登録日:2011/04/12 Tue 19:02:3
更新日:2025/07/27 Sun 17:05:05
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ようやくネクスト投入か
仕掛けが遅いな、インテリオル・ユニオンも
【概要】
GA通常軍の叩き上げであり、元ノーマル搭乗者。
低い
AMS適性のリンクスを一線級のネクスト戦力にすることを目的した計画、『ニュー・サンシャイン計画(プロジェクトNSS)』の
テストパイロットである。
普通テストパイロットといえば限界を計ったり問題点を洗い出すといった目的の為に危険な操縦をしたり、その際の所見を後で報告するための技術力、精神力、理解力、文章力が求められる
並みのパイロットでは務まらない役職であり、
ネクストに関する技術力とリンクスの層の薄さに問題を抱えていたGAグループがネクスト戦力のアドバンテージを優位に進める要のプロジェクトに抜擢されていた辺り、ノーマル時代からそれなり以上のパイロットだったのかもしれない。
実際彼に敗北すると
「経験も、素質も、すべてが違うんだ」「お前のせいじゃねえよ」と熟練の叩き上げ兵士としての自負と貫禄を感じさせるコメントを残す。
しかしNSS計画はあくまで「粗製リンクスでも十分戦えるネクスト開発計画」であり、それに抜擢された彼はパイロットとしての技能はともかくリンクスとしては劣等もいい所なのはゲーム中の様子を見ても明らかである。
上の台詞で経験はともかく素質まで自慢げだったのは果たしてどこまで本気だったのか……。
エンブレムはまんま
ワンダフルなボディの
金髪女軍人さん。
胸元、
くびれ、
太股を大胆に露出させたけしからん衣装を纏った美女、という昔のノーズアートのような
ある意味最も伝統的なデザインのエンブレム。
このエンブレムに機体名ワンダフルボディという情報から我々の
フロム脳はナイスバディの
金髪美女を想像したであろう。
だがドン自身は渋い中年くらいと推定される男性。
ワンダフルなお姉様に、手取り足取りリンクスのイロハを学ぼうと期待してやってきた初見のリンクス達を絶望させる。
まぁ「ドン」は男性名なので女性を期待していた者は少なかろう
【搭乗機体】
ワンダフルボディ
機体はOBがアサルトアーマー無しモデルに交換されている以外はNSSそのまま。
武装は
GAライフル「GAN02-NSS-WR」、
散弾バズーカ「GAN02-NSS-WBS」、垂直ミサイル、多連装ミサイル、フレア、格納武器に
ハンドガンを装備している。
GA機体のため実弾防御とAPがかなり高く、フレアを撒いて敵のミサイルを誘引、ミサイルとバズーカによる正面からの撃ち合いという、アセンブリの利に適った戦法で挑んでくる。
ライフルは弾数が非常に豊富な事しか取り柄が無いが、主力たる散弾バズーカは非常に強力。
ランクの低さと前評判を聞いてナメてかかると痛い目を見る事請け合い。
チューンも、重量アラートに引っかからない程度に積載量を上げ、その他はKP出力・EN容量・PA整波性能と、機体の特色を伸ばすように強化されており、数値上は優秀な機体とも言えるだろう。
NSS自体扱いやすいのでプレイヤーがそのまま使用しても結構使いやすい。
しかしGAグループの定めか、EN防御が極めて低く、加えて燃費も良いとは言えない。
ドンのAMS適性の低さからして、遠くの敵に近付かれるまではライフルと垂直ミサイルの嵐で、近付かれれば散弾バズーカで迎撃、敵の攻撃はジタバタ避けずに高めた防御力とフレアに任せて耐えるという実にGAらしいどっしりとした構えの戦いを想定していると思われる。
ワンダフルなボディを維持するのは大変なようだ。
機体自体は優秀であったため、乗り手が凄腕の
金髪美女だったなら
ローディのように最強の一角になり得たかもしれない……
ストーリーにワンダフルボディが活躍する場面がないのが残念である。
各ルートにおける首領大佐
【全ルート】
chapter1終盤、「ワンダフルボディ撃破」の撃破対象として登場。
インテリオルの囮輸送部隊に誘き寄せられた敵ネクストを、旧ピースシティで討つというミッションである。
ストーリーでは最も早いタイミングで発生するネクスト戦ミッションであり、僚機無しで出撃するとスミちゃんも「初体験といこうじゃないか」とやさしく背中を押してくれる。
彼の戦法は、フレアでこちらのミサイルを撹乱しつつ、散弾バズーカとミサイルをばらまくというもの。
GAの弱点であるEN系の武器で行けば楽勝だが、実弾、特にミサイルを装備して挑んだ場合フレアによって有効打を与えられずジリ貧になり、
初心者のおぼつかない足取りではワンダフルボディのミサイルと拡散バズの猛攻に曝されるため、注意しておこう。
EN武器主体の軽量機である
ウィンを僚機に雇った場合、EN弾の雨あられで瞬く間にドンを潰してくれるが、
実弾防御力が非常に低いアセン故に相性の悪さは自分も同じで、
散弾バズーカをモロに喰らい返り討ちにされる場合もある点に注意。
同様に、実弾防御力が低い上に挙動もそこまで素早くはないアルドラ重量二脚機である
ロイも、
ハイレーザーでドンを容易く撃破してくれたかと思えば、逆に鈍重さに文字通り足を引っ張られ散弾とミサイルに捕まり撤退させられる事もある。
エイプーに至っては、
自慢のASミサイルが尽くフレアに吸われてまるでダメージを与えられない。
ASミサイルの弾薬費の高さと相俟って
無為に報酬金額を激減させるだけの結果に終わるのがオチである。
よって本ミッション、僚機選択可能であるが、全員が全員ともドンと相性が悪い。
確実性を期すならいっそ僚機無しで行った方が修理費が浮くかもしれない。
特筆すべき事として、ドンは
メインブースターがイカレたわけでもないのに、頻繁に地べたを歩く。
QBも殆どせず、ブーストもふわふわと浮遊するだけという、狙ってくれと言わんばかりの動きしかしない。
というかブーストで飛び回るこちらに対して
「それがネクストの動きだと?」「…じゃあ、俺はなんだ?」とかなり焦った口調で言い出す始末。
これに対し
ウィン「何だアイツ…時々止まってるじゃないか」
とか
ロイ「おいおい、しっかり操縦しろよ お じ さ ん」「コケちまうぞ、それじゃ」
とかヒドいこと言われてる。
でも仕方がない。
キョドってるうちに僚機と一緒にサクッと倒してしまおう。
初のネクスト戦を乗り越えた主人公に対してオペレーターも「まあ、相手も相手だったがな…」としょうもないネクスト扱いで、他の僚機に雇える面々からのコメントも散々なもの。
ここまで色々なキャラに酷い事を言われているキャラはシリーズでもそうそういないくらいボロクソである。
……とまぁ、ドンの強さを支えているのは兎にも角にも散弾バズーカであり、後はフレアの使用タイミングが非常に上手い事程度。
口さがない首輪付きからは散弾バズーカが本体などと言われる事も。
ミッションで撃破するとその散弾バズーカを入手できる。
使われて厄介な武装だが、自分で使っても非常に優秀なので是非とも活用しよう。
ハードでは元同僚なのかはわからないが、たくさんのノーマル部隊を引き連れてくる。
しかし破壊対象はワンダフルボディ1機なので無視して倒してしまおう。
なおオーダーマッチで対戦すると、この時は普通にブーストやOBで飛び回るためミッションほど楽勝ではない。
散弾バズーカの危険性が大幅に増すので甘く見過ぎないように。
それがwiki籠りの追記修正だと?
…じゃあ、俺はなんだ?
- でも、運とレギュによっては少佐を倒すしアセンは中々良い。 -- 無銘の兵士 (2013-12-28 19:10:56)
- 「ハッハー まだまだいけるぜ、エリンケェェェェ!」 -- 名無しさん (2016-08-11 23:55:46)
- 後期レギュになると散バズが超火力になって、ウィンやロイに普通に撃ち勝つんだよな -- 名無しさん (2017-12-05 00:43:45)
- ランクマッチだと何故か普通に飛んだり吹かしたりとそこそこ動く。あくまでVRだからかもだが -- 名無しさん (2022-06-07 18:08:17)
- AMS適正以前に純粋にリンクスとしての技量不足って印象。 -- 名無しさん (2023-12-05 19:41:53)
- じつは -- 名無しさん (2025-02-09 22:00:28)
- おそらくストーリー上インテリオルとしても非常に重要なミッション。逆に言えば圧倒的な才能差を2対1で安パイにしなければいけないNSSプロジェクトの成功も物語っているんだろう。インテリオルの策略の上で岐路の一つのミッションだったんじゃなかろうか -- 名無しさん (2025-02-09 22:05:31)
最終更新:2025年07月27日 17:05