覚醒するブレイブ・ホーン

登録日:2015/05/07 Thu 21:14:57
更新日:2023/11/11 Sat 23:02:07
所要時間:約 3 分で読めます









小さくたって、最高級!




概要


兄は屈強な肉体の面影を、弟は巨大な力の一部を、
偉大な王から受け継いだ。


覚醒するブレイブ・ホーンとは、TCGデュエル・マスターズのクリーチャー。

DM-12「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」にて収録。レアリティはレア。
プロモーション・カードにもなっている。

小型クリーチャーながら、異例の攻撃力を獲得したホーン・ビースト

スペック

覚醒するブレイブ・ホーン R 自然文明 (3)
クリーチャー:ホーン・ビースト 1000
W・ブレイカー
持っている能力はW・ブレイカーだけ。

パッと見ると「どこにでもいる準バニラクリーチャーじゃないか」と思うかもしれない。
しかし、コストとパワーの数値をよくよく見てほしい。

コスト3でパワー1000。

本来はW・ブレイカーを持つはずのないコストでありながら、所持しているのである。

序盤からW・ブレイカーを使えるということは単純に強力。
相手の動きが遅かったのならば、徹底的にシールドをブレイクしていくことができる。
上手くいけば、ゲーム中盤の頃には相手のシールドは一枚だけなんて言うことも。

しかし、簡単にはその威力を発揮しにくかったりする。

まず攻撃力があろうと、所詮パワーは1000の小型。
なので、登場当時から殴り返されたりブロッカー一枚で動きを殺されたりすることが多かった。
戦国編では小型殺しであるかつ同コストの《ローズ・キャッスル》が登場したのも痛手。

そして、火文明のクリーチャーでない以上『召喚酔い』の壁にぶち当たる。
召喚酔いが消えるまでのタイムラグが、ブレイブ・ホーンにとっては乗り越えにくい。

何より、迫りくるインフレの波による環境の高速化。
マナブーストの強化や小型進化クリーチャーによって、序盤から攻勢を行いやすい環境になってきている。
そのため、ブレイブ・ホーン自慢の攻撃力にも陰りすら見えてきた。

こんな感じで、そう簡単にはW・ブレイカーの力を序盤にぶつけられない仕様となっている。
使うには、プレイヤーがある程度工夫しないとならない。

ただ、今見てもパワーとコストに反した攻撃力はインパクトがある。

相性の良いカード

フェアリー・ギフト UC 自然文明 (1)
呪文
このターン、次に召喚するクリーチャー1体のコストを最大3少なくしてもよい。ただしコストは1より少なくならない。

コスト軽減の代表的呪文。

この呪文を使えば、ブレイブ・ホーンを最速で2ターン目に召喚出来る。
これだと3ターン目にはW・ブレイカーで攻撃できる。

運命の選択 UC 自然文明 (4)
呪文
自分の手札を1枚見せる。
それが自然のカードであれば、自分の山札を見る。その中からコスト3以下の自然のクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。
それがのカードであれば、このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は「スピードアタッカー」を得る。
それがのカードであれば、このターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体アンタップする。
踏み倒し効果を持つ、見せた手札のカードの文明色で効果が変わるという面白い呪文。

この呪文で見せたカードが自然ならば、ブレイブ・ホーンを踏み倒すことができる。手札から普通に召喚するよりもコストは高いものの、見せたカードが/自然の多色ならば、スピードアタッカーによりすぐに攻撃させられる。
弱点であった召喚酔いを消せるという点はかなり強力。

//自然の多色カードなら、ブレイブ・ホーンを殴り返しから守るアンタップ効果も起動可能。

その子供、凶暴につき P(DMX-11ではVR) 火文明 (4)
クリーチャー:ヒューマノイド/チルドレン 4000
自分のコスト3以下のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を与える。
相手の進化クリーチャーと相手の「スピードアタッカー」を持つクリーチャーはすべて、バトルゾーンにタップして置く。
強力なのにお馴染みコロコロでもなく、青年誌である週刊ビッグコミックスピリッツの付録というクリーチャー*1

コスト3以下の小型獣の召喚酔いを消す効果を持つ。
ブレイブ・ホーンも当然召喚酔いを消せる。

ブレイブ・ホーンを含め他の小型クリーチャーも召喚酔いが無くなるので、一斉攻撃を行えるだろう。

補足

DM-12版のフレーバーテキストは興味深い。

そこに書かれている『兄』は《勇猛幻風グリタリス》のこと。
グリタリスはブレイブ・ホーンのお兄ちゃんなのである。

』は《聖獣王ペガサス》のことだと考えられる。
強大な力の一部をブレイブ・ホーンに授けたらしい。
ペガサスはT・ブレイカー持ちなので、その一部を受け継いだブレイブ・ホーンはW・ブレイカー持ちなのだろう。
当人のペガサスはT・ブレイカー持ちなのだが。

なお、このクリーチャーがパワーアタッカー無しのパワー6000未満のクリーチャーで初めてW・ブレイカーを持ったと思われがち。

しかし、パワー上昇効果を持たない6000未満のクリーチャーでW・ブレイカーを持ったのはブレイブ・ホーンが初めてでは無い。
基本セットで既にとあるクリーチャーが所持している。



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最終更新:2023年11月11日 23:02

*1 後にDMR-08S、DMX-24、DMEX-11に再録。