糸鋸圭介

登録日:2010/04/25 (日) 23:16:33
更新日:2024/02/26 Mon 15:16:33
所要時間:約 9 分で読めるッス。





糸鋸圭介とは、『逆転裁判シリーズ』でお馴染みの刑事(デカ)ッス。


■概要ッス

声:石井康嗣(特別法廷・検事シリーズPV・フラッシュバック・ドラマCD・パチンコ版)/岩崎征実(テレビアニメ版)
演:春風弥里(宝塚版)/大東駿介(映画版)


本名は「糸鋸(いとのこぎり)圭介(けいすけ)」ッスが、
ツンツン頭の弁護士霊媒師のタマゴからずっと「イトノコ刑事」と呼ばれているので、
ファンからもこの愛称でよく呼ばれるッス。

職業は警視庁管内の所轄署の刑事課所属の刑事で、主に殺人を担当してるッス。
あと、アニメ版でツンツン頭の弁護士に突っ込まれた事があるから一応言っておくッスが、この世の中に刑事は自分だけしかいないという事はないから安心してほしいッス。
というかそれだと自分の身が持たないッス。

名前の由来は、『逆転裁判』シリーズ制作者の巧舟氏いわく、
ある日「なるほど」以上にキョーレツな名前を思いついたらしいッス。
それが「イトノコギリ」‥‥ヒラメキで出てきたものだそうッスが、
御剣検事どのに対して、「なんか地味な切れ味」の「イトノコ」なのもポイントだったらしいッス。
「圭介」のほうは、桑田佳祐サンの下の名前が元ネタらしいッス。


意外にも、本名で呼ぶのは御剣検事どのと裁判長どのだけッス。
狩魔冥検事からは「ヒゲ」、春美ちゃんからは「おひげのけいじさん」、
美雲ちゃんからは「ノコちゃん」と呼ばれているッス。
後輩の原灰ススムクンには、名前を間違えて覚えられているッス。
尊敬してくれるのは嬉しいッスが、まずちゃんと覚えてほしいッス!


とてもよいガタイとやつれた顔、そして不精髭がトレードマークッス。
一人称は「自分」ッス。大低の語尾には「~ッス」がつくッス。
そしてそれが、元・後輩の須々木マコクンにも伝染してるみたいッス。


性格は正義感が強く、とても仕事熱心ッス。
でも空回りする事が多く、その度に御剣検事どのや狩魔検事から給料を差し引かれるッス。
そのせいでかなりの薄給で、今では「ソーメン」が主食ッス。
ソーメンすら飽きた頃には素うどんに素味噌汁、素カレーに素スパゲッティ、果ては素寿司とメニューが増えたッスが、具無しなのは相変わらずッス。
電気代も払えず、ローソクをつけての生活を余儀なくされたッス。
当然貧乏舌で、「マズい」という表現が思いつかない程食生活に困ってるッス。


初日の「法廷パート」の事件のあらましの解説に出ることが多く、次の証人のための噛ませ犬当然の扱いも多いッス。
小学生時代に電波探知器を作るなど、機械には強いッスが、PCにはめっぽう弱いッス。
(頭の中身が近いからッスかねえ)子供には優しく、春美ちゃん相手にホンモノの拳銃を見せようとしたッスが、
春美ちゃんの母親に止められたッス。‥‥あ、コレ、下ネタじゃないッスよ。


自分がとても活躍するのは『2』の第4話と『3』の第3話だと思うッス。
後者『逆転のレシピ』では、ツンツン頭の事務所に自分が駆け込むところから話が始まるッス。
マコクンにウィンナー弁当を差し入れたり、無実を証明するために頑張ったッス。
金欠も金貸しもマコクンのためなら怖くないッス。
腕っ節のいい借金取りムキムキでオカマのコック相手に2対1で戦うはめにもなったッスが、翌日に残るほどの怪我はしてないッス。
伊達に刑事はやってないッス。


いつも着ている深緑のボロボロコート(本人曰く「ほんのりカツオ風味」)は新米刑事の頃に買ったもので、当時は真っ白だったッス。
『3』エンディングでは、マコクンに新しいコートをプレゼントされたッス。
それと、長年交番勤務を続けて、念願かなって捜査課の刑事になったことが『3』の第4話「始まりの逆転」でわかるッス。


■自分のおもな活躍ッス

第5話「蘇る逆転」では自分がベニヤで作った、蠢く‥‥じゃなくて、
おどるタイホくんが真相を守る重要な役目を果たしたッス。でも、最後に壊れちゃったッス。
ほかにもガント局長に五千円借りようとする等々あいかわらずではあるッスが、この話では自分の御剣検事どのへの忠義を垣間見られるッス。
ラストでは若干黒い一面も‥‥ッス。


本編では刑事キャラは宝月茜クンが務めたので自分の出番はないッスが、
最終話の「逆転を継ぐ者」で、ツンツン頭の回想シーンの法廷パートで登場したッス。
何故かやたら自信満々の状態で出てきたッスが、どうやらシリーズファンを若干苛立たせたようッス。
(自信満々な理由は、後に『逆転検事』での活躍で補完されたとも)
なお、この事件の担当検事がチャラ男に見えてわりかし常識人な牙琉響也検事だったおかげで、この時の給与査定は問題なかったみたいッス。


『検事』シリーズでは主役が御剣検事どのなので、ほぼずっと付き従っているッス。
この作品でも白コート時代の自分が見られるッス。刑事としての初任給はなんと500円だったッス。
法廷内の割高な自販機ではドラ焼きも買えなくて、幼女と割り勘で分けあって食べた事もあったッス。


今回は今までの空回りっぷりが嘘のような自分の活躍が見られるッス。
しかも御剣検事どのからシリーズ初の給料アップが言い渡されたッス。
御剣検事どのの役に立てて、刑事冥利に尽きるッス!


  • 映画版
自分も実写映画に登場したッス。
こっちの自分はガタイが縮んでたり無精髭がなかったりするッスが、深緑のコートは健在ッス。
あと、御剣検事どのへの信頼の強さも変わらないッス。
基本的にいつもの自分そのままッスが、後半では捜索班の陣頭に立ったりと活躍する姿が見られるッス!


  • その他
『特別法廷』シリーズには、TGSで2005年、2008年、2010年に登場して、
2012年に開かれたイベント『逆転裁判10周年 特別法廷』の映像にも登場しているッス。
あと2008年の『オーケストラコンサート』の映像では声無しのところに出演したッス。


腹を空かせていたりマコクンとイチャついていたり一人察しが悪かったり穴の空いた捜査をしていたりと、だいたい通常運行ッス。
自分も『逆転刑事』で活躍してみたいッス。



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最終更新:2024年02月26日 15:16