登録日:2019/07/05 Fri 01:17:12
更新日:2025/07/21 Mon 12:36:22
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出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
■概要
ルネス王国のイムの村出身。元ルネス王国軍部隊長ガルシアの息子で、父を尊敬する熱血少年。
彼らが暮らす村が戦乱に乗じた山賊に襲われ絶体絶命だったところを
エイリーク達に救われ、共に戦うようになる。
気概こそ十分だが、戦士としても男としてもまだまだ未熟な側面が強く、勇気と無謀の違いなんかもまだよく分かっていない。
ガルシアや彼のように屈強な人物には敬意を払う一方、同年代の人物には兄貴ぶろうとするガキ大将じみた所があり、腕っぷしこそかなりのものだが、逆に頭を使うのは苦手。
彼の亡き母・シルリアの人物像はガルシアによると『エイリークに雰囲気が似ていて、優しく、心に強い芯を持った人の心の痛みが分かる女性だった』とのこと。
また、少し魔法を扱えたことから、生前は魔道士だったと思われる。
■ユニット性能
かけだし戦士 LV1
HP-15(70)
力-5(50)
技-2(35)
速さ-3(25)
幸運-8(40)
守備-3(25)
魔防-0(20)
体格-8
移動-4
属性-炎
斧E
【持ち物】
なげおの
2章でガルシア共々同盟軍として登場し、エイリークで会話するか敵全滅まで生存で仲間になる。
ガルシアを仲間にするには自軍加入したロスで会話するか、こちらもクリアまで生き残れば良い。
冒頭のイベントで負傷する為初期HPが5で始まるのが特徴。放っておくと敵ターンで近くの山賊にトドメを刺されてしまうので、アドバイスに従い加入したてのヴァネッサで救出しモルダで治療してとっととエイリークで話しかけて仲間にしてやろう。
余裕があればガルシアも同じく救出して仲間に出来ると良いが、あちらはほっといてもほぼやられないのでいっそそのままクリアしてしまうのもアリ。
初期装備の「なげおの」は非常に優秀で斧で最も威力が低い4しかない代わりに、最高の命中(85)と回数(50)と軽さ(5)を誇る。
さながら
オーシンのプージなのだが、ロス専用ではない上に斧Eなので別に斧を持てるキャラならば誰でも使える。
聖魔の国々はておのなんぞよりこっちを量産した方がいいんじゃないか?
基本的にかけだし時代のロスの育成用として使われて終わる事も多いかもしれないが、命中の高さゆえ中盤以降も十分使える。
が、完全な一品物なのでレギンレイヴともどもコレクターには即刻輸送隊にしまわれる。
見習いユニットの一人であり、その特徴については
こちらを参照。
クラスチェンジ先は
- かけだし戦士1→かけだし戦士2→かけだし戦士3or勇者
- かけだし戦士1→戦士→ウォーリアor勇者
- かけだし戦士1→海賊→ウォーリアorバーサーカー
といった感じで最終的に4つに分岐する。
かけだし戦士3はかけだし戦士2を、バーサーカーは海賊を経由した場合のみCCできる。
ウォーリアには戦士と海賊からなれるが、HP・力・体格の上昇値が高い戦士よりも速さ・守備が強化され水上でも動ける海賊を選ぶべきだろう。
ただし、バーサーカーではなくウォーリアになった時点で水上を移動できる能力は消えるので注意。
勇者になる場合は貧弱なかけだし戦士2を経由する意味がないため戦士からのスタートするのが良く、戦士になるメリットがあるのも勇者を目指す時ぐらいだろう。
余談だが見習い卒業は出撃画面で行う都合上3章開始時点ではCC出来なかったりする まあ普通にやってれば2章でレベル10には届かないので気にする必要はないが。
大器晩成がウリのはずだが、
偏った成長率ゆえに扱いが難しい。
他の見習い職に比べて技・速さ・幸運の成長率で大きく劣るのが欠点で、特にFEで重要な速さが初期値と成長共に低めなのが大きい。
後述するがかけだし戦士の体格の低さと斧(なげおの除く)の重量に加えて鈍足なことがミスマッチ。
戦士系の割にHPの成長率はアメリアと同等、力の成長率はユアンの魔力に若干劣る。それでも全体で見ると両方とも高い部類ではある。
一般的な下級職より10回分レベルアップの機会があり余計に1回分CC補正を得る機会があるとはいえ、
ある程度特化している上で使いやすいユアンや、成長がバランスよくクラスが強いアメリアと比べると、
特化しているのがHPと力のみで他が平均以下の成長という点で見劣りする(速さもだが守備も伸びないので耐久面ではアメリアに総合的に劣っている)。
この辺は登場の早さや初期装備の投げ斧の使いやすさの代償なのだろうか。
最大のネックはやはり鈍足さで、ある程度吟味しておかないと
魔物と戦っている時はそこまで気にならないが、人間を相手にすると途端に追撃されやすくなる。
「むずかしい」だとその魔物相手にも追撃がとれなくなることも。モーサドゥークや
ケルベロス、ゴーゴンなんかは天敵。
メティスの書を使ってもなお速さの成長率が30%止まりなのが厳しい。
今作には
封印の
ゴンザレスや
烈火の
ダーツのような素早い斧使いが全くいない。
ガルシアや
ドズラといったHPと力に特化した連中ばかりであり、この中ではレベルアップの回数が多いロスが最も潜在能力が高い。
しかし実際にはステータスの優秀な勇者ジストや
ジェネラルアメリア、最初から斧Aの
デュッセルなど兼役できる斧使いがそこそこいるため、
ガルムを奪われることも多い。
最終クラスは速さや体格を底上げでき、必殺補正15%や特殊な地形への適応力も得られるバーサーカーが優秀。
力・技・速さの上限値がトップクラスなので育成やり込み時の潜在能力も高く、通信対戦では新人兵士3のアメリアにもガルムで追撃できる。
ジストとの支援会話で「斧一本で強くなる」と語るが、
ゲーム上でもそれがベストだろう。
支援次第だが攻撃力55、必殺59、攻速33、素の回避110前後を同時に実現できる。これが意味するところは語るまでもないだろう。
全体的な期待値は初期バーサーカーのドズラとあまり変わらないが、序盤で速さの成長を吟味する手もある。
専用職のかけだし戦士3は上限値がウォーリアとジェネラルの良いとこどりで、必殺補正も付く。
同じ必殺補正付き斧使いのバーサーカーには技・速さ・体格・地形適応力で劣り、守備・魔防で勝る。
しかし攻速の重要性は上記で述べた通りな上、耐久力はそもそも上限値を活かせるほど伸びない。
フルパラカンスト前提のやり込みだとしても、守備30+支援1~2程度ではさほど意味を成さず、ガルムで最速になれるバーサーカーの方が強い。
新人兵士や魔道士見習いと違い、実用性も
ロマンも乏しいのが残念。
彼の属性が他の新人2人のように雷や光であったなら、防御全振りの支援を固めて守備力35を実現するというロマンが残ったのだが。
勇者やウォーリアとして育てると父と比べてそこまで強くならない…というか、下手したら息子の方が弱く感じるかもしれない。
HP~技の成長率がガルシアより低くウォーリアの力、勇者の技、どちらも活かしきれない為である。
ウォーリアの場合、HPと力は余裕で
カンストし技もそこそこ伸びるガルシアの方がマシに仕上がる事すらある。
HPが低い(それなりの)力だけのウォーリアというのも酷いが、勇者にすると力の高さすら活かせず技や速さの上限値を持て余すのでさらに酷い。
父共々この戦士→勇者のCCはオススメできない。
勇者を主力にするならジストの方がよほど使い勝手が良く強力である。
実用性のバーサーカー、独自性のかけだし戦士3、装備は増えるもののガルシアやジストに劣るウォーリアや勇者といった所か。
アメリアやユアンは目的によって最終クラスの選択に幅が出やすいが、ロスは本編攻略にせよラグドゥ攻略にせよ対戦目的にせよバーサーカー一択であまり困らない。
この点はクラスに悩まないという利点にはなるかもしれない。
本編では育てる手間の割にバーサーカーの潜在能力を活かすほどの成長は見込みづらく、斧使いとしての出番も奪われがち。
一方ラグドゥ遺跡や通信闘技場等ではバーサーカーの高い上限やガルムとの相性の良さが活きるため、やり込み前提でこそ存在感を発揮するキャラだろう。
北米版では同じ見習いキャラであるアメリアやユアンの成長率が下げられた一方、ロスは逆に上がったらしい。
やはり差がありすぎたか…。
相手はガルシア、
ルーテ、
アメリア、
ジスト、
ユアン。
会話内容は強さに関することや年少組同士で励まし合う、女の子を守ろうとするなど。
ガルシア、アメリアとはペアEDあり。
- ガルシア:母親の思い出話と稽古。
- ルーテ:センシガルシアノムスコロス ルーテが俺を守る。
- アメリア:病める時も健やかなる時も。
- ジスト:剣は斧よりも強し つソードキラー 全盛期のガルシア伝説。
- ユアン:お前はバカだが、いいバカだ。
2019年11月から登場。☆3~4の枠で登場するのでよく見かける。
なお、親父は未参戦。
武器は素早さが5低下する代わりに自分から攻撃すると2回攻撃可能な「勇者の斧+」。
Aスキルは戦闘開始時にHPが敵より3以上高い時、戦闘中攻撃+が6増加する「生命の業火3」。
Cスキルはターン開始時周囲2マスの敵の守備を5低下する「守備の威嚇3」。
武器こそ汎用の勇者の斧だが、HPと攻撃が高く勇者アタッカーとして優秀。
☆5に覚醒させるとステータス合計は172と高くなり、死闘いらずで闘技場への運用が可能。
これだけの高ステータスのユニットが低レアで簡単に加えられると考えれば破格の高待遇といえる。
「生命の業火」の効果が優秀で、勇者の斧の2回攻撃で反撃を許さずに倒していくことで維持できる。
更にこのスキルはロス以外では☆5キャラしか持たないので、継承素材としても使い道がある。
継承先は同じHPを発動条件とする「恐慌の奇策」などと組み合わせるのがオススメ。
2023年7月、専用武器『ガルシアの子の斧』を得る。敵から攻撃されても2回攻撃可能な勇者の斧の上位置換。
特殊錬成ではHP+3、自分から攻撃した時または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中敵の攻撃、守備-5、自分が与えるダメージ+戦闘開始時の自分のHPの15%、戦闘後、自分は7回復。
敵の攻撃と守備を下げつつHPが高いほどダメージが上がり、回復も可能に。
追記・修正は斧一本で強くなってからお願いします。
- 見習いの中では一番加入が早くて育成期間は長く取れるのは一応利点。まあそれでも誤差程度だけど... -- 名無しさん (2019-07-05 01:34:40)
- 色んな意味でほぼバーサーカー一択 -- 名無しさん (2019-07-05 03:16:43)
- 初期装備のなげおのが優秀 -- 名無しさん (2019-07-05 04:07:25)
- 速さが伸びにくいからCCボーナスで速さが1でも上がる海賊からのバーサーカーが定番よね -- 名無しさん (2019-07-06 00:12:28)
- 親子で支援組むと属性の関係で攻撃力が殺意に目覚める -- (2019-07-06 19:52:45)
- 成長機会が多くても成長率が前作のドルカスと大差ないからなあ…… -- 名無しさん (2019-07-06 23:43:37)
- 大差ないどころかドルカスの合計成長285%にたいしてこいつ265%なんで普通に弱いですはい -- 名無しさん (2019-07-10 20:23:14)
- 見習い卒業は出撃画面で行う都合上3章開始時点ではCC出来なかったりする まあ普通にやってれば2章でレベル10には届かないので気にする必要はないが -- 名無しさん (2022-09-11 06:24:04)
- ロスここまで酷評してるのなんてここだけだけどな、↑×2なんてドルカスの問題分かってないし -- 名無しさん (2025-06-17 10:46:55)
- 酷評するほどよわかないが、成長率自体は並以下…というよりアンバランス過ぎる。速さと守備がもう少し高ければよかったけど、他の見習二人は加入が遅いのに対してこっちはかなり早いほうだから、あんまり強くすると無双キャラができてしまう…バランス調整とは難しいのです。 -- 名無しさん (2025-06-17 12:40:12)
- 酷評と言うか初期ステが低いのに成長率が残念なのは事実でしょう。 -- 名無しさん (2025-06-17 14:13:24)
- ゼトでクリアできるから聖魔にバランス要求してもな…。 -- 名無しさん (2025-06-20 14:50:29)
- ゲーム難度的にはラグドゥ遺跡が本番と考えれば手間をかけてロスを育てる価値はあると思われる。 -- 名無しさん (2025-06-20 17:31:44)
- ラグドゥは攻速20位の魔物が結構いるんでバーサーカーレベル20でも速さ期待値17のロス連れてく事は被追撃が痛すぎてなかったなぁ、ケルベロスとデスガーゴイルはしゃーないなと思ってたら他の魔物からも追撃食らってて出撃枠から外したわ -- 名無しさん (2025-06-20 20:31:11)
- なんだかんだバーサーカーなので力と速さ(の上限)を兼ね備えてるのはこいつだけ。司祭には勝てんけどラグドゥに居場所はある。無論ロスをドーピングする金でリオン拾って来た方が早い。 -- 名無しさん (2025-06-21 03:56:11)
- その上限に達成するには相当時間をかけてステ吟味するかドーピング前提だからなぁ…ステ吟味が成長率の微妙さのせいでかなりきつい作業になるんだよな… -- 名無しさん (2025-06-21 08:17:11)
- 火力重視ならワイバーンでいいかな。移動も速さもスキルも兼ね備えている。追撃込みで考えると20%で守備無視の貫通は強すぎる -- 名無しさん (2025-06-21 09:11:30)
- 「無音がちらほら起きる」だの「育てても労力に見合わない」だの誇張してまで貶すのはどうなんだよ -- 名無しさん (2025-07-19 22:18:16)
- 何度か上級LV20まで育てたけど、他の下級上がりに比べると1ピンや無音は多かった。 -- 名無しさん (2025-07-21 11:14:38)
- 期待値考慮したら「これならCCアイテム不要な初期上級のドズラでも良かったんじゃね?」ってなるくらい。ドズラは薄幸だがそれだけなら支援つけて穴埋めは出来る。ロスに必要なのは速さ吟味やドーピングってのは同意するしかない。 -- 名無しさん (2025-07-21 12:36:22)
最終更新:2025年07月21日 12:36