狭間の闇の王

登録日:2014/05/31 Sat 08:38:00
更新日:2025/10/23 Thu 18:01:31
所要時間:約 13 分で読めます





※この項目は『ドラゴンクエストモンスターズイルとルカの不思議なふしぎな鍵』のクリア後シナリオに関わる重大なネタバレを含んでいます。

同作を未プレイでネタバレを嫌う方はブラウザバックを強く推奨します。




















さあ 我がウデに堕ち 絶望の淵を


未来永劫 ただようがいい!!




狭間の闇の王とは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。


【概要】

本作の裏ボスにして、全ての元凶。
オリハルゴンやメタルゴッデスと同じく超Gサイズのモンスターで、見た目は一つ目で首長の顔に、金の装飾を纏った灰色の身体、背中に暗黒の空間が広がる輪っかとキモカッコイイ容姿。
シルエットが女神転生の某祟り神様に似てるとか言わない

また、特技のモーションでは輪っかから巨大な剣を取り出すが、普通の攻撃では何故かひっかくである。
その容姿から「エイリアン」「おおみみず」「フルフル希少種」などと呼ばれている。
固有の名前は不明で、モンスター名も『狭間の闇の王』まんまである。


【作中での活躍】

その名の通り、かつて狭間の世界を支配していた存在。
ワルぼうたち精霊の間では「光を奪うもの」と呼ばれており、全てを支配するため世界をバラバラに引き裂いてしまった。
しかし賢者ミラクレアとその仲間たちが死闘の末に封印に成功し、黄金の宝箱に入れられた。

が、封印されて数百年後、マルタが沈没の危機から救われた際にカメハがドークの城から宝物と勘違いして宝箱を持ち帰り、宝物をマルタの民に振る舞った際にうっかり開けてしまったことによって封印が解除されてしまった(ミラクレア曰く、カメハが開けなくてもいずれ封印は解けていたらしい)。
封印が破られた後は狭間の世界に戻り、自ら作り出した滅びの使者(しん・りゅうおう、ジェノシドー、アスラゾーマ、サイコピサロ)を使って暗躍、各世界のヌシの力を吸収していた。この時、氷の世界でのしん・りゅうおうとマンモデウスとの戦いは必見である。ドラクエはいつから大怪獣バトルものになったんですか?
その後、宿り木の世界で主人公と魔物となった聖竜ミラクレアが大魔神像を起動させ、各世界のヌシ=かつてのミラクレアの仲間の力を借りて大魔神像を強化しながら滅びの使者を次々と倒していく。

そしてミラクレアを取り込むことで大魔神像は真の姿であり、仲間たちの絆の結晶であるグランエスタークになり、最後の滅びの使者のサイコピサロも主人公によって倒されたところでいよいよ重い腰を上げる。
城を追い出されてビビるドークをよそに、狭間の世界に突入したグランエスタークと主人公の前に、サザエさん式移動方をしながらついにその姿を現す。
睨み合うグランエスタークと狭間の闇の王。狭間の闇の王の攻撃に耐え、グランエスタークはあらゆる攻撃を無力化する闇の衣を切り裂き、とどめを刺そうと一撃を繰り出すがあんなナリでは想像もつかない瞬間移動で攻撃を回避、ひっかくの一撃でグランエスタークを機能停止させる。

グランエスタークが戦えなくなった代わりに、主人公が旅を供にして来たモンスター達と供に狭間の闇の王との決戦に臨む。


【ボスとして】

ジバルンバやせいけんづき、におう斬り、もうどく斬りを使う。
まともに戦うのであれば、超Gサイズ故の攻撃力の高さやもうどく斬りが怖い強敵。配合と育成をしっかりと行うこと。
しかし、身代わりメタルを使えばジバルンバとにおう斬りぐらいしか怖いものはないため、回復さえしていればあっさり倒せたりする。

倒せばしんせいの宝珠が手に入り、奇妙な断末魔を残しながら光と化して消滅する。


【仲間として】

もちろんモンスターズに出てくるモンスターなので、配合によって仲間にすることが出来る。
配合素材は破滅の使者であるしん・りゅうおう、ジェノシドー、アスラゾーマ、サイコピサロの4体配合。
たまにすれ違いなどで彼らを配合して生み出した悪魔の書を配信しているマスターがいるため、作ろうと思えば狭間の闇の王と戦う前に彼を配合で作り出すことも可能。既に倒すべき敵を従えているミラクレアの心境はいかに。そして自分自身と戦う狭間の闇の王はどんな気持ちだろうか……
また、超ギガボディ化したモントナーで戦うと神々の戦いみたいだ。


さて、そんな狭間の闇の王だが性能は名前負けしていない程強い。
HPの限界値は1875(新生配合では2250)と他の超Gサイズのモンスターと比べるとメタルゴッデスを除いて最低レベルであるが、彼の真骨頂はその特性にある。
超Gサイズではほぼデフォの『超ギガボディ(一体しか連れて行けないが、技の限界値が9999になり、攻撃もパーティ全体になって威力が上がる)』『AI4回行動』に加えて、『こうどう はやい(素早さ関係なしに早く動ける)』『強ガードブレイク(攻撃する際敵の耐性を二段階下げる)』『受け流し(たまに敵の攻撃や斬撃をはね返す)』『やみのはどう(ラウンドの初めに敵一体を必ず何らかの状態異常にする)』『いあつ(戦闘が始まった時にたまに相手の動きを止める)』『ギガキラー(でかいモンスターに対してダメージが増える)』『秘めたるチカラ(特定ラウンドを過ぎるごとにステータスが上がる)』と強力な特性が目白押しする。

『いあつ』で相手の行動を封じ、『こうどう はやい』で先手を取り、『強ガードブレイク』で相手の耐性を下げながら強力な攻撃をくり出すのがこいつの主な戦法。状態異常にするなり、高いMPを利用してマダンテでワンキルを狙ってしまおう。
『いあつ』持ちなので他の『こうどうはやい』持ちが封じられてしまうため、高確率で『強ガードブレイク』による攻撃を開幕に許してしまう。反撃に転じても『受け流し』で攻撃をはね返され、持久戦に持ち込もうとすると『秘めたるチカラ』で強化されてしまう。オマケにラウンドの初めに『やみのはどう』による状態異常が待っている。体力の高いギガボディか超ギガボディで挑んでも『ギガキラー』持ちなので返り討ちにされてしまう。ぶっちゃけ、新生配合で特性を入れ替える必要が無いくらい強い。
おかげで対戦で狭間の闇の王を見かけることは少なくなく、ミラーマッチになることもしばしば。

しかし、現在ではちゃんと対策すればあっさり倒せてしまう。例えば行動はやいを逆手に取って、『リバース(行動する順番を遅い順に変える)』で攻撃させる前に仕留めたり、耐久力を高めたギガボディによる『まねまね(受けた攻撃全てを真似して返す)』、超Gサイズの『超こうどうはやい』による先手でも沈んでしまう。下手をすればストーリーでボコボコにしたグランエスタークにすら倒されることも。
ただし、その特性の万能さゆえに、何をしてくるかが非常に分かりづらい。
体技や呪文で攻めてくるかと思えば、バイキルトをかけて物理攻撃を仕掛けてきたり、状態異常を用いて戦法を崩壊させてきたりする。
共通点として『AI4回行動』を消していない限り、防御力・体力ともに低いため、とにかく先手を取って体力を削り切ってしまうといいだろう。


所持スキルは『狭間の闇の王』
主にギガ・マホトラやゼロのしょうげき、晴天の霧などサポート向けの特技を覚えるが、常に一体で戦わなければならない狭間の闇の王には向いていない。スタンダードボディ持ちのモンスターに覚えさせよう。



さあ、我がウデに墜ち絶望の追記・修正を未来永劫行うがよい!



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まだだ…。まだ、終わらぬ……。

我を、探さぬ限り……。項目は、終わらぬぞぉぉぉぉ!!

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最終更新:2025年10月23日 18:01

*1 2024年1月31日にサービスは終了している。