登録日:2010/07/26 Mon 18:41:30
更新日:2025/04/28 Mon 08:45:25
所要時間:約 4 分で読めます
おまえの妹はカワイかったなぁポルナレフ………
妹にあの世で再会したのなら聞かせてもらうといい………
どーやってオレに殺してもらったかをなぁああああ~〜〜ッ
【概要】
タロットカードの暗示を示すスタンド使いの一人で、両右手の男。
今でもたまによく起こる、「両手が右手になってしまう」作画崩壊が確認されると確実に引き合いに出される。
タロットチームの黒幕である
エンヤ婆の息子である。
顔中ブツブツだらけで歪んだフェイスラインを持つ、醜悪な容貌をしている。
性格は陰湿で下劣極まりなく、目的を遂行するために無関係の人間を
人質に取るというゲスっぷりを見せた。
快楽殺人鬼であり、物語開始より3年前に
ポルナレフの妹・シェリーの命を奪った張本人。
なお、作中で明言されているわけではないが、ポルナレフ曰く「辱めを受けた」らしいこと
カメオによって蘇ったシェリーの姿が全裸であることなどから
強姦殺人であったと推測できる。
そこ、カメオが服作り忘れてたとか言わない。
救いようのないゲス野郎だが、実の親であるエンヤ婆からは「心の清い息子」という真逆の評価を受けている。
おそらく身内にだけは優しい性格であったか、またはエンヤ婆の前では猫を被っていたのだろうと思われる。
エンヤ婆自身がDIOを崇拝するようなやつだから「心の清い息子」の基準が一般人と違うだけかもしれないけど。
【劇中での活躍】
ホル・ホースと共にジョースター一行を急襲し、ポルナレフを庇った
アヴドゥルを撃破。
逃走するポルナレフと
花京院を追跡し、攻撃を防げないよう子供の目の中に入り込んでポルナレフを襲った。
しかし子供の目に砂をかけたことで目が閉じられ、それにより移動してくる軌跡を読んでいたポルナレフに斬られ、重傷を負う。
居場所もばれてしまい、倒されるのは時間の問題と思われた。
しかしこのJ・ガイルはとんでもなくゲスだった。
彼はその辺にいた貧民に自分が切られた場所と同じところに同じ傷をつけ、身代わりとしたのである。
さらに
弱点を克服するため、その辺にいる貧民たちを呼び寄せ、彼らの目から目へと移動しながらその軌跡を分からなくしたのである。
だが、花京院が取り出した
「顔が映るほどのピカピカのコイン」に貧民たちの目は釘づけになってしまい、再び軌道が固定されてしまい、レイピアの一閃を喰らって戦意を喪失してしまう。
泣きわめくのがうまいのはてめーの方だな J・ガイル!
これからはてめーは泣きわめきながら地獄へ落ちるわけだが
ひとつだけ地獄の番人にゃ まかせられんことがある…
そして最期はラッシュからの舌を刺して放り投げて門扉の鉄柵に全身を貫かれて死亡。
自身を暗示するタロット「吊られた男」と同じように、逆さづりの状態になって果てた。
アニメでは逃走するも門扉で逃げ場を失い、追い付いたポルナレフ達に恐怖に怯えるシーンになっている。
これが本当の『吊られた男』か… 真底クズ野郎だったな
この直後、コンビを組んでいたホル・ホースが追い付いたが、J・ガイルが死んだとは露ほども思わなかった彼は、そこら中のガラスを撃ちまくるという曲芸を見せる。
事実を知った後は一目散に逃走を図った。
【スタンド:吊られた男】
おい…ホル・ホース 撃て……
このアホをとどめるとしよう!
破壊力……C
スピード……A
射程距離……A
持続力……B
精密動作性……D
成長性……D
タロットカード大アルカナ12番目「吊られた男」の暗示を持つ。
全身に包帯を巻いた、ガリガリの
ミイラのような像を持つスタンド。
何気に第3部敵の中で、最も「人間」に近い容姿を持つ。
能力
特性は
鏡やガラスといった、物体を映す世界の中にだけ存在し、そこから攻撃を仕掛けること。
攻撃手段は手首に装着した出刃。武器を使った攻撃のため、遠隔操作型のスタンドながら直接人を殺せるだけの殺傷力とパワーは確保されている地味にズルい仕様。
当初はポルナレフやホル・ホースから「鏡のスタンド」と形容されたが、どちらかといえば
「光」に似た性質を持つスタンドといえる。
鏡像の中の「
吊られた男」が動いても、現実世界には影響はないが、物体に写った者が切られると、現実の肉体も同じように切られる。
物体に攻撃してもスタンドにダメージはないどころか、物体を粉々に破壊するとそれだけ写るものが増えてしまい、逆に攻撃の機会や移動の選択肢の幅を与えてしまうことにつながりかねない。
そのため自身は全く攻撃されることなく、一方的に敵を嬲り殺しにできる、
暗殺や防御に関してこと秀でた能力を持つ。
しかし物体から物体へは反射を行うことで移動するため、その一瞬だけは現実世界へ出なければならない。
光速で動くため捉えることは難しいが、軌道は一直線であるため、その軌道を読んで攻撃することは可能。
移動は本体の任意で行うが、映っている世界が破壊された場合(=物体が何らかの理由でブラック・アウトした場合)は、強制的にその先にある物体に移動させられる。
そのため出待ちに弱い……とは言ったものの、移動の原理を見破っても光の速さで移動する「吊られた男」を捕らえられるだけのスピードがスタンドになければどうしようもない。
おまけに写る物体が多い場所、大勢の人がいる場所などで戦うことで、その軌道を読めなくすることが可能。J・ガイルも自身の弱点を十分理解した上で戦術を練っている。
しかし周囲に反射物が無ければ移動も攻撃もできないし、反射物を破壊して反射角を変える・逆に攻撃対象を反射角内からはじきとばすなどすれば攻撃を回避できる。
さらに移動速度は速いが攻撃速度はかなり遅いため、一度捕捉されてもけっこう簡単に逃げられる。
そのため単独で戦うよりも前衛に立った味方を援護するほうが得意。
味方に反射物をバラまいてもらえば移動・攻撃範囲の狭さをフォローしてもらえ、さらに攻撃を引き付けてもらって不意打ちを狙うことで攻撃速度の遅さをカバーできる。
回避力の高さもあって味方と干渉しあうということがほぼなく、お互い邪魔しあわず存分に全力で戦うことが可能なのも強み。
作中ではホル・ホースと組んで後方から援護することで互いの強みを存分に引き出し、アヴドゥルを撃退してみせた。
なお、作中で花京院が「
吊られた男」の能力に言及した際に
「鏡に「中の世界」なんてありませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」と発言しているが、第5部「
黄金の風」で「鏡の中の世界」を行き来するスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」が登場している。
花京院、
イルーゾォともに死亡してしまっているため叶わない事だが、この2人が相対した場合に花京院がどう反応するかはしばしばネタにされる。
ホル・ホースとコンビを組んだ状態で登場する。
水たまりから出てきたり、ホル・ホースが割ったガラスの中から相手プレイヤーに攻撃を仕掛けるが、その火力は桁外れに高く、即死コンボにつなげることもできる。
なおこの際、「悔しいか?」と声をかけるモーションがあるが、そのセリフが「イワシ」と聞こえることから、J・ガイルのことを「鰯」と呼ぶ者も多い。
「未来への遺産」ではJ・ガイル自身はホル・ホースのOPのみに登場するが、PS版初代ではスーパーストーリーモードにて死亡シーンが再現されている。
やはりホル・ホースとコンビを組んだ状態で登場。
コマンド技「オレたちにかかってこいよ!」でホル・ホースが作った水たまりから、相手の足元めがけて攻撃する「J・ガイルのだんな!」で出現する。
また、GHA「このホル・ホースがあんさんを始末するからな」では、原作でアヴドゥルを刺したシーンの再現で登場する。
やっぱりというか、PVでの犠牲者はアヴドゥルだったとか。
追記・修正は・・・閻魔さまに任せたぜ
- ↑なんかアメコミっぽいというかニンジャネームくさいな。「ドーモ、ポルナレフ=サン、センターフォールドです。お前の妹との前後は最高だったぜ!」みたいなw -- 名無しさん (2014-09-27 18:23:52)
- 確かにクズや外道と呼ぶべきキャラだが、何故か旦那と呼んでしまう。相棒のせいだきっと、うん -- 名無しさん (2014-09-27 18:28:00)
- ↑×3 J・ガイルズバンドの曲にcenterfoldがあるから、それが元ネタかと思われ。 -- 名無しさん (2014-10-10 12:22:16)
- ハングドマン戦大好き。特にラストが爽快すぎる。 -- kiramaru (2014-11-17 17:53:00)
- 結局なんで両右手だったんだっけ -- 名無しさん (2014-12-20 21:23:24)
- ↑エンヤ婆もそうだから多分遺伝 >おそらく身内だけには優しい性格であったか、またはエンヤ婆の前では猫を被っていたのだろうと思われる 普通にエンヤ婆も吐き気を催す邪悪だからでは? -- 名無しさん (2015-06-05 21:12:59)
- チョコラータと並ぶゲス中のゲス -- 名無しさん (2015-07-07 21:38:06)
- ホラー「こんなにも陰我に満ちた人間は…初めてだ(うっとり)」Jガイル「あぎゃあああー」←むしろこうなると思う -- 名無しさん (2015-07-14 08:52:55)
- OVER HEAVENのDIO様が「悪い女ほどいい母親になる」と言ってたから烈火の炎の命みたいなゲス女が現れれば、いいカップルになって悪のサラブレッドを産みそう>あんな息子じゃ家庭を創るなんて無理だなw -- 名無しさん (2016-01-29 12:59:44)
- ↑3 アンジェロやダンも相当の -- 名無しさん (2016-01-29 13:00:35)
- 途中送信 相当のゲスだったし、荒木先生はほんとゲスを描くのがうまいな -- 名無しさん (2016-01-29 13:01:07)
- 本体はアレだがスタンドのデザインは超かっこいい。ポルポにも同じことがいえる -- 名無しさん (2016-04-06 01:23:51)
- コイツのスタンドって鏡みたいに自分が写るものがあれば暗闇でも移動出来るのかな?それとも写ることが能力発動の条件なのかな? -- 名無しさん (2016-04-06 01:43:50)
- 荒木先生が描く救いようのない屑キャラほんと好き。 -- 名無しさん (2016-04-07 00:23:51)
- 同感だが、J・ガイルはほとんど1部2部のゾンビと一緒というか、キャラその物は背景の描写が浅くて4部以降のゴミクズ野郎どもと比べるとまだ過渡期のキャラだなって気がする。 -- 名無しさん (2016-06-14 09:45:18)
- 俺『j』ガイル -- 名無しさん (2017-10-05 01:08:03)
- ↑ぼっちは千葉県に帰れ -- 名無しさん (2017-10-08 10:24:32)
- 光の速度で移動するハングドマンを一瞬で切り裂いたポルポルはなんだかんだ凄腕だと思う -- 名無しさん (2018-01-16 03:56:04)
- 結局雨に濡れないの意味は… -- 名無しさん (2018-09-01 08:54:24)
- ↑見たのが一般人だったんだから「スタンド使いである」以上の意味はないんじゃないか? -- 名無しさん (2018-09-01 09:54:13)
- どこか近くの反射面の中で本体にハングドマンが覆いかぶさって雨よけになってたんだろ -- 名無しさん (2018-10-26 23:45:22)
- ハングドマンは、本当に高速で移動しているのか? そこまで速かったら、さすがに剣で斬れるとは思えん(移動する経路に単に剣を「置いとく」ことはできるかもしれんが)。ハングドマンは光のスタンドというより「自分が移る鏡面を支配する能力(鏡面上にいる時は攻撃を受けない)」で、後年のアトム・ハート・ファーザーに類似するスタンドだと思う。本当に光でできてるわけではなく、当然移動速度も光速ではない……んじゃないかな -- (2020-09-13 02:19:05)
- 思ってもいいけどもっともらしく広めようとするのはやめてね -- 名無しさん (2020-09-13 07:07:40)
- ホルホース曰くアブドゥルの炎が苦手らしいが鏡燃やされたら何もできずリタイアになるのかな -- 名無しさん (2023-04-16 09:18:42)
- ポルポル君なら舌切りクワガタ倒せたんだろうな -- 名無しさん (2024-05-11 09:00:16)
- ↑↑鏡を燃やされる上に、移動の軌道上に炎を置かれたら火だるまになるしかなくなるからだろうな -- 名無しさん (2024-08-01 19:40:49)
- コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2024-08-07 09:50:15)
- コメントをログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-08-21 10:12:13
- 鏡の世界がありました。 -- (名無しさん) 2024-10-10 19:10:20
- 貧民たちがドライアイじゃなくてよかったねぇ -- (名無しさん) 2025-03-25 14:32:05
最終更新:2025年04月28日 08:45