ニンジャレッド/サスケ

登録日:2020/01/11 (土) 08:57:39
更新日:2021/02/19 Fri 22:59:13
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やいやいやい!よくも大切な仲間を痛めつけてくれたな!

テメェ達は絶対に許せねぇ!! 覚悟しやがれ!!


ニンジャレッド/サスケとは、スーパー戦隊シリーズ第18作『忍者戦隊カクレンジャー』の登場人物。
第1話「忍者でござる」にて初登場。

シリーズ初のリーダーではないレッドであり、年齢はメンバー最年長の26歳。

演:小川輝晃


【概要】

妖怪軍団と戦った伝説の忍者の1人・猿飛佐助の子孫だが、忍者としての訓練は積まずに一般人として過ごしていた。
ニンジャブルー/サイゾウとは本編開始前から付き合いのある友人。

ケンカが原因でアルバイトをクビになり、サイゾウと一緒にツーリングをしていたところ、レゲエ風の男に化けたカッパに騙されて封印の扉を開けてしまう。
復活した妖怪軍団に始末されかけるも百地三太夫に窮地を救われ、彼に飛ばされた先の風雲幻城でニンジャホワイト/鶴姫と出会う。
そこで秘剣カクレマルを手に入れ、先祖からドロンチェンジャーを渡されたサスケとサイゾウは、封印の扉を開けてしまった責任を取る形でカクレンジャー入りを果たすのだった。


【人物像】

ケンカっ早いお調子者であり、スケベなところもある熱血漢。江戸っ子口調で「やい妖怪!」とよく啖呵を切る。
一方で戦いの際には冷静沈着ぶりも見せ、敵の罠を見抜く鋭い勘を持つ。

初戦では戦闘経験ゼロとはいえ、ホワイト1人に任せて傍観するなど情けない姿を見せたが、
次第に潜在能力を開花させ、分身の術など忍術を駆使したトリッキーな戦法も見せるようになった。
銃の扱いにも長けており、第28話「超大物・来日!!」ではライフルを手にニンジャブラック/ジライヤのピンチを救っている。

カクレンジャーのリーダーは鶴姫だが、最年長のサスケが熱血ぶりな性格から他のメンバーを引っ張ることも多い。
第2部「青春激闘編」では実の父・義輝こと白面郎を相手に躊躇する鶴姫を叱咤する一方、
肉親同士の戦いに巻き込まないように4人だけで戦おうとするなど、彼女の良き理解者としても役割を果たしていた。

単体での活躍も多く、特に第4話「妖怪ポリスマン」を始め、捕まった仲間をサスケが1人で救出に行く展開が際立っている。

第4話では警察署長として幅を利かせるアズキアライにニンジャイエロー/セイカイが逮捕され、残りの3人も罠だと見抜いたサスケの忠告を振り切って救出に行ったことで捕まってしまう。
独り残されたサスケはハワイ出身の妖怪・サルトンボに変装し、妖怪達のアジトに潜入。
変装はアズキアライに即バレたものの仲間と本物の警察署長の救出に成功、5人で妖怪達を叩きのめすのだった。
ラストでは調子に乗って4人をこき使うが、昼寝中に置き去りにされるというオチが付いた。

第15-16話の前後編では後編で大活躍。
第15話「げぇッ!!凄い奴」ではセイカイ・鶴姫・サイゾウがシュテンドウジ兄弟と花のくノ一組の罠にかかり、ジライヤもサスケを逃がそうとして捕まってしまう。
続く第16話「赤猿の鬼退治」ではくノ一組の追跡を振り切りながらアジトに侵入、捕まっていた鶴姫達を発見する。
空蝉の術で敵を翻弄し、その間に通気口から糸ノコギリを渡し縄を切らせることで救出に成功。
シュテンドウジ兄弟戦では一度は敗れた一体剣に分身の術から放つ分身一体剣で対抗し、リベンジを果たした。

第42-44話では非常にハードな状況で孤軍奮闘した。
第42話「強奪忍者パワー」で妖怪大魔王が生み出した分身妖怪・ダラダラにニンジャマンが捕まり、第43話「三神将最期の日」では自分以外のメンバーが力を奪われ捕まっていく中、サスケだけが辛うじて逃げ延びた。
ダラダラに力を奪われた者はそのダメージを代わりに受けるので迂闊に攻撃できないが、ダラダラが出した猛毒のヘドロに苦しむ人々を見捨てられず、三神将はやむなく攻撃を決意する。
第44話「傷だらけ大逆転」ではこの絶望的な状況の中、サスケは義輝の家臣であった太郎と次郎に助けられ、義輝が暴いたダラダラの弱点と大魔王の居城である「妖怪大宮殿」の場所を彼らから伝えられる。
そして追っ手をはねのけながらたった1人で大宮殿に侵入し、遂に大魔王と対面。

やい大魔王……!

覚悟しやがれ!!

「大魔王とダラダラは一心同体」という義輝の情報に従い、大魔王に怒りの一太刀を浴びせるサスケ。
すると分身のダラダラにもダメージが通り、強奪した力も元の持ち主に戻っていったことで、カクレンジャーは完全復活を果たすのだった。



スーパー変化!ドロンチェンジャー!!

ニンジャレッド! サスケ!!


ニンジャレッド


サスケがドロンチェンジャーで変身した姿。額のマークは丸。
猿のような身軽な動きから放つ剣術と、火炎を使った忍術が得意。


【個人技・装備】

隠流・満月斬り
カクレマルで大きく円を描き、敵を縦一文字に切り裂く必殺技

猿手裏剣
アルファベットのSを模ったデザインの手裏剣。一度に10枚投げられる。

レッドスライサー
レッドの専用武器である大型十字手裏剣。
1秒間に300回転しながら飛んで行き、直径5cmの鉄の杭30本を切り裂く。
回転させれば盾としても使える。

雷鳴剣ヒカリマル
第31話「見たか!!新将軍」でツバサマルから与えられた
カクレマルと合体させることでエネルギーがスパークし、稲妻を呼び起こす

隠流・雷鳴斬
カクレマルとヒカリマルの二刀流による技で、稲妻をまとわせた後に敵を切り裂く必殺剣技。
第31話のガシャドクロ戦を皮切りに、後半における等身大戦の決め技として使われた。

分身(わけみ)の術
自分の分身を作って敵を惑わせ、矢継ぎ早に攻撃を繰り出す忍術。
OPでも毎回使っているので印象に残りやすい。最大8人まで分身できる。

忍法空蝉の術
声だけで敵を惑わせる忍術。四方八方から声を反響させるため、自分の居場所を悟られないようにするのが目的である。

オン・サル・ニン 火炎つむじの術
印を組んで火炎を乗せた旋風を発生させ、敵を炎の渦に巻き込み焼き尽くす。

忍法スケスケ望遠鏡
第7話「こいつぁデカい」に登場したサスケの忍具。
忍法との併用で厚い壁も見通せるので、ガキツキに取りつかれて巨大化したセイカイの体内を透視した。
ちなみにサスケはこれで鶴姫の胸も覗いており、当然ながら「何見てんのよエッチ!」と怒られた。…良い子は真似すんなよ。

火炎将軍剣
本来は無敵将軍の武器だが、第20話「花のくノ一組!!」で苦戦するサスケに無敵将軍が貸し与えた。
扱いが難しい分非常に強力であり、最後は火炎将軍波でくノ一組を撃退した。


【専用メカ】

シャークブリッダー
レッド専用のバイクホホジロザメがモチーフ。
分厚い壁やコンクリート製の城壁も体当たりでぶち抜き、必殺技「シャークドライバー」では弾役を担当する。

レッドサルダー
サスケが隠流・巨大獣将の術で召喚する獣将。
武器は巨大手裏剣「サルダースライサー」。本編ではカッパとロクロクビ(頭)を倒し、劇場版でもヒトツメコゾウ(弟)への決め手となった。
無敵将軍に忍者合体する時は胴体を担当。

バトルサルダー
隠流・獣将ファイターの術で、ドロンチェンジャーのメダルから召喚される獣将の分身。
身軽で素早く、敵の頭をひっかく「サルダークロー」が得意技。

ゴッドサルダー
隠流・超忍獣の術で召喚される、猿の姿をした超忍獣。
背中に装備した2本の剣「サルダーダブルソード」が武器であり、
必殺技は空中に飛び上がりながら槍状に連結させたサルダーダブルソードで二連続斬りを放つ「ゴッドサルダー二刀斬り」
また「サルダー分身の術」でレッドサルダーとバトルサルダーを呼び出す。
五神合体する時は隠大将軍の右腕になる。



【関係の深い人物】

  • 猿飛佐助
演:益田哲夫(現・益田てつ)
サスケのご先祖様にあたる忍者。
現代のファッションを見慣れていないのか、「忍者にしてはちと妙な恰好でござる…大丈夫でござるかな?」と訝しんでいた。

  • 麗花
演:千葉麗子
那須高原に住むリシヤ族プリンセス蝶の化身。
忍之巻から放たれた光を浴びたことで人間になり、その忍之巻からの依頼でサスケを迎えに来た。
貴公子ジュニアの命でサスケ抹殺に現れたイッタンモメンに短剣で立ち向かうものの、逃げ遅れたウサギを庇って致命傷を負わされてしまう。
最期は「人間以外の弱い生き物も守る」という忍之巻の使命をサスケに伝え、正体を現すと彼の手の上で光となって消えていった。

  • コスケ
演:柴田綾太
サスケの従弟。
山寺に小姓として奉公しており、掃除中に聞いたアマノジャクの声に騙されて封印を解いてしまった。
アマノジャクが栽培したキノコで村人が意地悪な性格になる中、コスケは協力者ということもあってキノコを食わされずに済み、最終的に村を訪れたサスケ達の協力で平和を取り戻した。
サスケがカクレンジャーなのは知らなかったようで、変身を見た時には興奮と喜びを隠せなかった。



【その後の活躍】

最終回で大魔王を封印する際、鍵として使われたドロンチェンジャーは失われてしまったが、客演時には何事もなかったかのように毎回持ち歩いている。


Vシネマ『オーレVSカクレンジャー』

三浦参謀長が呼んだ妖怪退治の専門家として、他のメンバーと共に登場。
ウエスタン村でバーロ兵相手に銃撃戦を繰り広げるなどカッコイイ姿を見せる一方、
オーイエロー/二条樹里とオーピンク/丸尾桃の水着姿を水遁の術で覗き、またも鶴姫からお叱りを受けた。
スーツアクターは岡本次郎のため後楽園遊園地での名乗り名の際はRXのポーズを取っている。
オーレンジャーの時代設定は1999年なので、妖怪大魔王封印(1995年2月)からは4年後ということになる。


Vシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』

歴代レッドと共に名乗りを披露。巨大戦では、はぐれハイネス・ラクシャーサにゴッドサルダー二刀斬りを見舞った。
レッドファルコン「歴代戦士を率いて戦った赤の戦士達」と言っており、カクレンジャーのリーダーはホワイトなのでこれに該当しないハズ……
だが、サスケがメンバーを引っ張る場面も多かったことを考慮すると、あたらずも遠からずと言ったところである。


劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

出番は変身後のみだが小川輝晃氏が再び演じており、演者が同じ黒騎士ヒュウガとの共演が実現した。
レジェンド大戦ではハリケンジャーと行動を共にしており、ハリケンレッドと背中合わせで「成敗…!」と呟きザンギャックを斬り払った。
また、この際のスーツアクターもオリジナルの高岩成二氏が演じている。


映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

仮面ライダーデイケイドに敗れ亜空間に消されていたが、終盤で他の仮面ライダー、スーパー戦隊と共に復活し、大ショッカー、大ザンギャックと戦った。
また冒頭ではゴーカイレッドがゴーカイチェンジしたニンジャレッドが「隠流忍法・分身の術」でV3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガーを倒した。


手裏剣戦隊ニンニンジャー

忍びの7(第7話)「春のニンジャ祭り!」にて、伊賀崎旋風が呼んだ忍術の先生として登場。
同じ忍者モチーフ戦隊の後輩である『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンレッド/椎名鷹介、ニンニンジャーとの共演が実現する。
ニンニンジャーの「忍びなれども忍ばない」という代名詞には鷹介共々ツッコんでいたが、紆余曲折を経て認めるようになり、彼らにカクレンジャー忍シュリケンを託した。
なお、この際にニンニンジャーに渡した通知表に「猿飛佐助、椎名鷹介」と書かれているが、公式サイトや超全集では本名という形では言及されていないので、先祖代々の名前を襲名した可能性もある。
スーツアクターは奇跡的にスケジュールが取れた高岩成二氏が再び担当。
名乗り向上の後の決めポーズもバッチリ決まっていた。


スーパー戦隊最強バトル!!

アクロバットチームとして参戦するが、戦闘シーンが描かれたメンバーはダイナブラックのみなので出番がなかった。



【余談】

探偵!ナイトスクープ』にゲスト出演したことがあり、番組内でサスケ…もとい小川氏は、カクレンジャーファンである少年のブロッコリー嫌いを克服させようと色々な意味で奮闘していた。
詳細は個別項目から。



追記・修正は封印の扉を開けてからお願いします。

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最終更新:2021年02月19日 22:59