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ニンジャブラック/ジライヤ

登録日:2011/12/07 Wed 22:41:29
更新日:2026/08/28 Fri 22:14:55
所要時間:You can read it in about 4 minutes.(約 4 分で読めるネ)





※推奨BGM:「次回も見てね!」



は~い、次のお話!

人間にいじめられて怒った、オボログルマが大暴れ!

そこへ颯爽と現れたアメリカ帰りの忍者、ジライヤ。

5人揃ったカクレンジャーの活躍やいかに!?


忍者戦隊カクレンジャー!


アメリカン忍者








大丈夫、僕ハ負ケナイ。

オ父サントガリ先生ノタメニモ、コノ手デ妖怪ヲ滅ボスマデ戦イ続ケル。



ニンジャブラック/ジライヤとは、スーパー戦隊シリーズ第18作『忍者戦隊カクレンジャー』の登場人物。
第2話「危ないオバサン」ラストにて初登場、第3話「アメリカン忍者」にて本格的に登場する。

演:ケイン・コスギ



【概要】

伝説の忍者の一人・児雷也の子孫だが、日本人の血を引く日系アメリカ人。
これは彼の先祖が秘伝の巻物を奪った妖怪アズキアライを追って渡米したからで、初登場の時はウエスタンルックにローラーブレードと、アメリカンなスタイルで参上している。
なお、その際にさも当たり前のようにリボルバー拳銃を所持していたが、何故そんな物騒な代物を携えたまま来日できたのかは不明。
その時はカクレンジャーの事をよく分かっておらず、敵か味方かの確認もしないまま発砲しまくって警察に拘束されてしまうも、なにぶん英語しか喋れない為に意思の疎通もままならず、警察官を大いに困らせていた。


ジライヤ、罰としてあなた取ってきてよね!

Oh? Oh, no! ワタシ熱イノ苦手ネ!

こういう時だけ日本語使いやがって! 行けったら行くの!


【人物像】

日本語が不得手で寡黙な為に他の男性メンバーと比べて真面目な印象を受けるが、実は大のテレビっ子でクイズ番組や時代劇・プロレスなどが大好き。
見終わった後は劇中の登場人物になりきって暴れ回った事もあった。
ちなみに……少年時代は比較的日本語が上手だった。
強靭な体力を持つパワーファイターであり、生身でドロタボウを倒した事もある。


【ニンジャブラック】


Super Henge! Doron-Changer!

Ninja Black! Jiraiya!!


スーツアクター:喜多川務(現・喜多川2tom)

ジライヤがドロンチェンジャーを使って変身した姿。額のマークは五角形。
何気に黒装束なので忍者というモチーフに最も忠実といえる。だが日本の忍者とは思えないほど名乗り台詞の発音がネイティブ。

装備・個人技

⬟隠流・流れ星
カクレマルで、敵を一筆書の星の要領で切り裂く技。

⬟ガマ手裏剣
アルファベットのGと星を足して2で割ったようなデザインの手裏剣。

⬟ブラックボウ
手甲型武器・シノビナックルに装着されるボウガン。
鋼鉄の扉を砕き、向こう側にいる敵をも倒してしまう威力を持つ。

⬟オン・ガマ・ニン 岩地獄の術
印を組んで岩を飛ばし、相手にぶつける忍法。

⬟大地隠れ之術
地面の中を掘り進み、敵に気づかれないように奇襲をかける戦法。
オープニング映像でも使っており、この時に流れる歌詞と相まってネタにされやすい。
相手の足元を固めて動きを封じる「大地捕え之術」という派生技もある。

⬟スリーキック
1回目は1発・2回目は2発・3回目は3発と3回連続で相手に蹴りを浴びせる技。

⬟忍法檻抜け
短距離の瞬間移動で檻から抜け出る忍術。
劇場版ではサスケ、サイゾウ、セイカイと共に使用した。

⬟忍法ロッククラッシャー
劇場版で使用。
ロッククラッシャー……即ちに砕岩機に化け、檻を破壊しようと試みた。

⬟隠流雷光落とし
Vシネマ『オーレVSカクレンジャー』で使用。
高所からカクレマルを天高く掲げ、真下にいる相手に稲妻を浴びせる。


【巨大メカ】

⬟ブラックガンマー
ジライヤが隠流・巨大獣将の術で召喚する獣将。
ニンジャブラックが胸部の五角形状のプレートに吸い込まれる事で融合完了。
砂嵐を起こす事ができる他、ニンジャブラック同様の巨大ボウガン・ガンマーボウを装備している。
三神将が一人、無敵将軍に忍者合体する時には左足となる。

⬟バトルガンマー
隠流・獣将ファイターの術により、メダルから召喚される獣将の分身。
280mの高さまでジャンプし、空中で回転したまま体当たりをする「ガンマースリーアタック」という技を持つ。

⬟ゴッドガンマー
隠獣・超忍獣の術で召喚される、ガマガエルの姿をした超忍獣。
口からレールを伸ばし、無数の分身を放つ「ガンマーダイナマイト」や、火炎を吐く「ガンマーファイヤー」が必殺技。
三神将が一人、隠大将軍の下半身になる。


【関係の深いキャラクター】

  • 児雷也
演:井上清和

ジライヤのご先祖様に当たる忍者。
ジライヤの失敗ぶりを天から見ていたのか、彼の「Help me! Help me!!」に対して「何が『へるぷ・み~』じゃ!」と呆れながらも1回だけ救い出し、彼にカクレマルとドロンチェンジャーを授けた。

  • ガリ
演:ショー・コスギ

第28話「超大物・来日!!」と第29話「史上初の超(スーパー)対決(バトル)」の前後編に登場。
10歳の時に目の前で惨殺された実父の代わりにジライヤを育てた人物で、彼からは「ガリ先生」と呼ばれている。
血の繋がりこそ無いが、ジライヤを実の息子に育て上げていた……が、実は彼こそが妖怪ヌエに唆され、ジライヤの父を殺した張本人*1。
その贖罪としてジライヤの手にかかって死ぬ事を望んでおり、ジライヤの鉄の爪を喰らって倒れ、彼に真相を打ち明けた後に息絶えた。
ヌエを倒した後、ジライヤはガリの墓の前で悲しみに暮れるが、慰めようとするサスケに冒頭のセリフで応えながら改めて妖怪退治の決意を固めるのだった。
ちなみに、演じたショー・コスギ氏はジライヤ役のケイン氏の父親。

  • ザシキワラシ
CV:沢田澄代 / 人間体:牧野一進

第18話「ハローきのこ君」に登場。
人間に味方をするという変わり種の妖怪で、ジライヤとも仲良くなるが、貴公子ジュニアの逆鱗に触れ、ジライヤを救う為に悪の妖怪にされてしまう。
最期は正義の心を捨てきれずジュニアに殺され、ジライヤの手の中で息絶えた。
彼が死んだ後には、無数のキノコが残っていた……


【その後の活躍】

Vシネマ『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』

三浦尚之参謀長により招集された「妖怪退治の専門家」としてサスケ、鶴姫より少し遅れて参戦。
猫丸の車内で「Hurry up!」と促しながらセイカイ、サイゾウと共に現場に急行し、2人と合流を果たす。


『忍者戦隊カクレンジャー 第三部・中年奮闘編』


舐めるなよ…! 今がPerfect Conditionだ!


戦いの後はアメリカへ帰国し、超常現象調査機関に所属するエージェントとなっており、30年経った現在でも前線で戦い続けている。
その間は肉体の鍛錬を欠かさなかった為、5人の中では唯一加齢による衰えが描写されていない(サイゾウ曰く「ジライヤは…パーフェクトボディだから!!」)。すなわち中の人ネタ。
実際、30年ぶりにスーパー変化をした際、サスケ達他の4人が負荷に耐え切れず疲弊していたのに対し、ジライヤだけは変化した直後もいつも通り平然としていた。
戦闘力も依然高く……むしろ30年前より強くなっており、新時代妖怪の幹部であるウィーゼル/カマイタチを一人で圧倒し、断末魔に「まさか、強すぎる……!」と言わしめるほどの圧倒的な強さを見せた。
「スーパー変化したら筋肉が減って細くなっている」とか、「どう見てもスーパー変化前の方が強そう」とか言ってはいけない。


【余談】

  • ジライヤはシリーズ初のアメリカ人男性キャラである(男女一緒なら『バトルフィーバーJ』の初代ミスアメリカ/ダイアン・マーチンが初)。

  • 序盤は英語で話す事が多かったジライヤだが、実は演じたケイン氏も撮影当初は日本語でのやり取りを苦手としており、振り仮名をローマ字で台本に書き込むなど色々と苦労していた事が明かされている。
    • 本作にプロデューサーとして参加した鈴木武幸Pによれば「(日本語でやり取りする際の)たどたどしさが起用の決め手になった」らしく、それに合わせてジライヤのキャラクター設定もケイン氏の人物像を取り入れた形になったという。
      そんな彼をニンジャレッド/サスケ役の小川輝晃氏を中心とした共演者やスタッフが親切にサポートしていたらしく、後年のインタビューでもケイン氏は小川氏らへの変わらぬ感謝の気持ちをよく述べている。

  • ケイン氏はオーディションではなく、オファーで本作かメタルヒーローシリーズの『ブルースワット』への出演が決まっており、さらに古原靖久氏のYouTubeチャンネル「古原靖久TV」にゲスト出演した小川氏によると、当初は彼がニンジャレッドの予定だった。
    とはいえ上記の通り、「日本語でのやり取りが苦手だった彼にレッドはさすがに無理がある」という理由でニンジャブラックに落ち着いたとのこと。

  • 『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』第44話ではサスケがユニバース戦士初となる本家ニンジャレッドとして登場し、他の面々も別役及び逃げ回るモブの声で参加していた中、ケイン氏はアメリカで映画撮影があった為に残念ながら出演する事はできなかった。
    その為、小川氏の公式Xに「So Sorry」と謝罪の言葉をリプライとして送っている。

  • 本作と同じ東映特撮テレビドラマ『世界忍者戦ジライヤ』でもジライヤという名前の忍者が登場しているが、あちらは変身後の名前であり、生粋の日本人である。
    また、同作では世界忍者と呼ばれる海外の忍者達が戦いを繰り広げる世界観となっている。

  • スーパー戦隊シリーズを始めした特撮のレギュラー陣はプライベートでもお互いを本名ではなく役名で呼ぶ事が多いようで、『カクレンジャー』のキャスト陣も同様だった。
    ただしどういうわけか、ケイン氏だけは他の4人全員から「ジライヤ」ではなく「ケイン」と呼ばれていたらしく、撮影中もうっかり「ケイン」と呼びそうになる事があったという。
    『中年奮闘編』の制作を記念してオリコンの公式YouTubeチャンネルで公開された小川氏と鶴姫役の広瀬仁美氏の対談動画でも、「ケインだけは一生ケインだった」「『ケイン』が役名だと思っていたところがあった」とコメントされている。



妖怪項目荒ラシ!

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最終更新:2026年08月28日 22:14

*1 それに至ったのも『ヌエから「ジライヤの父を殺せば交通事故で昏睡状態になったお前の娘を助けてやる」という取引に乗ってしまった』という、許されないながらものっぴきならない事情があってのことである。なお、ガリがジライヤの父を殺害した後はヌエは約束を守ってガリの娘を回復させている。