ジョジョの奇妙な冒険(格闘ゲーム)

登録日:2012/01/03 Tue 16:20:42
更新日:2025/07/05 Sat 23:18:21
所要時間:約 10 分で読めます





●概要

1998年にカプコンより発表された、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』を題材としたアーケード用格闘ゲーム。
翌99年9月にはアッパーバージョン『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産』が稼働開始。
同年10月にPS、11月にDC用の移植版も発売され、2012年8月にはPS3/Xbox360向けにチューニングした『未来への遺産 HDver』がDL販売された。

基本的なシステムは『ヴァンパイア』等を踏襲しているが、最大の特徴が原作でもおなじみの「スタンドモード」。
スタンドモード時は技性能が変化し、スタンドラッシュ(チェーンコンボ)等も可能。逆に本体時の一部動作が使用不可能になるというデメリットもある。
また、ガード時はライフの代わりにスタンドゲージが消耗される。
このゲージはスタンドモード発動時に被弾することによっても減少し、ゼロになると石仮面が割れる演出と共にスタンドが解除され、所謂ガードクラッシュ状態になる。

また、花京院典明や呪いのデ一ボなど一部キャラのみスタンドの遠隔操作が可能で、本体から離れて戦うことも可能。
ただしこの間に本体が被弾するとダメージが増加してしまう。

また「タンデムアタック」という特殊技もある。
これはタンデム発動時にコマンドを先行入力しておき、スタンドと共に攻撃するものか、スタンドゲージが尽きるまでラッシュの二種。

こうした性質から、全体的にスタンドモードを持たないキャラクターは不利な傾向にある。
しかし元々ジョジョラーが多いカプコン製作だけあり、格ゲーながら原作再現性が非常に高く、現在でもジョジョゲーといえばコレを挙げる人が多い。

演出面もカプコンのジョジョ好きっぷりが遺憾なく発揮されており、超必殺技でKOした際にはKOされた側の顔カットインが入るという演出があるのだが、これは殆どが原作で大きなダメージを負ったシーンが元。
承太郎やジョセフはDIOからナイフ投げを受けたシーン、アヴドゥルはホル・ホースに頭を撃たれたシーンと言った具合。
さらに原作で1コマも顔の出ていないミドラーのキャラデザは山岸由花子をベースに荒木飛呂彦が描き下ろしている。

各キャラのストーリーはそのキャラにとってのグッドエンドとなる展開が多く、アヴドゥルやイギーもプレイヤーキャラならヴァニラ・アイス戦で死亡することはない。
花京院は結局死んじゃうけど
逆に悪役側はジョースター一行の始末に成功するので原作視点では間違いなくバッドエンドである。

●移植・アッパーバージョン

◆未来への遺産

プレイアブルキャラクターを追加した調整版。ボイスの新録や新技の追加もあり。
……ってあのクソ鳥ホントに調整したのかよ?
DC版はこちらをベースにチャレンジモードを追加して移植しているが、下記のスーパーストーリーモードが無いのが惜しまれる。
また初期版も同時収録。ロードも短くプレイ自体は非常に快適。

◆PS版

DC版の少し前に発売。
初期版をベースに未来への遺産のキャラクターが追加されたが、元がCPSⅢ基板なので演出関係はかなり劣化している。特に解り易いのはスタンドの色数で、操作面でも追加技が無かったり、コンボが仕様上一部変わったりしている。
その分、合間に様々なミニゲームを盛り込み、ボリューム豊富なスーパーストーリーモードも好評を博した。
初期版/未来への遺産で登場しないキャラクターはこちらで補完されている。家出少女まで出る。

◆HD

アーケード版の移植。したがってスーパーストーリーモードは今回も無し。現在は配信終了している。
余談だが、PS3版のサイトには「スーパーストーリーモードを楽しめるPS版もオススメ!」と書かれている。プレミア化しているので今から買うのは大変だが
キャラの防御力を均一にするというかなり強引なバランス調整が行われており、その結果あの鳥が人並みの防御力を備えもはや無敵と化した。
無敵のペット・ショップで何とかしてくださいよぉー!*1

●プレイアブルキャラクター

空条承太郎
声はドラマCDと同じ梁田清之でも声色は本当に同一人物か?と思う程違う
主役ながら波動昇竜キャラではない。(飛び道具代わりにスタプラを突進させるスタンドオフでのマッハオラはある)
崩し辛い部分はあるが判定は強力で逆に牽制を潰せてしまい、火力が全体的に強力な上に必殺技の流星星刺(スターフィンガー)で引き寄せて揺さぶらせたり、原作さながらの爆発力で大暴れできる。
時止めは第四部以降表記の「スタープラチナ・ザ・ワールド」。DIOの時止めよりゲージ消耗が早い。なお使えるカラーの中には4部っぽい白コートもある。
DIOに反旗しない敵のスタンド使い達のラスボス担当はだいたい承太郎。

ジョセフ・ジョースター
陰者の紫と波紋を使った当身技やコマンド投げ持ち。策士らしいトリッキータイプ。
刺し込むまでが辛いが、刺さればそこから一気にコンボを決められる。
リードされると辛い要素が多目なのは要注意。
ゲージは波紋疾走よりリサリサに振ったほうがいい。性能的にもコマンド難易度的にも……。

なお、担当声優の大川透は後の、テレビアニメ版ジョジョシリーズでナレーションを担当することになりましたとさ。ジャンジャン!

残念ながらDIOやヴァニラ・アイスに波紋技を当てても特別な演出があったりはしない。
とはいえ自身のストーリーモードのエンディングではDIOへのトドメを波紋で行う上に、相手の言いたい事を先に言うあのシーンをDIO相手に行うという原作ファンには粋な真似をしてくれる。

花京院典明
やたら長いリーチに高性能対空のレバー入れ攻撃等、非常に牽制技が優れている。結界絡みコンボも強烈。ダイヤ2位。
ただし覚えることが多く、使いこなすのは大変。
ちなみにEDではDIOを倒すも帰りの飛行機で力尽きる。
(DIOにとどめを刺すシーンでエメラルドスプラッシュを撃ってる最中にDIOの投げたナイフが花京院に命中して、それが致命傷になった)
死亡フラグは回避できなかったようだ。
何故か一部のDIOの刺客達使用時のストーリーモードでのラスボスになっている。

ジャン=ピエール・ポルナレフ
崩し・牽制共に強いがスパコンのクセがやや強い。切り返しと削り用と割り切った方がいいか。起き攻めが弱いのも難点。
未来への遺産ではまさかのレクイエム化が追加。「未来で会おう!イタリアで…」という5部を意識させる勝ちセリフも追加された。
(無印稼働当初は5部が連載中だった)
必殺技のコマンドが↓ため↑や←ため→なのは怨敵のJ・ガイルに絡めたネタであると同時に、原作のスピードを再現しつつ格ゲーとしてのバランスを取るためだとされている。
残念ながら?便所の災難は無し。

モハメド・アヴドゥル
こっちが波動昇竜担当。必殺技が飛び道具2種類・無敵対空・打撃投げと戦う距離を選ばない。
スタンドモード時の攻撃判定が強力かつ火力も上々。どちらかというと防戦向けでカツカツ攻めるタイプ。
上級者クラスなら遠距離から一方的に攻められる。アンクアヴは喧嘩の元なので止めましょう。鳥以外は。
エンディングは今後の運勢を占うべく2枚のタロットカードから1つをプレイヤーが選ぶというものなのだが、2分の1の確率で「世界」のタロットを引いてしまい、何故か生きていたDIOが背後に居るというなかなかにゾッとする代物。

イギー
スタンド発動前と後で当たり判定の差が凄まじい。(愚者がデカイので)
全体的に高火力で、ラッシュから繋げられるコンボは強烈。

…だが原作では辛勝を勝ち取ったペット・ショップ相手には、本作ではポケモンでのじめんタイプはこおりタイプに弱いよろしくイギー側がまともに当てられる有効打が極端に少なく、一方ペット・ショップ側は空中から一方的に飛び道具の嵐を叩き込める、と、まさに現実は非情であると言わんばかりのダイヤグラムと化している。あァァァんまりだァァアァ!

呪いのデーボ
スタンドが遠隔操作型という関係上、スタンドモード時はぶっぱスパコン→乙なことも…。
逆に本体時は人形を一時的に動かしてタンデム無しでも挟撃が可能だったりする。
全体的にヒット数は多目。スタンドクラッシュにでもどうぞ。
未来への遺産では全体的に隙が少なくなった。人形と本体を同時に動かす格ゲーキャラの元祖と言われている。
またCPU操作の際はラウンドを取られるまでは、ほとんど攻撃せずスタンドモードにすらならない。
が、ラウンドを取られると急に攻撃的になってスタンドも使ってくるという原作を思わせる動きをしてくる。

チャカ
本体モードで帯刀、スタンドモードで抜刀する。
原作同様、相手の技を当て身で取ることで三回まで「覚える」ことができる。
覚えた後、同じ技をガードすると頭上にアヌビス神のイメージが出現。この間に技を出すとガード硬直をキャンセルして反撃することが可能。
手数は多く、本体モード時の機動力はかなりのもので意外にスピーディーに動くことができるが、
得物持ちの割に火力が低いのと、意外にリーチのある技が少ないのが難点。
未来への遺産では2ゲージ技の「全部覚えたッ!」が追加。
相手の技全てガーキャン攻撃が出来るようになる技だが、1度でも被弾すると全て忘れてしまうという致命的なデメリットを持つため、ぶっちゃけ死に技。

ミドラー
本作のために荒木先生自身によってリデザインされたが、服装は原作と全然違ったジプシー風のグンバツの美女になっている。後にこの格好でフィギュア化された。
火力単価は高いが攻防双方の性能にやや難があり、相手の行動を先読みして潰していくタイプ。
彼女のエンディングはDIOに血を捧げるというもの。一見バッドエンドだが本人には本望なのだろう。

アレッシー
原作同様、セト神で相手を子供化させてボコる(この時に限りが使用可能)のが基本。しかし未来への遺産で子供化時間が短縮されてしまった。
スタンドモード時のラッシュは無いが、どの距離でも比較的対応力が高い。
座高が低い為、一部の攻撃をしゃがみだけで避けれたりする。
ちなみに子供化は某ブリス並に小ネタが多い。
たとえば後述の通りジョセフなら2部の姿に、イギーは元々子犬なためこれ以上小さくしようがないということか、登場当初のブサイクなフェイスになったり、ペット・ショップに至ってはタマゴになってしまう。
そしてタマゴでも、飛べなくなってもなおある程度以上には戦える攻撃性能を持つ、タマゴの時からやる時はやる鳥公のポテンシャルの末恐ろしさを垣間見ることになる。

また2部ジョセフルートではジョセフを若返らせた元凶なため、まさかのラスボスになっている。
余談だがプレイアブルキャラを決める際、分かりやすい小物、子供化という弱体化要素、など格ゲーにしやすい部分が多く、かなり早い段階でプレイアブル化が決まったという逸話がある。

DIO
ボスキャラクターのクセに意外と性能が低めだったが、未来への遺産で上方修正された。ついでにズキュンする技も追加。
崩しが弱く、受けに回るとかなり不利な要素が多いのが難点。DIO様らしく主導権を握って押し切ってしまいたいところ。

ドラマCDの影響を受けてるのか、第3部で使用しなかった空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)が実装されている。気化冷凍法?知らんがな。

承太郎もそうだが、時止めの演出はOVAを意識したものだと思われる。
だいたいのキャラのストーリーモードでラスボスを担当している。中にはDIOに反旗する敵のスタンド使いも…。

誇り高き血統ジョセフ
アレッシーのスタンド攻撃を受けたという設定で登場。
当然スタンドモードが無いので全体的に不利。防御面の不安も相変わらず。つーかお前赤石どこから持ってきた。
ファンサービス的に出演したためか原作再現が凝っており、警官やナチ公に使ったコーラの栓を飛ばす技、ワムウに使ったアメリカンクラッカーや鉄球ボウガンが使用可能。
この鉄球ボウガンは強ボタンで入力すると「後ろに発射した弾が背景を通って、敵の後ろから時間差で飛んでくる」というコロッセオ戦を再現した動きとなる。
また自分自身とイギーを除いたジョースター一行を相手に挑発すると相手の言いたい事を先に言う十八番をやってくれるのだが、セリフが「おまえの次のセリフは~」ではなく「次にお前は~」になっている。これはゲーム中のテンポを優先したためだろう。

なお全キャラで2名のジョセフだけがレバー後ろ2回入力がステップではなく、押しっぱなしで移動距離を変化させられるようになっている。逃げるんだよォーッ!

邪悪の化身ディオ!
影で顔が隠れている貴様見ているな版。ザ・ワールドが影のみで、持続も出来ない不完全状態。
比較的使い易いが、仕様上スタンドモードが無いので上位陣には通用し辛い。
一方、時止めは2ゲージから使用可能。(承太郎・DIOは3ゲージから)

●未来への遺産・PS版の追加キャラクター

ホル・ホース
No.1よりNo.2がモットーの自称女には優しい男。エンペラーが銃のためかスタンドモードは無い。
一人STG野郎1。当初は強キャラ扱いだったが現在は対策研究が進んで下の方。
必殺技でのハングドマン絡みのコンボが強力かつ生命線だが、上手い人にはまず刺さらない。それでもスタンドモード無しのキャラの中だと戦えている方。
唯一ストーリーモードのラスボスが影DIOになっている。

ちなみにCVは安原義人。どの媒体でも中の人に恵まれる野郎ではある。

ペット・ショップ
説明いるか?この鳥公のぶっ壊れっぷり、と
投げやりになるのもあァァァんまりだァァアァ!なので…

氷を操るDIOの館の門番の隼。スタンドモードはホルス神がほぼ置物だったからなのか無し。
一人STG2。後述の通り一人STG同士でもホル・ホースとはダーク・ブルー・ムーンとココ・ジャンボの差がある。
常に飛んでいるせいで足払いがほとんど効かない、ガードしている間に攻撃できる、中下段崩しが容易、とスタンドモードが無いにも関わらずキャラランク最上位に位置する異色のキャラ。
現在は防御の低さが仇となって承太郎やDIOの高火力に押し切られたり、花京院や邪DIOに理論上微不利だったりと絶対的ではなくなってきているが、それもこの鳥公に攻撃を的確に当てるだけの相応の熟練度ありきの話なので、未だ最強クラスなのは変わらない。
あまりに暴れ過ぎたせいで「鳥」という渾名で呼ばれ続けることになった。
おかげで公式大会では隠しキャラでもないのに禁止カード扱いに…。

マライア
足がグンバツの女。
一人STG3。スタンドモードは無いがスタンドボタンで出現させたバステト女神によるスタンド攻撃を当て続けると必殺技が高性能化するのが特徴。
固有ゲージのレベルを最大にするとそこそこ強いのだが、そこまで辿り着けるのが厳しい上に、ある程度被弾するとレベルが下がるというデメリットがあまりにもキツイ。
当初はホル・ホースと共に猛威を振るったが現在はダイヤ最下層。
それなりに強い通常技と起き攻めで頑張ろう。
でも花京院相手だと設置技を一方的に潰しながら攻撃されるわ、マライアの得意距離の射程外から一方的に攻撃するわで色々詰んでいる。

アヌビス二刀流ポルナレフ
せっかく二刀流になったのに弱体化。ポルポルは元よりチャカよりも弱い。
ノーゲージによるコンボでゲージ回収が凄まじく難易度も優しいのは良心的。
だがゲージを吐くタイミングが非常に難しい。
スタンドモード無しってどういうことですかァーッ!?
(常時解放状態という解釈なのかもしれないが…)

ヴァニラ・アイス
元はCPU専用キャラクターだったが、プレイアブルキャラクターに昇格。
アーケードモードでジョースター一行を使用した場合はCPU専用性能で登場。
発生は遅いもののガード不能全身無敵の亜空間攻撃をしてくるが回り込みを利用すれば意外と簡単に避けられる。
その分すべての必殺技終了時に無防備な状態で上から降ってくるので反撃の隙は大きい。
一方プレアブル版だとスタンドモード時の状態が違う、スタンドゲージがCPU専用時より短い、ほぼ全ての通常技含む技が一新と完全に別物化。
通常技がやたら高性能な上にタンデムも非常に強力。必殺技関係はかなりクセが強いが、慣れてしまえば強キャラ。
亜空間を使ったガード不能技も存在するがモーションが全く異なる上に2ゲージ技になっている。
初期版でのCVは岸祐二だったが、未来への遺産からはドラマCDで花京院を演じた速水奨が担当。ただし一部技で岸祐二ボイスを発する。
正直、主君のDIOより強い。
しかもPS版ではコンボ補正が無いというあまりにもトチ狂った性能を持っていたせいでペットショップよりも上の文句なしの最強キャラとされていた。
ちなみに吸血鬼は日光を浴びると死ぬという設定に忠実になぞらえて、DIOかヴァニラ・アイスが選択されていると、日光の差すステージは出てこない(対戦モードでステージの選べる家庭用版でも日光の差すステージは選べない)という設定になっている。
彼のストーリーではDIOに反旗しないキャラで唯一の全8戦ルート*2であり、承太郎たちを始末するルートなのになぜか途中でアレッシーとチャカが敵として登場する。おそらくDIOに反旗をおこそうとした故の粛清

ラバーソール
ニセ花京院。なぜか「法皇の緑」までそっくりに作れるという謎技術も習得したが、不完全なのかスタンドモードは無し。
原作同様承太郎よりもでかい為喰らい判定が大きく、ラッシュが利かないのも痛い。
ただイエロー・テンパランスがクッションとなって守られているのか、喰らい判定の大きさをカバーするように全キャラ中最も防御力が高く簡単には倒されないので、肉を切らせて骨を断つ戦法でがんばろう。
原作でもやっていたバックブリーカーもコマンド投げゲージ技としてしっかり実装。

カーン
チャカとは異なりスタンドモードは無く常時抜刀したまま。
ダメージ単価は高いがコンボが続かず、全体的に大振りで隙が大きい。
その割に受けに回ると弱いという問題だらけのキャラクター。
強さはマライアよりマシ程度。
ペットショップに9:1で不利というとんでもないダイヤグラムを叩きつけられた。

ホル・ホース&ボインゴ
ボインゴと組んだホル・ホース。細かく性能が変わってるが結果的に弱体化。
飛び道具の出が速くなったり、ゲージ技にコマンド投げがあったり強い部分もある。焼け石に水レベルだけど
Jガイルの時の強みが全部潰れて、差別化要素の技がほとんど使えないので正直最弱キャラ候補筆頭あァァァんまりだァァアァ!
まあ元々ボインゴがお世辞にも戦闘向きとは言えないため当然と言えば当然なんだろうけど。

Jガイルの旦那と組んでいた時と違い、こちらはDIOに反旗しない。

恐怖をのり越えた花京院
原作終盤における花京院でサングラスをかけている。性能も微調整された…が恐怖をのり越えたくせに弱体化した。
ちなみにEDでは原作通りの流れでDIOに倒されてしまう。つまりどのみち死亡する。あァァァんまりだァァアァ!

●CPU専用キャラクター

ンドゥール
アクションゲーム風中ボス。PS版収録資料では本人が戦う構想もあったことがうかがえる。
承太郎一行使用時にしか戦えない。

死神13
特定条件化で登場する中ボス。普通にスタンドは使える。
負けてもゲームオーバーにならない。
恐怖を乗り越えた花京院ルートでは花京院を悪夢に閉じ込め承太郎達一行にそっくりな偽者をけしかけて再起不能を目論んだ。
承太郎達に紛れてミドラーがいる理由はワシにも分からん…

ダニエル・J・ダービー
コンティニュー担当。NOを選ぶとコインにされてゲームオーバー。
無論、主君のDIOであっても容赦ない。
この時コインにされた際の顔は全員分用意されており、かなり作り込まれている。
スーパーストーリーモードにも登場。ポルナレフやジョセフが勝ってしまうif展開も存在し、三回連続で敗北する様はまさしく哀れである。



追記・修正するのはおれの『スタンド』だッー!!


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最終更新:2025年07月05日 23:18

*1 厳密には数値から見ると全キャラペット・ショップ並みの最低の防御力に統一されたと言ったほうが適切である。1番やってはいけないことをやってしまったというか、いくら画面がキレイになっても中身を蔑ろにしてはいけないという反面教師になってしまった例とも言える。

*2 普通は全6戦