カリマ・ケイ

登録日:2015/01/31 (土) 03:47:24
更新日:2022/08/10 Wed 12:45:50
所要時間:約 5 分で読めます






グレート・Kのガンプラ

そしてカリマ・ケイの技巧が遂にベールを脱ぐ!


次回、『華麗なるケイ』


圧w倒w的wじwゃwなwいwかw





姑息な手を……








理想
現実


サカイ・ミナトのガンプラ!

そしてキジマ・シアのガンプラが遂にベールを脱ぐ!


次回、『華麗なるシア』


圧倒的じゃないか!?












俺も忘れてもらっちゃ困るぜ!

……誰?

カリマだよ! 神奈川代表、本牧学園の‼


カリマ・ケイはガンダムビルドファイターズトライの登場人物。声は杉田智和が担当している。
俺はガンダムに戻ってきたぞ中村ァ


☆キャラクター概要

ガンプラバトル選手権全国大会の常連校である本牧学園に所属するガンプラファイター。
第13回選手権においてはチーム「グレート・K」を結成しリーダーとして参加。
予選大会を勝ち抜き神奈川代表として全国大会に出場する。

前年度の全国大会では統立学園に敗北したため、今年度においては彼らへのリベンジを目論んでいる。
また、他の常連校と同様に無敵の王者私立ガンプラ学園の打倒を諦めておらず、情報収集と準備を入念に行っている。

外見はワカメみたいにちぢれた長い黒髪が特徴。衣装は赤いTシャツと黒いベスト、青いジーパンが常。
性格はかなり軽く、冗談めいた言動と対戦相手を小馬鹿にした発言が多い。反面メンタルは弱く他人に軽い扱いをされると涙ぐむ。便秘持ち。

圧倒的な火力で相手を追い込む戦法を好んでおり、大型モビルアーマーが彼の代名詞となっている。

初登場こそ姑息な策略家として一種の存在感を見せるも2クール目を境に小物化。
全国出場者では唯一、2ndオープニングに出演しないなど本編での扱いが一気に悪くなっていく。
(ただし、彼にはオープニングに出せなかった特殊な事情があることが明らかにされた。詳しくは下記「☆版権について」参照。)

杉田氏が担当したキャラという圧倒的な存在感に反して、相手への印象が薄く名前を覚えてもらえないという影の薄さが露呈。
前年度で戦ったシキ兄弟や合宿で衝突したセカイと再会した際には名前と顔をケロリと忘れられている。

試合に勝っても全国常連校であるはずなのにニュースで取り上げられないなど扱いが軽い。
キジマ君は名前覚えててくれたよ、やったね!手抜きしたせいで後の扱い悪くなったけど

ちなみにチームリーダーだが基本的に1人で行動する場面が多く、
使用するガンプラもカリマだけで作っているため「ボッチで参加してる」という疑惑が視聴者から掛けられていた。
大会の開会式ですらメンバーの姿が見えない事から疑惑は確信に変わりかけたがガンプラ学園との試合で仲間が2人いる事が無事に判明している。
名前が設定されていない上に戦闘で殆ど目立たないモヴだったけどな……。


☆本編中の行動

ニールセン・ラボで行われた合宿に参加。
そこでアドウ・サガトライファイターズメイジン・カワグチの戦いを観戦する。

後日、ガンプラ学園のレベルを図るためセカイと接触。
バトルを挑むもキジマ・ウィルフリッドホワイトウルフが乱入。
キジマ参戦を知った後はセカイとのバトルの約束をあっさりと反故に。
しかし、メイジン主催の元、代表者4名によるバトルロワイヤルを行う。
その戦いの中でセカイに不意打ちをかけたりキジマに戦いを仕掛けるも手抜きされた上に一蹴されてしまう。

そして8月中旬に開催された全国大会では第1回戦にて福岡の聖マスコピー学園と対戦し勝利。2回戦にて第一シードであるガンプラ学園と対戦する。

カリマは自身のとっておきであるモビルアーマーを投入。
ガンプラ学園はキジマ・シアのみが出場するハンデ・マッチを仕掛けた事から勝利を確信する……が項目冒頭の予告通り、その戦いの主役はカリマではなくシアだった。
彼女の駆るG-ポータントの圧倒的性能の前に攻撃が全く通用せず惨敗する。

全国大会決勝戦から2週間後に行われたメイジン杯では大型MAラフレシアを出品。
しかしあまりにもでか過ぎた為にレギュレーション違反と言う事で審査対象外となり、シキ3兄弟からはバカ呼ばわりされる始末。

そんな彼は会場内のトイレ(ウォシュレット付き)にて便秘に苦しんでいながらも自身のグランプリ受賞を信じて疑わなかった。
が、審査対象外である上に自身の便秘中に表彰式が終わってしまい、
おまけに自身の作品が表彰されなかったことに逆ギレしてラフレシアに搭載された大量のバグを撒き散らし無差別攻撃をしかけたものの、参加者の集中砲火を喰らい敗北。
最後の最後まで扱いの悪い男であった。


☆使用機体

ケルディムガンダム
カリマがバトルロワイヤルで使用したガンプラ。
あくまでガンプラ学園の能力を偵察するための機体なので特別な改造やギミックは無い。

杉田智和は度々「ガンダムに乗りたい」と発言していたがこの機体を操る事で念願を果たす事ができた。
しかし所詮はミキシンからの借り物である。

★ヴェイガンギア・K
全国大会用にカリマが制作した金色のガンプラ。ベース機はヴェイガンギア・シド

原型機との差異はカラーリングのみであるが武装は火力バカであるカリマの好みに合致しており、
シドに備えられた大量のフェザーミサイルと6門のホーミングリフェーザーで圧倒的な制圧力を発揮する。

1つの例外が腹部のビーム砲。これのみ凄まじい強化が施されており、
掌部ビームバルカンの補助で超巨大な球形圧縮粒子を作り出し、そこからかめはめ波のように極太のビームを迸らせる必殺兵器へと昇華している。

大会の規定から、カリマがメインの操従を担当しチームメンバー2人がそれをサポートする体制をとっている。
(なお、原典のAGEではMAの概念がないので、他作品ならどうみてもモビルアーマーなシドも分類上はMSである)

少なくとも攻撃性能で言えば前作の世界大会に出場しても良い線行ったのではないかと思える水準に達しているが、
何しろ相手が悪かった。

ビルドファイターズは手書きに拘る方針だがこの機体の作画は、
機動戦士ガンダムAGE』が比較的に新しい作品であるためかAGE本編の物を流用したCGとなっている。

★ラフレシア
『機動戦士ガンダムF91』に登場したラスボス大型MA。
ケースに収まりきらない大きさで製作されてた為にレギュレーション違反となり審査対象外にされてしまった。
オリジナルで搭載されていなかった大量のバグを搭載している。
このバグはラフレシア本機が撃墜された後も稼働する驚異的なものであったが、ぜんぶ撃墜されてしまった。



☆版権について

ヴェイガンギア・シドの使用について「版権大丈夫なの?」という意見があるが御存知の通り、ガンダムAGEの関連機体は普通では使用できない

2015年1月の時点では放送の版権がMBSにあるためである(よってAGE組の本格参加は2018年放送予定の『ガンダムビルドダイバーズ』からとなった)。
しかし、どうしても使用したかったスタッフの熱意から、プロデューサーが関係各所に申請する事で登場が実現した。
この申請の影響なのかヴェイガンギア・Kが使用された第16話ではスパローのシグルブレイドを装備したガンダムシュピーゲルが登場している。

申請に関しては手続きや経費が掛かるので多用できる手段ではない事を言及しておく。
2ndオープニングにカリマが出ないのも「ライバルたちが機体と一緒に出てくる」方式で扱うのは難しかったためである。何だかんだで版権は難しいのだ。

ちなみに何故、出すのがヴェイガンギアだったのかと言うと、
「各ガンダムは版権の中でも難しい事から敵機種、折角なのでボス格を出そう」と決まったからだそうな。


☆余談

シアに敗北して項垂れるカリマの構図は前作にてカルロス・カイザーがアイラ・ユルキアイネンに敗れた際の物と殆ど同じである。

カリマとカイザーは他に「イニシャルがK・K」「巨大モビルアーマーの乗り手」「銀髪の美少女に敗れる」という点で類似している。

ただ、かたや昨年の世界王者でもうかたや神奈川の便秘持ちのショーもない学生なので、色々と月とスッポンであるが。

もう一方の銀髪美少女も色んな意味で反比例であるんだが。


掴めプライド~♪ 掴めサクセス~♪

カリマのKはかませのK~♪

Kの追記・修正~♪



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最終更新:2022年08月10日 12:45