登録日:2017/10/15 Sun 04:57:52
更新日:2025/01/23 Thu 21:08:15
所要時間:約 4 分で読めます
吉貝アナ「あーーーっとティーパックマン ウォーズマンにおそいかかったーーーっ!!」
テリーマン「これはきいてますよ なんたってティーパックは多量の水分をすって鋼鉄のようになってますからね」
ティーパックマンとは「
キン肉マン」に登場する
正義超人である。
間違えられやすいがティーカップマンでもティーバッグマンでもない。無論ティーバックマンでもない。
最近では間違えると着ぐるみにしばかれてしまう恐れもある。
出身:スリランカ
身長:170cm
体重:78kg
超人強度:25万パワー
CV:広瀬正志
概要
他の超人と比べるとかなりヒョロヒョロな体の上に
巨大なティーカップの頭部が乗っかった初期のキン肉マンおなじみのギャグ要素の強い超人。
こう書くとネタ超人のように見えるが、
ウォーズマンが真の実力者と対峙したときに見せる邪悪な笑顔「ウォーズマンスマイル」を披露した数少ない超人であり、
意外と実力派なのかもしれない。
紅茶を飲むために口開けただけかもしれないけど。
頭のティーカップの中には熱々の
紅茶が入っており、試合ではそれを吸わせたティーバッグを鎖分銅のように振り回して戦う。
正義超人が堂々と凶器攻撃をやってていいのだろうか…
解説超人曰くこのティーバッグは紅茶を吸ったことにより鋼鉄のように重く・硬くなっており、叩きつけられれば超人といえどかなりのダメージを受けるらしい(アニメ板では、ティーバッグの中に砂鉄が入っている)。
口癖は「コポー」
紅茶を注ぐ音からだろうか。
本編での活躍
・第21回超人オリンピック編
予選を危なげもなく突破し決勝トーナメントに進出し、一回戦でウォーズマンと対戦する。
試合開始と同時にティーバッグを使ったラッシュ攻撃で攻め立てるが、トドメの一撃をひらりとかわされ
紐が自分ごとコーナーポストに絡まり身動きが取れなくなったところをスクリュードライバーで貫かれ敗北。
試合後には首を引きちぎられ、紅茶を美味しくいただかれた。
以上、わずか4ページの出来事である。悲惨。
(アニメでは首はちぎられず、体を持ち上げられて飲まれている)
更にウォーズマンがリングから降りた後には、解説のタザハマさんに紅茶を飲み干され空になった頭のティーカップを遊園地のコーヒーカップのようにして遊ばれるなど散々な目に遭い、
超人オリンピックを振り返ってのコメントでは「コメントだと!今さらオレになにをいえってんだ!!」とぼやいていた。あれお前死んだはずじゃ…
・キン肉星王位争奪編
先の戦いで死んでしまったため超人墓場でプカプカ浮かんでいた。
その後ネプチューン・メッセージを受けて大阪城へ向かいキン肉マンを激励した。
活躍と言うほどではないが、第1回超人究極チャンピオンシップのトーナメント表で少なくとも初戦を突破したことが確認されている。
ただし、表の肝心な部分にセリフの吹き出しが被っているため、対戦相手の名前や二回戦と準決勝のどちらで敗退したのか等の詳細は不明。
・完璧超人始祖編
正義超人の触れ合いイベントにてカフェを出店していたが、隣の
カレクックの屋台が大繁盛してるのに対し誰も寄り付かず一人佇んでいた。
リングの外でも悲惨だった
更に2024年のアニメ版では
カレクックの屋台のみアップで映されて彼のカフェは背景扱いという斜め下の仕打ちを受けることに。
そのため
アニメにティーパックマンとカフェが登場していることに気付かない視聴者が続出した。出番すら失ったことを嘆くべきなのか、閑古鳥が鳴く光景を見られなくてまだマシというべきなのか……
なお次話ではセリフ無しだがちゃんと出ている。
・オメガ・ケンタウリの六鎗客編
相当な訓練を積んだのかヒョロヒョロだった体は
見事にビルドアップされた筋肉質な肉体へと変貌を遂げ、ティーバッグを投げ縄のように放り投げて相手を拘束する新技を習得していた。
特に首に関しては過去にウォーズマンに引きちぎられ紅茶を飲まれた屈辱から二度ともがれないために徹底的に鍛え上げており、頭をねじ切ろうとしたヘイルマンを逆に振り回すほどの強靭さを見せた。
(若干
アトランティスと被っているような気がしないでもない)
鍛え上げた肉体と頭のカップに入った紅茶をこぼさないように戦う中で身につけた平衡感覚を武器にヘイルマンへと立ち向かい、
新必殺技「死のティータイム」をきめる。
しかし超人強度が30万にも満たないティーパックマンと数千万パワーを誇るオメガの民であるヘイルマンの間には超人としての基礎腕力に圧倒的な差があり、
上半身のパワーだけで難なく技を解除されてしまい、自身の最大の武器であるティーバッグを凍結・粉砕され攻め手を失ってしまう。
それでも諦めずに戦い続けるティーパックマンであったが茶葉の入っていないティーバッグでの攻撃が通用するはずもなく、フリージングボディによって氷漬けにされ耐久力が無力化した首をブリザードソードではねられ敗北した。
全身が凍結される最中、あまりの無念さからかその目には涙が浮かんでいた…。
一時は攻勢を見せるも最終的には大きな力の差を見せつけられた上での惨敗であった。
しかし30年越しの大奮闘は読者の心を頭の紅茶のごとく熱く滾らせたはず。紅茶はHOTに限るぜ!
ちなみにヘリコプター内で試合を実況・観戦していたタザハマさんが、よだれをたらしてこの試合を見ていた。
また紅茶を飲むつもりで狙っていたのだろうか。今回はティーパックマンが凍っちゃったから飲もうにも飲めないけどね!
なおその後ヘイルマンと闘った
マリポーサが凍ったリングの上で起き上がろうとしてずっこけたため、
軽くよろけたもののその後も平然と戦い続けたティーパックマンの平衡感覚は、本人の弁の通りかなり優れていたと思われる。
必殺技
・ティーバッグウィップ
巨大なティーバッグを
鞭のように振るい相手を叩きのめす基本技。
殴打するだけでなく紐を使って相手を拘束するなど汎用性は高い。
・死のティータイム
ティーバッグの紐で相手の首を絞め背中合わせになり、そこに足を絡めて背骨をへし折りにかかる新必殺技。
正義超人らしからぬえげつない技だが、ティーパックマンは「ギブアップすれば命だけは助けてやる」と温情をかけていた。
『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』
「秒でティーパックマン」と題して、お辞儀と共に頭の紅茶をぶっかけるというドッキリでしばしば登場する。
このためにわざわざ着ぐるみがこさえられており、クオリティはなかなかのもの。目線が横目になっており、そこをツッコまれたことも
ドッキリをしかけられた芸人の中にはキン肉マン世代も多く、感慨深い反応もよく見られた。
余談
- 首を鍛え上げる回想シーンにて、
頭にティーカップを載せた男たち
の協力が描かれており、読者からは出身地の隣国の頭載格闘術との関連が囁かれていた。
追記修正は首周りを鍛え上げてからお願いします。
- マジで勝って欲しかった。 -- 名無しさん (2017-10-15 05:52:58)
- ウィップしかなくてガッカリと言われるけど、そもそも使い慣れて尚且つ一番強力な武器が通じない以上、他の技に手を出しても付け焼き刃なんだよなぁ。基礎能力の差が隔絶してるのはまざまざと見せつけられたし、ヘイルマンも掴んだら凍らせられるって言うクソ技持ちだし -- 名無しさん (2017-10-15 10:59:36)
- 一芸特化超人は他にスプリングマンとかジャンクマンもいるし、良いんじゃないかな -- 名無しさん (2017-10-15 11:06:31)
- 劇中でも言われてるけど基礎能力の桁が違いすぎたのが敗因で戦術は悪くなかったんだよな。ボワァせんかったかー(泣) -- 名無しさん (2017-10-15 11:10:40)
- 未だに超人強度の差がどれぐらい影響があるかわからない。超人強度5千以上の連中からすれば超人強度30も100も大して変わらないと思う -- 名無しさん (2017-10-15 13:15:22)
- ブリザードソードが氷柱ラリアットにしか見えんかった -- 名無しさん (2017-10-15 18:17:23)
- ↑2同じ数値でもイレギュラーとそれ以外では数字の意味が違うんだろうね。始祖編でニャガ様が言ってた通り完璧超人相手でも力負けしないどころか越えてくるのがイレギュラー。数値通りなのがそれ以外の超人。 -- 名無しさん (2017-10-15 18:56:40)
- パワーは基礎腕力とか、基本的な身体能力だけのことで、気迫とか技術は別物だからね レゴックスvsケビンマスク戦でも「同じ技術ならパワーの差が出る」と言ってたから、まったく影響がないわけではないが、かなりの大差であっても埋め合わせがきくファクターってことだろう -- 名無しさん (2017-10-15 20:09:44)
- ↑5一部例外を除けばボワァ出来たのはスグルかスグルの影響受けた超人と戦った奴だから…五本槍だとウルフマン・カレクック・ベンキマンの3人かな(ウルフマンは読み切りで実際にボワァしてたはず) -- 名無しさん (2017-10-15 20:25:37)
- 完全に凍らされて首を刎ねられたから、ヘイルマンのアイスティーにして飲んでやる宣言は実行させなかったのが最後の意地か…これも頭が砕け散ったからサイコマンの部屋のルームランプにされなかったプラネットマンと被るが -- 名無しさん (2017-10-15 20:28:41)
- ぶっちゃけ正義側5人全員に言えるけど勝ったらそれこそ敵側の格が落ちちゃうしティーパックマンの見せ場を演出しつつ基礎的なパワーの圧倒的な違いを見せつつ勝利って実にプロレスしてていいんじゃない -- 名無しさん (2017-10-16 10:53:13)
- アメトーークではケンコバがティーパックマンの頭に越中さん乗せてたな。 -- 名無しさん (2017-10-16 11:13:57)
- こぼさないように戦うだけでこぼれるものとは限らない(屁理屈) -- 名無しさん (2017-10-16 13:13:31)
- 相性も悪そうだったしな -- 名無しさん (2017-10-30 00:15:34)
- 何かやたらと眼力あったよな、惚れたわ -- 名無しさん (2017-10-30 04:49:41)
- 頑張ったけど相手が悪すぎた… -- 名無しさん (2018-01-03 17:36:00)
- 実は「マッスル・リターンズ」で対戦相手は不明だが誰かに勝利している -- 名無しさん (2018-02-03 21:01:40)
- マリポーサと競り合ってるヘイルマンを相手にしたんだから負けても十分頑張ったよ -- 名無しさん (2018-05-26 18:20:00)
- 超人強度から言えばヘイルマンが手加減する事すら出来ずに瞬時KOでおかしくなかったのに、ちゃんと試合になったのは努力の成果だわな そして仇は討ってもらったぞ、安らかに眠れ -- 名無しさん (2018-06-03 14:09:50)
- カフェ出店してる隣で大繁盛だったカレクックを見て何を思ったんだろ -- 名無しさん (2018-08-25 20:32:25)
- あの紅茶は勝手に湧き出るのか減ったら自分で足してるのか -- 名無しさん (2018-12-09 13:26:09)
- 今にしてみると”死のティータイム”仕掛けた時すらうっすら汗かいてたり、それが破られた後は終始左目の瞳が描かれてなかったりと、ヘイルマンにお付き合いしてもらってた感がひしひしと伝わる(それでも新米よりは強いんだろうけど) -- 名無しさん (2022-09-29 17:06:30)
- この令和に、テレビに出演おめでとう -- 名無しさん (2023-01-21 20:33:35)
- ↑無駄に再現度高くて草 -- 名無しさん (2023-01-22 09:05:39)
- 名前を間違えたりすると、ティーバッグウィップで攻撃してくる -- 名無しさん (2023-01-27 12:12:03)
- ドッキリ食らった芸人が全員知っているってすごいな キン肉マンって世代には直撃してんだな -- 名無しさん (2023-02-18 22:19:24)
- ↑3ドッキリGP開発部、無駄に技術を編み出すよね。 -- 名無しさん (2023-02-18 22:24:05)
- アップになってないだけでアニメに登場はしているので修正 -- 名無しさん (2024-07-20 16:18:22)
- 頑張ってくれたけどさすがに火事場のクソ力抜きでオメガの民を倒すことは出来なかった。 -- 名無しさん (2024-07-20 17:13:45)
- 始祖編では後に5本槍入りする他のメンバーより目立つてなかったな -- 名無しさん (2024-07-30 07:20:59)
- タザハマさんになぜか狙われてる -- 名無しさん (2025-01-23 21:08:15)
最終更新:2025年01月23日 21:08