ルトガー(FE)

登録日:2009/06/13(土) 00:44:55
更新日:2025/02/20 Thu 12:54:22
所要時間:約 2 分で読めます




おまえたちと共に戦ってやる。それで文句はないだろう。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

ファイアーエムブレム 封印の剣』に登場するキャラクター。

二つ名は『孤高の剣士』

CV:水中雅章(FEヒーローズ)


概要

父方の祖母と母親の父がサカ人、両親がベルン人という混血。
容姿はベルンの血が濃く反映されている。

ブルガル出身でベルンの侵攻の際、その容姿から敵将から見逃された。国境の町であるブルガルには混血が多いが、ベルンの血が濃く出ているルトガーは珍しいタイプとのこと。

ラウス候エリックにその腕を買われ傭兵として雇われていた。その際囚われていたクラリーネを逃がす。
その後はエリックの命令でリキア同盟軍の迎撃に向かった際に彼女からリキア同盟軍がベルン王国に対抗している事を聞き、ベルンに復讐するためロイ達に同行する。
元々エリックもベルンに対抗するリキア同盟の一角を担っており、彼に雇われたのはベルンへの復讐と路銀の確保という、実利と目的が両立するナイスな職場…のはずだった。
しかしエリックはベルンに寝返り、有名なベルン三竜将ナーシェンをヘコヘコともてなす・・・あの様をみると、ナーシェンの獲物として囚われていたクラリーネを逃がすという嫌がらせも当然だろう。
すぐに別の就職先が見つかって本当によかったな・・・

他者との馴れ合いを嫌うストイックな性格で無口。中二…もとい剣魔時代のカレルのような辻斬りではないが、人を斬ることに躊躇いはないとのこと。
ディークとはライバル関係。
心を許した相手には時おり笑顔を見せる。ちなみに心を開いているのはディーク。クラリーネは支援Aにすると心から笑えるようになる。
またカレルとの支援ではカレルが憎しみに囚われるルトガーを諭す場面がある。かつての剣魔と言われた剣聖は昔の自分と似たものを感じたのかもしれない。
その経緯からか、腕試しの手合わせの類には全く興味を示さず、それどころか「遊びに付き合う暇はない」と冷たく突っぱねる。


ユニット性能

  • 初期値と成長率、CCボーナス
剣士 Lv4
矢印右側はハード時のステータス(±1前後の誤差あり)
HP:22→25(80)+5
力:7→9(30)+2
技:12→14(60)+2
速:13→15(50)+1
運:2→4(30)
守:5→6(20)+3
防:0(20)+2
体格:7+1
属性:闇
武器レベル:剣C
所持品
キルソード

【加入条件】
第4章でクラリーネで話すと仲間になる。

いわゆるナバール系の剣士。
同じ章で仲間になるクラリーネと同じく高確率でレギュラー入りする。
敵として登場するが、それまでのやりとりを考慮してかクラリーネだけには攻撃してこない仕様になっている。それ以外のキャラには女性であっても普通に攻撃してくる為注意。

剣士らしく技・速さに優れる一方で力・守備は低くく、幸運も伸び悩む。
ある程度育つまでは数の多い槍使いにあっさり殺られることも多いほかやっつけ負けには注意。
レベルが上がり速さが軌道に乗れば回避率も目に見えて上昇するが、フィルと違い幸運が低いため、速さの割には思ったより避けない場合もある。
特に攻守の高い竜騎士相手には苦戦することも。
キルソ剣士の強さを理解している古参はともかく、初心者には加入初期の打たれ弱さを嫌って二軍に落とされることがあったとかなかったとか…。

クラリーネやディークとの支援でこの点をカバーできるが前者は歩幅が合わず後者は成立に時間がかかる。
物理歩兵の中でもエース級の強ユニットには間違いないものの、潜在能力をフルに生かした回避無双にはある程度時間がかかるので早い段階から優先的に経験値や支援ポイントを与えてあげるようにしたい。
一方、守備は低くとも剣士系の中ではHPが高くなりやすいため、万が一被弾した時も多少は持ちこたえやすいという利点もある。
また体格の差からデュランダル装備時の攻速落ちがフィルよりも少なめで済む。

クラスチェンジすれば主力は確定。デフォルトで必殺+30%は強い。
これは同職のフィルも同じ。多くの人から「先生」と呼ばれている。
更に技の成長の高さのおかげで、倭刀+支援であっさり必殺率が100%を超えることも楽に行える。
剣のみの宿命で間接攻撃は殆どできないが、近接戦闘にかけては突出した強さを誇る。
支援相手にもクラリーネやフィル、ディークといったエース候補がいる。

さらにハードではブーストがあるのでかなり強い。
4章の時点で速さ初期値15&力9の剣士というのは非常に強力。
逆に言えば敵対時はその高いステータスとキルソードで襲いかかってくる為非常に危険。マーカスでさえ追撃され必殺を受けると倒される可能性が高いので、苦しいだろうが周囲の敵をあらかた片付けて彼をスムーズに説得できる布陣を組みたい。

そのせいか、次作から剣士は不遇になっている*1
リン「絶対に許さない」
ギィ「ギギギ…」
カアラ「今、私を笑ったか…?」
マリカ「お前(フィル)はいいよなぁ…どうせ私なんか…」
ヨシュア「俺の成長率が悪いのも全部ルトガーって奴の仕業なんだ」
ツイハーク(蒼炎ver.)「何だって!?それは本当かい!?」
ロンクー「…。」
ラピス「なんであたしまで…。」

その強さと性格、容姿からキッズと大きなお姉さんからの人気が高い。
人気投票ではリリーナを抑え、2位となった。
男性からの支持率の方が高く、当時の封印の剣のキッズ人気の高さがうかがえる。





どれだけの敵を斬っても、俺の気が晴れることはない。復讐とは、何だ……。




出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

スマホゲーには2019年3月に大英雄戦にて登場。イラストは板垣ハコ氏。
赤属性の剣・歩行ユニット。


武器スキルは奥義が発動しやすい『キルソード鍛+』やっぱり持ってきた。

Aスキルに味方と隣接している時、戦闘中、自身の攻撃、守備+5になる『攻撃守備の絆3』
Bスキルは自分のHPが75%以下で、敵から攻撃された時、先制攻撃する『待ち伏せ3』

ステータスは剣士にしてはHPが高い。速さも39と悪くないのだが剣士として大事な攻撃が46と低い。

味方の隣接かHPが減っていると発揮するがどれも重要性が低い。守備は隣接しても中途半端。それよりも孤高の彼が隣接限定の絆スキルを何故…?
だが改造し甲斐のある汎用性の高さに至ってはソレイユまでにはいかないが、ずば抜けて高い。
原作のように一人で戦わせる孤軍型に作るか、遠距離反撃で味方を守る壁役として作るか用途は多い。
武器スキルもそのまま『キルソード鍛+』で戦わせるのもいいが倭刀や超英雄の武器で個性を付ける(変える)手段もあり。低い攻撃をカバーするのは容易で前線で活躍してくれること間違いなし。

2022年8月のアップデートで念願の専用武器に『流浪の鋭剣』が追加。
威力は『キルソード鍛+』の上位互換。
そして戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、攻撃、速さ+5、かつ、速さが敵より1以上高い時、戦闘中、奥義発動カウント変動量+1で攻撃面は改善。しかも敵のHP次第で柔剣のおまけ付き。
特殊錬成は戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ+5、かつ、速さが敵より高い時、受けた範囲奥義のダメージと、戦闘中に攻撃を受けた時のダメージを速さの差x4%軽減(最大40%)(巨影の範囲奥義を除く)
高必殺率を再現するキラー効果とカウント加速に加えて回避効果や攻速に重点を置いたステータス強化と、原作を彷彿とさせる個性を引っ提げてきたといえよう。

おまえたちとともに追記・修正してやる。
それで文句はないだろう。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ファイアーエムブレム
  • FE
  • 封印の剣
  • 剣士
  • ソードマスター
  • ベルン
  • サカ
  • クーデレ
  • 先生
  • 強キャラ
  • 最強
  • チート
  • ナバール系
  • 剣士弱体化の元凶
  • ルトガー
  • 水中雅章
  • FEヒーローズ
最終更新:2025年02月20日 12:54

*1 ifを除く