◆概要
どの作品でも回復量は大体30~40前後で序盤から入手可能で、回復呪文を覚えていない時、MPを節約したい時等、使わない事が無いくらい役に立つ。
しかし、物語中盤以降から回復量が追い付かなくなる為、別のアイテムや呪文に役目を譲る事になる。
買いだめしたやくそうが袋の中で使われずにいる事もしばしばある。
それでも戦闘終了後の回復には使えるのと、作品によっては99個も持ち歩ける為、ボス戦が待つダンジョン内などでのMP節約に繋がることから、金が余っていて買いだめする人もいる。
最近では上位の強力なやくそうである「上やくそう」や「特やくそう」が登場したので、まだまだ道具欄にやくそうの字が消える事はなさそうだ。
そんなやくそうだが、実は原材料がいまいちハッキリしていない。
あるところではマンドラゴラとヨモギで、あるところでは何処でも栽培出来る植物の葉。
更にイラストによっては葉の上に錠剤やカプセルの薬が数個乗っていたり、すり潰したような何かが乗っていたりする事も。
まあ、材料が違っても回復してくれる事に変わりはない。有り難く使わせてもらおう。
ついでに言うと、使用方法もハッキリしていない。傷口にすり込むのか湿布するのか煎じて飲むのか…。
ちなみに漫画『
ダイの大冒険』で
ポップはムシャムシャと噛み食べている描写がある。
◆各作品でのやくそう
◇ナンバリングタイトル
記念すべき第一作。
当然やくそうも登場したが、24Gと他の作品より値段が高い。
だが今作は
ホイミが消費MP4で回復量10前半と弱い。一方の薬草は25前後と、高額な分強い効果を持つ。
ホイミ<やくそうである事、
ラスボスの
竜王第二形態戦では更に消費が重いベホイミ頼みなので、MP節約のためラスダン道中~竜王第一形態までやくそうの価値が高い事などを考えれば、妥当な値段かも。
ちなみに今作ではやくそうと「かぎ」のみストック制になっており、道具1枠で6個まで持つ事ができた。
リメイク版ではホイミがやくそうと同じ回復力になったので10Gまで下がった。
前作から値段が15Gになった。
回復量は33~66とかなり多く、史上最強のやくそうである。(実は今作だと移動中に使うベホイミと同等)
ホイミもそれに対抗したのか回復力が25~30前半まで上がり消費MPも4から3に低下した。
主人公である
ローレシアの王子は呪文が使えない為、他の王子や王女と会うまでは唯一の回復方法。
一方でスタックしなくなったため、道具欄を圧迫するのが悩ましい。
ちなみに、やくそう以外で回復できるアイテムとして「ちからのたて」が初登場(戦闘中限定で使用した本人に対しベホイミと同じ回復力を発生させる)。
リメイク版でのやくそうはホイミと同じ回復力(30)に下がったため、10Gに低下した。
前作・前々作から値段が更に安くなり、8Gに。以降から8Gに統一された。
今回も若干ホイミより回復力が勝っている。
パーティーによっては勇者以外に回復呪文を覚える仲間が居ない可能性がある為、重宝される事も。
ちなみに、戦闘中での使用限定で味方全員を回復する「けんじゃのいし」が本作で初登場。クリア直前の入手となる。
リメイク版からはⅥ同様「ふくろ」が追加された上に「ふくろ」から直接道具を使えるようになったため、やくそうを買い貯めできるようになった。
これが特に有用なのが呪文使用不可になる
ピラミッド地下とラダトーム北の洞窟(魔王の爪痕)。
特にピラミッド地下は黄金の爪を取得する時の鬼エンカのダメージを逐次回復できるのでFC版から大きく難易度が下がった(時間はかかるが)。
回復量がホイミと同性能(30~40位)になり、以降の作品でもずっとこの回復力が継続。
しかし、回復呪文を使える仲間が多い為、1章と2章の武術大会以外はそれ程回復に困る事はない。
2章の
武術大会ではアリーナの唯一の回復手段であるため、持てるだけ持たせておかないとまずクリア出来ない。
しかもFC版ではフル装備では5個しか持たせられないため、装備を取るか薬草を取るかでプレイヤーを悩ませた(リメイク版ではフル装備でも9個持てる)。
他に消費型の回復アイテムとしては、基本的に1個しか持てないがパーティー全員のHPを全快させる「せかいじゅのしずく」と、やくそうと同性能の「おべんとう」がある。
戦闘中限定で味方1人にベホイミ(薬草の約2.5倍の回復力)効果発生の「しゅくふくのつえ」が初登場した。あまり知られていないが、この杖を装備して攻撃すると
殴られた相手が回復する。
また、敵モンスターもやくそうを使い出した。敵側のストックは無限であり、ホイミと違ってマホトーンで封じられないので実質ホイミの上位互換。
性能はⅣとほぼ変わらず。
幼年期はMPとの兼ね合いもあるためそこそこ使うが、SFCでは3人パーティな都合もあって回復にはそこまで困らない。
青年期前半からは仲間モンスターにホイミ系を習得するものも多いため使う機会はあまりないだろう。
本作でも祝福の杖は続投したが、何故か「誰も装備できない武器」という謎の立ち位置。内部設定では前作同様殴った相手を回復するが、実質没データ。
リメイク版からは4人パーティになったことで回復が必要な場面も多少増えたので、念のためふくろに詰めておくといいかもしれない。
またポートセルミの町で福引に挑戦するなら大量のやくそうを購入することになる。
ちなみに本作ではふくろの中には
最大999個詰め込める
。100個買ってもたったの800Gなので、福引ついでに買い込んだやくそうで道中の回復はほとんど賄えるだろう。
ホイミの消費MPが3から2に下がったのでプレイヤーによっては使用率が低下した。
ただし今作から大量の道具を持ち歩けるふくろが登場したため、序盤の回復用にそれなりの量を買い込む人は少なくない。
また序盤のあるイベントでは、受け答えの選択次第でタダでやくそう10個をもらうことができる。ありがたく使わせてもらおう。
この作品の時点ではふくろから直接使うことができず、キャラに持たせる一手間がかかることが難点だった。
また、今までありそうで無かった上位アイテムの「アモールのみず」が登場した。ちなみに、そちらの回復量は大体60~70程度。ちなみにアモールとはDQ6世界の地名だが、本作以降の作品でも(アモールは存在しないのに)水だけ登場することがある。
結構早いタイミングで戦闘中限定で味方1人にベホイミを発生させる「ゲントのつえ」も登場。
ダーマ神殿を攻略する際は直前のイベントにより呪文・特技が奪われてホイミすら使えなくなるので、まさに生命線となり存在感が急に出てくる。
ちょうどこのタイミングで戦闘中限定で使っても無くならない無限回復アイテム「奇跡の石」を入手するが、回復量はやくそうの方が優る。
奇跡の石を持たせていないキャラはもちろん、持たせたキャラであっても緊急用にやくそうを用意しておくといいだろう。
MP消費無しで回復させる特技が増えた為、転職可能になって以降は袋に眠りがちになってしまうが、上記のイベント中はシリーズでも特に大活躍したと言えるので充分だろう。
この他、あるボス戦で共に戦ってくれる
味方NPCの「きこり」が無限やくそうでサポートしてくれるのが印象的。
今回はアモールの水は未登場になったが、リメイク版ではⅧからの逆輸入で「上やくそう」も登場する他、HP全回復効果の力の盾の上位版「真ちからのたて」が登場。
本作から錬金釜の登場と共に、「上やくそう」という上位互換がついに登場、癒やし草や気付け草など薬草以外の回復道具が増えた。
錬金素材という役割もあってかアモールの水も再登場。
上薬草は薬草2つ(合計16G)で作成できるが、売値88Gで売却できるので特に作りたいものがない時に薬草を入れることで地味に金策となる。
錬金システムとの兼ね合いもあってかモンスターの多くがドロップするように設定されているため、気づけば薬草が溜まっていたという人もいるだろう。
Ⅳから回復力が変わらないやくそうに対し、ホイミの回復力が上がるようになったのでついに敗北することになる。
ホイミの回復量の下限が25となっているが、やはり回復魔力で強化できるあちらの方が遥かに有用。
とはいえども本作では最初に選ぶ職業によっては回復魔法が使えないこともあり、始めた時からどうぐに20個も入っているので再序盤ではお世話になるかもしれない。(初期は3個だったがアップデートにより変更された)
本作では特やくそうの更なる上位版となる「超やくそう」が登場した。
主人公がホイミ系を習得できるのと野宿システムが登場したためより活躍の場が減った。
せいぜい序盤のMP節約と道具の受け渡しをスムーズにするためにわざと手持ちを埋めるために使う程度だろうか。
ただ、マホトーンを使うホメロス・フールフール戦では割と使える。
いやしの雨という毎ターン回復があったりして体勢を整えやすいフールフールはともかく、ホメロス戦ではマホトーンで主人公・セーニャの回復が封じられると連携技しか回復手段がなくなる為、ありったけの薬草をあらかじめ持たせた方が吉。
◇その他タイトル
なんとモンスターズにも、このやくそうは登場する。
この作品では、アイテムはマスターである自分が使う仕様なので、仲間の行動回数が減らず、気軽に使用が可能。
GB版ではタイジュに帰還するごとに大臣から支給される…のだが、序盤はともかく終盤には道具枠を圧迫してありがた迷惑となってしまう(当時の4コマでもネタにされた)。
上位種も存在し、アモールの水やけんじゃの石等が存在する。
トルネコシリーズにも登場。
回復量は25で固定。また、HPが満タンの状態で使用すると最大HPが1上昇するといった、命の木の実にも近い効果を併せ持つ。
さらには投擲武器としても活躍。ゾンビ系モンスターに投げつけるとダメージを与えることが可能。
こうした回復以外の使い方を理解することで、単なる回復アイテムに留まらない恩恵を受けられる。
上位アイテムとしては弟切草があり、こちらは回復量は100、最大HP上昇は2になっている。
『1』と『2』では特に貴重という訳でもなく、普通の床落ちアイテムだったが、『3』では一転して貴重すぎるアイテムに。
これはレベル継続性のシステムから「最大HP強化」の効果を重く見られた結果であり、なんと売値1000ゴールドと本編からするとあり得ない値段。床落ちも異世界の迷宮などごく一部に限られており、少なくともクリア前のダンジョンには落ちていない。
実はミミックを「ニフラムの巻物」で消滅させると、アイテム化しているミミックがすべて薬草に変化し、さらに本来ミミックとなるはずだった床落ちアイテムが以降薬草に変化するという裏技もある。これを利用して量産すること自体は可能。
ちなみに当シリーズでは、薬草に限らず草類を「使う」と自分で食べる(満腹度も多少回復する)。ぶつけたりぶつけられても同様だけど
◆余談
- FFのポーションと違い、商品化に恵まれていない(当然と言えば当然だが……)。
だからといって自分で変なやくそうを作らないように。お兄さんとの約束だ!
- SFC時代にエニックスから発売されたRPG『
ミスティックアーク』ではポーションとやくそうが両方登場する。
この作品のやくそうの回復量はなんとポーションの3倍。
エニックス作品なのでやくそうを贔屓したのだろうか?
追記修正は、
ベホマ唱えた後に、やくそうを使用してからお願いします。