登録日:2015/05/24 Sun 18:34:57
更新日:2025/03/26 Wed 22:06:09
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聖竜ミラクレアとは、
ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
初登場作品は「ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵」。
【概要】
神聖な雰囲気を漂わせる巨大な白い竜のモンスター。
発売前から神獣や少年レオソード的な立ち位置となる、本作のパッケージモンスターのような存在を漂わせていた。
羽毛を纏った恐竜説に伴い、全身がふさふさした毛でおおわれ、天使のような巨大な翼とライオンのような尻尾を持っている。
サイズは今作で初登場した
超Gサイズ。
ゲーム開始時に、大海原でモンスターに狙われており、マルタの国へとやってくる。
時同じくして、マルタの国へとやってきたイルとルカ達は、始まりの海岸でモンスターマスターとしてのイロハを学ぶ途中で出会い、彼(彼女)に大切な卵を託して再び飛び去って行った。
天空の世界で一度だけミラクレアの名前だけ出てくるが、マルタの危機には関わることなく、主人公たちは見事ドークを倒したのであった。
追記・修正は黄金の宝箱を開けてからお願いします。
……と、ここまでがクリア前での活躍であって、オープニング以外に出番はなかった。
ミラクレアの本格的な登場はクリア後のストーリーである
狭間の闇の王との戦いが始まってからである。
【作中での活躍】
復活してしまった狭間の闇を倒すために必要とされる、
究極のカギを探すべく主人公は再び異世界を奔走。
各地に封印された
ダンジョンへ入るためのカギを手にし、奥の間でモンスターたちとの試練に打ち勝って、ついに究極のカギへ至る扉を開く。
宿り木の塔とよばれる広大なダンジョンを踏破し、主人公は宿り木の塔の主と呼ばれ、マルタの海岸で出会った白い竜───聖竜ミラクレアと再会した。
この時に物語冒頭でミラクレアを襲っていたモンスターと主人公が戦うが、いずれ自分のところまで来ることを予見していた模様。
ここまで来て初めて出番がやってくる。従者として、ダイヤモンドスライムがいる。
戦闘後、あの時に託した卵から生まれたモンスター、モントナーを一目見たいと言ってくる。
モントナーに、それぞれの異世界の主である超巨大モンスターの心を開かせる能力を託した後、主人公を頭にのせて究極のカギの正体と、
狭間の闇を倒す切り札である大魔神像を見せてくれる。
その後も試練のカギや素材のカギを渡し、もっと強くなるようにと忠告している。
その正体は、かつて狭間の闇の王と戦って封印した女賢者ミラクレア。
容姿は有名なDQ3女賢者と同じような服装だが、ロングヘアーになっている。
ちなみに女性。よく見るとミラクレアには長いまつ毛がある。
バラバラになってしまった異世界をカギによって繋ぎ、操り人形同然だった魔物たちに知恵を授け、導いていった。
仲間たちと死闘の末に封印したものの、狭間の闇の王は何とも思っておらず、
大魔王ゾーマの遺言のようにいつの日か復活することを「その時は老いている」と言い残していったため、解決には至らなかった。
闇との戦いは
期限付きの停戦状態}となってしまい、その間に人としての寿命が尽きてしまうため、自ら魔物化することを決意する。
狭間の闇復活に備えるため、賢者の塔や大魔神像を魔物たちに創るように命じる。
闇へ対抗する切り札となる大魔神像は最後の切り札であり、完全体には自ら同化する必要があるため、扱える資格があるのかを確かめるために主人公チームと直接対決することになる。
ボス戦ではAI3回行動やオーロラブレス、
バイキルトなどを使ってくるが、今まで戦ってきた滅びの使者や試練のカギの連中と比べると、どこか物足りないような気がする……
主人公の力を認めた後は、一時的に
グランエスタークとなってサイコピサロと戦った。
狭間の闇との最終決戦では、グランエスタークと同化してしまい、聖竜としての出番はなくなってしまう。
裏ボスを倒し、世界を救った主人公にお別れを言って天に召されて行ってしまうが、
もう一匹のモントナーのタマゴを牧場に産んでいた。
【仲間として】
最上位のSSランクで、なぜかドラゴン系ではなく???系。
配合でしか仲間にする手段が無く、異世界の主である超Gサイズのオリハルゴン×リバイアさま×マンモデウス×メタルゴッデスの四体配合で誕生する。
超Gサイズたちはわざわざスカウトするよりも、試練のカギで必ず仲間になるボスと案外手頃に作れるモンスターを組み合わせることで配合できるが、
ゴールデンスライムを使うオリハルゴンが大きなカベになるだろう。
特にメタルゴッデスは日替わり闘技場の最終戦で勝たないと手に入らないが、相応のチームで対策しないといけないため、どんなに早くても裏クリア後から現実時間で一週間かかってしまうため、手に入れるためには忍耐が必要。
悪魔の書や転生の杖を駆使して比較的楽に作れる2体と配合する際に、メタルゴッデスやオリハルゴンを相手にして転生させ、ミラクレアの量産体制を作ることもできる。
それでも、
神竜や
マスタードラゴンのように他国マスターを使用しなくても作れるので、頑張ればオフライン縛りでも手に入るようになっている。
図書館で組み合わせを見ることもできるので、クリア後の目標の一つになるだろう。
やりこみの一つとなっているのか、
裏ボスを倒した後に、従者のダイヤモンドスライムがミラクレアを作成する組み合わせのヒントを教えてくれる。
……HPとMPは非常に高いが、変身前が万能の勇者ではなく賢者だったためか、AI4回行動を差し置いてもお世辞にも強いとは言えない能力であり、修羅がひしめくWi-Fi対戦で出そうものなら1ターンキルされてしまうなんてことも。
それでも超Gサイズのスカウト補正を生かし、新生配合でゴールド増やスカウト%アップSを着ける等すれば、
某白き英雄よろしく旅パーティとしては優秀なので、めぐりあいの塔でスカウトしたり、豊富なMPから
マダンテを放ってレベルの高い鍵モンスターを一掃したりと、愛でカバーしたい。
所持スキルはモントナー。モントナーの卵を産んだ母親と言う親子関係が表れている。
???系の多くが自分の名前がついたスキルを持つため、やはり見劣りしてしまうのが残念……
システムが一新されたジョーカーから、隠しボスとして皆勤賞となっている
エスタークと配合で関係性があったり、
新要素のモントナーとも切れない縁があるので、シリーズを担っていく重要なモンスターであることは間違いない。
今後のDQMシリーズでの活躍に期待したいところである。
【他シリーズへの出演】
ジョーカー3(プロフェッショナル)
オリハルゴン、リバイアさま、マンモデウスが揃ってリストラされたので配合方法がラーミア×魔王
オルゴ・デミーラに変更。
ミラクレアを使った特殊配合は、竜神王との配合で陸の神ヤチホコが作れるのみ。
超GサイズでありながらAI4回行動を自前で持ってくるので、それ目当てに引換券扱いされることも。
グランエスタークはプロフェッショナルから登場しているが、そもそも配合で作れないため配合素材にはなれない。
プロフェッショナルでのイベントバトルのワルぼうが引き連れているのでそれなりに見る事も多い。
イルルカSP
イルルカSPのスマホ移植版である本作にも勿論登場。
新たな配合先として、
ダークドレアム×聖竜ミラクレア×名もなき闇の王×邪竜神ナドラガの四体配合で
マジェス・ドレアムが作れるようになった。
追記・修正は、四体配合のために日替わり格闘場に励んでからお願いします。
- リザオ亡者+死の踊りやれば普通に戦えるから……(震え声) -- 名無しさん (2015-05-24 20:02:42)
- グランエスタークとか作らせちゃうあたりロマンがわかるお人 -- 名無しさん (2015-05-24 21:58:41)
- ミラク「数百年後に魔王が復活するなら寿命を延ばすためにパーティ皆人間としての生を捨てて魔物になるわ」 作中であっさり言ってのけたけど、こんな過酷な真似とてもできんわ。少なくともプレイヤーが感情移入してるナンバリング主人公達にはさせられない。 -- 名無しさん (2015-05-25 18:44:12)
- ある意味シリーズを超えてゾーマ様のお言葉を一蹴した女傑 ドラゴン時もかわいいのもgood -- 名無しさん (2016-04-28 16:52:45)
- さいsy -- 名無しさん (2019-12-22 11:47:55)
- 最初は自分一人で魔物化しようとしていたけど、仮にそうした場合大魔神像の武具はどうするつもりだったんだろうか -- 名無しさん (2020-08-22 15:00:50)
- 女賢者って書いてる上で「因みに女性」と書かれててだろうね!ってなった… -- 名無しさん (2020-08-22 15:50:39)
- 女賢者スタイルなのにロングスカート… -- 名無しさん (2020-09-07 17:03:05)
最終更新:2025年03月26日 22:06