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使徒(新世紀エヴァンゲリオン)

登録日:2010/05/26 Wed 16:45:53
更新日:2026/08/21 Fri 00:07:14
所要時間:約 10 分で読めます





使徒を倒さぬ限り、

我々に未来はない。


使徒とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ及び『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場する謎の生命体である。

+ 目次

概要

新世紀エヴァンゲリオン』における敵。
人類の敵として、ネルフ本部へと向けて襲来する。
その目的は、ネルフ地下に隠されているモノ。それを奪われてしまえば、人類は滅亡する。

大概はエヴァと同じぐらい巨大で、またA.T.フィールドという強力な防御壁をもっている。
その為一般の兵器では歯が立たず、N2爆弾*1でもないとまともにダメージを与えることができない上に、それでも足止め程度にしかならない。

使徒は解析すると共通して「パターン青」と表示される。中には初めは表示されなかったり、違う表示が混在していたり、なんらかの要因で変わることもある。

遺伝子の配列は人類と99.7%同一とされる。しかしその構造は未知で解析不能。

「スーパーソレノイド機関(通称「S2機関」)」という永久駆動機関が備わっており、これによって事実上無制限に単独で活動し続けることが可能。
また作中ではよく"コア"と訳されている。これが破壊されると活動停止する。

因みに、ビーム攻撃をする使徒が多いが、着弾した際は十字架の形をした爆炎が上がる。
使徒が自爆した時も同様である。

+ 正体
他の使徒たちは別の可能性だったの

ヒトの姿を捨てた人類の

ただ、お互いを拒絶するしか無かった

悲しい存在だったけどね

その正体は、第1使徒アダムが生み出した人類のひな型。
遥かな太古の昔、宇宙のある星で第一始祖民族と呼ばれる種族が滅びに瀕していた。この種族は高度な文明を構築していたのだが、彼らは何からの理由で滅びが避けられない事を悟ると、新しい種族として再出発する事を考え、今の形を捨てて種族全体で一体化、複数のグループに分かれて宇宙へと旅立ったのである。

出発する際、『生命の実』『知恵の実』のどちらか1つの因子を選択でき、アダムは前者を選んでいた。
そしてアダムはやがて後に『白き月』と呼ばれる箱舟に乗って誕生したばかりの地球に到着。地球に入植する為、自分たちの新しい形のアーキタイプである15体の使徒を創造、これらの使徒の内、最初に自分に接触した使徒を、自分たちのカタチにする予定であった。
そして使徒たちが活動を開始しようとしたその矢先、別グループであるリリスの乗った箱舟、『黒き月』が地球に衝突してしまう。
(アダムの持つ「生命の実」を、すなわちS2機関を強奪することを画策した別のグループであるリリスが地球に飛来したとも、第一始祖民族はそもそも健在であり、生命の実と知恵の実をもつ存在を宇宙にバラ撒いたとも言われているが真相は不明である)

いずれにせよ、地球という星には「アダム」と「リリス」の二つが存在してしまった。*2
リリスの乗る黒き月が地球に衝突した「ファースト・インパクト」によって、アダムも使徒たちも活動停止を余儀なくされてしまう。
その隙に、リリスから流れ出したLCLから地球の生命が誕生したのである。
現代になってようやく覚醒した使徒達は、当初の予定であるアダムとの接触を開始、人類との戦いを始める事になった。
リリスにアクセスすることで地球生命にリセットをかけようとするもの、始祖アダムを取り返そうとするもの、何も考えず生存競争を挑むもの。
ちなみに、アダムやリリスに接触した使徒以外の使徒は、もはや無用の存在である為に即座に滅びてしまう。
リリスから生まれた使徒である人類…すなわち『リリン』も、それは例外ではない。

人類と使徒の遺伝子情報が99.7%同じなのはこのため。
使徒と人類はお互いに拒絶し合うしか無かった悲しい存在であったが、両者はもつ元々持っている因子が違うだけであり、最終的に行き着く先は同じであるとされる。
人類は科学の力で生命の実(S2機関)に迫ろうとし、使徒も融合や侵食などを行うことで知恵の実(知恵と心)を理解しようとした。

ゼーレはアダムから生まれた使徒を『白き月から生まれし真の継承者』とし、リリスから偶発的に生まれ(てしまっ)たリリン(人類)を『黒き月より生まれた偽りの継承者』としている。
そのため人類は生まれながらにして『原罪』を負っていると考えた彼らは真の存在として、1つの生命体として正しく生まれ変わるために人類補完計画を進めていたのである。

そのため、アダムの子とリリスの子は分かり合えず、争うしかない哀しい運命にあった。



使徒(新世紀エヴァンゲリオン)


(※)は漫画版では登場しない使徒。

第1使徒:アダム

人類最初の男性が名前の由来。第3~16使徒の使徒を産み出した存在。
セカンド・インパクトを引き起こした原因。これにより消滅したが、肉体は胎児にまで復元され、魂は第17使徒となった。
EVA初号機以外のEVAの元でもある。

第2使徒:リリス

アダムの最初の妻が名前の由来。地球における原始生命を産み出した存在。
ネルフ本部地下最下層の、ターミナルドグマで磔になっている白い巨人。頭には7つの目が描かれた仮面がつけられている。
これに使徒が到達するとサードインパクトを引き起こすと言われている。
EVA初号機の元であり、また魂はある人物に宿った。

第3使徒:サキエル

水の天使が由来。頭に仮面のようなものをつけた巨人。この仮面は使徒全体の象徴として扱われ以降の使徒にもちょこちょこ付いている。
腕から発する光の槍を使う。
N2地雷の直撃を受けるが、新しく頭部が生成され数時間で活動を再開した。
さらには人類の遠距離攻撃を学習し、目から発するビームを習得する。
暴走した初号機に追い込まれ自爆するものの、全く通用しなかった。
地味に他の使徒達よりも実体を持ちながら深いところに侵入していたりする。

第4使徒:シャムシエル

昼の天使が由来。虫のような筒状の体をしており、ビルを切断しエヴァの腹部を貫く攻撃力を有する光の鞭(触手)を持つ。
パレットライフルによる攻撃を無効化する頑丈な装甲を持つが、コアにナイフを突き刺されて沈黙。
ほぼ原形を保ったまま倒されたため、その死骸は使徒に関する貴重な情報を人類にもたらすことになった。
モチーフはフラットウッズ・モンスター。

第5使徒:ラミエル

雷の天使が由来。
目も口もない青い正八面体そのまんまの形状をした、宝石のようなルックスの使徒。
その頂点部分から放つ強力かつ高精度な荷粒子砲と強力なA.T.フィールドを併せ持つ攻防パーペキな要塞。
下部からドリルのような掘削シールドを伸ばす。速度は遅いが特殊装甲も貫く。
ヤシマ作戦にて陽電子砲で貫かれ撃破されるが、その残骸はしばらく第三新東京市中心に残り、次の使徒襲来時にも解体作業が続いていた。*3
━━━━━━━━━*
『帰ってきたウルトラマン』の怪獣「プリズ魔」がモチーフで鳴き声も同じ。

第6使徒:ガギエル

魚の天使が由来。由来通り、巨大な魚のような体をしており、水中を自在に泳ぐ
頭部にはサキエルと同じ仮面がある。コアが存在する口の中が弱点。
エヴァを噛み切れない攻撃力や、A.T.フィールド中和からの戦艦の主砲による口内攻撃で通常兵器に敗れると良い処が無い。
ただしリリスとの接触によるサードインパクトではなく、父アダムを狙って来たという点で他の使徒とは一線を画す優秀さを持ち、最も勝利に近かった使徒である。

第7使徒:イスラフェル

ラファエルに相当する、イスラームでの音楽の天使が由来。サキエルと同様、人型に似た体をするが、2体に分裂する能力がある。
N2爆雷による攻撃で6日も再生時間を必要としたことから再生能力は低い。
ただし、分裂する前と分裂した後の2体のうち片方だけが傷ついた場合においては異常な再生能力を持つ。
そのため、分裂するだけのダメージを与えてから、2つのコアを全く同時に攻撃するという手順を踏まなければ倒せない。

第8使徒:サンダルフォン(※)

胎児の天使が由来。浅間山の火口内で蛹状態で発見された為弐号機に捕獲されそうになるが、アノマロカリスのような姿に急成長して襲いかかった。
マグマ内で活動できるほどの優れた防御能力を持ち、プログレッシブナイフによる攻撃も通用しない。
ただし冷却による急激な温度変化には耐えられず、強度変化した皮膚へナイフを突き立てられて撃破された。

第9使徒:マトリエル(※)

雨の天使が由来。クモのような体をしており、体の中央にある目玉から強力な酸液を出す。
しかし、攻撃手段の都合上酸液が届かない相手には手も足も出ないという致命的過ぎる弱点を持つ。
最終的に肉盾になった弐号機に酸液を防がれ、その隙を突いた初号機によるパレットライフルの斉射を受けて蜂の巣にされた。
多分最弱の使徒。

第10使徒:サハクィエル

空の天使が由来。中央の目玉と2本の手のようなオレンジ色をした形状。
A.T.フィールドを攻撃に使用するという前人未到の発想を成し遂げた偉大な使徒。
非常に強力なA.T.フィールドを展開しつつ、衛星軌道上から自身ごと質量爆弾として落下する。
また自身の一部の切り放し(爆撃にも軌道修正にも利用可能)とジャミング能力を持つため、何処に落ちてくるかはある程度まで判らない。
ただ降ってくるだけという物凄く単純な相手だが、落下を支えるために一機、A.T.フィールドを裂いて維持するのに一機、コア破壊に一機とエヴァ三体を必要とする強敵。

第11使徒:イロウル(※)

恐怖の天使が由来。微生物状の群体からなる使徒で、MAGIをクラッキングするだけの知性を持つ。
エヴァ無しで倒された使徒であるため侮られがち。
しかし驚異的な速度で環境に適応し進化する能力を持つので、むしろエヴァで倒す方が大変そうである。
初期においてはオゾンが弱点であったが、すぐにオゾンを吸収して増殖できるように進化し無効化した。
だが、圧倒的な進化速度を逆手にとられ、自滅促進プログラムであらぬ方向に進化してしまい、やがて進化の究極の形である"死"へと到達させられることで撃破された。
ただし死ではなく共生の道を選んだ説も劇中語られているため、生き残った使徒ともいえる。

第12使徒:レリエル(※)

夜の天使が由来。白黒の球体で現れるが、これはパターン青と判別されない。
本体はこの球体が攻撃を受けると現れる影で、内部は内向きのA.T.フィールドで支えられた虚数空間になっている。
この中に相手を呑みこんで閉じ込めるのが攻撃で、影に銃撃したところで一緒に呑みこまれるだけで意味はない。
エヴァ二体のA.T.フィールドで干渉して、現存する992発全てのN2爆雷のゴリ押しで倒す作戦が立てられたが、作戦開始前に暴走した初号機により内部からゴリ押しで撃破された。
影であるはずの浮かぶ球体の中から初号機が現れたため、完全な幻というわけではないらしい。

第13使徒:バルディエル

霰の天使が由来。粘菌状の使徒で、対象に寄生し支配する能力を持つ。
3号機に寄生し、零号機と弐号機を瞬殺するが、無抵抗の初号機相手にもたもたしてる間に、ダミープラグを起動させられ暴走した初号機に倒された。
IFではトウジにカビと勘違いされ、洗い流されて死ぬ事も。

第14使徒:ゼルエル

力の天使が由来。ずんぐりした体躯に独特の顔があり、折り畳んだ帯状の腕を展開させて攻撃する。
展開する触手はエヴァの体を容易に切断する。また目から発するビームの威力は18もある特殊装甲を一瞬で融解させるほど。
弱点の赤いコア部分は瞼のような装甲で覆うことができ、至近距離でN2地雷を爆破させても破れない。
弐号機と零号機をいとも簡単に大破させ、セントラルドグマ間近まで迫って、人類に王手をかけたかに見えたが、暴走した初号機には歯が立たず最終的に食われるという悲惨な最期を遂げる。
使徒最強候補と言われるが、その情けないやられ方もあり、毀誉褒貶が激しい。
カラーリングが似ている点に加え攻防共に優れエヴァを2機も一方的に倒す圧倒的な強さからモチーフはゼットンではないかという説も。

第15使徒:アラエル

鳥の天使が由来。劇中ではモニターに映った光る鳥のような姿しか見られないため知らない人も多いが『新世紀エヴァンゲリオン2』の説明書なんかにも描かれている通り実はちゃんと立体的なデザインも用意されている。
長大な射程距離にモノを言わせて、衛星軌道上から精神汚染をしてくる。
衛星軌道という地の利を得ており、地表からの攻撃でこいつのA.T.フィールドを破る手段は無い。
しかしアンチA.T.フィールド能力を持つロンギヌスの槍を投擲することによって撃破された。
無効化能力なんか使われたら他の使徒でも死ぬわ。

第16使徒:アルミサエル

子宮の天使が由来。二重螺旋円環構造をした光の線のような形状で、パターン青とパターンオレンジの移相を繰り返す。
光の線であるため前方投影面積が小さい上に三次元軌道で高速移動してきて、体当たりはA.T.フィールドを貫通し、零距離射撃を受けてもビクともしない。
さらに接触した対象を侵食する。攻守優れた使徒である。
侵食・融合していた零号機が自爆することで撃破された。
綾波と使徒の会話では「私達が使徒と呼んでいるヒト?」という台詞があり、旧劇場版に先駆けて使徒がヒトのもう一つの可能性であることを明言している。

第17使徒:タブリス

自由の天使が由来。アダム由来のエヴァのシンクロ率を自由にコントロールし、外部から操ることもできる。
ついでにターミナルドグマへの扉(ヘブンズドアと呼ばれる)も目線一つで開けられる。
アダムの魂と人間レベルの知性を有する。生命の実を食べた使徒と知恵の実を食べた人間で分けられているのに反則である。
「これまでにない強力なA.T.フィールド」と言われることから全使徒中最強のA.T.フィールドの持ち主、結界とも称される。
最後にしてついにゴールに到達できた使徒であるが、そこにあったのはアダムではなくリリスであった。残念でした。
シンクロ率を自由にコントロールできるので400%にすれば最強じゃんと言われることも。

第18使徒:リリン

アダムとリリスの娘が由来。
リリスより生まれし使徒、すなわち人間のこと。
単独生物である使徒と異なり群体の生き物であるために知恵の実もリリン全体で分け合っている。


使徒(ヱヴァンゲリヲン新劇場版)

血の色が赤に統一され、表記が『第〇使徒』から『第〇使徒』に改められこれが固有名を兼ねるようになった。また数字も漢数字からアラビア数字になった。
コアを破壊されると形象崩壊を起こして、血を撒き散らした後跡形もなく消える。

新劇場版独自の共通点として天使の輪のような光輪を出現させることがある。
主に推進力を与える性質を持つようで、落下をコントロールするのに使用している第8の使徒などは分かりやすい方だが、第5の使徒が起き上がる時や第9の使徒が跳躍する時のように、よく見ないと分からないレベルのものもあったりと、様々な形で演出に組み込まれている。
なお、第3の使徒のように攻撃として使用するものもいる。
覚醒した初号機やMark.06やフォースインパクト時のMark.09のような、特殊な状態にあるエヴァにも同様のものが出現しており、使徒のみならず新劇場版全体を通して印象的な演出として使われている。

ちなみに、旧作にはあった天使名が無くなっている理由だが、これはそもそも旧作制作時点で庵野氏を初めとする制作スタッフが(アダム・リリスを除いた)使徒に名前をつけることに反対していたかららしい。
実際、制作現場では使徒のことを「◯◯回の使徒」「落下使徒*4」などと呼んでいたらしく、近年公開されているTV版の原画やスケッチなどにも使徒の名前はそもそも書かれていない。
ただし例外として、ラミエルだけは制作陣も愛着があるようで、ラミエルと呼んでいるらしい。

詳細はTV版と共通のメンバーは上記の単独項目を、それ以外はヱヴァンゲリヲン新劇場版オリジナルの使徒を参照。

+ 新劇場版での正体
知恵の実を食した人類に

神が与えていた運命はふたつ

生命の実をもつ使徒に滅ぼされるか

使徒を殲滅し、その地位を奪い、知恵を失い、

永遠に存在し続ける神の子と化すか

我々はどちらかを選ぶしかない

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』で碇ゲンドウによってその正体は、旧作とは異なり生存競争の相手ではなく、ただ人類を一方的に滅ぼす為だけの存在であることが明かされた。
旧作での使徒は『ヒトの姿を捨てた人類の別の可能性』であったが、こちらでは完全に人類(リリン)の上位存在と化している

渚カヲルによって明かされたが、エヴァンゲリオンの世界は円環、すなわちループしている。生命の実をもつカヲルは「生命の書」に碇シンジと共に名を連ねているため、その生を終えてもまた生き返り、記憶を持ったまま永遠に与えられた役割(第1の使徒)を演じ続ける運命にある。

つまり使徒を全て殲滅しても、再びエヴァンゲリオンの世界は円環する運命にある。それは神が用意した『運命』だからだ。
使徒を殲滅しても、滅ぼされても一方的な滅びからは逃れられない世界で、唯一葛城博士は神が用意した2択以外の3番目の活路を見出した。

それがゼーレが目指した『人類補完計画』であった。
このことから新劇場版での「使徒」とは、文字通りを意味する神の眷属であるといえる。

ちなみに『シン』では終盤に碇ゲンドウが人類補完計画と人類の運命を語るシーンがあるのだか、そのシーンで朽ちた死海文書・外伝が登場している。
この朽ちた死海文書には『序』『破』に登場した使徒たちの姿が描かれている。確認できるのは第4・5・6・7・10の使徒。そしてスクロールの最後には12枚の羽を広げるリリスの姿が象られている。

第1の使徒

ゼーレの少年・渚カヲルの正体。アダムスと関連は不明。

ただし『Q』以降に地球に大接近している"月"が「白き月」(旧作でのアダムの卵、箱舟)と呼ばれていることや、『序』『破』でカヲルの棺の前に横たわっていた謎の巨人(Mark.06の素体)などから、名称は出ていないものの『アダム』の存在を匂わせている描写がある。
ただしアダムスは使徒ではない模様?

第2の使徒:リリス

旧世紀版とは違い、仮面がサキエルと同じデザインになっている。仮面の下には赤い目がある。
またネルフ職員も存在を知っており、サードインパクトを防ぐという目的を認知している。

第3の使徒

『破』の冒頭で登場するオリジナルの使徒。骨状の竜のような姿をしている。
永久凍土内で発見され、北極ベタニアベースに封印されていた。頭部から光線を放つ。
最後はマリのエヴァ仮設5号機によって倒された。
足音が可愛い。通称スグキエル

第4の使徒

サキエルとほぼ同じ。というか同一人物(?)
『序』の時点では第3の使徒は不明で、何故番号が繰り下がっているのかは謎に包まれていた。

第5の使徒

シャムシエルとほぼ同じだが、デザインが少し違う。
腹部に昆虫の節足のようなものがあり、また背部にはサキエルと同じ仮面がある。
形象崩壊しても触手は残った。ちなみによく動かす節足部分だが、これは旧作制作時点でやりたくても出来なかったことらしい。

第6の使徒

基本はラミエルと同じだが、防御形態や多様な攻撃形態時に変形するロマン溢れる仕様に。*5
通称スーパーラミエル。
またシールドは体の下部から捻れて伸びる形に。
ずっと同じ形状を保っていた旧世紀版とは違い、よく形が変わる。

ちなみに攻撃時に形態変化する案は旧作時点であったらしい。
ただし時代が時代なのもあって作画コストがとんでもないことになる為、やむを得ず断念したとか。新劇場版ではそれを再現した形となる。

第7の使徒

水飲み鳥を連想させる体で、空間を裂き氷結させながら行進する。頭部にはサキエルと同じ仮面がある。
首にある部分についているのはコアではなくデコイ(囮)である。
最後はEVA2号機にイナズマキックで撃破された。
因みにガギエル戦の原画を紛失した為、新たにデザインされたとか。
正式名称は公表されていないが、細い足、そのやられっぷり、パンフレットのコメント*6等から、
マトリエルを連想するファンも多い。

第8の使徒

落下タイプ。基本的な性質はサハクィエルと同じだがデザインが一新。全体的にサイケデリックな紋様になった。
出現当初のA.T.フィールドは光を歪めるほど強力であり、展開中の姿はレリエルを連想させる黒い球体。衝突時にはまさかの中の人が出てきた。

ちなみに落下してくる際に形態を変化させるが、この落下軌道を変更するシーンをよく見ると、『Q』以降に度々出てくる「擬装コクーン」を展開している。

第9の使徒

侵食タイプ。色味が少し違う以外は、ほぼバルディエルと同じ。エヴァ3号機を侵食した。
新たに隠し腕を持ち、その腕で初号機の首を絞め侵食攻撃を行う。
新劇場版では使徒なのにA.T.フィールドを貼る描写がなくなっており、Mark.09共々侵食タイプはA.T.フィールドがないのではないかと考察されている。

ダミーシステムによる殲滅後も3号機パイロットだったアスカの左眼に寄生し生き長らえている。
普段は眼球内に埋め込まれた使徒封印用呪詛柱と眼帯で封印しているが、その封印を解くことで使徒としての能力が発揮される。
『シン』では第13号機に怯える新2号機のA.T.フィールドを破るためにアスカが使徒の封印を解除しA.T.フィールドを突破するが、第13号機に撃破されてしまう。使徒は宿主のアスカごと噛み砕かれフォースインパクトの贄とされる。

第10の使徒

最強の拒絶タイプ。ゼルエルに似ているがデザインが変更され、体全体が帯状のものでできている。
ミイラの様な浮遊形態から体に黒い帯状触手をなびかせ、まるで死神のような戦闘形態に変態し、これを束ねて攻撃する。

ビームの威力も健在で今回は24層の装甲板を一撃で破壊、ビーストモードとなった2号機でも敵わなかった。またA.T.フィールドも多層式に展開でき、逆に攻撃にも使える。
原作ではお食事されたが、今回はまさかのする側に。その後は女性のような体を形成し(通称ゼル波)パターンオレンジに識別を変更。
これで使徒のドグマ侵入時に作動する自爆装置を無効化しドグマへの侵入を図った。
しかし直後にぶちキレたシンジさんによって擬似シン化した初号機に殲滅されるのは変わらず。
戦闘不能になった後には使徒のコアから捕食した零号機のコアが抜き出され、使徒の身体自体も形象崩壊後巨大な綾波に再構成された後初号機のコアに吸収される。

第11の使徒

一切不明。新劇場版作中で言及がないまま番号だけが欠番となっている。
シンジ説(ニアサー時)、イスカリオテのマリア説、全く別の使徒説等様々。

「庵野秀明展」において公開された新資料によると、エヴァQの冒頭における戦闘「US作戦」において登場する敵が当初は第11の使徒&第12の使徒の2体の予定であったらしい。
エヴァMark.04Aが第12の使徒、その直後に初号機を封印した棺に擬態していたエヴァMark.04Bが第11の使徒の予定だった。
この2体の使徒は初号機奪取を目指すヴィレの面々を妨害するように設置されているので、NERV(ゲンドウ)によって使役されていたと推測できる。第3の使徒の時点で使徒のコントロールを目的としていた以上違和感はない。
しかし実際にこれらの使徒案は破棄され、冒頭の敵はエヴァMark.04シリーズに変更、第12の使徒も別の場面での登場となった為、第11の使徒に関しては現状はやはり欠番のまま。

第12の使徒

エヴァMark.06の中に潜伏していた最後の使徒。
Mark.06に刺さっていたロンギヌスの槍を抜かれたことにより封印が解け、さらに首を刈られたことにより黒い蛇状の本体に変貌した。
そのままエヴァ第13号機を包んで巨大なコアと化し、巨大綾波の顔から巨大な胎児に変形した後一気に凝縮して第13号機に噛み砕かれた。
ニアサードインパクトからの14年間で使徒に寄生されたのか、あるいはMark.06の素体である月面の巨人が使徒そのものだったのかは不明。

第13の使徒:リリス+?

本来は新世紀と同じようにリリスより生まれしリリスこと人類が第13の使徒に当たる。

しかし『Q』では異なる存在がパターン青の13番目の使徒として識別された。
上記の第12の使徒を取り込んだことにより第13号機が覚醒し、それに搭乗していた第1の使徒が強制的に堕とされることで第13の使徒になる。
これにより使徒の覚醒がトリガーとなってフォースインパクトが発動した。
さらにそれが原因で彼の首に装着していたDSSチョーカーが作動し半ば自滅に近い状態で使徒は殲滅された。
これらは全て第1の使徒を排除するためのゲンドウの計画だった。


その他媒体に登場する使徒

新世紀エヴァンゲリオン(セガサターン

第X使徒

外見はカニの様なハサミを持ち、記憶を奪う能力を持つ。
シンジの記憶を奪う事で、彼の記憶にある恐怖の形として過去の使徒の能力を使った。

新世紀エヴァンゲリオン-2nd Impression-

第XX使徒

昆虫の様に幼体・蛹・成体と進化するが、その最大の特長は自らのコアを他の生命体に移す事によって不死身となる能力。

新世紀エヴァンゲリオンRPG 決戦!第3新東京市

エヴァンゲリオン題材のTRPG用に「数えられぬ使徒(ロスト・ナンバーズ)」として用意されたオリジナル使徒のデータ。
書籍に記載されたのは

アドヴァキエル

触手とエネルギー弾を武器とする水母型使徒。

ゼフォン

陽子エネルギー砲を有する。

アタリブ

冷気フィールドを展開する能力持ち。

アズラエル

重力を操作する異形の使徒。

の4体で、それぞれ能力データに加えてデザイン画も描かれている。
書籍のリプレイでは他にも、某怪獣酋長(もどき)だのカニ型宇宙人だの、多種多様な使徒(?)が敵として登場している。

使徒XX

ネルフが回収した使徒のサンプルを元に極秘に開発した生物兵器という設定の公式擬人化美少女フィギュア
一応エヴァと同様に人間による操作を想定しているようだが、具体的にどうやって操作するのかは不明。
ちなみに綾波レイのDNAを使用しているため、約一名の例外を除いて全員彼女にそっくりである。

新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION

キングシトエル

エヴァとのコラボ回である第31話に登場する巨大怪物体。
新劇場版の使徒が合体したような姿をしている。

パーツ 流用元
尻尾 第3の使徒
第4の使徒
第5の使徒
頭上の飾り(ミニサイズでピンク色の物が浮かんでいる) 第6の使徒
足(第8の使徒からまつ毛のように生えている) 第7の使徒
第8の使徒
胴体 第9の使徒
第10の使徒

スーパーロボット大戦シリーズ

いずれも強力なボスユニットとして、1種類につき1体のみ出現する。また原作とは違い、2種類以上同時に現れることもある。
前半ではA.T.フィールドにより生半可な攻撃が通用しない強敵。だが、戦力の充実した後半になると、特殊能力をあまり持っていないこともあって、余裕で対抗出来る相手となる。

アダム・リリス

シナリオデモのイベントのみに登場。

第3の使徒

基本的にイベントにのみ登場。
DD』ではストーリー本編では倒されたことに言及されるだけだったものの、期間限定の「第2回 共闘戦イベント」でシミュレーターのデータとして戦うことができた。
ただし、実際に自軍と交戦した機会はないため、外見だけで本質を再現することはできていないと加持とミサトは推測している。
レイドイベントのボスであり、また、共闘戦の開催がまだ2回目でバランス調整が不足していたこともあって、とんでもなく強い。

サキエル/第4の使徒

概ね原作通り。初号機を暴走させずに倒すことも可能な場合あり。
α』では生身の人間(人外だけれど)がこれに応戦するという展開がある。

シャムシエル/第5の使徒

初期シリーズでは武器の最大射程がたったの1不遇だった。おかげで『α』では味方増援として現れたウイングガンダムのバスターライフルでもボコられることに…。
さすがに近年ではそこまで不遇ではない。

ラミエル/第6の使徒

最初は自軍の戦力ゴリ押しで倒そうとするのだが、加粒子砲が強力だったりすぐ再生したりで、やむなく原作通りの戦い方になる。どの作品でも基本的にイベント扱いなのである意味一番強敵かも。
だがどのシリーズでも、陽電子砲へのエネルギー供給手段がクロスオーバーならではのアツい設定になる。

ガギエル

原作通り水中用ユニットとして登場。だが光線などの遠距離武器を持たないことと、対抗手段としてゲッター3系統が存在するため、『IMPACT』におけるゴッグのようにはならない。
F』では倒せず撤退すると何故か二度と登場しないため、エンディング後でも生き延びている可能性がある。

第7の使徒

コアを破壊したと思ったらデコイだったという展開含めて原作通り。

イスラフェル

『α』にのみ登場。
選択次第でエヴァ2体によるユニゾン攻撃でなくても倒せることがある。
「う、うむ。まさか私もリーンホースで使徒を倒せるとは思わなかった…」

サンダルフォン

出現場所の都合上どのシリーズにも登場せず。
他にマグマの中で活動可能な機体なんて『ゲッターロボ』のメカザウルスや劇中でマグマを浴びてもびくともしなかったゴッドマーズ、マグマの中をドリルで貫いていったマイトカイザーなどと限られている。

マトリエル

現状『α』でのみ登場。溶解液を標的に飛ばして攻撃する。原作にはない攻撃方法である。
しかし原作再現の都合上、エヴァと戦う事無く退場させられる可能性が高いという原作とは別ベクトルで悲惨な扱いを受けている。

サハクィエル/第8の使徒

新劇場版設定の『L』から登場。攻撃手段の都合上イベントのみでの扱い。
V』では同時参戦した『勇者特急マイトガイン』に登場する「小惑星ドガンテス」の役割も兼ねている。
『DD』ではイベント限定の敵であることは変わらないが、戦闘アニメーションが用意されており、ロボット大図鑑にも登録される。

イロウル・レリエル

性質上どのシリーズにも(ry
ただしイロウルは『MX』で登場させ、『GEAR戦士電童』のデータウェポンと絡ませるという構想があった。
レリエルのポジションは『ラーゼフォン』の機体が担当していた。

バルディエル/第9の使徒

原作通りだが、エヴァ3号機を破壊せずに使徒だけを浄化する展開もある。
ただし『MX』ではその後…

ゼルエル/第10の使徒

原作通りの強敵。捕食イベントを起こさなくても倒すことは出来る作品の方が多いが、『MX』では何をやっても捕食発生までATフィールドが破れないイベント敵扱い。
ロム兄さんのゴッドハンドスマッシュですら弾くのは圧巻と言わざるを得ないが、ゼルエルの攻撃も(バイカンフーの改造次第だが)ゴッドハンドファイナルで弾かれるのであった。

アラエル

精神攻撃という特異性のせいか登場せず。『α』ではオリジナルのユニットと『機動戦士Vガンダム』のエンジェル・ハイロゥが代わりにイベントを起こす。

アルミサエル

アラエルと同じく役割が既に奪われた後になってから第3次α』にのみ登場。
扱いは普通の中ボス程度で、最後は原作とは逆に本気出した弐号機とロンギヌスの槍を手にした零号機にフルボッコされるハメに……

タブリス・第1の使徒

どのシリーズにも登場。敵か味方か、自軍に姿を見せるのか、最期はどうなるのかは、シリーズによる。
様々な並行世界を行き来していることを示唆する描写もある。

リリン

エヴァ参戦以前から、初代以外の全シリーズに登場。

他にも、原作にない展開として、倒した使徒が後になって復活して登場することがよくある。
しかし扱いは再生怪人のそれと同じで、自軍の戦力が充実した後半に現れても大したことない(一部例外あり)。
イベントであれほどてこずらされたラミエルが逆にボコられるのはなんとも言えないものがある。
???「再生怪人など恐るるに足らずだ」

名探偵エヴァンゲリオン

『死』徒。

誤植でもないしこっちでもない。
世界各地で被害を出している殺人鬼。一応言っておくが普通の人間とかいう設定ではないのでご安心を。
複数存在しているが固有名は登場しない。

ゴジラ対エヴァンゲリオン

キングギドラ

USJでのコラボイベント「ゴジラvsエヴァ4-D」にて登場。
二股の尻尾が肥大化したデザインとなっている。
MAGIの分析によると、地球外生命体との事らしいが、詳細は不明。

また、パチンコ版の「Pゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~」では「 使徒の王 」という立ち位置で登場。
デザインは平成シリーズのギドラに使徒のコアを持ったものとなっている。ATフィールドも展開できる。

余談

シリーズによっては、一部の使徒が登場せず欠番扱いの設定となることもある。





使徒達は別の可能性だったの。ヒトの形を捨てた人類の。

ただ、お互いを拒絶するしかなかった悲しい存在だったけどね。

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最終更新:2026年08月21日 00:07

*1 核兵器並の威力を持つが、放射能を出さない爆弾。

*2 片方は衛星になったが

*3 これにもかなり金がかかっているらしく、エヴァ本体の膨大な維持費に始まるネルフの予算がカツカツになる要因の一つのようだ。

*4 恐らくサハクィエル

*5 主に逆星形になって撃つ。

*6 使徒のデザインは全てテレビ版使徒をモチーフにして~