ツーソン(MOTHER2)

登録日:2016/01/18 Mon 22:25:18
更新日:2025/04/17 Thu 22:46:47
所要時間:約 5 分で読めます





ツーソン(Twoson)とは『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する町の1つである。
ゲームでは2番目の町。前はオネットで、次はスリーク


【概要】


超能力が使えると噂の女の子(ポーラ)が住む町。
町の不良集団や融通のきかない警察にウンザリしたオネット市民からは、ツーソンに引っ越したいとの声も上がっている。
ネスは早速町でポーラに関する情報を集めるが、どうも様子がおかしい。
なんだか怪しい感じの青空マーケット「ヌスット広場」に、隣町へ続くトンネルでのオバケの目撃、さらには誘拐事件の発生と、オネット以上に町は騒然としていた。
ひとまずネスはポーラの家を訪れるが……。

【名所・名物】


◆ポーラスター幼稚園
幼稚園の奥がポーラの自宅になっている。寝室は2階にある。
彼女の不思議な力は良くも悪くも注目を集めている。
ポーラママは彼女の力を信じ気丈に振る舞っている一方で、ポーラパパはやっぱり可愛い娘が心配であたふたしている。
ツーソンに足を踏み入れた直後はポーラの姿が見えないが……。

初めて訪れたとき(救出前)のBGMは前作のイースターのアレンジ。
ポーラ救出後はマイホームと同じBGMになる。
さらに、ポーラママはあんまりおいしくない"好きな献立"を作ってくれ、ポーラパパは別々の部屋に泊めてくれるようになる。
なお、ポーラパパはネスとポーラが二人とも不在(気絶)でも泊めてくれる。

また、ポーラ不在(気絶・ダイヤorフォーサイド編での誘拐)時に訪れると、園児たちのセリフが変化する。
逆にポーラを先頭にして訪れ(ポーラ一人で帰宅し)た場合は、園児たちのセリフは家族同士のような親しみのあるやり取りになる。


◆ヌスット広場
大泥棒のトンチキさんがボスとして居座る青空マーケット。おかげで悪い警官に賄賂をやらなくても済むらしい。
道具屋の看板を買えば、あなたもすぐに商売人。
名前は物騒だが盗品を扱っているわけではないと信じたい。
うみたてたまごやバナナ、ハエもたかったり*1していい味に仕上がってるパンといった食品から、機械のガラクタなどマニアックなものまで幅広く取り扱っている。
食事に欠かせないあじつけこものもここで。デパートよりも品揃えが充実している。

ここで買える「うみたてたまご」(有精卵)をしばらく所持していると「ヒヨコ」が産まれ、さらに時間が経つと「にわとり」になる。
12ドルで買える卵に対して、「にわとり」は110ドルで売れるので序盤の金稼ぎには役立つ。
ちなみに孵化・成長するのは常に1つずつなので、複数個持ち歩いていれば卵のまま持ち歩ける時間が長くなる。
金稼ぎにおいてはまどろっこしい仕様だが、低コスト高パフォーマンスな回復アイテムを長く保持できると考えればメリットにもなる。
ところで、「ヒヨコ」および「にわとり」は「つかう」ことも可能だが、使用しても何の効果も無いうえに"消費"してしまうので取り扱いには注意。

おともだち1(ジェフ)加入後は、「こわれたスプレー」を夜なべで修理する事で「ディフェンススプレー」を入手可能。
こちらは189ドルで買えるのに対して、修理後は250ドルで売れるのでこちらも金稼ぎには役立つ。
なお、夜なべのために休む際はポーラスター幼稚園(ポーラパパ)を利用するといい。
「にわとり」に比べ儲けは安いが、待つ必要がなく時間効率はいいメリットがある。

ポーラ救出後、ポーラ単独でトンチキさんに会いに行くと「おれはネスと話がしてぇんだ」と言われ取り合ってくれない。
男と男の約束だからだろうか。

その一方、ポーラが気絶している状態で会いに行った場合は、「その様子じゃ助けたことにならねぇぜ」と皮肉交じりにポーラの身を案じてくれる。


◆カオスシアター
ドッグフードなる男が支配人を務める劇場。
昔は踊り子もいたらしいが、現在はトンズラブラザーズのワンマンステージと化している。
チケットはS、A、B全席完売するほどの人気。しかし中は狭く、ランクがあるとは思えない。
あまりの人気のために、支配人が他の街へ行きたがっているトンズラ達を借金で縛り付けている。
一見劇場の金銭のゴタゴタなんてネスの地球を救う旅には関係なさそうだが、人助けはRPGの基本である。例えば子供には扱いきれないような「さつたば」なんてもらった日には考えてみてもいいかも知れない。

演奏中はNPCがトンズラ達だけになり、客が1人もいなくなってしまうが、これはおそらくメモリ不足による苦肉の策。
フォーサイドのトポロ劇場ではマップ上にいるNPCの数が少ないため、このようなメモリの問題は起こらない。

ステージを彼らに頼りきっていたのが仇となったのか、トンブラの契約が切れた後は改装工事と称して閉鎖している。

イベントアイテム「さつたば」は、オーナーのドッグフード以外(楽屋のトンズラ達と受付のお姉さん)にも使うことができる。
また、ステージ開演前にオーナーに金の話を持ちかけると、「例え儲け話だとしてもステージの後にしてくれ」と言われる。
彼曰く"そういうことだけはちゃんとしている"そうな。また、上記の「にわとり」を使った金稼ぎで、1万ドルの現金を拵えて持っていっても、当たり前だが借金は返せないので注意。

「さつたば」の説明文には「"手が切れそうな"新品のお札の束だ」とあり、この金が出所の怪しい金(新品のピン札=まだ流通していない金)であることを匂わすと同時に、ささやかな攻略のヒント(手が切れそうな金=手切れ金)のダジャレダブルミーニングになっている。

トンズラのナイスからもらえる「バックステージパス」は、ネスとポーラのどちらかが不在(気絶)だと受け取れない。
また、ポーラ一人のときに話しかけると、自分のことを「赤い帽子の青少年が探している」ことを教えてくれる。

客の中に野球好きかどうか尋ねてくる少年がいるが、ポーラ一人の場合はちゃんとセリフが変わる。

トンズラ解放後、トラベリングバスに乗り込みスリークに到着するまでは敵が一切出現しなくなる。
この現象を利用すれば、グレートフルデッドの谷、リリパットステップをノーエンカで突破でき、戦闘なしでプレゼントや写真を回収したりボスに挑んだりできる。


◆病院
町の北部にある病院。オネットと同じく利用する機会は少ない。
ツーソンにたどり着くまでの戦闘でキノコが頭に生えてしまうとここにいるヒーラーさんに取ってもらえるのだが、初見では気づきにくい。
患者の中に命の次に大事な「たいしたことないもの」をスリークに忘れた人がいるので、思い出したら取ってきてあげよう。

「私の注射は痛くない」と豪語する看護婦(師)はサマーズの病院にいとこがいる。
いとこによれば実は注射がヘタで痛いらしい。


◆サイクルショップ「パンク」
自転車に乗れないパンクロッカー風のおじさんが経営するサイクルショップ。しかし、自転車を扱ってるのに店の名前が「パンク」というのは……。
レンタルしか残っていないが、素直に言えば無料で貸してくれる。
二人乗りは厳禁なので、実は乗る機会はこの町だけ。*2
頭にキノコが生えた状態の時だと「歩くのに自信がない時に自転車に乗ってはいけない」という理由で乗れない。
ネスはサドルを相当低くして乗ったらしく、返却時に「足、短いんだねぇ…」とそのことを突っ込まれてしまう。
それ以降、話しかける度に「ヘーイ!足短いヤツ!」と言われるようになる。ほっとけ。

エンディングでポーラと別れた後は、パーティの人数が1人になるため、再度「じてんしゃ」を借りることが可能になる。*3
グッズ欄の圧迫を嫌って借りずにシナリオを進めた場合でも、世界各地でサイクリングを楽しむことができる。


◆デパート
3階建てで、バーガーショップ・ベーカリー・ドラッグストアが営業している。「このデパートは すいてて いいやね。」
バーガーショップとベーカリーの品揃えはオネットと同じ。「ハンバーガー」を買っても「お飲物は?」と聞かれない点も同様。
デパート好きなオレンジキッドの祖母もよく来ている。

ドラッグストアには「ふつうのバット」より強い汎用武器「スリングショット」が売っている。あぶない水着のことではなくいわゆる「パチンコ」というやつ。
ピカピカ光ってるので買いたくなるが、汎用武器の例に漏れず命中率に難がある。
オマケにグレートフルデッドの谷の敵は素早くて攻撃を当てづらい敵ばかりなので、「ふつうのバット」をそのまま持っていったほうがいいかも知れない。

3階の売り場ではネスの身代わりとなって敵の攻撃を受けてくれる「ぬいぐるみ」が販売されている。
持っているだけでいわゆるデコイ(おとり)として機能するアイテム。(HP100。PP0。DF20。被弾率3/4。状態異常・PKフリーズ完全耐性。)
耐久力はそれほどでもないのだが地味に頼れる存在。特に一人旅では尚更心強い味方になってくれる。
ネスが喰らうと厄介だが「ぬいぐるみ」には一切通用しない攻撃もある。
憎たらしい胞子攻撃を始め、「サイマグネット」や「ねびえビーム」などの特殊攻撃も完全シャットアウト。
くだをまかれてもガミガミしかられても微動だにしない。そりゃそうか。
「ぬいぐるみ」がやられた際、何の前触れもなくスマッシュ音が鳴り響いてビビるのは誰もが通る道。

「ぬいぐるみ」を預けるとHPが全快する小技がある。トレーシーが夜なべして直してくれたのだろうか……?


◆ツーソンホテル
1人50ドルで宿泊可能。
ロビーに座っているスーツ姿の男にしつこく話しかけると、ジュース代として50ドルを一度だけもらえる。ジュース代にしてはやけに気前がいい。
モーニングには新聞「ツーソントゥデイ」または「ツースポ」の読み上げサービスがある。

+ お出かけの前に新聞でもいかがでしょうか。今朝のツーソントゥデイはこんな具合です…
「スリークに続くトンネルは相変わらずゴーストどもが!」
「行方不明の少女、未だ手がかりつかめず」
「カーペインターさんは語る。ハッピーハッピー教は今思えば間違いでした。私はどうかしていたのです。お詫びの言葉もありません。」
「ポーラちゃんは無事だった!ご両親も大喜び」
「大都会フォーサイドのあのトポロ劇場で、われらがトンズラ大人気!」
「あの頃のわたしたちは、まだまだ青かった。元ハッピーハッピー教の信者たち、昔を語る。」
「先日の爆発音はスリークの共同墓地に落ちた変な物が原因」
「タス湖のタッシーはネッシーのいとこだった!」…なんなんでしょうね。
「ヌスット広場の主、トンチキさん消息不明」
「トンズラブラザーズの念願のデビューレコード発売と同時に売りきれ!」
「コントローラー手にしたあなた、睡眠は足りてますか?」
ランマプー王子、お忍びでツーソンに!?」
「無口が一発で治る!その名も、無口をなおす本。図書館にて貸し出し中」
「ツーソンの人々の間で、昔のマザーが大人気!ニンテンドーも大慌て!」
「となり町の新聞、オネットタイムスもなかなかあなどれない」
「モンスターたち、消える!動物たちおとなしくなる!ほんとの平和もどる!」

特定のタイミングで宿泊すると、ポーラからのテレパシー(の続き)を聞くことができる。
また、ポーラパパと会った後でホテルから出ると、娘を探し回って奔走するポーラパパを見ることができる。


◆マッハピザ
デリバリー専門のピザ屋さん。ツーソンを訪れるとようやくオープンする。
店頭での購入は一切できず、一度店員に話しかけて電話番号を聞いてから電話で注文する必要がある。
店員が怪しい動きをしているが、つまみ食いはしていないと言う。
でもおいしかったらしい。

なお、ピザを受け取るには、料金(スモール:48ドル、ラージ:238ドル)のほか、注文してからリアル3分*4待つ必要がある。
名前とは裏腹にエスカルゴ運送や「どうぐやのかんばん」などの他のデリバリーサービスと比べるとダントツで遅い。
注文後にパパに電話してセーブし、リセットから再開するとノータイムで即届くという裏技*5がある。これぞまさにマッハ。

よくある失敗だが、所持金が足りなかったりグッズ欄の空きがなかったりすると、3分待たされ配達員の足がくたくたになるだけでピザを受け取れないので注意。
また、2枚目以降の注文はできず、1回の注文で買えるのは1枚まで。
次の注文は一度ピザを受け取る(か、何らかの事情*6により注文がキャンセルされる)まで不可能。

スモール、ラージいずれのピザもこの時点で入手できるアイテムとしては非常に高いHP回復量を誇るので、探索の合間を見て注文しておくといい。
グッズ欄とPPの制約がキツいグレートフルデッドの谷を攻略する際に持っておけば大きな助けになる。トンチキさんに盗まれると涙目。

ただし、ピザ屋を待っている間は「どうぐやのかんばん」(と「エスカルゴ運送」)が使えなくなる点には注意が必要。
(この時点では未習得だが)テレポートの使用にも制約がかかる。
待ち時間が長いので、ダンジョンに挑む前に注文しておく手もあるが、看板が使えないデメリットは意外と大きい。グッズ欄に余裕がなければ我慢しよう。
また、「うみたてたまご」を利用した資金稼ぎを並行して行う場合は、「にわとり」を売る際にデパートか広場まで直接足を運ぶ必要がある。

なお、ミディアムは選択肢には表示されるが、常に売り切れていて、ゲーム中では買うことができない。(データ上でもミディアムサイズのピザは存在しない。)


◆オレンジキッドの家
発明家オレンジキッドの家。
清潔感があり物腰も柔らかいダンディーな好青年で、自信家楽天的な性格ゆえか、街の人々(特に女の子)からの評判は良い。
資金不足で研究開発が滞っているらしく、200ドルの研究資金を募っている。
彼に投資しておくと後々冒険の役に立つ…かもしれない。
詳しくは項目へ。


◆アップルキッドの家
発明家アップルキッドの家。
役に立つんだか立たないんだか分からない研究を行っている。
市民からは不潔でぐーたらと散々な評判。
オレンジキッドと同じく200ドルの研究資金とさらに食べ物(口に入れられる物なら何でもよく、あじつけこものやかぜぐすりなどでも良い)を要求される。発明家なんだから自分で作ればいいのに。
彼に投資しておくと後々冒険の役に立つ…かもしれない。
詳しくは項目へ。


◆ビーナスの実家
フォーサイドで活躍している女性歌手ビーナスの実家。
母親は娘の活動をよく知らず、なんとかナス!…じゃ受けが悪いと口にする。
少なくとも隣人には芸名(とおそらく大都会での活躍)が知られているのに……。

サマーズ到着後は、娘からの手紙でだいたいの事情は把握している模様。「じだいは かわったもんだよ。」


◆バスステーション
フォーサイドまで続くグレイハンドバスの発着所。
バスストップのマークをチェックすれば、すぐにバスが来てくれる便利な仕様。「だれが かんがえたんだか。」
しかし今バスに乗ってもスリークには行けず、なんでもオバケに追い返されるとかなんとか。

ステーション内には緑電話とキャッシュディスペンサーが設置されている。
ここはグレートフルデッドの谷に続く洞窟から近く、ヌスット広場やポーラスター幼稚園なども目と鼻の先にある。
資金援助を求めている発明家の家へのアクセスも良好。
セーブポイントとしてはホテルやデパートよりも便利かも知れない。

地味だが休んでいる運転手のセリフは先頭のキャラに応じて少し変わる。
主人公「丸顔の少年」、おんなのこ「リボンの少女」、おともだち1「メガネ君」、おともだち2「頭ちょんちょろりんの若い衆」


ヒント屋
ヒント代は50ドル。
初見ではグレートフルデッドの谷を越える際のフラグ*7が少々わかりづらく、ここで初めて利用したというプレイヤーもそれなりにいると思われる。
この町のヒント屋は立地が比較的良く、カオスシアターやビーナスの実家がご近所さん。ヌスット広場も近い。


◆ツースリー・トンネル。
ツーソンとスリークを結ぶトンネル。
しかし幽霊の目撃情報が相次ぐとともに、何故か入り口に戻されてしまう怪現象が起きている。
入口に立っている男の言によれば、「気なお化けは気さに弱い」……とのこと。
「スキップサンド」を使っても強行突破はできません。「じてんしゃ」もダメダメ、ダメよ。



◆グレートフルデッドの谷
ツーソンの東にある、大自然の荒々しさを感じさせる渓谷地帯。
入り組んだ地形に加え、最近ではUFOの目撃証言もある危険な場所。
かつては途中の道に橋が架かっていたが、ネスが来た時には何者かによって破壊されており、仕方なく迂回することになる。
ポーラを無事救出した頃には直っている。HH教の元信者と思われる男が罪滅ぼしのために橋を直したらしい。
かなりの長丁場になる上に敵も手強いので、行く前にデパートと広場でしっかりと準備をしておこう。
プレゼントボックスが数多く配置されていて、早速「どうぐやのかんばん」が役に立つ。
帰りもここを通過することになるので、行きで全てのアイテムを回収しようとせずに帰り際に回収するようにしてもいい。
入ってすぐの場所にいるキノコ狩りの少女はヒーラー同様にキノコ状態を治療してくれる。
場合によっては町に戻らずに彼女の元に向かうのも手。
ここを越えるとしあわせの村。


◆ハッピーハッピーむら
ブルーブルー
あなたは今幸せですか。
詳しくはこちらの項目まで。


◆リリパットステップ
1番忘れやすい場所……じゃなかった、2番目のお前の場所。ボスはきょだいモグラ。



【ストーリー概要】


ポーラの消息を掴むため、ヌスット広場のトンチキさんを訪ねたネスは、彼女がハッピーハッピー教団に捕らわれているとの情報を得る。
アップルキッドの支援もあり、なんとか村にたどり着いたネス。
しかし、そこはカーペインターが支配する異様な村だった。
ネスは彼を正気に戻し、ポーラの救出に成功する。

彼を操っていた黄金の像が気がかりではあるが、誘拐事件はひとまず解決。
しかしトンネルの怪現象は収まらない。

とりあえずトンチキさんに事件解決の報告をすると、なんと1万ドルの札束を渡される。
この札束でトンズラブラザーズの借金を返済すると、彼らはお礼にスリークまで連れて行ってくれるという。
彼らの明るい音楽と共に進むトラベリングバスはお化けを寄せ付けず、無事にスリークにたどり着く。

その後は特にここでのドラマはなく、シナリオ進行上は立ち寄る必要がなくなる。
「あじつけこもの」を買いに来ることがある程度か。*8
エンディングではポーラをお家まで送ることもできる。

【出現する敵】

ここから本格的に人間系の敵が登場するようになる。オネットの項目も参照。
名前が赤字になっているものはボス。

○ツーソン市街

  • アリアリブラック

\またアリだー!!/

ここまで来たならもうザコ同然。必殺PKでまとめて蹴散らすなり一体ずつ殴り倒すなり。

  • あるくキノコ
オネットからツーソンへの道と、ツーソンからグレートフルデッドの谷への道に出現。
キノコ状態への対処法も分かっているはずなので、喰らっても落ち着いて行動すべし。
キノコ状態のデメリットをあえて挙げるとすれば自転車に乗れなくなることか。

  • きままなにいさん
HP87 PP0 OF19 DF14 SP5 LK16
ヒッピー風の奇抜なファッションと妙なポージングが印象深いおにいさん。
「ものさし」すら使いこなす。
フランクさまの戦闘BGMが聞ける貴重な敵でもある。
「ハブラシ」を使って1ターンの行動封じをしてくることもあるが、他は通常攻撃ばかりなのでそこまで脅威ではない。
カっとなってオフェンスを上げた時はHPに一応注意。稀にトレードマークの「ものさし」を落とす。まだ「ハブラシ」のほうが実用的なのだが……。

  • ジミなにいさん
HP73 PP0 OF18 DF13 SP5 LK14
目元の暗い兄さん。とにかく地味。後のガウス先輩である。
愛想良く懐いて1ターンの行動封じをしてくることもあるが、きままなにいさんのほぼ下位互換なので苦戦はしないはず。
稀に「ハブラシ」を落とす。

  • こまったおじさん
HP99 PP0 OF20 DF25 SP6 LK15
ただの酔っぱらったオヤジ。
くだをまかれるとガッツが下がる。
アルコールで痛覚が鈍っているのか、ディフェンスが高め。
しかしよろよろ・ふらふらしていることが多いので苦戦することはない。
まれに「おとなのドリンク」を落とす。

  • ガミガミレディ
HP95 PP0 OF16 DF18 SP6 LK32
買い物帰りの太ったオバサン。スリークのゾンビばりに顔色が悪い。
多分ツーソン市街で一番危険な敵。それ故か経験値が200とツーソンの敵では一番高い。
攻撃頻度が高めな上に怖い顔で行動封じもしてくる。買い物袋での強化攻撃は中々の脅威。
ただしDFがこまったおじさんより低いので、背後を取って「YOU WIN!」になるレベルはこっちの方が早い。
まれに「ハンドバッグのベルト」を落とす。

  • ポリスマン
  • おんしらずなイヌ
オネットから引き続き登場の連中。1人と2匹のトリオ編成で登場することが多い。
警官と警察犬、といったところか。こんなのがパトロールしている辺り、ツーソンの治安は不安である。
イヌは最後まで無視しても問題ないが、ポリスマンの張り手チョップは相変わらず痛いので注意。

  • あるくめ
HP79 PP9 OF17 DF12 SP6 LK1
歩く(草の)芽。グレートフルデッドの谷とそこに向かうまでの道に出没する。
序盤のトラウマエネミーの1体。だいたいサイマグネットのせい。
強さ自体はそれほどでもない(あるくキノコより少し強い程度)が、PPをジリジリ削られることによるプレッシャーが半端ない。
谷に入る前に喰らったらちょっと危ないかも。
さらにライフアップαと種蒔き(仲間呼び)も使ってくるため、ひょろい見た目に反してかなりしぶとい。

  • トンチキさん
HP182 PP0 OF25 DF35 SP6 LK40

ヌハハハハハハハハッ!

とにかくはなしはおれをたおしてからだ。

ヌスット広場の親分。善人じゃあないが義理人情に厚い立派な親分。呼び捨てにするんじゃねぇぞデコすけ野郎
小屋に近づくだけで冒頭のセリフを吐きながら問答無用で襲いかかってくる。

強化攻撃の噛み付きに加え、ヌスットなだけあって盗みもしてくる。
それ以外に特殊な攻撃はしてこないので、通常攻撃ゴリ押しでも問題なし。シールドを張っておくとより安心。
PPに余裕があればPKキアイαを連打するのも手。ダメージの振れ幅によっては2発で倒せる。
なお戦わずにタコけしマシンをもらって物語を進めることもできるが、経験値のために倒すのが得策。
ポーラ救出(帰宅)後まで彼を放置した場合、屋根から飛び降りてその場で「さつたば」をくれる。(戦闘も発生しない。)

戦闘後、屋根から飛び降りたときに足を捻挫したと発言するが、にたにた笑っていたり眉間に皺を寄せたりしていたのは痛みのせいだったのかも。
子供相手に手心を加えたわけではなかったようだ。

間接的とはいえゲーム中で命を落とす描写が存在する数少ない人物。
某サイドポストを読まない世界線でなら生死不明で通せなくもないが、広場の人々には彼の訃報が伝わっている模様。
さらに、ラストバトルでの呼びかけに応じない点も彼が存命でないことを示唆する。


○グレートフルデッドの谷

  • クルーン
HP113 PP17 OF21 DF22 SP7 LK12
谷をビュンビュン飛び回っているラミエル(嘘)の中身。
通常攻撃だけでなく、シールドαを張ったり「ねびえビーム」というなんぞこれと言いたくなるビームでかぜ状態にしてくる。
かぜのダメージ自体はそれほどではないが、ヒーリングαにPPを使わされるのが辛い。
あるくめにサイマグネットされまくった後に食らうと危険。
帰りはポーラのフリーズαで一撃。
装備品のおかげで打撃オンリーでもラクに倒せるが、「ねびえビーム」が嫌味なのでさっさと倒したいところ。
稀に換金アイテムである「メテオニウム」を落とす。

  • ひとくちユーホー
HP82 PP0 OF18 DF17 SP53 LK8
コイツも谷をビュンビュン飛び回っている。ユーフォーではなくユーホー。
クルーン同様に「ねびえビーム」でかぜ状態にしてくる。
スピードが高いので攻撃を外しやすく、先手も取られやすいのでうっとうしい。
帰りはポーラのPSIを使えば確実に攻撃が当たる。
オーバーキルでPPがもったいない気もするが、出し惜しみした挙句「ねびえビーム」を喰らうよりはずっといい。
稀に「スキップサンド」を落とす。

  • だいウッドー
HP140 PP41 OF26 DF30 SP5 LK4
その名の通りの大木。動くからただの木じゃないけど。
ステータスが高く、ブレインショックαや吸い込みによってオフェンスとディフェンスを下げてくることもある。

他の敵と一緒に出現したら必ず最後に倒すこと。
コイツはHPが0になると最後っ屁の「はげしくもえあがる」で全体に(この時点では)即死級の超大ダメージを与えてくる。
本作は味方のHP・PPにドラムメーターを採用しているのですぐに気絶状態になることはないが、無駄なダメージを避けるためにコイツは最後に相手した方がいい。
ボタンを連打していれば、ダメージはせいぜい30程度で済む。

行きよりも防具が充実している帰りでやられるとすれば、ほとんどがこいつの自爆によるもの。
特にリリパットステップをスルーしている(ポーラのレベルが低い)場合は、ポーラのHPが満タンでも危険なので、戦闘そのものを避けたほうがよい。

厄介な敵ではあるが、マップ上でのシンボルの動きは遅いため、「スキップサンド」に頼らなくても普通に歩くだけでエンカウントを回避できる。
しかし、上述のあるくめと接触するとコイツも加勢してくるため油断はできない。






ようこそ。ぼくが発明家のオレンジキッドです。
最後になりますが、この項目の追記をお願いします。
これは世界的に意味のある行いと言えます!

掃除してないから散らかっててきたないけど………
ぼくがアップルキッドですが…
最後まで読んでくれて、あなたいい人ですね。
ついでみたいで悪いけど、この項目の修正をお願いできますか?

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最終更新:2025年04月17日 22:46

*1 GBA版以降は微妙に表現が変えられている。一応フォローしておくと、この表現は保存料・防腐剤の類を使っていない無添加の商品であることを強調するもので、決して悪い意味で言っているわけではない。

*2 補足すると、乗れるのはネスだけ。ぬいぐるみ所持時はもちろん、二人旅の時にネスを気絶状態にして他キャラを乗せようとしても「二人乗り風」ということでダメだ、と突っぱねられてしまう。

*3 実際のところ、自転車にネス以外の人物が乗れないのは、キャラクターが自転車に乗っているグラフィックがネス一人分しか用意されていないためと思われる。

*4 戦闘中は時間がカウントされないようで、余計に待ち時間が長く感じる。

*5 おそらくMOTHER2のセーブデータにはタイマーの保存領域が確保されておらず、残り時間がセーブされずに初期化される(つまり0になる)ことを利用した裏技。

*6 主にシナリオ後半の"とんでもない場所"にいる場合やバスで移動中の場合など、配達員から苦情および配達中止の電話がかかってくる。

*7 アップルキッドから連絡が来る条件は、鉄のタコを調べた後、洞窟からツーソンへ移動すること。タコを調べた後に全滅した(デスルーラで町に戻された)場合は、洞窟に入ってすぐに出るだけで条件を満たせる。

*8 フォーサイドのデパートでも売っているが、しばらくは閉店しているため、新装開店するまではヌスット広場を訪れるしかない。