ガンダムAGE-1スパロー

登録日:2012/06/21 Thu 09:42:47
更新日:2020/09/13 Sun 23:16:44
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行くぞおおっ! ガンダム!!



ガンダムAGE-1スパロー」とは、『機動戦士ガンダムAGE』に登場するモビルスーツ(MS)。

第一部の主役機ガンダムAGE-1が高速格闘戦用ウェアである"スパロー"ウェアを装備した状態である。



ガンダムAGE-1 スパロー

型式番号:AGE-1S
全高:18.7m
重量:33.4t

武装:
  • シグルブレイド
  • ニードルガン×2

パイロット:フリット・アスノ


コロニー「ファーデーン」沖で「高機動の敵」ゼダスと相対したガンダムに、AGEシステムが提案したウェア。
……え、「ノーラ」でも戦ってなかったかって?こまけぇことは(ry
(※このためか、小説版ではノーラでのゼダス戦が全幅カットされている。漫画版では戦っているが、別解釈がなされている。)


機動力に優れ、高速格闘戦に適した形態。名称の由来はspallow(雀)だと思われる。
……印象的にはむしろswallow(燕)なのだが。小説版においても"飛燕"と表現されている。

細身の青い四肢…特に細く長い脚部が特徴で、本編登場のAGE-1の中では最も全高が高い。
ノーマルに比べて10tも軽量化されており、更に両手脚のバーニアにより運動性が大幅に向上している。
また小説版の描写によれば、それもただのバーニアではない。

【"SPALLOW"SYSTEM】(小説独自の設定で公式設定ではない)

機体の周囲からエネルギー・フィールドを展開。
その相互反発作用による擬似斥力(※例えば磁石の同じ極のように、二つの物体が互いに跳ね返そうとする力)で
機体を強制加速させる、全く新しい形の姿勢制御システム。

スパローはこのシステムにより、大気圏内での音速突破、真空中での超加速および減速を可能にしている。その急加速は20Gをも超える。

スパローの四肢そのものが、これらシステムの制御装置兼・推進機であると言え、
実際背部スラスターを破壊された状態でも問題無く戦闘を行っていた。

この機構は後のガンダムAGE-2で更なる進化を遂げることとなる。
また民間のプチ・モビの慣性制御システムにも応用され、安全性を飛躍的に高めている。

反面、装甲を絞っている分耐久性はあまりよろしくなく、小説劇中ではウルフに「機動性はともかく装甲は紙」と明言されてしまっている。




◆武装
  • シグルブレイド
腰背部に装備される実体短剣。
緑色をした刃の部分は特殊合金で作られており、
使用時にはプラズマ放電によりビームサーベルを上回る切断力を発揮する。(小説では、"高速振動単分子ソード"と説明された)

しかし磨耗が激しく、出撃ごとに研ぎ直しが必要。
更にブレイド自体が非常に重く、スパローのように加速用装備がないとロクに扱えもしない。
これらの点を考慮して、後にAGEシステムが開発したのが"レイザー"ウェアである。

  • ニードルガン
両膝に内蔵された射撃兵装。
小説版の記述では『直径数十センチの特殊金属塊を"SPALLOW"の反発力を利用して、秒速三十キロメートルにも加速し射出する』とされている。
インファイト時の不意打ちに使われると言われていたがそんな事は無く普通に撃っていた。
しかし膝蹴りからの零距離発射はカッコイイ。



●劇中の活躍
白兵戦好きのフリットと相性良しな上に高機動型でないと相手にならないゼダスの登場も相まって、
登場直後にゼダスを破壊、無数のガフランを矢継ぎ早に切り払うなど、
フリットのXラウンダーとしての先読みも相俟って大活躍。

アニメ劇中ではやたらと忍者っぽいポーズをとっており
ゼダス戦直前にも忍者立ちでのんびりと待っていた。(中のフリットがシリアスモードなので若干シュールである)

だがアンバットでの決戦では、デシルの乗るゼダスとユリンの乗せられたファルシアのタッグに苦戦。左手と右足を失ってしまう。
しかし、フリットを守るためにユリンのファルシアが身替わりに刺され爆散。更にデシルのユリンを嘲笑う言動にフリットの怒りは頂点に。
「命は…玩具じゃないんだぞぉぉぉっ!」という叫びとともに超高速移動でゼダスを四方から切り刻み、首に刀を突き立てトドメを刺した。

その際、排気を上げて機体は停止。アンバット突入の際にタイタスへと換装された。


小説版では、対ゼダス&ファルシアの際にゴールドアローに換装され出番終了……かと思われたが
予備機が生産されていたらしく、対デファース戦において満身創痍となったゴールドアローから換装。

増援のUEに対し無双した後デファースにニードルガンを放ち、その装甲強度を確認。
急上昇し四肢の"SPALLOW"のリミッターを解除。デファースに向けて急降下。
激突寸前で四肢を切り離し、亜光速近くまで加速させた腕と脚を巨大な質量弾にしてデファースの主砲および電磁装甲を粉砕。
その後のタイタス無双の舞台を整えた。


漫画版であるFirst Evolutionでは最終巻である第三巻の表紙を飾り、その巻に収録された話で初登場。
アニメ版同様ゼダスとはノーラですでに戦っているが、この後バクトと戦ったためかウェア自体はタイタスが先に製作される。

このウェアはその後、製作自体は開始されていたがゼダスがマッドーナ工房に来た時にはまだ製作中で、この時はタイタスが戦うことになる。
その後、完成したスパローにフリットが搭乗した。その後の活躍自体はアニメ版とほぼ同様(ただしゼダスを頭部以外爆散させている)


第二部では、タイタス同様アデル用に量産がされた。
アニメ劇中ではアリーサ機が装備したが、Xラウンダーだと相手が悪いのか、
もしくは性能を生かし切れてないかは定かでは無いものの、ただ翻弄されるばかりであった。

普段が青い上に説明もなく装備していたため、シグルブレイドを見てようやくスパローと気づいた人も少なくないだろう。

小説版では一般機も多く換装しており、機動力が高く使い勝手がいいからか描写を見る限りではタイタスよりも使用頻度が高いよう。
また、気付いた者も多いだろうがGバウンサーの四肢にはスパロータイプが採用・固定され、ウルフ機にはシグルブレイドも装備されている。

オリジナルのバリエーション(後述)も存在。



さて、後は取れるだけのデータを引っこ抜いて逃げるわよ……!


◆アデルスパロー偵察型

パイロット:サーシャ・ヴレーモヴナ
      キム少尉

アデルスパローの各部にカメラやセンサーを増設した、強行偵察仕様のアデルスパロー。
劇中では、第501飛行隊所属のサーシャ中尉とキム少尉の機体が登場。

コロニー「ノートラム」に向かうヴェイガンの要塞「ダウネス」の姿をキャッチし、追撃を振り切って無事に本部に情報を伝えることに成功している。


ん? 第501飛行隊……?



■ゲーム
  • Gジェネ
「3D」ではAGE-1ノーマルからの開発可能。
「OVER WORLD」では開発ではなくタイタスと共に換装形式に変更された。
なお、ムービーでは隠し武器であるはずのニードルガンをこれでもかというほど撃ちまくる。

  • ExtremeVS
マキブから参戦。コストは2000で、ガンダムAGE-1ノーマルから換装できる形態の一つ。
もう一つの形態であるタイタスと比べると機動力に優れるが、爆発力では劣る性能。
格闘やメイン射撃でシグルブレイドを使用する他、サブでニードルガン、特射でウルフがアシストしてくれる。

特徴的な武装は特格で、レバーを入れた方向にあたかもスパローが空間を「蹴って」移動するような変則的な動きをした後、シグルブレイドを構えて相手に突撃する。
ヒットさせると相手をその場にスタンさせ、格闘追加入力で四方八方から斬りつける「デシル斬り」を行い、4回斬りつけるか下格闘派生で相手の首元にシグルブレイドを突き立て、抜いた瞬間爆発させる。
本編さながらの高速移動をするためにカットには滅法強く、その特徴的な動きもあってスパローの代名詞と言える攻撃だが、爆発させないとダメージは雀の涙なのですぐさま爆発させるのも時には必要。

コストの関係上、機動力に優れるスパローの方がタイタスより安定した戦い方ができるが、換装ゲージを溜める武装はビームダガーや格闘であり、射撃寄りのノーマルではまずタイタスの方が早く換装可能となる。
任意でゲージ溜めも可能だが、溜めている間は無防備であり、ノーマル自体さほど強くないので毎回スパローだと相方に凄まじい負担がかかってしまう。これもタイタスに劣っている点と言える。


■ガンプラ

AG、HG、MG、BB戦士で発売。

ゲイジングマスターチャレンジでは、クリアカラーのAGスパローを貰える。

HGはやはり出来は良好。右平手が付属。

唯一、シグルブレイドが真っ白で色がシール再現のため不評を買っている。
他箇所にクリアパーツを一切使用する必要が無い上、わざわざ柄と刃でパーツを分けているにも関わらずである。
肘・足首の白のパーツがポロリしやすいのも難点か。

やはりHGアデル及びfigma暁美ほむらとの互換性があり、換装も可能。

MGはシグルブレイドがクリアー素材。また忍者チックな指パーツが付属。





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最終更新:2020年09月13日 23:16