クルペッコ

登録日:2009/08/20(木) 17:14:51
更新日:2023/08/08 Tue 06:44:03
所要時間:約 5 分で読めます




モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンター3(トライ)』(MH3)。


別名-彩鳥

亜種-紅彩鳥


頭部にラッパのような発声器官を持ち、喉には大きく膨らむ鳴き袋があり、その独特な体色から「彩鳥」と呼ばれている。

危険を感じると鳴きまねをして、他のモンスターを呼び寄せることもある。この鳴き声にはモンスターを呼び寄せるだけでなく興奮させたりするなど狩猟笛のような効果を持っていることが判明している。

MHP2G以前におけるイャンクック的な立ち位置。しかしイャンクックとは全然違うため油断しないように。

スタミナ切れで疲労状態になると魚を食べる。

このモンスターのモデルはおそらく「オオグンカンドリ」。

「クルペッコの生態」のムービーはかなり和やかな雰囲気であるため、ムービーを見るとこのモンスターを討伐できないという声もしばしば。

こいつから作られる武器は緑と紫の鮮やかなものが多い。
強化することでレウス系の武器に派生したりする。

防具はネイティブアメリカンの民族衣装のようなもので発動スキルは序盤には有りがたい回避性能や防御力UPが付いており高い火耐性があるのでお世話になった人は多いのでは。

MHP3では新たに亜種も登場。
雷属性の攻撃や閃光などを駆使してハンターと戦う。
また原種ではただの威嚇だった声がバインドボイスにパワーアップしている。
…しかし、こやつの真の恐ろしさは大幅に進化した召喚術である。
みんなのトラウマイビルジョーはもちろんのこと、★8にもなるとティガレックス亜種とか呼び出しやがる。
自分は強くないので近所の先輩に助けてもらうチンピラというか、スネオ色がよりいっそう強くなっている。

またエリア移動の頻度が異常に高くなってたり、風圧が付く技がやたら多かったりと召喚術以外にもやたらとストレスが貯まる要素満載。

しかもその面倒くささの割に作れる防具は性能微妙…武器もMHP3の頃はそれなりだったが、その後は大半がジンオウガ武器の劣化…(そのくせ作れる時期はほぼ同じ)だったり等、わざわざ狩る旨味も薄く、多くのハンターから『いらない子』扱いされている。

〜主な攻撃〜

  • 突進
イャンクックと一緒。
このあと突っつきに派生することも。

  • ついばみ
クックと(ry

  • 火打石攻撃/電気石攻撃
翼の火打石or電気石で攻撃。当たると火属性or雷属性やられ小になる。
予備動作で2回叩いた場合は1〜2回、3回叩いた場合は3回攻撃する。この際前方にジャンプしながら行い、ホーミングする。動作はジンオウガのダイナミックお手と、判定はヒプノックの蹴りと似ている。3回行った後には後隙ができる。
また予備動作なしでバックジャンプしながら行うこともある。

  • 体液飛ばし
イャンクックの火炎液と似ているか?
前方に3つ吐き出す。くらうと耐性低下。空中でも使う。

  • 回転尻尾
その場で回転して尻尾で周囲を攻撃する。尻尾が短いため離れれば問題ないが至近距離で使われたら回避はやや難しい。亜種は風圧が発生。

  • 鳴く
本種最大の特徴。いずれも音爆弾を当てるか、怯ませることで阻止でき、嘴を破壊しておくと発動を遅らせることが出来る。

①小型〜大型モンスターを呼び寄せるパターン。小型モンスターならまだしも、大型モンスターを呼ばれたりするとフィールドがしっちゃかめっちゃかになること必至なので、無理して両方と戦わずにどちらかのモンスターにこやし玉を投げて退散させる事をお勧めする。なお危険度の低いモンスターに当てると逃げやすいので、覚えておこう。

②他のモンスターを強化、叉は回復させるパターン。鳴いている時に膨らんだ胸を攻撃して怯ませることで効果を横取りできる。
亜種はこれに周囲を無差別に眠らせる鳴き声が追加。ハンターのみならず、雑魚だろうがジンオウガだろうが一発で眠らせる。しかし、疲労時には自分も眠るというドジっ子ぶり。
他と同じく、怯ませることで阻止可能。

不眠術等が発動しているなら、敢えて放っておくのも手。

  • バインドボイス
原種だとただの威嚇動作だが、亜種だとこれにバインドボイス【小】が付く。
効果時間は短めでフレーム回避も楽な部類。

  • 閃光
亜種のみ行う。数回電気石を叩いた後、体を伸ばすとともに閃光を放つ。食らうと気絶。
判定が一瞬なのもぶっちゃけほとんどゲリョスのものと一緒だが、ゲリョスよりは少し早いので慣れてると逆に避け辛い。

部位破壊はクチバシと翼爪(火打石or電気石)。翼を両方破壊すると亜種の閃光の予備動作が長くなる。
また、頭を破壊すると鳴き真似の時間が倍になる為、急いで破壊したい。

MHST/MHST2

MHSTでもクルペッコの特徴とも言える鳴き真似は再現されており、習得するスキルには通常種に「剛力の歌」(攻撃バフ)、「堅守の歌」(防御バフ)、「癒しの歌」(回復)、亜種に「脱力の歌」(攻撃デバフ)、「軟弱の歌」(防御デバフ)が揃うようになっているほか、亜種には「ウィークシャワー」(属性耐性デバフ)もある。なおメインシリーズでは亜種が放つ「閃光」は、「伝承の儀」でゲリョスの遺伝子を持ってこない限り習得出来ない。
また、オトモンの種ごとにフィールドで出来る「ライドアクション」は、通常種、亜種ともに「呼び寄せ」であり、通常はシンボルエンカウントのところ、フィールドにいる大型モンスターにその場で強制エンカウント、更に後半になるとイビルジョーを呼び寄せることもあり、種の特徴が見事に落とし込まれていた。
それとは別に、ハクム村の主人公の先輩であるダン先輩のパートナーであり、地味にamiiboにもなっていたりする。ただしダン先輩とのセットなので若干誰得感がある

ところが、MHST2では「呼び寄せ」能力は敵としては健在なのだが、どういう訳かライドアクションは没収され、イャンクックと同じ「モンスター探知」になっている。
スキル面も亜種のウィークシャワーはMHST2の能力値の防御力≒属性耐性という仕様的に軟弱の歌に吸収されているのでともかく、通常種は追い打ちを掛けるように癒しの歌のスキルも没収されており、もはやアイデンティティの欠片も無い。どうしてこうなった
それよりも特徴的なのは亜種が敵として登場する場合で、離脱によって成長が遅れた破滅レウスが復帰するタイミングに弱点属性で襲いかかってくる上、道中ではダイミョウザザミ亜種を呼び寄せる個体との避けられない戦いが待ち構える。
当のペッコ亜種とザザミ亜種は氷属性弱点同士だったりするけど

余談

MH3の予約特典としてラギアクルスリオレウスと共にヘッドフィギュアになったが、遠目には男性器に見え(ry

なぜか郵便屋さんとの結びつきが強い。
MHXXまで登場していた郵便屋アイルーは、初登場したMH3Gは勿論のこと、クルペッコが登場しないMH4以降でもキャスケットにクルペッコを模したラッパを乗せているのが変わらなかった。
また、MHRiseのカムラの里にいる郵便屋アイルーのセンリも、クルペッコが描かれている箱を担いでいる。



追記・修正は川の魚を食べてから…

ジャギィ「パクッ!」
クルペッコ「キエーーー!」

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最終更新:2023年08月08日 06:44