登録日:2021/07/16 Fri 01:21:38
更新日:2025/03/12 Wed 00:32:21
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概要
シリーズ初のRPGの派生作品『
モンスターハンター ストーリーズ』(以下"前作"と表記)の3DS版起算で約5年越しとなった続編。
プロデューサーはいつものことながら辻本良三氏、ディレクターは前作から続投して大黒健二氏が担当している。
辻本氏の発言曰く、本作は「モンスターハンターシリーズ経験者はもちろん、全てのRPGファンに楽しんで頂ける作品」がコンセプトのようで、前作を 何らかの理由で スルーしたという人を取り込もうとしている。
一方で、前作をプレイしたファンから続編の要望があったという発言も出ている。
そのため、基本的な内容は前作と共通点がある場合もあり、適宜前作の項目の記載も合わせて確認して頂きたい。
登場するモンスターについては、前作はMH4Gの頃に発表されたため、本作では当然ながらMHX以降の作品のモンスターが新たに登場している。
開発者サイドの前作のモンスターはほぼ続投という発言もあり、後述のアップデート分まで含めると、
MH3Gと
MH4Gと
MHXXと
MHW:Iの各作品から集まっていることになり、メインシリーズで次にここまで集まる機会がいつ来るか分からないくらいの豪華な顔ぶれになっている。
メインモンスターだけに絞っても、前作時点で既に登場していたMH3G以前のメインモンスター、
セルレギオス、ディノバルドに加え、MHXよりライゼクス/タマミツネ/ガムート、MHXXより鏖魔ディアブロス、更にはMHWorld/MHW:Iのネルギガンテや
イヴェルカーナが1作品で登場していると言われれば、
なんとなくその豪華さも想像が付くだろう。
複雑な設定が付けられてしまったゴア・マガラ/シャガルマガラは泣いていい
世界観としては、前作の4年後の世界が描かれているが、ハンター側の人物はスリンガーや導蟲を持っており、MHWorldに近くなっている。
更に本作では、なぜかマハナ村に導蟲の虫かごがあり、一部のイベントでMHWorldの痕跡集めが再現されている。モンスターと目が合うと導蟲が引っ込んでしまうところもMHWorld譲りである
デザインは全体的に頭身が上がり、衣装や装備のディテールやカラーリングも、よりメインシリーズに近いリアルなものになっている。特にリリアなど前作からの続投組を見ると一目瞭然。
オトモン達もどこかこぢんまりしていた前作からリアル寄りの体格かつ大型化、皮膚の質感の表現なども細かくなった。
各プラットフォーム間の差異
- 出力解像度
- Switch版は携帯モードでは720p/30fps、TVモードでは最大1080p/30fpsだが、Steam版/PS4版では1080pが標準となっている。
- 特にSteam版は一般的なディスプレイでの1080p/60fpsは勿論、ゲーミンググレードのディスプレイとGPU性能さえあれば最大で解像度3840×2160、フレームレート144fpsという化け物じみた設定も可能。
- Steam版の1080p/30fpsの想定スペックがMHRiseよりも更に低いため、MHWildsの推奨動作環境ともなれば、本作は4Kでも上限の144fpsで余裕で貼り付く……はず。
- ただしメインシリーズと異なりSteam版でHDRやアスペクト比21:9の設定は出来ない。
- 通信
- インターネットでの通信プレイは各プラットフォームとも可能。
- Switch版ではローカル通信も可能。
- ツキノ占い
- 「イノリの壷」で使用出来る機能。任意実行ではあるが、Steam版/PS4版では1日1回アイテムが1~3種類入手できるので、MHWorldにもあったログインボーナスの類である。
- Switch版はMHRiseの雑貨屋の福引きと同様にamiibo現物1種類につき1回で、1日あたり10回まで可能。また、シリーズのamiiboには初回特典もある。
- 勲章
- 実績システムは元々メインシリーズのギルドカードに「勲章」という形であったため、本作もそれを踏襲するが、Steam版/PS4版はメインシリーズと同様にプラットフォーム側の実績システムと連動している。
- 操作
- Steam版はキーボードにも対応する。ジャンル的にメインシリーズのように操作がシビアになることが考えにくいため妥当ではあるが、視点変更操作にマウスは使えない。
- ちなみにキーコンフィグはSteam版が細かく、Steam側で各プラットフォームのコントローラにも対応している。
主な登場人物
前作の主人公とは別人。マハナ村で生まれ育った新米ライダー。
村の守護神である「護りレウス」をオトモンとする凄腕のライダー「レド」を祖父に持つ。
マハナ村は海に囲まれた村だが、実はカナヅチ。
主人公の祖父「レド」を知る、ルトゥ村出身の竜人族の少女。
世界中の
リオレウスがいなくなる異常現象の真実を求め、主人公と共に旅立つことになる。
本作におけるヒロインであり、amiiboのラインナップにも選出された。
ストーリーやDLCなどで入手した衣装に着せ替える事もできる。
本作でも主人公をナビするパートナーとなる、自称「世界を救った伝説の
アイルー」。
前作のストーリーを知っているのであればこの発言なのも頷けるが、出会った時には本作の主人公やケイナから疑いの目を掛けられる。
前作の主人公とは穏便な形で別れた形になったようである。
エナと同様、入手した衣装に着せ替え可能。
主人公の祖父で、護りレウスをオトモンとしていたライダー。現在は故人。
主人公とは若い頃を知る人達が見間違える程そっくりらしい。
ゲーム的にも彼の目の色はキャラメイクで選んだ色と連動しており、若い頃の
回想シーンでは形も同じ物になる。
ノリでハート目などギャグ系の目を選んで後悔したプレイヤーもいるとかいないとか
本作における主人公の先輩役。
最初の「共闘パートナー」であり、
体験版ではほぼ彼女と共に行動する。
オトモンは「アフマル」と名付けられたドスランポスだが、色を見る限りでは前作で言う火属性持ちに見える。
ナビルーからは「ガサツそう」だと思われており、何かと掛け合いになる。
……CV的には前作原作のアニメ版におけるリュートとナビルーの再現である。
2人目の「共闘パートナー」となるライダー。ルトゥ村在住の竜人族。
オトモンは「シハク」と名付けられた
レイギエナ。
クールでそっけなく見えるが実際は心優しい青年。エナと同じくレドを知る人物でもあり、彼の孫である主人公を気にかけている。
なぜか日本語ロケールだけMHWildsの登場人物と名前被りした。
破滅レウスの行方を追うハンターの1人。得意武器は弓の様子。
前作のギルデカランの街の大勢のように、モンスターと共存するライダーの存在を信用していない。
そのため、主人公からすれば敵対する存在であったのだが……?
カイルのオトモアイルー。
忍者のような格好をしており、諜報活動が得意。
頭の上にはMHWorldの環境生物「フワフワクイナ」を乗せているが、飛ぶことが出来るという特殊な個体である。
本作の新キャラクターの中でも推しなのかamiiboにもなっているのだが、なんと
サンリオとの共同デザインだという。
MHRiseでは、イベントクエスト「破滅の鳥竜?」の報酬で作製出来るオトモアイルーの重ね着装備「なりきりツキノ」があり、装備したオトモアイルーがツキノのセリフを喋るようになるというギミックも仕込まれている。
イベントクエスト「破滅の鳥竜?」については
クルルヤックの項目に記載したのでそちらを参照のこと。
ハンターが集う都市「ルルシオン」の王立書士隊支部隊長。
前作で主人公の
幼なじみとして登場した彼女が、作中での4年の時を経て再登場。
ハクム村の出身であるが故、ライダーへの理解はあるのだが、今回は書士隊の支部長というハンター側の立場であるため、自身の過去と合わせて葛藤がある様子。
前作にも登場したハンター側の人物の1人。
本作ではリリアの側近の立場として登場する。
前作では
太刀を振るっていたが、本作では共闘の機会もある関係で、使用武器が大剣になっている。
前作にも登場したライダー側の人物の1人。
使用武器が狩猟笛なのも前作と変わらないし、オトモンも引き続き
ベリオロスの「ヒョウガ」。
彼女の故郷であるクアン村は前作の「黒の凶気」で壊滅した村の1つであり、名称はアニメ版だけの設定になっていたが、本作では復興したその地に行けるようになった。
「伝承の儀」を知る竜人族。前作同様雪山で出会うことになる。
前作ではアニメ版はこの名前で呼ばれているものの、「伝承ジイさん」と言った方が早いかもしれない。
絆遺伝子と伝承の儀
前作同様オトモンのカスタマイズ要素になっている「絆遺伝子」だが、前作では特にアクティブスキルでオトモンのスキルが種固有の傾向が強く、遺伝子は各オトモンの種毎に1つに留まっていたのに対し、本作ではアクティブスキルに紐付く遺伝子が大幅に追加されている。
ただ若干バランスが偏っているところもあり、龍属性スピードに至っては一切無い。
また、スキルは付いていないが3すくみや属性関係なくワイルドカードの役割を果たす「虹色遺伝子」も追加されている。
一部のスロットはオトモンがレベルアップすることで解放される場合もあるが、これが前作におけるレベルアップによるスキル習得と概ね同じ役割をしている。
「伝承の儀」についても、前作では渡すオトモンと受け継ぐオトモンの同じ位置の遺伝子しか引き継げず、エンディング前は使えるとは言ってもそこまで勝手は良くなく、活用するとしたら相当な厳選が必要だった。
しかし、今作では引き継ぐ場所を選べるようになったり、同じ遺伝子や遺伝子ビンゴを重ねることで更に強化されたりと、解放した時点から積極的に使えるように改善が行われている。
ロックされたスロットを開放する「目覚め」も、前作ではエンディング後に解放される特定のダンジョンまで行かなければ集められなかったが、本作はビンの王冠4個を1単位としてメラルー商会で交換とかなり緩くなっている。
その代わり、スキルは全て絆遺伝子を入れ替えて組むようになったため、スキルを10個以上持つオトモンというのは不可能になった。
また、遺伝子の大きさが4段階になったため、前作より遺伝子の効果が全体的に渋くなっており、例えば前作の耐毒遺伝子で付いた「毒無効」は、本作では4段階の中で最上位の耐毒遺伝子【特大】を2回強化してようやく得られる。
更に前作では遺伝子の位置の入れ替えたい場合に一時的に同じ遺伝子を複数のスロットに持たせることが出来たが、本作では同一名称の遺伝子は複数のスロットに入れられなくなっている。
…いずれにせよ
物欲センサーには翻弄されることになるだろう。
なお、前作のオトモンの能力は、防御面はメインシリーズ同様防御力と各属性の耐属性値、攻撃面は攻撃力と各属性の属性値で決まっていたが、本作では無属性もまた属性の1つとして扱うことで、得意属性1つ、苦手属性1つ、それ以外の4属性が概ね4:2:3の比率となるように簡略化されている。
その関係で、前作の特徴であったオトモンの属性を明示的に変えることが事実上不可能になっている。
対人戦のバランスという意味では、オトモンの種毎の能力の強弱がヒエラルキーと化した要因と考えられ、絶望的とまでいかないが良くない。
戦闘
前作と同じくターン制の戦闘システムで、パワー/スピード/テクニックの3すくみの関係は続投している。
ライダーが使用できる武器種には、前作の
大剣、
片手剣、
ハンマー、
狩猟笛の4つに加え、
ガンランスと
弓の2つが追加され6つになった。
この6つの武器種は片手剣と大剣が「斬」、ハンマーと狩猟笛が「打」、ガンランスと弓が「突」の3つに攻撃タイプが分かれるようになった。
この攻撃タイプは、メインシリーズの「肉質」のような攻撃タイプ別のダメージの通りやすさの概念の導入と、前作ではボス戦でしか存在しなかった部位破壊の仕様をフィールド上で遭遇する大型モンスターに取り入れるために追加されており、前作からあった耐属性の概念と合わせて、相手の部位毎にどの攻撃タイプや属性が有効かという見極めがより「モンハンらしさ」を表現するようになった。
敵モンスターの行動傾向は前作でも一定の法則に従っていたものの、ランダムに逸れる仕様が本作ではほぼ撤廃されており、パターンに填まると真っ向勝負を連続で勝利しやすくなっている。
また、オトモンとのダブルアクションもオトモンのスキルがパワー/スピード/テクニックの3すくみが合っていればライダーの通常攻撃に対して発動するようになった。
その代わり、3すくみに依存しない攻撃は全般的に強烈になっており、これを如何にして凌ぐかの駆け引きのバランスは失われていない。
戦闘中の行動により戦闘終了時の評価と取得物の内容が変化する仕様は本作でも健在であるが、前作では1ターンで討伐してもボーナスポイントの関係でSランクには足りず、真っ向勝負に連続で勝利し絆技で止めを刺して漸くSランクになっていたものが、本作では少ないターン数でも高い評価が出しやすくなっている。
特に、本作ではレベル差がある場合には通常
エンカウントで遭遇した相手を「一掃攻撃」して即終了するシステムがあり、それを実行した時点でSランクになるだけの評価が付く。……ただし報酬は最低限だが。
共闘プレイ
前作には無かったが、メインシリーズではもはや当たり前であるマルチプレイ要素が本作で実現した。
共闘プレイ専用の「共闘クエスト」が用意されており、ライダー2人+ライダーのオトモン2頭で挑むことになる。
戦闘時には、共闘ライダーのオトモンとのダブルアクションが出来るようになっていたり、双方の絆技が同時発動になった場合には「ダブル絆技」として専用演出になる。
これに伴い、本編中にもNPCと共闘する場面が幾つか存在するようになった。本作では初回の絆技がケイナとの「ダブル絆技」になっている。
ちなみに、共闘要素が「モンハンらしさ」の1つであるのは開発者サイドでも同じようで、2021年7月のスペシャルプログラムでは、前作のプログラムを実験用に使って共闘のアイデアをこっそり練っていたと語っている。
アップデート
追加コンテンツを伴うアップデートは前作以上に力が入っており、なぜか金銀火竜が第5弾に回されたという疑問点はあるものの、そのラインナップには、発売前に公表されたMHRiseのガルクや
二つ名持ちモンスターの追加オトモン化が多い。
また、上位の共闘クエスト限定モンスターとして
マム・タロトの追加まで控えていたという豪華さ。
MHRiseのVer3.0までのロードマップの差に嘆いた人もいるとか、いないとか…
- Ver1.1.0(2021年7月15日)
- 新規オトモンとしてガルクが追加。
- ガルク関係の共闘探索クエストも追加されているが、片方が下位クエストである。
- Ver1.2.0(2021年8月5日)
- 新規オトモンとして燼滅刃ディノバルド、青電主ライゼクスが追加。青電主は絆技がまさかの……
- 共闘専用のモンスターとしてマム・タロトが登場。
- Ver1.3.0(2021年9月2日)
- 新規オトモンとして天眼タマミツネ、銀嶺ガムート、キリン亜種が追加。
- 共闘や通信対戦での不正データ誤認識などの不具合が修正された。
- Ver1.4.0(2021年9月30日)、Ver1.4.1(2021年10月7日)
- Steam版は解析対策なのかアップデートが2分割されている。
- 新規オトモンとしてVer1.4.0でティガレックス希少種、Ver1.4.1で黒炎王リオレウスがそれぞれ追加。
- マム・タロトの共闘討伐に高難度クエストがVer1.4.0で追加。
- 共闘探索に高難度の「古龍種の巣」がVer1.4.1で追加。
- Ver1.5.0(2021年10月21日)、Ver1.5.1(2021年10月28日)
- 第4弾と同様にSteam版は2分割されている。
- ミラボレアス討伐の高難度クエストがVer1.5.0で追加。
- 共闘探索に高難度の「二つ名モンスターの巣」がVer1.5.0で、「亜種・希少種の巣」がVer1.5.1でそれぞれ追加。
- 新規オトモンとしてVer1.5.1でリオレウス希少種、リオレイア希少種が追加。
- Ver1.5.3(2024年5月14日)
- Switch版のみのアップデート。Steam版では元々対応していたと思われるアジア圏の言語の字幕に対応した。
- Ver1.5.5(2024年6月14日)
- Steam版のみのアップデート。Steam Deck対応のアップデートにより、Steam Deck互換性が「確認済み」になった。
- Ver1.6.0(2024年11月28日)
- MHRiseでは2023年8月、MHWorldでは2023年10月に対応していた「ラテンアメリカスペイン語」字幕に本作も対応するようになった。
- タイトル画面のコピーライト表記が変更された。
他作品コラボ
- MHRise→本作(製品版)
- セーブデータ特典。
- 本作でMHRiseの初期装備「カムラノ装」シリーズの重ね着装備が入手出来る。
- 本作(製品版)→MHRise(Ver3.1以降)
- セーブデータ特典。
- MHRiseで本作の初期装備「ライダー装備」の重ね着装備が入手出来る。
- 本作(製品版)→MHRise(サンブレイク)
- セーブデータ特典。
- MHXXで登場していたオトモアイルーの装備「なりきりナビルー」の重ね着装備が入手出来る。
- 本作(製品版)→前作(リマスター版)
- セーブデータ特典。
- 前作のリマスター版で本作の初期装備をイメージとしたナビルーコーデ「マハナ村のライダー」が入手出来る。
- 本作のPS4版がSwitch版/Steam版から約3年も経つ中で発売されることになったのは、これが理由かもしれない。…たぶん。
- [Switch]本作(体験版)→MHRise(Ver3.1以降)
- セーブデータ特典。
- 特別な護石「絆の護石」が入手出来る…が、効果は大したこと無いので上位ではまず出番が無い。
- 破棄は出来ないので、下位限定で使うかどうかはご自由に。
- [Switch]本作(製品版)→スマブラSP(Ver12.0以降)
- セーブデータ特典。
- まさかの他社作品波及再び。「破滅レウス」のスピリットが先行入手出来る。
その他
- ドーナツ
- 前作から移動中専用でHP回復アイテムとして存在しており、本作でも50zで店売りされているドーナツ類だが、本作ではドラゴンクエストシリーズの「まんたん」的なコマンドで「おまかせ回復」というショートカット機能があり、移動中に即座に全回復する用途で使用できる。
- なお、本作の状態異常は基本的に戦闘中のみ作用し、移動中に作用する毒、やけども時間経過で回復するためか、状態異常までは回復しない。
- メラルー商会とビンの王冠
- 前作では各地を転々として珍しいアイテム
(なぜかコゲ肉もあるが)を1日1個だけ売っていた「メラルー商会」だが、本作では各拠点に常駐している。
- 一方で「ビンの王冠」は、前作でもちいさなメダルの役割だったのは間違いないが、最終的には金策専用アイテムと化していた。
- しかし本作では役割が変わり、ビンの王冠と珍しいアイテムの交換をメラルー商会が引き受けている。
- オトモン厩舎およびオトモン探検隊の枠数を増やすアイテムはここでしか手に入らないほか、エンディング後にはエンドコンテンツのガルクチケット各種や探索チケット【SR】もある。
- エンディングを迎えるまではビンの王冠の入手方法が古代巣の宝箱か、1回限りのNPCサブクエストの報酬のどちらかであり、交換出来るアイテムも有限であるが、エンディング後は共闘クエストの報酬はもちろん、普通の宝箱にビンの王冠がたまに入っているため、メラルー商会の交換アイテムも個数制限無しの枠が解放される。
- プロモーション面
- 前作の3DS版でも体験版や(当時の)Twitter上でのプロモーションは行われていたが、効果が振るわなかった反省からか、本作のプロモーションに関しては大幅に強化されている。
- 動画での情報公開は、初出しとなった2020年9月17日のNintendo Direct miniを含めなくても、発売日が決定した2021年3月のスペシャルプログラム以降、MHRiseの追加コンテンツなどの情報公開と足並みを揃えており、(実際に効果があったかは別としても)注目度を高めようとする努力がうかがえる。
- MHRise共々、ニンダイ内での発表だったため、当初はSwitch以外での展開が明確にされていなかったが、MHWorldがSteam含む各プラットフォームで1600万本以上の販売本数に上っていることが功を奏した?のか、2021年3月のスペシャルプログラムでのアナウンスにより、MHWorldに続くSteamで展開されるシリーズ作品となった。
- MHWorldの好調を受けて後続もグローバル前提になったという可能性は高そうだ。
- X上でのプロモーションに関しては、MHW:Iのアカウントをも巻き込んでおり、Switch版/Steam版の発売1ヶ月前あたりで当該アカウントのポストがMHW:Iに登場するモンスターに関する本作のプロモーション一色になっていた時期もある。
どうしてこうなった
- ちなみに、本作の公式Xアカウントは前作のアカウントを引き継いでおり、前作発売当時のプロモーション内容が残されているため、比較してみるのも一興。
- 販売本数は2024年6月のPS4版発売前後で200万本に達しているが、カプコンの投資家向け情報にある「ミリオンセールスタイトル一覧」には、2024年9月末時点では前作は掲載されていなかったので、相応に販売本数は伸ばしたと見てよいだろう。
- 体験版
- Switch版/Steam版には体験版があり、一部機能に制限が掛けられているものの、前作のスマホ版「旅立ちの章」同様、製品版へのセーブデータ引き継ぎに対応する仕様になっており、本作がどういう作品か触ることが出来るようになっている。
- 音声の収録言語
- 前作の3DS版/スマホ版では、ストーリー中の登場人物の音声は国内/海外問わず「モンスターハンターの言語」で統一されていたが、本作では日本語と英語で収録された。
- MHWorldやMHRiseにはある「モンスターハンターの言語」が本作には無いのは、RPG作品という性質上、メインシリーズ以上にテキストが多くなりがちで、新規収録の場合にスケジュールが長くなってしまうことからの兼ね合いと思われる。
託されたのは、追記か、修正か。
- 前作のネタバレ規制撤回されてないのは製作陣忘れてるのかな -- 名無しさん (2021-07-16 14:43:26)
- 前作:レベルファイブっぽい 今作:ロックマンっぽい といった感じのキャラデザかな。 -- 名無しさん (2021-07-17 01:28:43)
- 導虫とか確かにワールド要素あるけどホントに必要だったか?と首を傾げる程度にしか出てこない。 -- 名無しさん (2021-07-28 15:09:57)
- 今さらながらながらやってるけどこれモンスターの育成面は前作より大分劣化してるな…モンスターの属性変えれないようになってるの痛すぎる…そのせいでモンスターごとの最適解が明確に決まってて型の模索のしようが無い… -- 名無しさん (2023-03-17 21:02:11)
最終更新:2025年03月12日 00:32