

  • スターのおまもり
前述のようにシャボン玉に入ったマリオを守ってくれるおまもり。
最大で30まで手に入れることができ、それ以上はコインとして手に入る。

  • コイン
おなじみのコイン。100枚集めると1UP。
各コースには普通のコインに紛れて赤コインが20枚存在。コースの得点以外に影響はしないが、外見ではほとんど見分けがつかない*3
プロペラヘイホーが掴んでいる物もあり、こちらは最初から赤くなっているので分かりやすい。
しかし画面外から飛来するプロペラヘイホーの物は飛び去ってしまうと再出現しないため、取り逃すとステージを最初(または中間)からやり直すはめになる。
取り辛い位置に飛来してくる意地悪なステージも割とあり、100点を目指す時はコイツらの持つ赤コインが難関として立ちはだかる事も。

  • スペシャルフラワー
白い花びらを持つニコニコした花。各コースに五つあり、全て集めると1UP。
位置はコースによって固定だが、取り辛い場所にあったり、特定のハテナ雲の中身や隠し部屋の報酬だったりも。
また、集める事でゴール・ルーレットでボーナスゲームが遊べる「当たり」を増やす事ができる。

  • 中間リング
キラキラした光が連なったリング。いわゆる中間ポイント。
くぐりぬける事でスターのおまもりを10ポイント回復させ、ミスしてもそこから始める事ができるようになる。
くぐった時、画面内に雑魚敵がいれば、それらをスターのおまもりに変えてくれる嬉しいオマケ付き。
複数用意されたステージもあれば、そもそも設置されてないステージもある。

  • チューリップ
顔つきのデフォルメされた巨大なチューリップ。
常に微笑みながら頭部をゆっくり開閉しており、養分となる獲物を待ち構えている……のかもしれない。
1-1や1-6のように平和な環境だけでなく、4-6や5-1など生き物があまり来ないような場所にさりげなくいたり、
6-6みたいに物騒かつ暗い地下洞窟にもひっそりといる。どこにでも生息できる植物のようだ。

頭部以外に敵やタマゴを当てても弾かれるだけだが、そんな頭部に雑魚敵かタマゴをうまく入れると、周囲にスターのおまもりを8個吹き出してくれる。
そして吹き出し終わると、その場からパッと消える。

  • ハテナ雲
各地を漂う、羽根のついた?マークが記された雲。
タマゴをぶつけることでスターのおまもりが出てきたり、架け橋や足場となるヒマワリ等のギミックを発動させたりする。
普段は見えないが、ヨッシーが触れる事で半透明になって見える、かくれハテナ雲も存在する。
更なる上位版として転がしてきたワンワン岩(または雪玉)で触れないと半透明で見える状態にならない*4という、かくれハテナ雲もある。

  • ワンワン岩
敵キャラのワンワンに似た岩。灰色と茶色の二種類が存在。
灰色のワンワン岩は画面アウトすると初期位置に戻ってしまうが、茶色のワンワン岩は画面アウトしても止まった場所の位置で留まる性質を持つ。
転がっている間に触れた敵は大体倒せる上に、足場にもなるという頼れる岩。この岩を運んでいくステージも存在する。
押したり、上に乗って玉乗りの要領で転がしたりすることで移動させることができる。
ヨッシー自身は転がってくるワンワン岩に当たってもダメージこそないが、大きく押し込まれる。
狭い足場で障害物のように設置されていたり、坂の上から転がってきたりと、こちらに牙をむいてくる時もあるので注意。


◆ストーリー

むかし、むかしのおはなしです。
あかちゃんマリオとヨッシーのはなしです。

コウノトリが双子の赤ん坊を親元に運んでいた時にカメックが襲撃。一方の赤ん坊は連れ去られ、もう一方の赤ん坊は空から落下してしまう。
赤ん坊を一人連れ損ねたことに気付いたカメックは部下に捜索を指示。

一方、落ちた赤ん坊はヨッシーが住む島「ヨッシーアイランド」に住む一匹のヨッシーが偶然受け止めたことで事なきを得た。
島の仲間達全員でどうしたものかと悩んでいると、赤ん坊は一つの方向を指さす。
そこでヨッシー達はみんなでかわりばんこで赤ん坊が行きたがっている場所へ向かうこととなる。


◆登場キャラ

本作の主人公。マリオをかわりばんこで運んでいく。
コース毎に色がかわるが性能は変わらない。
オレンジヨッシーが茶色に見えるのは気にしてはいけない。

ご存じスーパーヒーロー…の幼少期の姿。ヨッシーに乗って一緒に冒険する。
ヨッシーが上を向くと一緒に向き、頭を抱えてしゃがめば一緒に抱えるなど、なにかとマネしたがりなお年頃。
少々泣き虫だが、スーパースターを取ることで無敵状態のパワフル赤ちゃんになれるなど、このころから既にヒーローとしての片鱗をのぞかせている。

ご存じ緑の人気者…の幼少期の姿。
今回はカメックに攫われ、囚われの身となるヒロイン的立ち位置。なので最後以外、出番無し。

  • コウノトリ
マリオとルイージを両親のもとに運ぶ最中にカメックに襲われ、ルイージをひったくられてマリオは落としてしまう。
その後、コウノトリは単身で二人の行方を捜していたようだが途中でカメック一味に捕まり、ルイージと共に囚われの身となってしまった。
それもあってオープニングとエンディングしか出番が無い。

クッパ王国に仕える魔法使い。
占いでマリオとルイージが王国に災いをもたらすと出たことを危惧し、赤ん坊をさらった張本人。
ボスステージに現れ、雑魚敵を魔法で巨大化して戦わせる。(とあるボスでは逆にヨッシーを小さくする)
一部のステージでは箒に乗って襲いかかったり、魔法を撃ってくる。
実はスーパーマリオRPGで同一人物疑惑のあるキャラクターが出ている。

ご存じカメ一族の大魔王…の幼少期の姿。
マリオ達と違い、ある程度の言葉は喋れるほか、子供ながらめちゃくちゃパワフルに動き回る。マリオ達よりも年上なのだろうか。
体は小さく、一人称も「ボク」の赤ちゃん口調だが、この時点で既にカメックも手を焼くワガママな暴れん坊。
作中で唯一、ヨッシーではなくマリオに話しかけてくるキャラ。
カメックの魔法により、過去作でも最大級の巨大化を果たす。

丸っこい体型にブチ模様が特徴的な犬。
見た目とは裏腹に人懐っこく、上に乗るとヨッシーが向いた方向に走り出す。
とある事情により、バカイヌという不名誉な称号が与えられている。詳しくは項目にて。

今や有名となった仮面の雑魚キャラ。
日本では本作が出世作であると言え、クリボーような代表的雑魚ポジションとしてあらゆる個所に登場する。
併せて、プロペラヘイホーやヤリヤリダンサー、ゆーれいヘイホーをはじめとした大量のバリエーションも得た。

  • ボロドー
マリオを奪いに襲いかかるイヤな奴。ヘイホーと組んだり、布おばけの中身だったりとあの手この手で狙ってくる。
しかもタフで、複数回踏んづけたり卵をぶつけたりしないと倒せない。
終盤では「ボロドーだらけのどうくつ」という、あまりお近づきになりたくないコースも登場。
赤コインを持った赤いボロドーもいるが、このタイプは赤コインを取られまいと逃亡を図る。
また、ミニゲーム部屋で遊べるミニゲームの相手でもあり、タネはきバトルではヨッシーを模した被り物を被る。どうやってスイカ攻撃をしているのだろうか?



◆各ワールドの簡単な説明

1つのワールドごとに8ステージがあり
そのうちステージ4はとりで、ステージ8はおしろ(ワールド3のみ土管)となっており、ボスが存在する。
ワールド内の8ステージ全てで100点を取るとスペシャルステージが登場する。
さらにGBA版では1度エンディングを見ることでひみつステージが登場する。いずれも高難度のため挑むなら覚悟を持って。

また、ワールドが進むごとにマップ画面での音楽が少しずつ豪華になっていく。
ワールド1とワールド6を聴き比べるとその違いがよくわかる。

  • ワールド1
草原ステージ。
基本的な操作を学ぶステージで比較的簡単。だが、強制スクロールステージも登場するため油断は禁物。
アクションやアイテムの性質をしっかり学ぼう。
ボスは巨大ドンブリブロスの「ビッグドンブリ」と巨大スライムの「ビッグスライム」


  • ワールド2
林の広がるの高原や山のステージでお化け屋敷が登場。
少し難易度が上がる程度で全ステージ100点もギリギリ取れなくはない。
バカイヌ初登場プレイヤーの進め方次第ではワールド1のスペシャルで先にご対面するけど。
また、ノコノコ・パタパタ・テレサ・ジュゲム・サンボといったマリオシリーズでお馴染みの敵キャラが多数出現し始めるのもこのワールドの特徴。
ボスは巨大テレサの「びっくりテレサ」とカメックの魔法により生まれた花瓶の怪物である「つぼおばけ」


  • ワールド3
沼地やジャングルのステージ。
おさるがうっとうしい。食べられたら一発でアウトな魚も登場する。
湿地帯のためかマグマはなく、3-8はお城ではなく土管と他ワールドと異なる点もある。
ボスは食いしん坊カエルの「ゲロゲーロ」と巨大パックンフラワーの「ビッグパックン」
ゲロゲーロ戦はカメックの魔法により小さくなったヨッシーが食べられてしまい、彼の胃袋の中で戦うという仕様。最後はクソとなって出てきます。
ビッグパックンは正攻法ではこのステージで覚えたばかりの水切りを使って倒しましょう。
また、ビッグパックンはとある方法を使えば巨大化する前に倒せてしまう。チクショー!!


  • ワールド4
紅葉樹の広がる渓谷や山岳地帯のステージ。
山のステージと言う面ではワールド2と同じだが、より足場が悪くなっておりここから一気に難易度が上がる。
プリンゼリーみたいなプルプルした敵達やプチプチした敵が登場する。
マリオシリーズお馴染みのクリボーはなんとこのステージでようやく登場する。まぁ4-1にしか出ないんだけども
ボスは巨大プチプチくんのビッグプチプチと巨大ノコノコの「ビッグノコノコ」
ビッグノコノコは顔を踏んだ時の表情がなんか腹立つ。


  • ワールド5
前半は雪や氷で覆われた白銀地帯、後半は渡り鳥の飛び交う上空のステージ。5-3では赤いスイカが重要になる。
可愛くも憎たらしいペンギン「ターくん」が登場します。
後半からはスキーにも顔見せした憎めない顔の「あほーどり」が本格的に登場。足場にもできます。
洞窟内では尖った氷柱に頭をぶつけないように。時には氷柱が上から降ってくることもある。
鬼畜スキーがある。
寒冷地ゆえか砦・城ステージを含めてマグマがどこにも無い。代わりにトゲや穴は多いが。
5-1~5-3は雪と氷のステージ、5-5~5-7はアスレチック3連チャン。
ボスは巨大けめくじの「ビッグけめくじ」と巨大キューちゃんの「ビッグキューちゃん」
ビッグキューちゃん戦はとある小さな惑星での決闘となるため、タマゴは全て失ってしまう。


  • ワールド6
島を飛び出してクッパ王国へ乗り込む。
夕暮れをバックに荒廃した地帯のいたるところに白骨遺体が散らばっており、敵も幽霊系が多数を占める。
更に後半のステージだと日没によって薄暗くなり他のシリーズのクッパ王国と比べても異質な不気味さを放っている。
難易度が最も高いうえに各ステージは全体的に長く、ボロドー君が普通にステージに登場します。
6-4のブロックスライム戦でストレスが溜まった人も多いのでは?
6-5の非常に長い強制スクロールステージと6-7の鬼畜アスレチックは覚悟してプレイすべき。
ボスは巨大カチカチくんの「ビッグカチカチ」と未来の大魔王である「ベビークッパ/ビッグクッパ」
このワールドをクリアすれば晴れてエンディングとなる。






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  • 1995年
最終更新:2025年05月17日 18:05

*1 1つ当たり10として、各コースに5つのフラワーがある。

*2 ヨッシーが所持する卵が少ないほど、一気にたくさんのタマゴを出す他、供給間隔も早くなる。

*3 普通のコインより若干赤みがかっている。また、スペシャルアイテムの「むしめがね」で区別をつけられるようになる。

*4 このタイプのハテナ雲はスペシャルアイテムの「むしめがね」でも見えるようにならない

*5 『スーパーマリオアドバンス3』では「タネはきバトル」が遊べるステージが2個ほど増えた。

*6 5-1にある氷の洞窟と同じ靄が全域にかかっているので、氷とマグマが共存した洞窟なのかもしれないが…

*7 2匹目のビッグワンワンはリフトにずっと乗ったまま左側へ移動すると現れるようになっており、ふんばりジャンプを駆使してうまく動く(リフトの移動途中でふんばりジャンプを使って一旦空中に留まり続け、戻って来たリフトに再度乗り直す)と出てこなかったりする。

*8 GBA版こと『スーパーマリオアドバンス3』では「ボスのへやのまえ」に変更。これはこれで緊張感を醸し出しているが「追いかけてくる場面と合ってない」とか「前の方が良かったので変更しないでほしかった」と一部で賛否両論気味。