ビッグ・ダディ(ランド・オブ・ザ・デッド)

登録日:2020/1/ 16(木曜日) 11:41:00
更新日:2024/04/28 Sun 11:58:58
所要時間:約 5 分で読めます



ビッグ・ダディ(Big Daddy)とは、映画「ランド・オブ・ザ・デッド」に登場するゾンビである。
※本作のゾンビについてはこちらを参照。

演者は元サッカー選手のユージン・クラーク

概要

本名は不明。シリーズ第一作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』作中にて世界が「脳が損傷していない死人は皆ゾンビとして蘇る」ように変化してしまった後、何らかの要因で死亡しゾンビ化したアフリカ系アメリカ人男性*1。大柄かつ筋骨隆々な体躯でスキンヘッド。黄色い瞳。サークル型の黒い髭を生やしている。
人間だった頃の職業はスタンドマン。
着用している制服である青いツナギには店名の「ビッグ・ダディのガソリンスタンド」のロゴタイプが刺繍されたワッペンが縫い付けられており、これが呼び名の由来。
ゾンビ化以前の記憶や習慣から、かつての職場である「ビッグ・ダディのガソリンスタンド」の事務所を住処にしておりベルの音を聞くと給油場に現れ給油ノズルを手に車を探す仕草をする。

シリーズ過去作に登場した他のゾンビと同じく、走れない・喋れない・痛覚がない・猛獣並の怪力・脳を破壊されない限り不死身という非人間的な特徴を持つが、一方で自我・感情・高い知能といった人間性を有しており、失敗からの学習や苦手を克服するための試行錯誤ができ、他者(他のゾンビ)への共感・同情といった慈愛の心を持つ「進化したゾンビ」である。前作にあたる『死霊のえじき』に登場した「調教されたゾンビ」であるバブとは違い、自然に自我に目覚めた存在。

バブの自我が児童並の未熟なものであったのに対し、ビッグ・ダディのそれはより成熟したものになっている。
性格は高潔そのもので非常に仲間思い且つ勇敢。更に好奇心も旺盛。常に集団の先頭に立ち、仲間の無惨な末路に怒りと悲しみを露にする。また、生首の状態や全身火だるまになっても死ねずに苦しむ仲間に介錯としてとどめを刺すこともある。
他のゾンビと違い理性があるため作中では一度もカニバリズムを行わず、復讐心による明確な殺意に従い人間を襲う。
更に言えば、バブはローガンから人肉を餌として与えられたことで食人欲求が満たされた結果、理性を得たのに対し、ビッグ・ダディは人間の生活圏外で活動していたにもかかわらず、自然に自我に目覚め理性を保っているため、そもそも食人欲が無い可能性が高い

ペンシルベニア州ユニオンタウンに住むゾンビ達のリーダー的存在であり*2、その統率能力は高く、うめき声や咆哮を言語の様に用いて仲間のゾンビに指示を出せる。食事に夢中なゾンビ達も、彼の咆哮一つで即座に食事をやめるほどである。

初登場時点で既に自我を持っており、『死霊のえじき』でバブに自我を芽生えさせたローガン博士と同様に、無知な同胞(ゾンビ)達に叡智を授け、導き、自我に目覚めさせていき、更にはゾンビが苦手とする流水や炎を克服するなど、次第にゾンビにとっての救世主革命家と化していく。

見た目通り怪力・タフで、兵士を殴り殺したり、電源が入っていないコンクリートハンマーで強化ガラスの扉を割ったりできる他、多少の銃撃を受けても怯まない。
また、射撃も上手く、片手で自動小銃を連射して標的に命中させる場面がある。

作中の活躍

ゾンビアポカリプス発生から三年後。
人間達はペンシルベニア州ピッツバーグ市ダウンタウン、通称「ゴールデントライアングル」で暮らしていた。三方を川(アレゲニー川とモノンガヒラ川、そして二つの川の合流地点)に、一方を電気柵に囲まれたこの場所はゾンビの侵入を恐れる必要の無い理想的な立地であったが、僅かな富裕層が高層タワー「フィドラーズグリーン」で優雅に暮らし、大多数の貧民達はスラム街での過酷な生活を強いられる歴然たる格差社会が築かれていた

一方、ある時自我に目覚めたゾンビのビッグ・ダディはピッツバーグの近くにある街ユニオンタウンで、他のゾンビ達と共に人間時代の行動を模倣しながら平和に暮らしていた。
だが、その平和は理不尽に破壊されることになる
物質を調達するためピッツバーグから派遣された傭兵達がやって来たのだ。

身を隠しながら偵察していた物資調達部隊の隊長ライリー・デンボと新入隊員マイクを察知し、近くで手を繋いでデートしていたリア充ゾンビに指示を出し追い払わせる。

その後、調達部隊は花火を打ち上げる。知能が低く大きな音や光に集まる習性を持つゾンビ達は、花火に意識が釘付けになり、無防備な棒立ち状態になってしまうのだ。

知能が高いビッグ・ダディは一人だけ花火の影響を受けずに棒立ち状態の仲間達の肩を揺すり必死に呼び掛けるが、武装し残虐性や狂暴性を露にした傭兵達の手により目の前で仲間達を一方的に虐殺される。
仲間達を物陰に突飛ばし銃撃から守ろうとするも一人は守りきれず生首状態に。介錯として生首を踏み潰し、悲しみの咆哮をあげる

日頃の鬱憤を晴らすかの如くゾンビ相手に暴虐の限りを尽くしてから用を終えて撤退していく傭兵の一人から自動小銃(ステアーAUG)を奪うことに成功すると、傭兵達が去って行った方角に建つフィドラーズグリーンが人間達の本拠地であると確信し、怒りと憎悪を向ける。
人間達があそこに住む限り、今後も同じ悲劇が繰り返されることになるだろう。
これを食い止めるには、今、起ち上がらねばならない。復讐のため、そして自由のために。
戦う決意をした彼はゾンビの革命家と化し、ゾンビの大群を率いてフィドラーズグリーンを目指すことになる。

フィドラーズグリーンへ辿り着くには頑丈な防壁や川、武装した兵士達が待ち受ける基地を突破しなくてはならず、鈍足で知能が低く、人数としぶとさ以外に取り柄の無いゾンビ達にとっては過酷な道程であった。

一晩中群れを率いて歩き続け、明け方にようやく町の対岸にある前哨基地に辿り着く。基地は頑丈な防壁に囲まれていたが、我らがビッグダディはすぐに脆い箇所*3を発見し、豚切り包丁を持った肉屋ゾンビに壊させる。
壊した壁の隙間から奥を覗くと、そこは射的場であり、吊るされて射撃の的にされた同胞達の姿が!!
ビッグ・ダディの怒りは頂点に達するのであった。

その夜、射撃の訓練をしていた兵士二人(ガスとバレット)に奇襲を仕掛け殺害し、更に基地の最後の防壁であるフェンスも仲間達と共に物量にモノを言わせて押し倒し、基地の司令官ブルーベイカー率いる兵士達と交戦*4。遂に自分達を虐げる人間との戦いの火蓋が切って落とされた。
一方、傭兵の一人チョロ・デモーラはピッツバーグ・ダウンタウンの独裁者ポール・カウフマンへの個人的な恨みから部下と共に謀反を起こし、戦闘のどさくさ紛れに改造装甲車「デッドレコニング号」を盗み出すが、そんなことを知る由もないビッグ・ダディは仲間の仇敵であるデッドレコニング号が突然動き出したため興奮し、無意識に銃の引き金を引いたことで初めて発砲。偶然にも銃の使い方を知り(もしくは思い出し)、怒りの咆哮をあげながら去っていくデッド号を銃撃するも効果は無かった。*5

まもなく、ゾンビを舐めきっていたブルーベイカーら兵士達は戦力の要であるデッド号の援護を受けられなかったこともあり、あっけなく殲滅された。そしてゾンビが人肉を喰らうゾンビ映画ではお馴染みの地獄絵図が繰り広げられるが、ビッグ・ダディの咆哮一つでゾンビ達は食事をやめ、行軍を再開する。
目的意識がゾンビの本能を凌駕した瞬間である。

その後、川に行く手を阻まれ立ち往生してしまう*6
しかし、我らの偉大なる先導者ビッグ・ダディは恐怖しながらも勇気を振り絞り、モーゼの如く率先して川へダイブ。*7
同胞達も彼に次いで川へ飛び込んでいく。

まもなく、川底を歩いてダウンタウンに上陸を果たす。

大群を率いてダウンタウンの大部分を占めるスラム街を襲撃し、民間人や兵士が入り乱れる乱戦が繰り広げられる。
この戦闘で救世主ビッグ・ダディ様は仲間のナンバー9にも銃を渡し使い方を教える。また、を付けた缶*8を投げ付けられ火だるまになった仲間を介錯として銃殺。ゾンビの弱点である火を武器として利用できることに気付く。

スラム街が壊滅し、ついにフィドラーズグリーンが目と鼻の先に迫った辺りの工事現場で新たな武器・掘削機を手に入れる。それを見た他のゾンビ達もまた、シャベル鉄パイプといった労働者の道具を手にするのだった。

遂にフィドラーズグリーンにたどり着くと、強化ガラスでできた正面入口を掘削機で破壊*9*10
贅沢三昧をしてきた富裕民達に襲いかかる。

フィドラーズグリーン内では民衆を見捨てて脱出を目論むカウフマンと遭遇。
自分の居城であるタワーがゾンビに侵略された光景を目の当たりにし「貴様ら、ここへ入れた分際か!」と激昂したカウフマンの銃撃を受けたビッグ・ダディは、彼こそが自分達ゾンビを虐げる人間のボスであることに気付いたのか彼を追跡し始める。

その後、地下駐車場で召し使いニップに出口のシャッターを開けさせ車内で待機していたカウフマンに再び襲い掛かる*11
人間時代の記憶を活かし、備え付けてあった給油ノズルで車内にガソリンを流し入れると、突然興味を失ったかのように去ってしまう。

その後、ゾンビに噛まれた状態ながらも復讐のために執念で地下駐車場にたどり着いたチョロとカウフマンが対決。カウフマンの銃撃によりチョロは絶命するが、直後にゾンビ化し、カウフマンが油断した隙に襲い掛かる。
ゾンビ化したチョロとカウフマンが取っ組み合いをしているところでビッグ・ダディは火を付けた缶を手に戻り、その缶をガソリンまみれの車へ転がし引火させ、カウフマンとチョロを爆殺。復讐を完遂した。

その後は復讐を終えて満足したのか、カニバリズムに夢中な通常のゾンビ達はその場に残し、自身と同じく自我に目覚めた「進化したゾンビ」達を引き連れ、生き残っていたスラムの住人らを無視し行き場を求めて去っていった。
もはや彼らは人喰いの化け物ではなく、人間に代わる新たな知的生物なのだ


まとめ

ここまで読めばわかる通り、『死霊のえじき』のバブや『デイ・オブ・ザ・デッド(『死霊のえじき』のリメイク)』のバド・クレイン、『ゾンビーノ』のファイド、『ウォーム・ボディーズ』のR等と並ぶ「大切なもののために行動する自我と感情を持つゾンビ」であり、強大な敵に立ち向かい直接悪を滅ぼした本作の真の主人公といえる扱いである。また、過去作のベンやピーター、ジョンと並ぶ「賢く強い黒人男性キャラクター」でもあり、この手のキャラクターはロメロ映画に頻出するのだが、人外の存在がこの役割を担ったのは初である。
「虐げられし者」「持たざる者」=格差社会におけるホームレスや貧民の象徴として描写されており、だからこそ本作のヴィランであるカウフマンを知恵で倒すラストは感慨深い。
一方で「バブが更に進化したらどうなるのか?」という疑問への回答とも言えるキャラクター造形であり、ラストシーンでは人肉を一心不乱に貪り続ける普通のゾンビ達と、ビッグ・ダディについて去っていく進化したゾンビ達の対比が明確に描かれている。

因みに、「大切な仲間のために武装した人間に立ち向かうゾンビのボス」という部分は、リチャード・マシソンの小説『地球最後の男』を原作とした映画『アイ・アム・レジェンド 別エンディング』に登場するダークシーカー(紫外線が弱点の走る感染系ゾンビ)のボス、アルファ・メイルと共通している。



愉快な仲間達(ゾンビ)

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』で死者がゾンビ化する世界になったあと、何らかの要因で死にゾンビ化した者達。 
ユニオンタウンを徘徊するゾンビ達は他の場所のゾンビよりも人間時代の記憶を色濃く残しており、人間時代の行動を模倣しながら暮らしている。映画冒頭時点で既にビッグ・ダディをリーダーとするコミュニティが形成されており、少なくともビッグ・ダディの指示に従える程度のレベルには「進化」している。しかし、ビッグ・ダディほどのレベルには達しておらず、花火の陽動にはあっさりと引っ掛かるし、道具も使えなかった。

ナンバー9

演者:ジェニファー・バクスター
本名不明。赤い野球のユニフォームを着た青年期の白人女性ゾンビ。金髪で、右顎が抉れて奥歯が露出している。胸と背中に「9」と記されており、これが呼び名の由来。
常にビッグダディのそばにいるため、グループ内では幹部的存在と思われる。
兵士を殴り倒すなど、華奢な見た目に反して怪力。
木製野球バットを持っていたが、中盤でビッグ・ダディから小銃を渡され使い方を教わる。
カニバリズムを行わない。最後はビッグ・ダディと共にダウンタウンを去って行った。

ブッチャー

演者:ボイド・バンクス
本名不明。肉屋の格好をした中年の白人男性のゾンビ。豚切り包丁を持っている。
ナンバー9と同じく、常にビッグ・ダディのそばにいる幹部的存在。 
ビッグ・ダディに命じられバリケードのベニヤ板を破壊したり、手榴弾を投げようとした兵士の手首を切断したりと活躍する。
カニバリズムを行わない。ナンバー9と同じく、最後はビッグ・ダディと共に去って行った。

タンバリンマン

演者:ジャスミン・ゲリョ 
本名不明。タンバリンを持った白人の中年男性ゾンビ。縦縞柄のスーツを着ており、首が曲がっている。人間時代はブラスバンドのタンバリン奏者だった。上記のゾンビ達と同じく、常にビッグ・ダディのそばにいる。
カニバリズムに夢中になるなど、上記の幹部より頭が悪い。
映画中盤にはビッグ・ダディが掘削機を手にしたのを見て自分もパイプレンチに持ち替える。最後は上記ゾンビ達と共に街を去った。

デッドティーネイジボーイ&デッドティーネイジガール

演者:マイケル・ベリサロ&ララ・アマージー
呼び名通り10代後半の白人男女のカップルゾンビ。常に手を繋いでいるリア充
やはり常にビッグ・ダディのそばにおり、序盤から終盤まで地味に登場し続けるが、戦闘に参加せず、武器も拾わず、人も襲わない。デートのつもりだろうか。
そして最後まで何の活躍もせずに上記ゾンビ達と共に街を去って行った。
ただし、ガールの方は未公開映像で男性兵士とディープキス(即死攻撃)している。

ブレイズ

演者:トム・サビーニ
ゾンビ(映画)』に登場した暴走族のサブリーダー「ブレイズ」がゾンビ化した姿。本名は不明で、刃物を複数所持*12していたことが呼び名の由来。ピーター・ワシントンに撃たれプールに落下して死亡後、ゾンビ化した模様。
ビッグ・ダディの仲間の一人としてカメオ出演し、人間時代と同じくマチェーテと怪力を武器にスラムの住人を殺戮する。
口に血がついていないことから、カニバリズムは行わないようである。
シリーズ初の、再登場キャラクターである。

関連人物

ライリー・デンボ

演者:サイモン・ベイカー
日本語吹替:咲野俊介
物資調達部隊の隊長。ビッグ・ダディらゾンビ達が「進化」していることに、作中で唯一気付いた人物
ビッグ・ダディにとっては間違いなく同胞の仇の一人だが、互いに行き場を探している心の同志でもある。
最後は去っていくビッグ・ダディらを見逃している。
日本語版の中の人は後にウィラメッテでゾンビを嬉々として大虐殺することに。

チョロ・デモーラ

演者:ジョン・レグイザモ
日本語吹替:北沢洋
物資調達部隊の副隊長。貧しい暮らしから逃れるためにフィドラーズグリーンに住まわせてもらうようカウフマンにすり寄るも切り捨てられたことに怒り、部下と共にビッグ・ダディらの襲撃に便乗して改造装甲車「デッドレコニング号」を盗み謀反を起こす。
結局、謀反はライリーに阻止されるがビッグ・ダディ達がダウンタウンを襲撃したことを知り、どのみちカウフマンが破滅することに満足してライリーらと平和的に別れた。しかしクリーヴランドを目指す道中でゾンビに噛まれてしまい、どうせゾンビになるならカウフマンを直接殺そうと決意。ダウンタウンへ引き返す。
地下駐車場では辛うじて生きており、スピアーガンでカウフマンを攻撃するも返り討ちにされてしまう。
死んだ直後にゾンビ化、すなわちビッグ・ダディの同族になるが、それにもかかわらずカウフマン共々爆殺されたことから、ビッグ・ダディからは仲間の仇の一人として恨まれていたようである。

ブルーベイカー

演者:アラン・ヴァン・スプラング
ダウンタウンに通じる跳ね橋の入口に設けられた基地の司令官。元ペンシルベニア州の州兵で、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』に登場した「大佐」や『サバイバル・オブ・ザ・デッド』に登場した「軍曹/ニコチン・クロケット」と同一人物。
ビッグ・ダディ達の襲撃を受け、チョロ一味に戦力の要であるデッドレコニング号を奪われたせいでろくな反撃も出来ず、部下共々殲滅された。後にゾンビ化し、自分の手を食っていたところをライリーに発見され、射殺された。

ポール・カウフマン

演者:デニス・ホッパー
日本語吹替:塚田正昭
本作のヴィラン
人間の生活圏であるピッツバーグ市ダウンタウンの独裁者。
自身を含む一握りの富裕層にはフィドラーズグリーンでの裕福な暮らしを提供し、大多数の貧民達をスラムに追いやった張本人。
ビッグ・ダディらゾンビ達やライリーら貧民達が苦しむ全ての元凶。
最後は戦闘経験の少なさ*13、人望の無さ*14、ゾンビ達の「変化」を軽視した傲慢さ*15、今までの悪事*16が全て自分に帰ってくる形で滅ぼされた。


ジョージ・A・ロメロのデッドシリーズ関連項目




追記・修正は川底を歩いて渡ってからお願いします。

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最終更新:2024年04月28日 11:58

*1 外傷は額の小さな傷以外に無いため死因は不明

*2 監督・脚本を担当したジョージ・A・ロメロ曰くこれがバブとの最大の違い

*3 壁は木の板と鉄板で二重になっているが、一ヶ所だけ鉄板が劣化により欠けていた

*4 ブルーベイカーはゾンビ化し、ライリー達に発見された時には自分の手を喰っていた

*5 因みにこの際、ステアーAUGを片手で連射し全弾命中させている。バブと同じく人間時代は兵役を経験したのかもしれない。

*6 本作のゾンビは吸血鬼と同じく大きな流水を恐れる

*7 この際、ビッグ・ダディより叡智を授かり自我が芽生え始めていた幹部ゾンビ達が驚愕の表情を見せている

*8 可燃性の液体が入っている銀色の缶

*9 強化ガラスは一点を突かれると弱い

*10 この時の光景はまるで労働者達が特権階級の者達に反乱を起こしたようであった

*11 ニップはビッグダディの姿を見てキーを所持したままカウフマンを見捨てて逃げ出した。ライリーやチョロと比べて人望が無さすぎる。相当嫌われていたのだろう。

*12 具体的にはマチェーテ、サーベルナイフ

*13 拳銃を手にしながらもビッグ・ダディを仕留め損ねた

*14 ライリーや召し使いのニップにあっさりと裏切られたり見捨てられた

*15 ゾンビを「川は渡れまい」「たかが歩き回る死体」と舐め腐り、「もしも」を想定しなかった結果、大惨事となった

*16 チョロに汚れ仕事を散々させておいて切り捨てた結果、復讐を受けることになった