登録日:2012/06/27(水) 01:13:15
更新日:2025/03/27 Thu 04:48:06
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フェリア国の剣士で、
剣の腕は西の王バジーリオが認めるほどであり後継者として期待されている。
無口で無愛想な性格で、女性が苦手である。
……が実際には女性に近寄られたり触られると、恥ずかしくなって真っ赤になって逃げてしまうだけらしい。
戦場では命に関わるため気合で押さえ込んでいるそうだが、本人も困り果てているため克服すべく自分から女性に話しかけるなどの努力を続けている。
加入時期は第4章「神剣闘技」クリア後。
軍の中で一番、野菜の皮むきが上手。
顔に似合わず家庭的なところがあり、掃除や洗濯、料理などは一通りこなせる。
 
フェリアの戦士だが、バックグラウンドによると出身はヴァルム大陸にある小国ソンシン。サイリやレンハの国である。
彼の服装がどことなく和風なのはその名残と思われる。
少年時代の時点でフェリアの貧民街で育っているので、かなり幼い頃に渡航してきたのだろう。本人曰く「とても人に気楽に語れるような生まれではない」とのことなので家庭に問題があったのかもしれない。
夢は剣の道を極めること。バジーリオを目標にして、暇な時間も剣の鍛錬を怠らない。
 
【性能】
加入時のクラスは剣士。
チェンジプルフを使うと
盗賊と
ドラゴンナイトになることができる。
 
加入時から技と速さのステータスが高く、剣士らしくアタッカーとして早くから活躍出来る。
キルソードを持って加入するため、技の高さも相俟って必殺が出やすいのでバンバン戦闘に参加させてあげよう。
スキルにソードマスターで流星、
アサシンで滅殺と言う二つの奥義を習得出来る。
どちらも剣士からマスタープルフを使えばチェンジ出来るので好きな方から習得して大丈夫だろう。
移動関係の能力を上げたいなら、盗賊を経由して移動+1を習得するのも良い。
そこから
トリックスターにクラスチェンジさせ軽業を習得することも出来る。
ドラゴンナイト経由で火力と防御を補強し、疾駆も習得できる。
さらに上級職になればグリフォンナイトで槍殺し、ドラゴンマスターで剣殺しを習得でき、特に槍殺しはソードマスターに戻った時に重宝する。
…と言うか、技と速さの上がる本人の能力と攻守の高いドラゴンマスターのバランスが良いため、竜騎士になったまま戻らないこともよくある。
 
さらに言えば、同じ剣歩兵でも性能的にはソードマスターより
アサシンとして使った方が強力。
力と技の上限で勝り、
弓が加わって射程強化・飛行特効・槍に対抗可能と、攻撃性能では明らかに上回る。
守備や魔防ではソドマスの方が勝るが、元々耐久より攻撃や回避が中心のクラスなので利点とは言い難い。
ソドマス専用の武器として必殺50・魔防+5の「ソール・カティ」があるが、入手できるのは25章クリア後に解禁される外伝マップか
DLCマップ『
無限の神器』のみ。
間接対応武器も終盤でようやく店売りされる上に魔力依存の「サンダーソード」か、『無限の神器』無しだと1つずつしか入手できない「アマツ」「
ラグネル」のみ。
「武器節約」習得に繋がる
傭兵の資質を持たない彼にとっては致命的と言える。
子世代の父親としては、やや組み合わせに悩まされる存在。
「流星」「滅殺」」という二種類の奥義にアサシンの資質、技・速さ+3の補正等、それなりに見所はある。
しかし、基本的に発動率の低さから「太陽」「月光」の方が使いやすく、親世代の男性で両方覚えないのは彼と
ヴィオールのみ。
万能キャラの
ティアモ、ロランが素早くなり「復讐」が使いやすくなる
ミリエル、
ブレディの技・速さ補強のために
マリアベル、
タグエルの長所をさらに強化するために
ベルベット等が候補か。
実はどうあがいても「○○の叫び」系のスキルを習得できない唯一のユニット。
女性ならDLCで「愛の叫び」を習得できたのだが……。
【運用】
加入する時期は敵に斧歩兵が多いので積極的に使っていける。
だが、HPと力が伸び悩むのがネック。
主人公でHP・力・速さ・守備がバランス良く伸びる
クロムが目の上のたんこぶ。
 
だが最大の
ライバルになるのは同時期に加入する盗賊の
ガイア。
同時期の剣歩兵だけでなく、速さ・技がトップクラスに伸びること、剣士と盗賊の2/3のクラス資質が被ってるなど類似点が多い。
そしてあちらはロンクーとは違い力が伸び、太陽も習得可能。単純なアタッカーとしての使い勝手の良さはガイアに軍配が上がる。
さらに初期値はあまり変わらないのに、盗賊は剣士と比較して能力にマイナス補正があるので、同じように育ててもクラスチェンジするとガイアの方が強くなってる……なんてことが起こる。
本作では盗賊のままでいるメリットがほぼ皆無なのでガイアは早々にクラスチェンジさせるのが定石であり、キルソードと剣士の座を明け渡してしまう事態が多々ある。
中盤に仲間になるサイリの存在も痛い。
サイリは初期値が高い上に難易度によってブーストがかかり、たとえルナティックでも即戦力に起用できる。
こちらはガイアと違い、支援の自由さで差別化は容易だが、サイリは本作最強スキルの
疾風迅雷を習得できてしまう。
    
    
        | + | ロンクー、ガイア、サイリの期待値比較 | 
 
ロンクー:剣士LV20→ソードマスターLV20
サイリ:ソードマスターLV20
 で育てた場合の期待値。(サイリはルナティックの能力値)
 
 
		|  | ロンクー | サイリ |  		| HP | 52 | 60 |  		| 力 | 28 | 29 |  		| 魔力 | 9 | 11 |  		| 技 | 40 | 38 |  		| 速さ | 42 | 41 |  		| 幸運 | 26 | 30 |  		| 守備 | 19 | 21 |  		| 魔防 | 14 | 19 |  
 
ロンクー:剣士LV20→アサシンLV20
ガイア:盗賊LV20→アサシンLV20
 で育てた場合の期待値。
 
 
		|  | ロンクー | ガイア |  		| HP | 53 | 56 |  		| 力 | 29 | 33 |  		| 魔力 | 7 | 5 |  		| 技 | 43 | 44 |  		| 速さ | 41 | 42 |  		| 幸運 | 26 | 17 |  		| 守備 | 18 | 18 |  		| 魔防 | 10 | 9 |  | 
とまあ、ここまで消極的な内容になってしまったが、『覚醒』ではどのユニットも育てれば充分使えるポテンシャルはあり、ロンクーも例外でない。
高難易度でロンクーをエースにする場合は、「疾駆」「ホットスタート」「ラッキー7」などのスキルを複数使い命中率と回避率を上昇させて立ち回るといいだろう。
相手が「命中+20」を搭載してくる終盤では、
ヴァルハルトから手に入る武器:太陽を装備すると安定感が増す。
回数制限こそあるが、そもそも「武器節約」を習得できるユニットは自前で「太陽」も習得可能なので、輸送隊で腐らせるくらいなら思い切って使うのが吉。
【支援会話】
女性が苦手と言ってはいるが、親世代のため親世代の女性のほぼ全員と支援できる。
一部の女性との支援ランクを上げると、支援会話でロンクーの女嫌いの理由が明らかになる。
同時に、
ノノに対しては大丈夫だということも分かる。
そのせいでロリクーなんて呼ばれることに…
結婚しても妻に対しては平気になるだけで、根本的な女嫌いは結局治らない。
 
    
    
        
……悪夢を見るんだ。
俺のせいで命を落とした、少女の夢を。
ロンクーが少年時代にフェリアの貧民街で生活していた頃、ケリーという平凡な町娘がいた。
ケリーは貧民街育ちのロンクーにも偏見を持たず、互いに気が合ったためケリーの両親に内緒でよく遊んでいた。
しかし、ある夏の朝、ロンクーがケリーを連れて町外れまで遊びに行った時に、ケリーは賊に襲われて殺されてしまった、ロンクーを庇って。
それ以来、自分が関わって女性を不幸にしてしまうのではないかと恐れ、それが女性嫌いの原因となった。
また、今でもケリーが自分を庇って死に、彼女の両親が泣き叫びながら自分を責める悪夢を見て苦しみ続けている。
だが同時に、今の自分を作った強さの源と考えており、サーリャに記憶を消すことで治療するのを提案された時は、受け入れた上で前へ進まないといけない、として断っている。
     
 
【ドラマCD】
Vol.1 「一触即発のイーリス・ロマンス」に登場。
屍兵の目撃情報を元に討伐隊の一員に編成されたのだが、他のメンバーはリズ、ティアモ、サーリャ、ノノと女性ばかり。
(本来いたはずのガイアは独自に調査に赴いていた)
任務終了後の打ち上げという名の女子会にも付き合う。
しかし、アンナが参加し結婚の話題になると目の前で自分の名前があげられた挙句、
「カッコいい」 「バジーリオ様のお眼鏡にかかっているから将来有望」 「生真面目。腕が立つし頼り甲斐がある」
と目の前で好評を聞かされ、本人も「席を外せばいいのか?」と困惑してしまう。
その矢先、「でも……」 「そうよね……」 「ロンクーは女性が苦手……」 「ちょっと面倒くさいよね」
と目の前でダメ出しされる。なんの羞恥プレイだ。
【余談】
加入時期が4章クリア後とまあまあ早いので、割と女性達とじっくり関係を築いていくことができる。
神剣闘技の選抜で
マルス(
ルキナ)に負けたのは、無意識下で女性であることに反応してしまったため。
バックグラウンドのSSでは彼女の剣術がクロムと同一のものであることを見抜いてもいる。
 
ロンクーの女嫌いの物語上の理由は上に書いてある通りだが、設定上の理由としては隙の無いキャラクターに
弱点を付けて人間臭くするためとのこと。
ちなみにロンクーの声を担当している子安氏は、同作品内でファウダーの声も担当している。
他のFEファン出演陣の例に漏れず、ブログにもタイトルを伏せつつも、長年遊んでいるシリーズの作品に出たことに対する喜びを綴っている。
剣弥代のサイドストーリー3にて、ボス敵として登場。
本編の5年前、『こけら落とし消失事件』にて命を落とした弥代の父・剣親臣の魂を拾っており、ナバールに唆された弥代と
記憶の幻想領域最奥部にて激突することになる。
 
    
    
        
実は
黒幕に洗脳されていたわけではなく、弥代に見せた敵意は全て演技。
特撮の撮影にて「戦いの中で生まれる敬意」というものがわからず悩んでいた弥代のために、ナバールおよび親臣と密かに協力して一芝居打っていただけだった。
戦いを終えて弥代が役者として成長したことを見届けると、満足して成仏する親臣の魂と共にどこかへ去っていった。
     
 
ちなみにロンクー役の子安氏は本作で弥代のミラージュ・ナバールも演じており、図らずも子安vs子安が実現した。
…ロンクーだ。フェリア国出身の剣士…
それ以外に語ることはない。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
初期から登場。イラストはAKIRA氏。
赤属性の剣・歩行ユニット。
武器スキルは奥義が発動しやすい(発動カウント-1)『キルソード+』
Aスキルは速さ+3の『速さ3』
Bスキルは自分のHPが75%以下で敵から攻撃された時、先制攻撃する『待ち伏せ3』
ステータスはヒーローズでも得意の速さは現役。伸びにくかったHPだったが45とそれなりに高い。
しかしそれ以外はどちらも低い。
初期参戦かつ競合の激しい歩行・剣の擁護をしても大事な攻撃が致命的に低めで当時は全く火力が盛れなかった。
アップデートでスキル継承の実装で少しずつ改良していくがそれでも相性が良いor高級スキルを継承でもしないと中々活躍出来ないという問題も見つかり、現在でも難しい。
入手しやすいと限界突破の利点は残っているがステータスに伸び悩み、相当厳しくかなり手間が掛かる。
『待ち伏せ3』を☆4から習得できることや奥義スキル『凶星』の汎用性もあり、スキル継承素材としての需要はそれなりにある。
2018年10月のアップデートで専用武器「孤高の剣」が登場。
威力はキルソード+の上位互換。特殊錬成は攻撃、速さ+5。守備、魔防-5の『死線3』を内蔵。
まさに守備面を完全に捨てきり、攻撃性能を格段と補う個性を獲得。
2022年8月から神装英雄に抜擢。イラストは萩谷薫氏。
エンブラ帝国の衣装を纏った。無口な性格のヴェロニカとは親しみを感じている。
出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
2025年3月のイースター超英雄で実に8年ぶりの参戦。イラストは神装版を担当した萩谷薫氏。
いつもの剣…と思いきや緑属性の斧・歩行ユニット。
浮かれた格好に不満を感じつつも彼なりに慣れようとしている。なお、衣装を提供したのはバジーリオ。
今年は大半が女性を占めており、唯一の男性枠。彼にとってはもはや拷問に近い。
武器スキルは『春光の斧+』
自身を中心とした3列と横3列の敵は戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防-5、奥義発動カウント変動量+を無効
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、ダメージ+〇×5(最大20、範囲奥義を除く)
(〇は敵の周囲3マス以内にいる敵の数(戦闘相手を含む))
Aスキルは攻撃、速さ+5。守備、魔防-5の『死線3』
Bスキルは速さが敵より高い時、受けた範囲奥義のダメージと戦闘中に攻撃を受けた時のダメージを速さの差×4%軽減(最大40%)(巨影の範囲奥義を除く)
自身のHPが75%以下で攻撃時発動の奥義装備時、奥義発動時、奥義によるダメージ+5の『回避・怒り3』
デバフと加速無効を備え、敵の数だけダメージを増やす妨害寄りな汎用武器だが強め。
範囲も広いので弱くなる心配は無い。
8年の長い年月が経過しているだけあってステータスは相当盛られた。
問題の低すぎる攻撃は死線補正で64と増量。守備、魔防はマイナス補正になるも致命的ではなくなった。
外せば両方バランスが良くなるので好きなように使うと良い。
しかし活躍したいなら魔改造は必須になる。
追記・修正は、女性に慣れてからお願いします。
    
    
        
-  ツンデレ可愛い  -- 名無しさん  (2014-04-01 22:42:40)
-  女嫌いは正確には女性恐怖症、昔女の子を死なせてしまったのが原因、サーリャとの支援でわかる  -- 名無しさん  (2014-04-18 00:28:14)
-  ↑詳細はセルジュとの支援の方がはっきりとしてるぞい  -- 名無しさん  (2014-04-18 00:40:29)
-  多分トラウマになったのって子供の頃だよな?だとしたらノノみたいな幼女はなおさら苦手なんじゃって思った  -- 名無しさん  (2014-07-11 16:36:02)
-  刀・和風剣士・ロリコン疑惑と逆裁5の夕神検事(特に7年前バージョン)と属性がやたら被る。  -- 名無しさん  (2014-08-29 00:43:34)
-  ↑2 本人も何故か大丈夫って言ってたから自分でも不思議だったのかもな。いや、待てよ? 確かノノはロリババァだったからそのアクセントで緩和されたと考えれば…? いや、ロリコンはどうしても擁護できないけども。  -- 名無しさん  (2014-10-15 13:41:12)
-  懐かしのww  -- 名無しさん  (2014-10-15 13:54:10)
-  ロリクーさんのことロンコンって呼ぶのやめろよ!  -- 名無しさん  (2014-10-23 00:41:04)
-  シヴァはキャラクター性、剣魔カレルは見た目  -- 名無しさん  (2014-11-19 21:17:50)
-  ↑続き、がナバールから受け継がれた、そしてロンクーは声をナバールから受け継いだ、と。 最初はナバールの子孫かと思った。   -- 名無しさん  (2014-11-19 21:19:08)
-  戦略的に見るとユニットとしても父親としてもイマイチ使い所がないのが悲しい。 彼の支援会話は女性がらみより同性とのものの方が好きだな。  -- 名無しさん  (2014-11-19 21:24:16)
-  ↑盗賊スキルの代わりに傭兵スキルでもあったらかなり違ったんだろうけどね…一応セレナやシャンブレーの父親としては優秀だよ。  -- 名無しさん  (2014-11-20 00:19:39)
-  セレナの親にしても月光貰える方が嬉しいし、シャンブレーはどうせ誰が父親でも弱い  -- 名無しさん  (2014-11-20 00:28:24)
-  シャンブレーは能力上の母親補正が全キャラ中最大値だから別に弱くはない(獣弱点だけは注意だが騎馬兵にしとけば問題ない)  -- 名無しさん  (2014-11-22 09:08:23)
-  まぁ確かに、ドニキやヘンリーと違ってカップリングの時に余りやすいのは事実だな。子供に速さを求めるなら重要なポジションだけどスキルが貧弱だから、母親の分だけでスキル構成に穴がないユニットとくっつけないと中途半端になる。  -- 名無しさん  (2014-11-23 14:14:16)
-  万能型のティアモの夫にするにしても、月光くれる父親のほうがマシという事実・・・  -- 名無しさん  (2015-02-09 22:25:18)
-  多分マリアベルとくっつけるのが一番良い。ブレディの耐久は紙切れになるけど。  -- 名無しさん  (2015-06-21 12:21:39)
-  FE幻影で何故か敵として登場。いや主要メンバー女性が多いから絶対違う人のほうがいいんじゃ  -- 名無しさん  (2015-12-16 07:54:03)
-  名前の発音的に透魔人の末裔かもしれない  -- 名無しさん  (2016-04-12 14:32:00)
-  ↑2 何故かも何も声優ネタ以外のなんだと  -- 名無しさん  (2016-04-29 10:58:30)
 
 
最終更新:2025年03月27日 04:48