ギーグ(MOTHERシリーズ)

登録日:2011/04/01(金) 13:10:46
更新日:2025/03/11 Tue 09:29:27
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任天堂のゲームソフト「MOTHER」、及びその続編である「MOTHER2 ギーグの逆襲」でラスボスを務めるキャラクター。
どちらにしても、終盤にかけて倒すべき存在として名前がストーリーに登場する。


この項目は『MOTHER』および『MOTHER2』のストーリー終盤の重大なネタバレを含んでおります。













日本においては、名前が同じ「ギーグ(Gyiyg)」である事、MOTHER2の「ギーグの逆襲」という「前例が存在した前提」のサブタイトルに加え、糸井重里氏がインタビューで「1のギーグは子どもで、2のギーグは大人の姿」とも語っている*1事から同一存在と考えられている。

しかし実際の外見や言動があまりに異なるためか海外では全くの別個体と認識されており、名前と綴りもそれぞれ、Earthbound Zero (MOTHER)では「Giegue」、Earthbound (MOTHER2)では「Giygas」と、日本版とも違う微妙に異なるものを与えられている。

MOTHER2では起動時のデモシーンにサブタイトルの英訳「GYIYG STRIKES BACK! *2」とのテロップが記された一枚絵が登場するが、Earthboundではこの文面は「THE WAR AGAINST GIYGAS! *3」となっており、やはり「再来」のニュアンスは削られている。


共通点として
  • 地球の侵略を行動理念としている
  • 普通の攻撃では倒せない
  • 戦闘中にこちらへ語りかけてくる
  • 攻撃行動がすべて正体不明であり、戦闘メッセージでは性質等を判断できない
  • 主人公にデレデレ
があげられる。
あと恐ろしく不気味。



割とよく間違えられるが「ギーク」ではない。



<それぞれの作品でのギーグ>



★MOTHERでのギーグ


もう おかえりなさい
みにくい ちきゅうじん と ともに ほろびてください


「痩せた」というレベルを超えた紐のような白い肢体、角のように頭の上部から生えた耳、長く伸びる尻尾など、エイリアンそのもののような姿。
宇宙人センスの培養装置とでも言ったマシンの主要部、液体に満たされた透明球内に全身を収容している。

「マザーシップ」と呼ばれる宇宙船に乗り、鬼畜ダンジョン「ホーリーローリーマウンテン」最奥で待ち構えている、MOTHERにおける異変の元凶。
部下にスターマンやムークと言った宇宙人達を従えている他、バーボットやスージー、R-7037系などのロボット軍団も使役する。
洗脳して配下にすべく、イースター村の大人たちをはじめとして多くの地球人をさらっている。

宇宙人たちに誘拐された主人公の曽祖父母が、まだ幼子だったギーグの育ての親になった事がMOTHERのストーリーの始まり。
やがて曽祖父ジョージは脱走し地球への帰還に成功したが、曾祖母マリアは囚われの身のままギーグと共に生涯を過ごして息絶え、ジョージはギーグからマリアを取り戻すべくPSIの研究に生涯を捧げて亡くなる。
そして長い時間が経ったのち、成長したギーグの地球侵略が始まった事で、主人公とギーグとの対決が幕を開ける。

戦闘中の会話から完全に人類を見下しているようではあるが、主人公だけはマザーシップに乗り込むよう促す辺り、育て親に対する恩義は心得ているのかもしれない。
ただ、「育ててくれたマリアへの恩」と「反逆を企てたジョージへの怨」を一緒に纏めて「お世話になっている」と述べるなど、
人間とはやや異質な思考体系、あるいは捻くれた言い回しを使う性質および情緒不安定性がうかがえる。


戦闘においては、主人公達の攻撃を物理・PSIともに一切受け付けず、悠々と上から目線で語りかけながら、「ギーグからの こうげきの しょうたいが つかめない!」とメッセージ表示される謎の全体攻撃を連発してくる。
それまでの敵とはあらゆる意味で一線を画し、異質にして対処不能という、不気味さと絶望感を覚えさせる敵。

しかし、やがてギーグが言葉を投げかけ終え、主人公を見放して無言で滅ぼしにかからんとする頃、冒険を経てきた主人公達の脳裏には、あらゆる攻撃が通用しないギーグに唯一つ届きうる「ある行動」への心当たりが……


ちなみに、文面を含む演出からは全く分からないが、ギーグの「正体不明の攻撃」は本作ではPSI攻撃と同等の性質を持つので、ペンダント等の装備品による耐性で被ダメージを軽減可能。
サイコシールドを張っていれば半減可能で、通常80前後の全体ダメージが40前後に抑えられるため、必ず最初のターンでかけておこう。
ただし、パワーシールドの反射は不可能。


プロトデビルンなどと言われたりする。
作風の類似性やエスパー設定に近しい事、体型特徴の共通項の多さなどから、ミュウツーの元ネタではないかと言われる事もある(詳しくはミュウツーのページを参照の程)。




★MOTHER2でのギーグ


ギーグは じぶんの ちからの あまりの つよさで
じぶんの じんかく さえ はかい してしまったのさ!


こちらは序盤から名前が明かされ、要所要所で名前を聞く事になる。と言うかサブタイトルに出てる。
「ちえのリンゴ」と呼ばれる予言マシンで自らの敗北を知ったギーグは、その元凶たるネスを幼少のうちに抹殺するために地球侵略を行う。
主人公達の行く先々で起こる怪現象は、ほぼ全てギーグの仕業である。

存在するだけで生き物の悪の心を刺激するパワーを持つらしく、物語の序盤で登場する敵はギーグによっておかしくされた動物たちや人々が多い。
ギーグが直接従える主要な部下はやっぱり宇宙人とロボット達で、幹部格にはゲップーやDXスターマンなどが控え、地球侵略の作戦を進める。

元より有していたものか、求めて増長し過ぎたがゆえかは定かではないが、ギーグ自身にもコントロール不可能なほど強大な力を持ち、主人公達と「過去の最低国」で相対する頃には、その力の暴走により己の人格をも破壊し、思考能力や認識力も失っている。
ポーキー曰く「とんでもない力の大馬鹿野郎」「もはや悪の化身なんかじゃない、邪悪な力そのもの」。


前作と同じく凶悪なモンスターが闊歩するド鬼畜ダンジョン過去の最低国」に拠点を置く。
時空を超えてギーグのもとに向かうために、主人公達は身体を捨て、機械に魂を移さなければならない。


戦闘では複数の形態を持つが、大別して「あくまのマシン」に収容された状態と、それから解き放たれた状態、2つの姿を取る。


前者の状態では、球状のマシン頭部の中央に凹んだ穴から主人公の顔と同じ形の虚ろな顔面を形成し、重装備ポーキーと共に襲い掛かってくる。
本来主人公にしか扱えない筈の必殺PKを速い行動速度から容易く連発し、更に「あくまのマシン」によってあらゆる攻撃を際限なく無効化・反射する状態にある。
そのため、サイコシールドを張る際は「Ω」(反射)ではなく「Σ」(無効化)を使うようにしないと、反射ダメージが誰かに跳ね返ってくる。
重装備ポーキーのヘビーな攻勢も相俟って、苦戦は必至。


ある程度ポーキーにダメージを与えると、ポーキーが「あくまのマシン」のスイッチを勝手に切り、真の姿が現れるのだが……





とりあえず、その姿は自分の目で確かめて欲しい。
「悪そのもの」と表現されるだけあって、1のギーグとは全く異なる、不愉快かつ抽象的デザインである、という所までは触れておく。



当時、いや今現在においてもブッチギリで恐ろしいラスボスのトップ10に入るに違いない。
その異様な姿と戦闘BGMの不気味さ、狂気に満ちた台詞の数々で、プレイヤーに凄まじいトラウマを植え付けた。



一連のモチーフは糸井重里が少年時代に映画館でポルノ映画「憲兵とバラバラ死美人(1957)*4」を誤って見てしまった時に感じた心情、および映像そのものだったそうな。
そんなものをよくラスボスに……と言うか任天堂ハード用の市販ゲーム向けに起用しようと思ったものである。

曰く「すごく不快なものを作りたかった」
そういった意味ではかなり狙い通りであろう。




戦闘中会話ももちろんあるのだが、ある程度高い知性を感じられた前作ギーグと異なり、ポーキーが「自分の人格さえ破壊してしまった大馬鹿野郎」と称した通り、完全に精神が破綻し妄言をランダムに並べ立てる狂乱の塊とでも言ったものに成り果てている。
もはや文意も主張の体も成しておらず、既に会話ではなく暴走した支離滅裂な感情の羅列か何かに過ぎない。

特に「ネスサンネスサンネスサンネスサンネスサンネスサンネスサンネスサンネスサンネスサンネスサンネスサンネスサンネスサン……」は狂気の筆頭。



この状態になると、前作同様に「ギーグからの こうげきの しょうたいが つかめない!」と表示される攻撃を使ってくる。
前作と異なり攻撃内容に幾つかのバリエーションがあり、PSI属性も失われて軽減困難になっている上、ステータス異常を振り撒く攻撃が多いので、かなり厄介。
精神が壊れて不安定なためか、たまに攻撃してこないターンが混ざったりもするが。

尚、正体不明攻撃のバリエーションのうち2つの中身は、それぞれ作中で他の敵からも使われる「まばゆい光(PKフラッシュ)」「バチバチ攻撃(PKサンダー)」と同様のもの。
前者はやみのペンダント等で被害(主に気絶=即死)の発生率を下げられ、後者はフランクリンバッジで跳ね返せる上に電撃エフェクトが入るので見分けやすい。
残りの1つは全体化された「PKフリーズα」。ダメージも地味に痛いが、なにより凍結の追加効果がやらしい。
そうでなくとも、流星群降らせまくってくる鬼畜部下宇宙人共に比べれば、殺傷力自体はだいぶ控えめ。
と言うか長期戦必至なのであの規模の攻撃されてたらトラウマもっと余計に増える。

また、狂っているせいか何故かブレインショックに弱い。いちごとうふメンタル。
上手く刺されば、単純計算で攻撃のうち半分がギーグ自身に向かうようになるため、被害をかなり抑えられる筈。
どの攻撃も特殊攻撃なので、こちらが「たたく」「うつ」を控えれば、変状態が解除され正気に戻る(?)ことはない。



尚、あくまのマシン解除後のギーグには普通に攻撃が届きダメージを与えられるのだが、ある程度ダメージを与えるとポーキーが再度煽りを入れてくる小型のメッセージイベントが入る。
この瞬間からギーグのHPが事実上無限になるため、普通の攻撃で幾らダメージを与えても撃破はできない。
一見まともに戦えているように見えながらも先が見えないままじわりと押し潰されるため、ある意味では過去のギーグ以上に絶望的。


そんな彼を倒すヒントは、実はそのポーキーの台詞に隠されている。

もっとも、作中の流れ的にはポーキーらしい完全に舐め切った態度での罵倒の中に偶然紛れ込んだに過ぎず、少々遠回しな暗喩であるため、そうと知らなければそのような読み方・探し方をする事もなかなかないだろう。
その後の展開も含め、言われてみればこの絶望的脅威に対してある意味ぴったりな解法である。


……散々ごまかしているが、実の所、答えが本記事のどっかにしれっと載ってたりするのはヒミツ。




ギーグを倒すと、激しいノイズからのブラックアウトというゲームとして超恐ろしい演出が展開されるが、決してゲームが壊れた訳ではない。
前後の流れを考えると、「主人公達の魂が入ったロボットが壊れた」事の表現と思われる。
勘違いしてリセットしてしまった人も多い事だろう。





MOTHER3でのギーグ(?)

MOTHER3にはギーグは登場しない。そのため存在や要素そのものを見る事はできないが、ギーグの影響を受け、ある意味では類似した状態に陥った「ギーグの痕跡」のようなものは確認できる。

また、データ解析によって見つかったグラフィックの中に、苦悶の表情を浮かべたクラウスの姿や、それがギーグのように赤黒く変色している様、天使あるいは宇宙人のような姿の謎の生命体など、異様すぎるものが存在。
これらは全て戦闘時の背景アニメーションとしてゆらゆらと動くように作成されており、恐らくMOTHER2のギーグ同様の演出効果を狙った物だと思われる。
開発段階ではクラウスが改造されギーグのようなキマイラにされていたとも、タネヒネリ島で製品版以上のグロテスクな幻覚が予定されていたとも噂されるが、どのようなシーンで使われる予定だったのかは謎である。




余談

項目冒頭でも触れた糸井の「1のギーグは子供で、2のギーグは大人」という発言があるが、実際の姿はまるで違い成長した姿という感じはしない。というか2のギーグは完全にぶっ壊れてるし。
それもそのはず、MOTHER2は当初1のストーリーを引き継いだ続編として開発がスタートしたものの、あまりに壮大な規模となったために一旦内容が整理され、紆余曲折の末に現在の形へと落ち着いたという経緯がある。上記の「2のギーグは大人」発言も整理される前の内容を表したものという訳。

ちなみにその開発初期の構想は2024年8月に開催された展示会「MOTHER2のひみつ」展にて初めて一般公開され、同年11月に発売された書籍「MOTHER2のひみつ」にその内容の一部が収録されている。
2のギーグが大人とはどういう意味なのか、ギーグが地球を狙う目的とは一体何なのか、そして宇宙ステーションの街ファイバレンや、そこから始まる銀河をまたにかけた壮大過ぎるスケールのMOTHER2の初期案が気になったらぜひ書籍をチェックしてみよう。


2のギーグであるが、3のポーキーの成れの果て、という説があったりする。
ただの少年であるはずのポーキーに目を付けたこと・ネスへの異様な執着・ギーグの中枢が球体をしている点、などが理由と思われる。
ドラゴンの覚醒にすら耐えるぜったいあんぜんカプセルに入っている彼であるが、その影響やあるいは常軌を逸する時間経過で機能異常を起こさないという保証は存在しない。
また2の世界では「完全なる同一人物」がカプセルの内部と外部に同時に存在しているという状況であり、その状況なら互いに干渉が可能という「想定外の仕様」こそギーグがポーキーを自らの元まで導けた理由であり、ポーキーというただの少年がマシンのスイッチを切れた理由であると考えられる。
とすると、あくまのマシンとは件のカプセルのことで、第二形態はカプセルの中で果てしなく長い時を過ごした果てに人の形すら保てないようになった現在のポーキーということになる。

また、この場合ギーグが持っていたという予言マシン「知恵のリンゴ」の正体にも推論が立つ。
ネスが様々な試練や妨害を乗り越えた果てにギーグを打ち倒すという内容を表示するであろう代物、それはニューポークシティの映画館で上映していたネスの冒険映画である。
実質自分の負けストーリーであるにも拘らず一切の改変も捏造も加えずに人前に晒しているネス大好きの彼ならば、一連の思い出として一緒にカプセル内に持ち込んでいる可能性は十分ある。
加えて、この段階のギーグは過去の記憶をまともに持ち合わせてないとすると、「確信をもって将来訪れる未来であると言い切れる映像情報」を表示するそれは予言マシンだと感じてもおかしくはない。

ギーグの逆襲とは、経緯に色々問題はあれどネスたちに追われる立場で終わったポーキーが、ギーグとして逆に襲う立場となった、ということなのだろうか。

+ ギーグの"逆襲"とは(もうひとつの考察)
『MOTHER』『MOTHER2』で共通の、ギーグを倒すのに必要な重要な要素。
それが「エイトメロディーズ」から紡がれる「歌」である。

主人公は世界中を巡ってメロディを集め、『1』ではギーグの思い出であるマリアの子守唄を完成させ、ギーグを追い払う。
しかしなぜこれでギーグが退散してしまうのか、退散したギーグが何処に行くのかは、まったくの不明である。
一方で『2』でこのメロディを集めた結果として完成するのは「主人公の生まれた時の記憶」であり、
そして主人公は心の中の世界であるマジカントに誘われ、ここで己自身の中の悪意と対決することになる。

つまりギーグもまたエイトメロディーズを聞かされた事で、自分の過去の思い出、自分の中の悪意と対面し、
マリアへの愛と侵略の使命、そしてそもそもマリアを監禁した自分という現実を直視することができずに、
逃げ出す事しかできなかった――『マザー2』の世界へ、と解釈することができる。

そこでもギーグは自分を追い詰める『1』の少年に良くにた『2』の主人公に遭遇する。
ギーグは今度こそと「逆襲」を開始。あの手この手の策略を使うが、そのすべてを主人公たちは退けて突き進む。
そしてついにはギーグが敵わなかった、自分の中の悪意にまで打ち勝って、喉元まで迫ってくる。
この恐怖は、ギーグ自身を自分の力で破壊してしまうほどのものだったのではないだろうか?

そして無茶苦茶になったギーグが最後に見せた意味のある姿は、主人公を模したものだった。
ギーグは主人公のようになりたかったのではないだろうか? ある意味では、ポーキーと同じように……。

チガウ、チガウ……
ツイキ、シュウセイ……
キ モ チ イ イ……

ヲタサン…ヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサンヲタサン






もう誰の名前も思い浮かばない。

…誰か、誰か、私たちを助けて。

wiki篭りは心を込めて祈った!



誰か、聞こえますか?
誰かこの項目を追記・修正して!

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最終更新:2025年03月11日 09:29

*1 ただしこのインタビューは開発初期段階に行われたものらしく、完成版からその要素をうかがい知れない。詳細は後述。

*2 訳:ギーグの逆襲!

*3 訳:ギーグとの戦い!

*4 ただし実際に映画を見た人によると、糸井の証言にあるようなシーンならびに筑波久子なる女優の出演は無かったとのこと。恐らく別の映画と混同しているのではないかとされている。