スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神Ⅲ PRIDE OF JUSTICE

登録日:2013/09/06(金) 13:03:00
更新日:2018/04/05 Thu 05:39:44
所要時間:約 16 分で読めます





ラ・ギアスに拡がる波紋

問われる正義の在処


2013年8月22日にバンプレストより発売されたシミュレーションRPG

魔装機神シリーズ第3弾。

通称は「POJ」


【あらすじ】
シュテドニアスを二分した『シュテドニアス南北戦争』を制止させ

ヴォルクルス教団の大司教エルシーネを倒したアンティラス隊

しかしその功績は彼らを世界の脅威と認識する勢力を産んでしまう

世界を再び戦乱の嵐が襲う


【概要】
前作が色々と不評だった中、発売されたまさかの続編。
プラットフォームは更に変更されPS3とPS Vitaになった。


以下、今作の特徴

  • インターフェイスの改善
ハードの変更に伴い大幅に改善された。
ロード時間がかなり短くなっており、戦闘シーン突入に関してはほぼ皆無。
インターミッション時の音声ガイドは無くなった。


  • 戦闘シーン
ウインキーにしては動いていると評された前作のアニメがさらに動くように、そして美麗になった。


  • 武器
前作で山盛りあった合体攻撃が全てオミットされた。何でだ……。

また、全ての必殺武器がランクアップしなくなってしまった。前作の「必殺技に回す資金が無い」という問題点の解決策がコレらしい。
新しい必殺技を設定されてたりもするが中には前作のランクアップ前の物になっている機体も。
まぁ、前作だと必殺武器ランクアップがグランゾンガッカリの元凶だったので一概に悪いとは言えない。


  • BGM
これまで魔装機神を除くと一部の味方のみだった専用BGMだが、今回はゲンナジーを除くアンティラス隊全員に用意された。
これでゲンナジーが益々OGシリーズのラッセルのような感じに…。

またサンドリーブ姉妹も必ず味方になるためか専用BGMがある。

どれも良質なBGMなのだが今回は音声関係にバグが生じており、プレイ中音飛びが多発する事が報告されていた。
PS3版のみで見られる現象でVita版では生じていない模様。バグはアップデートで直せる。

  • 操者育成
習得がPP制になり、各技能の必要スロット数が全て1になった。
習得できる技能はレベルを上げると増加していく。

各操者の技能スロットはレベルで増加して最大4つになる。
一度増加したスロットはクリア後も引き継ぐ。


  • 強化パーツ
ようやく採用されたスパロボシリーズ恒例のシステム。
パーツは特定のMAPにて条件を満たすかDLCのキャンペーンMAPを攻略すると入手できる。

前作で暴れすぎたためか、持続ターンが短くなった。

反面、今回は使える機体が3機に増えるのでやっぱりバランスが崩れる


【ストーリー面】
今作の時系列もROED同様、前作の各ルートを統合した結末が正史になっている。

エルシーネ関連の話だけ纏めても「テューディの人格を復活させ」「プレシアを洗脳し」「ヤンロンと愛し合った」事になる。どんだけ働いてるんだエルシーネ。

今回のアンティラス隊の戦力はかなり変動しており新戦力の加入と共にデメクサとザッシュがリストラされた 
ルートによってはゲンちゃんもリストラされる

前作はシュテドニアスが主な舞台だったが今回はラ・ギアスの各国を飛び回る事になる。
今作でもマルチ・エンディングは採用されており、序盤の選択で中盤からの話が変化する。

各ルート共通でグランヴェールがポゼッションする。


  • バゴニアルート
通称「ファングルート」
創造神グラギオスの謎を追いかける中、出会った老人ネギラス・バエンとファングを中心にしたルート。
主な敵はエル・バドレル


ザムジードがポゼッションする

ルート固有の加入ユニットは
シュウ(ネオ・グランゾン)、サフィーネ(ウィーゾル改)、モニカ(ノルス・レイ)

  • ラングランルート
通称「エランルート」
序盤はラングランで近衛騎士団との確執が描かれる。
中盤以降はエランとゼルヴォイドの謎が中心。

ゼルヴォイドがポゼッションする

ルート固有の加入ユニットは
エラン(ゼルヴォイド)、オキュラ(スヴェンド・デルツ)、セレマ(スヴェンド・デルツ)


  • シュテドニアスルート
通称「テュッティルート」
中盤までヤンロンと新キャラのレミアがメインになり、シュテドニアス特殊部隊と戦う。
終盤はラーダット王国を舞台にテュッティがメインの話が展開される。

ガッデスがポゼッションする

ルート固有の加入ユニットは
ライコウ(スヴェンド・ニーダム)、スメラ(スヴェンド・ゲハード)、ユノー(スヴェンド・ゲハード)

ゴシンとアオイは別任務で出てこない。


【隠し要素】
今回は様々な機体に隠し武器が用意されているので味方部隊が各ルートで分割された際はなるべく満遍なく使用した方が良い。

【主な登場人物】



マサキ・アンドー
魔装機神シリーズ主人公。

前回でポゼッション習得という山場を越えてしまったせいか終始落ち着いた様子で目立ったイベントが無い。
新しい物事をユーザーに説明するために、マサキがスレイヤーズのガウリィが如く
「なんだっけ?」と聞いて回ることが多いので、アホになったとネタにされる。
語り草になるニムバスが、サイバスターの苦手な「火」属性であることから、中盤でとんでもない受難に見舞われる。

各ルートで主人公の座を奪われる歴代最不遇時代。
女たらし面をちょこちょこ覗かせる。

テュッティ・ノールバック
ガッデスの性能も合わせて今作の最強候補。
シュテドニアスルートでの主役。新たに彼女に好意を寄せる男が出てくるなど
かつてないモテ期を迎えるが、一癖も二癖もあるので騒動に…。
今作では火属性の敵が山盛り沸くので、サイバスターを差し置いて無双する。



ホワン・ヤンロン
レミアとの絡みがあるためか今回は序盤から参戦する。
前作のあるルートで主役級の活躍を見せたが、今作でもエルシーネとその関連の絡みで
またもや活躍の場が与えられた。

ミオ・サスガ
今作では「彼女がラ・ギアスに来た理由と経緯」が明かされる。
目立つ場面はそう多くないが、ガエンとの問答や、ポゼッションに至る展開だけ見るともはや「勇者」とも言うべき活躍を見せる。
パロ・メタネタを繰り出すギャグメーカーの姿はそこには無かった。


ファング・ザン・ビシアス
バゴニアルート主役。

イメージチェンジで衣装が変わっており、どっかのお兄ちゃんみたいになった。

専用ルートではネギラスを巡り、かつての過ちを繰り返してしまう。
しかし、ツンデレライバルという役目を終えて17年経った今頃になって、
彼に再びスポットライトが当たるなど誰も予想していなかったに違いない。
今作において、彼のルート。シナリオは感動路線であり比較的評判が良い。

リメイクの1からそれっぽい描写があったが、今作ではセニアに忠誠を超えた感情があるような感じになる…。
そして中断メッセージではファングっぽい何かとなって暴走した。
セニア「誰か~誰か助けて~」

搭乗機がギオラストの後継機ギオリアスになった。
ファングルート終盤でギオリアス・ロイに強化される


ロザリー・セルエ
ファングと同様、イメージチェンジを行いデザインが一新された。
適性が風属性寄りの万能型だったらしく、より自分と相性のいいジャスティニアに乗り換えた。
そのせいでマサキ同様、火属性からリンチされるというあまり芳しくない事に…。

ジノ・バレンシア
今回は故郷のバゴニアで自身の在籍を巡り、右往左往する事になる。
かつての同門であるコーデックにラストールを壊されたので代わりにバゴニアからウェルスピナーを受領。
その機体をウェンディが改良したウェルスピナー・レイを乗機にする。

レミア・ザニア・ヴァルハレビア
ザッシュとの交換で入隊したザッシュの姉。
トランジスタ・グラマーだが自身はそれを気にしてるので指摘するとガチで怒る。
弟ザッシュの乗機ガルガードと同時期に開発が進められていたガルガーディアに搭乗する。
親の関係もあってか、シュテドニアスルート前半の主役と言える。

トレイス・ハイネット
ギドが保護した少年。
魔装機の操従に高い素養を持っておりセニアのスカウトでアンティラス隊の予備隊員になる。
搭乗機はガディフォールだがルートによってはゲンナジーの代わりにジャオームに乗る。
落語家で傭兵な必殺仕事人の片割れではない。

実は男装女子

ニコ・サンドリーブ
リコ・サンドリーブ
シュテドニアスのエース「サンドリーブ姉妹」

今回は中盤でアンティラス隊に出向してくる。
ウェンディに禁句を述べて姉を呼び起こす場面は思わず笑うこと必須。


□バゴニア共和国
ゼツの暴走以降、軍備縮小を繰り返した結果、主力機がルジャノール改まで退化してしまった。
現在はテロリストに対抗するため軍の再編成中

エル・バドレル
現在のバゴニアの中核となっている特殊部隊

□シュテドニアス連合
ロヨラ・ブラックバーン
特殊部隊「ヨグ・シュバイル」を率いる地上人。
かつてのラセツを彷彿とさせる立場におり、軍部を好き勝手に動かしている。


□ラーダット王国
シュテドニアスを挟んでエリアル王国の反対側にある国家。
主に第一産業(農業など)が盛んで工学類が少ない

ヅボルバ・ポフ・ミマンサー
ラーダットのポトミア州知事の秘書。
何事も結論から言う主義でテュッティに一目ぼれしてプロポーズする。
国を憂う一面もあり、そのあまり負の遺産を活用し、弱国である自国を強化しようとしたが、
そのせいで惨事を引き起こし、その責任を取って…。

例の如く死にかけるが見事に生き残り、テュッティのハートを射止める


セウラント・ペイ・ボラキス
シュテドニアスルートのラスボス。
かつてバゴニアでゼツの部下として働いていた人物で思想の破綻ぶりはゼツに匹敵する。
バゴニアを離れた後はラーダットで量産機であるガッツォー+を制作するが次第に本性を現し、ラーダット兵を洗脳して戦乱を起こす。

かなり悪運の強い人物でアンティラス隊の追跡を逃れ、ヅボルバの毒殺も回避し、自身の計画の最終段階に到達する。
しかしアンティラス隊の追撃に追い詰められ最後は乗機のガッツォーΣを破壊されて死亡した。

キガ・ゾージュ
エリアル王国でマンジ博士の助手をしていたが、オーガイン計画の機密を奪い逃走。
自身の力を認めてくれるセウラントの下に走った。


□反アンティラス隊
前作に登場したマルテナ社から独立したパーゼミュート社が結成した傭兵部隊。
社会的な評判の悪いアンティラス隊の撃破とその際の戦闘データの採取が目的。

◆ドーソン・バリアルス
パーゼミュート社の取締役兼、反アンティラス隊の隊長。
魔装機操従の腕こそ高いが支配欲が高く、将来的には会社を乗っ取る事を考えている。
どういう理由かは不明だが地上人を見下しており、地上人を認める精霊を全く信じていない。

◆ホルへ・レイ・パルディビア・ロンバルディ
◆ニーナ・フレーサー
かつてバゴニアに保護された地上人。
「正義の味方」になるために反アンティラス隊になった。

ムデカ・ラーベンス
相変わらずのムカデ

マーガレット・ウォン
前作と変わらずマサキの命を狙う。
ドーソンによると地上人らしい。


□ヴォルクルス教団
前作のラスフィトートに続いて第3の邪神である創造神グラギオスの復活を目論む。
しかし今回は戦力を出し惜しみしているのか大司教が出てきておらず、最高責任者は司教であるピレイルである。
終盤に幹部用の機体が量産されるが、固い・強い・HPが沢山という事で、
ようやく強化された終盤の自軍の前に新たな壁として立ちはだかる。ライグ=ゲイオスかな?


◆ピレイル・ボーラセン
今回の教団の指揮官。
かなり弱気で情けない印象の人物だが、優秀な人物で教団内の評価が高い。
シュウ曰く「その若さで司教になるだけはある」。
ちなみに年齢がそんなに変わらないシュウやエルシーネは大司教である。

◆ロイズ・レクセルス
ピレイルの下で活動する司祭。
グラギオスについて研究しており、復活のための実験に何度か付随する。


◆ベルガ・メンフィス
ピレイルの下で活動する司祭。
強い者に徹底的にへつらう小物でピレイルにすり寄っている。


ウーフ
今回も暗躍する実行部隊の暗殺者。
幾度となく戦うか決着は着かず。

バシュリエ・ドローゼ
実行部隊の暗殺者。
見かけは若い女性だが既に60年以上も暗殺者として活動しており、その道では名の知らぬ者はいない凄腕。
ガエンとウーフを鍛えた師匠でもある。


エルシーネ・テレジア
まさかの復活を果たした聖女。
再びボランゾルンを駆り、復讐を果たすためにアンティラス隊を襲う。
だが、その言動の節々はヤンロンが訝しがる物であり…。

その正体はかつてエルシーネの付き人だったフォーラン・デイクセンという女性


ワッシャー・ニールセン
ヴォルクルス教団司教。ファングルートのラスボス。
グラギオスに関して研究しており、ネギラス・バエンの名前でバゴニアに潜伏していた。

実はファングの母方の祖父



晨明旅団
今回も暴走しまくる世紀末集団。
前作以上にやる事なす事がとび抜けている。
バカの集団なのは変わらないが、不意打ちとは言え戦果を挙げたり、DLCでシナリオがあったり。
今作の「敵有利」な仕様上、前作とは比較にならないヒャッハーーをしてくる。


【備考】
武器の攻撃力の基準はそのままだが前作の不評点を反省したのか、敵味方共に装甲は柔らかめに設定され、通常武器でも少しの改造でそれなりのダメージを与えられるようになった。

またハードの変更に伴い容量が増えたからか味方の出撃数が増加され、10機以上で出撃できる事が多くなった。
インターフェイスの改善と併せて良好なバランスでプレイ出来る。のは序盤だけ
ゲームが進むと、かつての高難度ウインキースパロボを連想させるようなバランスに…。

以下、その要因

  • 改造段階
今回、機体の改造段階はどの機体も一律7になっており上昇数値も同じになっている。
その上昇数値が一定を越えるとかなり飛躍的に上がる仕様になっており、フル改造ならHPは約2倍、装甲値は約3倍になる。攻撃力?聞くなそんなもん。

今回の敵はかなり改造段階が上がる速度が速く、中盤にはフル改造された機体が複数出てくる事もある。
このためかなり早い時期から「相性の良い魔装機神ですら無改造なら防御してもHPが6割持ってかれる」事態が発生する。

  • 武器性能
今回の敵量産機の武器は「気力制限無し」「移動後可能」が基本仕様になっている。本来なら狙撃タイプの武器でさえ例外ではない。
そのため序盤から最強武器で攻撃してくる上に実質の射程が移動力を足した数値になる。
しかも大半の最強武器は最も射程が長く設定されてるので基本それしか使ってこない。


  • 思考
HPの現在値が最も低い機体を優先して狙う傾向にある。
前述の武器性能もあってか敵機体の大半が弱いユニットをタコ殴りにしてくるので最初の敵フェイズでノルス辺りが落される事が日常茶飯事になる。
弱点属性やバックアタックもきっちりついてくるし、高所からの命中補正も遺憾なく利用してくる。
また敗北条件になる弱いユニットを真っ先に狙ってくる事もあるので危険性がかなり高い。


味方の出撃数も増えたが同じように敵の出撃数がかなり増えており、中盤頃になると20機前後が基本
終盤になると更に倍になる場合も。
敵に有利な調整なのに、そんな数に一斉に襲われたら……後は分かるな?



これらの要因から「雑魚が雑魚じゃない」「敵機使った方が楽そう」などと言われる。

近年稀に見る高難度に仕上がったゲームバランスであり、比較対象が同じくウインキー製の「F完結編」である。
敵の数が多く、命中率も高い事から、囮を召喚できるガエンが一躍重要キャラとなり、彼が居ないルートは1週目で通るなとまで言われる始末。
DLC買って強化パーツかき集めるのが推奨されるほど。

一番手っ取り早い対処は「機体のフル改造」である。数値が上昇するのもそうだが、フル改造ボーナスの恩恵で
苦手な属性からの-補正を緩和できる、これだけで大分楽になる。

終盤になれば敵に強化スピードが追いつかれて、やはり装甲が紙となるがその頃には精神コマンド多用による力押しで攻めれられる。
このゲームの話題を取り扱う場所では「フル改造してようやくスタート地点」と言われている。

おススメの全滅プレイシナリオは15話。敵の資金が金のゴーレム並みに高く、敗北条件を満たしやすいためかなり早いテンポで稼げる。
ちなみに、明言されて居ないが、自軍の機体が撃墜されるたびに獲得資金に補正がある(リメイクの1からFまで実装されている仕様)
いっそここで資金収入の補正が限界に来るまで破壊されまくるのも一興。

ただ今作の資金上限はかなり低く、それなのに2週目の引継ぎは「今持ってる物の半分」である。したがって
周回するたびに徹底的に全滅するのが恒例行事になる。保有機体が少ないⅠならともかく、なんで今作はこんな仕様にしたので?
次回作では周回割合に戻った。

こんな有様なのに、ストーリー上では未だに魔装機神が圧倒的強者扱いで、新型機開発&大量投入の言い訳にされている。
もうお前らで邪神倒せばええやん…。


【総評】
Ⅰ・Ⅱに比べて明らかに敵が有利なゲームバランスになり、逸れに対する療法が「機体のフル改造」であるような事から、
当然の如く良い評価を受けることは出来なかった。次回作では練り直されてることからも今作が相当な作りであるのが伺えるだろう。

このように戦闘バランスについての批難点は多いが、シナリオの方は前回の「登場させたが描写不十分で感情移入させづらい味方」
と言うような欠点の修正にかかっており、「なんか熱血主人公っぽいけどキャラがよく分からない」とまで言われ、
ユニットが弱かったことも合わせ「ツライン・ザ・オルスバン」とまであだ名された、
ツレインやメフィル達にもちゃんとエピソードが割り当てられて活躍したり、
エセ007のギドにも新規キャラとの絡みで出番が増加したり、満遍なく見せ場を与えようとする努力のあとが垣間見える。
エラン()と言われた彼も今作ではちゃんとした出番がある、そして前作よりさらにラ・ギアス世界の情報がプレイヤーにもたらされる事になった…が、
前作でも見られたような、複線の散りばめが見られたため、
次回作はどうなってしまうのか…?と期待と不安がユーザーを襲った。


そして発売から約1年、魔装機神シリーズ完結編である『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END』が発表された。
その結果はというと…

ウオォー!喰らえヴォルクルス教団!実は我が黒幕だ!ウオォー!喰らえ黒幕!ギャー!

物語開始早々、話の視点は新・主人公から始まり、既に謎の敵が山盛り沸いてきて、あらゆる国家が機能不全を起こしている。
そんな有様でありながら、ストーリーも黒幕を倒すまで一息つく余裕も無い「最初からクライマックス」状態であり、
「あのテロリスト共どうなった?」「スキャンダルのネタって何?」「オ、オーガインさんは…?」
というような物は、ほとんどがスルーされたり、「君達の見えないところで戦ってたよ」で処理された。
Ⅲで新登場した味方サイドのキャラも何故かこの扱い。極論するとFで必要な知識や、キャラの成長描写や
Fに繋がる展開だけ抜き出すと、今作の必要話数が半分以下になるのではないかと思わせるほどの展開となった。
魔装機神2・5とは上手いこと言ったものである。

とりあえずⅢでラングランやアンティラス隊に難癖つけてた連中やテロリスト共が、人知れず壊滅してるであろう点だけは痛快である。

この作品自体はⅡで物足りなかった仲間達(エラン含む)の活躍が散りばめられているので、雑多なエピソード集という所だろう。
DLCも沢山あるしね。


グラキオスの力で修正をやり直す!そうすればまた皆で追記ができるのだ!!

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