ダイミョウザザミ

登録日:2022/01/23 Sun 18:36:15
更新日:2022/01/25 Tue 22:55:53
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一本角の盾大名
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モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンター2(dos)』(MH2)。

概要

密林や砂漠に生息する甲殻種で、ショウグンギザミと近縁種の関係にある。
巨大な爪を自らの身を守るために使うことから「盾蟹」と呼ばれている。
幼体のヤオザミが背中に貝を背負うように、ダイミョウザザミも背中にヤドを背負うのだが、ヤドとして背負うのはモノブロスなど飛竜種の頭蓋骨である。
ダイミョウザザミだけでなくショウグンギザミやシェンガオレンなど他のモンスターの頭蓋骨を背負っているモンスター全てに言えることなのだが、背負っている頭蓋骨のサイズはゲーム中に登場するモンスターのものより遥かにデカい。
金冠サイズすら上回る程に。
同じ甲殻種のショウグンギザミやシェンガオレンのヤドも異常にデカいので「甲殻種の体液は物質を膨張させる作用があるのではないか」という俗説が長い間支持されてきたが、そんな質量保存の法則をひっくり返すような体液があるはずもなく、単に「あのサイズのモンスターが生息していた」というのが正解。
ということは、ゲーム中に登場する個体はまだまだ発育途上ということになるが...

その見た目によらず、空高く飛び上がって外敵であるハンターを押しつぶすだけの身軽さがあり、接近戦を仕掛けようとするハンターを奇襲する。
ただ体がそれなりに大きいのが影響しているのか、着地時に近くにガレオスがいる場合に、ガレオスを驚かせるほどの地響きを立てる。

巨大な爪は時には自分の身を守るために使われ、特にガンナーの攻撃をシャットアウトする。
しかしこの状態で音爆弾などで爆音を立てると驚いて防御が解けるようになる。
ただ、結構受付時間が短いので納刀から急いで探して投げても間に合わない事も多い。

食欲旺盛だが性質自体は大人しく、空腹時やちょっかいをかける等しなければ近寄っても気にしない。
食事に夢中の際は例え目の前に出ても「なんだオマエ?」とばかりに見返す位で済ませることさえある。
狩猟クエストの依頼内容も「積み荷食われたし行商の邪魔だし討伐して」だの「美味いらしいから狩ってきて」だの人命が関わるような危険性が窺えないものが多い。

生態ムービーはヤドだけ出して昼寝していたところへ普通のモノブロスの骨だと誤解したアイルー達がやって来て、角が欲しかったのか切り落とそうとあれこれ奮闘するというのほほんとして微笑ましい内容。
しかしアイルーの存在を知ってか知らずか目を覚ましたザザミがそのまま散歩を始めてしまい、アイルー達はヤドに張り付いたまま連れ回される羽目になってしまった。

ヤオザミ

ダイミョウザザミの幼体。
普段は地中に潜っており、奇襲を仕掛けてくる。
MH2では最初に行けるフィールドが「密林」であるのだが、MH2のストーリー開始時のジャンボ村は発展途上のため、初期装備は片手剣「ハンターナイフ」一振りに防具一切無しの丸裸とかなりマゾ。
そんな状況で密林で見つけることになるのがヤオザミであるのだが、幼体の段階でも結構堅いため、MH2における「自然の厳しさ」を突きつけられる一因となっている。

ババコンガの生態ムービーにも登場。しつこくちょっかいをかけてくるので鼻を思い切り挟み返したが、振り払われた所へ最後は屁を食らうことに。
ちなみに食らった直後には微かに彼(?)の断末魔が聞こえる。

武具

盾になる爪を意識して、武器には防御力ボーナスが付く武器が多い。
その中で、MHXで登場した「クラブホーン」は、右手は剣だが、左手は双剣なのに盾を持つというトンデモデザインである。そこまで「盾」要素を押し出さなくても…
射撃武器はヘビィボウガンと弓で、どちらも初期は貫通系の性能に秀でる。
ただし基本的に多くの武器が該当ランク帯の初期で強化が止まってしまうため、近年の作品ではイマイチ力不足。

防具の方も剣士用ではガードを積極的に使うランスやガンランス向きのスキル構成になっている。
また投擲技術UPなるスキルが付くことも多い。
製作難易度の低さとは裏腹に優秀なスキルが多く発動するため序盤から中盤にかけての繋ぎとしては優秀。
ただ防御に振りすぎたため、属性耐性はかなり悲惨。属性攻撃が多いモンスター相手には注意が必要。
まぁ色々述べたがザザミ防具は性能以外の点でかなり人気が高い。
性能以外のどこが人気なのかと言うと、ズバリ「見た目」。
女性用ザザミシリーズはチアガールを彷彿とさせる非常にかわいらしい見た目をしている。
また、チアガールということで下半身はミニスカート状なのだが...何が言いたいかお分かりだろうか?
フィールドで視点を上手く操作すれば、スカートを下から覗き込むことができる...つまりパンチラが拝めるのだ。
ついでに言うと、作品によっては下着を肌色に近づけることも可能で、多くのハンターを喜ばせた。
しかし完璧なノーパンは難しく、大抵肌色の見せパン風がオチだったり。

余談だが男性用の見た目は剣士がアメフト、ガンナーがアイスホッケーの選手を模したデザインであり、これにチアガールを合わせるとアメリカで人気のスポーツ選手(男性)とその応援に欠かせないチアガール(女性)という構図が出来上がる。
「ダイミョウ」という和風の名前に反して随分とアメリカンである。

各作品におけるザザミ

MH2

初登場作品。
先にも少し触れたが、幼体の初心者殺しっぷりはもっぱらの評判。特にガンナー。

これまで戦ってきたモンスターとは全く異なる性質を持つため、初見時には苦戦した人も多かった模様。
地面に潜ることができるので落とし穴が効かない、視力が発達していないので閃光玉も効かない、
弱ると脚を引きずるのではなく青紫色の泡を吹くといったイレギュラーじみた要素も多く持つ。
とはいえモーション自体は単調なので慣れてしまえばどうということはない。

金策としてよく狩られていたショウグンギザミの方と比較するとやや影は薄め。


MHP2/MHP2G

MHP2ではMH2とほぼ同じ。半ば理不尽に足を突っ込んだような幼体といった面はだいぶ改善されている。

MHP2GではMH2デビューの同期のモンスターと合わせて、ダイミョウザザミにも亜種が登場した。
通常種との食性の違いから体色が紫に変化しており、凶暴性も上がっているが、別名は「盾蟹」のまま。
通常種はモノブロスの頭蓋骨を好むのに対し、亜種はディアブロスの頭蓋骨を好むため、ヤドの違いのせいでシルエットが大きく異なる。
通常種なら火及び雷属性が弱点だが、亜種の方は雷はともかく火属性の効きはかなり悪く、その代わり氷属性には弱くなっている。
そしてヤドの主に合わせたのか、体力が減るとみるみるキレやすくなり、終盤はキック1発で怒り出す。


MHF

基本はMH2と同じ。

2012年の正月イベントでは激個体が登場。
ボディプレスの際にコマのように回転する、正月にピッタリの個体である。

この激個体は後にも大量のゼニーが獲得できる逆襲クエストへ出張。
激個体とはいえザザミを狩るだけで80万ゼニーが得られる……なんてうまい話がある訳もなく、
さらっと激個体のラージャンとセットにされていた(ターゲット外なのでラージャンは狩る必要はない)。


特異個体は、甲殻の赤色が鮮やかに変色、ヤドが苔むしているなどの外観面の変化がある。
ヤドは経年劣化が激しいのか、破壊すると通常個体よりも大きく破損してしまう。

とにかく爪による乱打を繰り出しまくるのが特異個体の戦闘スタイルで、
ガードしながら接近して殴りつけてくることもある。
しかしガードによる弾はじきにさえ気をつければ遠距離対策は皆無に等しく、ガンナーだと結構楽に狩れたり。


G級では☆1で登場する。
ブレスの際にダイミョウザザミの前面全体を覆うほどの巨大な水球が発生するようになり、
ブレス中に正面から攻撃することができなくなった。
また、ブレスを吐く瞬間にヤドの口からも一瞬だけ水を噴射するため、背後の隙もある程度はカバーされた。


MHF-Zアップデートでは辿異種が実装された。
特異個体をベースに水属性やられ【特大】や即死級の大技といった最前線級のモンスターにふさわしい超強化が施され、
初期実装の辿異種4体(他はエスピナスヒプノックフルフル)の中では強制即死攻撃を複数持つフルフルに次ぐクエスト失敗率を記録した。


MH4G

対のガミザミ/ショウグンギザミとは異なり、MH4で無くなっていた砂漠フィールドがMH4Gで復活するのに合わせて、幼体共々再登場の機会を得る。しかも通常種だけでなく亜種も揃って。
復活に当たっては拘束攻撃を新たに習得しており、片方の爪で一人を掴みつつもう片方の爪で周囲のハンターも攻撃に巻き込んでくる。

今作からは落とし穴が有効になった。
また、瀕死モーションもヤドを引きずって力なさげに歩くという他種のモンスターにも通ずるものに変更された。

通常種は、シャガルマガラ討伐以降に拡張されたストーリーに掛かる旅団クエストを解放する緊急クエストのターゲットとして起用されており、旅団上位への関門となっている。
旅団上位 ★★★★★★★
狩猟クエスト
熱砂の中からゴアイサツ
目的地 メインターゲット 報酬金 3300z
旧砂漠<昼> ダイミョウザザミ1匹の狩猟
制限時間 サブターゲット 報酬金 600z
50分 ダイミョウザザミの両爪破壊
契約金 受注・参加条件
400z なし
上位解放のクエストで下位では行けないフィールドが開放されるという構図はMH3Gのロアルドロス亜種と同じであるが、MH4Gの場合はMHP2Gの旧砂漠がMH4Gの仕様に合わせて復活しており、MHP2G以前からのハンターを喜び(?)に浸らせている。

更にイベントクエストのネタでは定番となっている金冠確定クエストがある。
大老殿G級 G★
狩猟クエスト
ダイショウ? ダイミョウ?
目的地 メインターゲット 報酬金 14400z
闘技場 ダイミョウザザミ亜種3匹の狩猟
制限時間 サブターゲット 報酬金 0z
50分 なし
契約金 受注・参加条件
1500z G★1許可証
しかしその内容はなかなかぶっ飛んでおり、最大金冠1匹、最小金冠2匹という両極端な構成になっている。

MHX/MHXX

MH4Gでは通常種でも上位からの登場であったが、MHX/MHXXでは下位の段階から狩猟クエストが受注できる。
亜種は出番を失ってしまったが、その代わりに二つ名持ちモンスター矛砕(ほこくだき)ダイミョウザザミ」が登場している。

ちなみにMHXXで復活になったディアブロスはともかく、モノブロスはMHX以降メインシリーズでは登場していない。
それにも関わらず、通常種が背負うヤドはモノブロスの頭蓋骨である。それも孤島に登場する個体までこれである。

MHST

通常種を中心に、幼体や亜種も揃って登場。しかしながらオトモンには出来ない。
メインシリーズでは下位/上位では登場せずの亜種だが、MHSTではストーリー中盤辺りで通常種が生息する「クバ砂漠」に行けるくらいに亜種にも遭遇する。
また、メインシリーズでは通常種と亜種の別名が区別されていなかったが、MHSTでは亜種に「紫盾蟹(したてがに)」という独立した別名が付けられている。
MHSTにおけるストーリークリア前/後が下位/上位の区分けと対応しており、G級に当たるランクは無いため、亜種にはメインシリーズでは存在しなかった下位/上位の素材が名称も含めて新規に調整されている。

一方、ヤオザミはハクム村周辺とクバ砂漠に生息しているのだが、MHSTではヤオザミの扱いも若干変わっている。
ハクム村周辺の下位個体は従来のヤオザミであり、最序盤の雑魚というMH2に近い位置付けだが、クバ砂漠の下位個体は「大ヤオザミ」となっており、ハクム村周辺の下位個体より能力が高くなっている。
しかしクリア後の上位モンスターの巣に登場する上位個体は普通の個体であり、「大ヤオザミ」には上位個体がいないという不思議な扱いになっている。

MHST2

通常種、亜種、幼体いずれも中盤の砂漠地帯で続投。今回はヤオザミが序盤では登場しないので、「大ヤオザミ」はいない。

前作の少し後に配信された外伝アプリのオトモンドロップではオトモンにできるようになっていたのだが、
その一方でこちらでは相変わらずオトモンにはできない。
設定資料で語られた内容によると、体を持ち上げることが多いせいでライダーを乗せてもヤドに引っかかってしまい、
明らかに不自然な画になってしまうためあえなく却下となってしまった模様。


追記・修正は熱砂の中からお願いします。

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最終更新:2022年01月25日 22:55