UE/ヴェイガンのMS

登録日:2011/10/02 Sun 01:13:02
更新日:2020/01/31 Fri 22:37:55
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この項目では『Unknown Enemy(UE)』こと『ヴェイガン』製モビルスーツ(以下、MS)について解説する。


UE/ヴェイガン』とは『機動戦士ガンダムAGE』に登場する敵性勢力である。
勢力に関することは上記参照。

火星開拓で使われていた機体をベースに、イゼルカントがEXA-DBをハッキングして手に入れたコロニー国家戦争期の兵器データを盛り込んで開発された。
そのため性能面で連邦軍のMSを大きく上回っており、ガンダム(正確にはビームサーベルとドッズライフル)の開発が成功するまで文字通り傷一つすら付けられることはなかった。

ほとんどの機種に共通して、曲線を主体とした生物的(ブロブタイプ、インセクトタイプ、フィンディッシュタイプ、インビジブルタイプ、インセクティボラタイプ、アンフィビアタイプ、レプタイルタイプ、アースロポッドタイプ、クラスティシアンタイプ、ノーチラスタイプ)にも見えるフォルム、武装は全て本体に内蔵、光波推進という独自の推進システム、
コックピットは頭部といった特徴がある。
このこともあり、正体暴露前のヴェイガンMSは宇宙怪獣という疑いがあった。

技術や機密の漏洩を防ぐため、損傷を受けた部位は自動的に切り離され自爆するようになっている。

型式番号には数字は用いられず、基本的に生産形態・機体構造・任務記号・パイロットのイニシャルなどが小文字のアルファベットで表される。



【第一部に登場するMS】
この頃はまだ地球圏内に拠点を築いておらず作戦も少数での奇襲が多かったため、単機での長距離侵攻のための変形機能を持つ機体が多い。
異形の機体が多かったのもこのころ。


最初に姿を現したUE。MSタイプの人型形態とドラゴンを模した飛行形態に変形が可能。ラーガンの天敵。
詳しくは項目を参照。



太くがっしりしたフォルムを持つ、エメラルドグリーンの新種。ファーデーンにて初出現。ガフラン同様ドラゴン形態に変形する。
重装甲と高いパワーを兼ね備えた機体。
詳しくは項目を参照。



ガフランやバクトの最上位機。
航空機のような巡航形態に変形可能。漆黒のカラーリングと全身の鋭いエッジが特徴の高機動型で、ガフランを上回るスピードで敵を翻弄する。
通称黒いアイツ。詳しくは項目を参照。



アンバット攻略戦にゼダスの僚機として投入された新型。百合の花弁のような遠隔誘導ビーム砲・ファルシアビットと専用のフライングベースを持つ。
詳しくは項目を参照。



地球重力化での運用を想定して開発された試作モデル。
上半身と比べて異様にデカい下半身が特徴で、下半身を含めると他のUEの二倍以上の全長を誇る。
武装はビームサーベルと胸部ビーム砲。
詳しくは項目参照。


【その他の兵器】
◆コロニーデストロイヤー
ノーラ襲撃時にて使用された巨大ミサイル。その名の通りコロニーに致命傷を与えられるほどの強力な戦略兵器である。
内蔵・固定武装の多いUEの、数少ない外部装備。




【第二部に登場するMS】
地球圏内で勢力を拡大して艦隊による大規模な軍事作戦を行うことも増え、単機での長距離侵攻の必要性が薄れたために、可変機構を廃止して純粋な人型兵器としての性能を高めた機体が多い。
連邦がビームサーベルとドッズガンをMSの標準装備としたため第一部ほど圧倒的ではないが、反応速度が高いことや擬似的にXラウンダーの能力を再現するミューセルの存在もあり、依然性能面では優位に立っている。



ガフランに代わる後継主力MS。変形は出来ないが陸上での運動性は向上している。
変形機構を廃した為かガフラン等と比べると人間に近い。武装配置などはオプション以外はガフランと同様。
詳しくは項目を参照。


○ゼダスR(ゼダスアール)

第一部に出てきたXラウンダー専用高機動型可変機ゼダスの発展型であるが、前型機の運用評価の高さから改修自体は最小限にとどめられている。
劇中では、ゼハート・ガレットが搭乗する。
外見上の変化はないものの、塗装が前型機と一部異なる。
詳しくはゼダスの項目参照。


○ゼダスM(ゼダスエム)

Xラウンダー部隊であるマジシャンズ8専用機。
カラーリングが違うだけでゼダスRとほぼ同じである。
詳しくはゼダスの項目参照。



真紅のXラウンダー専用機であり、ゼハート・ガレットが乗ることになる。
頭部に特徴的な蛍光イエローのパーツを持つほか、従来の機体と異なり二本角であり、武装としてはヴェイガン初の手持ちライフルであるゼイドラガンや「ゼイドラソード」と呼ばれている尾がある。
詳しくは項目を参照。



ゼイドラの姉妹機。パイロットもゼハートの兄さん。
スマートで近~中距離戦用のゼイドラに比べ、がっしりしたフォルムで中~遠距離戦用の武装を持つ。
詳しくは項目を参照。



ノートラム攻防戦の終結後、地球に潜伏していたメデル・ザントの搭乗機。
シグルブレイドと同じ素材で出来たクローと剣が武器の近接戦用機。
詳しくは項目を参照。




【第三・四部に登場するMS】
遂に本格的な地球侵攻作戦が発動したため、地球の環境に特化した機体が登場するようになった。
従来の機体のバージョンアップも行われている。



地球の様々な環境での踏破性を追求したため、ガフランのような「ドラゴン型に変形する」というレベルではなく完全にドラゴン型として造られている。
見た目通りパワーが高く格闘戦は得意だが、生産性向上のため武装はビームバルカン兼ビームサーベル3門にビームキャノン1門と数世代前のものばかり使われており、正直この時代では貧弱。レガンナーを初めとした僚機の支援は欠かせない。
詳しくは項目参照。


○レガンナー

デファースの制式採用型。こちらは宇宙でも使用可能。
更に武装が増設され、さながら移動要塞のようになっている。
主にダナジンとセットで運用され、支援砲撃を担当する。
詳しくはデファースの項目参照。



コールドスリープから目覚めたゼハート専用機。
指揮官用に開発されていた機体をベースに、ゼハートに合わせた機動性重視の調整が施されている。
地球の地形に適応したり一つの用途に特化した異形の機体が多い中で、第二部登場機と同じく純粋な人型に近いフォルムをしている。
詳しくは項目参照。


○ギラーガ改

型式番号:xvt-rlc
全長:20.3m
重量:53.8t

ルナベース攻防戦で中破したギラーガを小改修した機体。ラ・グラミス攻防戦でレイル・ライトが搭乗した。
武装はギラーガと同じだが、レイルがXラウンダーではないため、ギラーガビットは使用していない。



ファントム3が搭乗する可変機。ずんぐりした胴体に長い両腕と短い脚という水泳部っぽいフォルムをしている。
ホバーで地上を高速で移動する他、変形することで砂中でも高速移動することができる。
砂漠という地の利を生かした神出鬼没の戦法で次々連邦軍を仕留め、恐れられていた。



ゴメルとほぼ同型だがこちらは水陸両用機。
武装もほぼ同じ。
湿地帯にあるロストロウラン攻防戦で投入され、作戦は失敗したものの活躍した。



○ウロッゾR(ウロッゾアール)

型式番号:ovw-dc-Zgc
全長:18.0m
重量:78.5t

ゼハート専用ウロッゾ。色は勿論真っ赤っ赤。
武装は変わらないものの、ゼハートに合わせた調整が施されている。
ゼハートの腕でガンダムAGE-3フォートレスとも互角に戦うが、機体がゼハートに付いてこられなくなり中破、そのまま放棄された。



ザナルド・ベイハート専用機。
他のMSと比べて一回り以上大きく肥満体型なボディに長い腕、筋肉ムキムキで短い脚と一度見たら忘れられない強烈なフォルムを持つ。
ヴェイガン最高幹部の搭乗機だけあり性能は高く、見た目とは裏腹の機動性と強力な武装でガンダムとも互角以上に渡り合える。
頭部は脱出装置としても機能する。
詳しくは項目参照。



ある意味他のヴェイガン機を越えるインパクトを持つ機体。
詳しくは項目参照。



ヴェイガンがEXA-DBのサブユニットとAGE-3のデータから作り出したヴェイガン版ガンダム。
トリコロールカラーだが機体形状はヴェイガン系MSの特徴を色濃く残す。


○ティエルヴァ
ジラード・スプリガンが搭乗する、Gバウンサーの改造機。Tビットを利用したオールレンジ攻撃が可能。
連邦に開発された機体の為ここに並べるには微妙だが、ヴェイガン側について戦った為一応記載しておく。




コロニー戦争時代に作られたヴェイガン最古の機体。
巨大な黒い竜のような姿を持ち、ヴェイガン系MSの源流ともなった。
最終決戦に投入されるがシドに取り込まれ「ヴェイガンギア・シド」となる。



【ガンプラ】
HGでガフラン、ゼダス、バクト、ファルシア、ドラド、ゼイドラ、ダナジン、ギラーガ、ガンダムレギルスなどが発売された。
全体的に良好なプロポーションやギミックの再現など完成度は高いが、単純な挟み込み構造が多く合わせ目がかなり出る。また関節は複数の軸組み合わせではなくBJが多いため、可動範囲は連邦MSに劣る。
劇中ビームサーベルを多用してビームバルカンの銃口にはサーベル刃パーツを挿せるにも関わらず、レギルス以外にはサーベル刃パーツが一切付いていないのも欠点。


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