ビッグフットの筋グゴン

登録日:2019/12/21 Sat 11:02:5
更新日:2025/07/22 Tue 16:32:10
所要時間:約 5 分 だ!5分だ!!5分だ!!!




今の護星天使は弱すぎて話にならん!


「ビッグフットの筋グゴン」とはスーパー戦隊シリーズ第34作目『天装戦隊ゴセイジャー』の敵キャラクターである。

CV:高口公介

生息地:山奥
特技:筋グ怪力、幽魔ダイナミック
作戦:地球を毒で腐らせて、汚れた星にする
趣味:地団駄を踏む事(嬉しくても踏む)


概要

初登場はepic17。
本作に登場する敵対勢力の総称「悪しき魂」の内の一つ「地球犠獄集団 幽魔獣」の一員にしてブロブの膜インと共にそのリーダーを務める。

未確認生物「ビッグフット」の正体とされており、二足歩行するゴリラのようなゴツい獣人。グロテスクな見た目の相方に比べると幾分かとっつきやすい姿をしている。

一万年前、当時の護星天使との戦いで膜イン共々「エルレイの匣」に封印されていたが、epic16にて流星のデレプタの放った流星弾の一つが匣が埋もれていた崖に命中したことでその衝撃で封印が解かれ復活。
地球を幽魔獣が住みやすい腐った星に変えるべく行動を開始した。

一人称は「俺」。
感情が高ぶると同じ言葉を3回繰り返す癖があり、元ネタはおそらくアニマル浜口の「気合いだ! 気合いだ! 気合いだ!!」だろう。

ゴツい見た目どおり肉体派で武闘派。
頭を使うのは得意ではないらしいが、「戦いに必要なのは知性だ」と断言し、膜インとの連携は上手かったり、決して脳筋一直線なだけのバカでもない。

また自身が連れてきた「スカイフィッシュのザイ粉」が散々な結果しか残さずに散った際には「人選ミスだ」と自らを責めて自傷行為に走ったり、頭が悪いことを内心コンプレックスに思っている等、厳つい見た目や荒々しい言動に反して根っこの方は結構繊細。
相棒である膜インとの結束力は固い。

固定の拠点は持っていない為、普段は膜インとあちこちを徘徊しており、有事の際にはエルレイの匣で地中を掘り進んで現場に駆け付ける。

戦闘能力

ゴツい体格の通り、怪力と「肉の鎧」とでもいうべき頑健な体を持つ。怪力は特殊能力の一種らしく、「筋グ怪力」なる名称で紹介されている。
またウサギ杵(真ん中で持つタイプの杵)のよう棍棒「金グ棒」を武器とし、これをぶん回すだけでなく、地面にたたきつければ衝撃派を起こして攻撃できる。他にも、地団駄を踏んで放つ足形の衝撃波や、口からは火の玉、手のひらからは電撃を放つなど、とにかく攻撃特化ながら小技も使える。

ランディック族(力自慢)のブラックとイエローを同時に相手にとって力負けさせるほどである。

幽魔ダイナミック


幽魔バスター!


揺らめきの幽魔チックパワー!


幽魔ダイナミック...!


パニッシュ!


膜インとの合体技

二本のロッドを持って仰向けになった膜インを砲台に見立てて支え、自分達のエネルギーを合わせて膜インの口から組織のエンブレムを模した光弾を放つ。

元ネタは言わずもがなゴセイジャーのゴセイダイナミックであり、一見ギャグにしか思えない技だが、その威力たるやゴセイジャーを守る為に咄嗟に無防備で前に出てきたとはいえ、あのゴセイナイトに初めて膝をつかせた程高い。

但し、下からの攻撃に対して無防備になる他、杖を失うと発動できないという弱点も存在する。

終盤の活躍

人魚のジョ言の鱗を本人にも気づかれずに悪用したチュパカブラの武レドランによって、膜インに「短気で頭が悪い」「吾輩の相棒に全くふさわしくない」「早く縁を切りたい」と、悪口を言われたと勘違いしてしまい、そのまま膜インと決別し、行方不明になってしまう。

その後、ゴセイジャーと膜イン・武レドランの戦いに乱入。
幽魔獣のトップに立つのは自分だけだと言って、膜インからエルレイの匣を奪おうとして三つ巴の戦いを展開し、その途中幽魔獣を裏切った武レドランによって匣の力でその場にいた者達諸共封印されかけるが、実は始めから膜イン共々騙されたフリをしていただけであり*1、偽の匣を使わせてダメージを負わせた挙句、密かに奪っていた「ビービ虫の巣」で巨大化させ、ゴセイジャーに排除させた。

その後は、武レドランの行動によって判明したエルレイの匣の力を使った最終作戦に打って出た。

途中駆け付けたゴセイジャーと交戦になり、圧倒的な戦闘力や幽魔ダイナミックで一度は撤退に追い込むも、幽魔ダイナミックの弱点を突かれて封じられてしまい、ミラクルゴセイダイナミックを見舞われる。

しかし、それでもしぶとく生き残り、膜インをビービ虫で巨大化させ、彼が倒されたかに見せかけると、その破片を匣に回収し、吸収したゴセイパワーを増幅させた。

地球を膜インにする最終作戦時には、足止めもかねてゴセイナイトと激突。
幽魔ホール内で膜インが倒されたのを知ると巨大化し、怒りのままにゴセイグランドすら下す。

相棒をやられた恨み、命に換えても晴らす!!

しかし、幽魔ホールから帰還したゴセイジャーの操るゴセイアルティメットには手も足も出ず、アルティメットストライクを受けて敗北。

今行くぞ、膜イン…!

という断末魔の叫びを残し、爆散した。

余談

名前の由来は「キングコング」で、モチーフはビッグフットとタランチュラ。

声を演じた高口は東宝特撮幻星神ジャスティライザー』のサイバーナイト・ガーディアスの声以来6年ぶりの特撮出演となり、戦隊シリーズには13年後の『王様戦隊キングオージャー』にてダイゴーグの声で再出演を果たしている。

ちなみにGロッソの特別版ではサイボーグとして復活していたが、あ

追記・修正だ!追記・修正だ!追記・修正だあああ!!

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最終更新:2025年07月22日 16:32

*1 そもそも、筋グゴンとジョ言は顔馴染みであるかのような反応をしているため当然と言えば当然である。