灰呂杵志

登録日:2020/04/09 Thu 17:47:50
更新日:2025/04/08 Tue 20:48:44
所要時間:約 4 分で読めます





灰呂「頑張れ!出来る出来る!!諦めるなァ!!」


斉木(何をだ)


灰呂杵志(ハイロキネシ)とは、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画斉木楠雄のΨ難』の登場人物である。


【プロフィール】

誕生日:6月18日 
身長:171cm 
体重:58kg 
血液型:AB型 
好きなスポーツ:テニス
CV:日野聡
演:笠原秀幸


【概要】

PK学園高校の赤髪の男子生徒で斉木楠雄のクラスメイト。
2年巛組の学級委員長とテニス部の部長を務める。

寒さにかなり強く、制服は常に半袖。しかも極寒の日以外は袖を全て捲っている。
私服もタンクトップに短パンと夏物を着ていることが多い。

筋肉質な肉体から分かる通り、運動神経は抜群。体力測定の記録はどれも凄く、柔道は有段者だしバイトでライフセーバーをやる等、高校生とは思えない超人的な体力を誇る。
更に下記のような言動からして脳筋のように見えるが将来の夢が教師だからか、テストの順位も181人中6位と文武両道。一方で料理は苦手

ちなみに、連載初期は尻を出すことが多かった


【人物】

とにかく熱い、その一言に尽きる。
何事にも全力で取り組む熱血漢で、対象が体育の授業のドッジボールだろうが体育祭だろうが荷物運びだろうが同じこと。
とにかく魂を燃やす勢いで取り組むためその熱気は凄まじく、かき氷や校庭一面の雪を物理的に溶かす程。そのため皆のストーブでもある。あと中の人が同じだが炎の呼吸とは言わない。

しかし他の人の全力を見たいという気持ちからか、本気を出していない相手にはかなり厳しい。
斉木の事は「底知れない実力を隠し持っている男」と評しており彼が本気を出す姿を見たがっているが、当の本人からは面倒くさいと思われている。斉木が本気を出したら死人が出ます。
なお、本人が思う本気のレベルは「血反吐を吐いたり、脱水症状で倒れたりする」というとんでもない根性論からくるもののため、明智透真からは長文で苦言を呈されていた。
だが、燃堂力の学力や海藤瞬の画力や運動神経など、根性ではどうにもならないことへの諦めは良くも悪くも早い

こんなふうに暑苦しい男だが、作中屈指の真面目な好青年かつ博愛主義者
凶悪なルックスでヤンキー扱いされている燃堂や井口先生、嫌われ者の鳥束零太才虎芽斗吏、松崎にも平等に接するなど、コミュニケーション能力も優れている。風邪で休んだ照橋さんの代わりに自分を犠牲にする姿勢を見せたり困っている人がいたら迷わず助けるボランティア精神も持ち合わせているため(高橋さんは除く)クラスメイトはもちろん教師からの信頼も厚いストーブにして高橋さんに次ぐ人気者。
斉木も灰呂に対しては事あるごとにスポーツや学校行事に引きずり出そうとしている点(本人は完全な善意)については多少ウザがっているものの、燃堂や海藤のように露骨には嫌がらず距離をとりつつも普通に接する事が多く、彼の人柄については高く評価している。

一方で、運動神経が優れている燃堂に対しては激しく対抗意識を燃やしている。
とはいえ規格外かつ天才的な身体能力を誇る燃堂との勝負では、勝利への執着のあまりスポーツマンシップを忘れ汚い手段を取る事も多い。普段の彼らしからねクズいやり方をしたのに勝ち誇っている。おい勝ち誇る所じゃないぞ。

実質、男女関係なく好かれており、カリスマ性はかなり高い筈だが博愛主義やスポーツと勉強に集中しすぎなのが災いして女性との恋愛フラグは中々立たない。
普段から人助けをしているにもかかわらず、バレンタインで貰えるのは義理チョコばかり。
梨歩田依舞の分析によると、「自分だけ優しくしてもらいたいという女子の心理を理解しない限り成就しない」とのこと。もっとも、灰呂自身恋をしたことが無いらしいが。
ただ作中では女友達や彼女がいる男性は少数で照橋さんと絡みがあるだけでもかなりの勝ち組である。







当然、本人が悪意で何かをやらかすのはほぼ無いが良かれと思ってやったことが裏目に出る事はあり、斉木がとばっちりを食らう羽目になる。


【作中での活躍】

初登場は第6Χ。文字通り命懸けでドッジボールに取り組んだ。
その後は丸太を引きずったり、坊主になったり、避難訓練でシャッターを破壊したりとギャグキャラの道を進んでいった。

登場当初は燃堂、海藤に次ぐ登場頻度を誇っており登場人物紹介でもかなり目立った扱いを受けていた。
しかし、作者曰く元ヤンの中分け眼鏡キャラ窪谷須亜蓮の登場後は出番が減少してしまう。
単行本15巻では登場人物紹介に書かれているにもかかわらず、1コマも登場していないという異常事態に。出る作品を間違えたね。多分。

後期は出番こそ減ったものの、サプライズしたり文化祭の打ち上げやカラオケ会に参加したりハロウィンを楽しんだりゴミ拾いをしたり斉木と2人で下校したりとプライベートでの描写もあり、Ψ終Χまで登場していた。


【余談】

名前の由来は発火能力の「パイロキネシス」でキャラ設定は松岡修造がベース。あっちは根性論を嫌っているけど
元ネタまで熱い男である。

なお、作中では一度も下の名前で呼ばれたことがない。


公式で『銀魂』とのクロスオーバーがあったが残念ながら灰呂と声は同じキャラとの共演はなかった。  



灰呂「どうして追記・修正を諦めるんだ!?もっと熱くなれよォ!!」


斉木(お前は何と戦ってるんだ?)

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最終更新:2025年04月08日 20:48