ペコリーヌ(プリンセスコネクト!Re:Dive)

登録日:2020/05/27 Wed 00:30:00
更新日:2024/03/18 Mon 16:31:40
所要時間:約 12 分で読めます





伊達でも仮でも同じギルドの仲間になったんですから、家族みたいなものです。そう思ってもいいでしょうか?


ふふ。誰かと絆を紡げるのって、とっても有り難いことですね。帰る場所があるのって……


家族みたいに、仲良く食卓を囲めるひとたちがいるのって


ペコリーヌとは『プリンセスコネクト!Re:Dive』の登場人物の1人である。
CV:M・A・O

プロフィール

年齢:17歳
身長:156cm
体重:46kg
誕生日:3月31日
血液型:O型
種族:ヒューマン
所属ギルド:美食殿
趣味:食べ歩き、料理


概要

【美食殿】のギルドマスター。
メインヒロインであると同時にもう1人の主人公でもある、明るく元気な女の子。武者修行の最中にランドソルを訪れていた所に主人公らと出会った。

腰まで届く長い髪に頭頂部で一本だけぴょこんと跳ねているアホ毛そしてドクロ親父と全国の騎士くんたちの目を吸い寄せる大きなおっぱいが特徴的。
また、手にしている大剣の刀身には猛獣に噛みつかれたような瑕がある。
髪色は明るい茶髪に見えるが、ストーリー中ではドクロ親父に「金髪」と形容されている。

次回予告でも言う「オイッス~☆」やCMでおなじみの「やばいですね☆」に代表される明るく朗らかな言動や、
誰に対してもにこやかに接し、冗談もよく口にするようなフレンドリーな性格から、美食殿の仲間などを始めとして周囲の人間には親しまれている。*1
その他にも、トモに自身の戦闘能力を見くびるような挑発をされて、「野山で魔物相手に鍛えた実戦型剣術が、町の『お座敷剣術』に負ける訳ありません!(要約)」と言い返すなど、
言うべき時やタイミングでは臆せずにものを言う胆力を備えている。

とにかく食べることが大好きで、料理ならば好き嫌いなく、周囲が目を見張るほどいっぱい食べる。とにかく嬉しそうに食べる。かわいい。
好物はおにぎり(特に天むす)で、ギルドハウス家具の「無限おにぎり」にはペコリーヌだけの特別な演出が存在する。
また、バトルなどで戦う魔物すら美味しく調理して食べる
魔物料理に関しては、一人旅が長かったこともあり、倒した魔物を解体するところから自分でこなせるレベルで習熟しており、
見た目はともかく味は、あまり好き嫌いがない主人公やコッコロはもちろん、キャルですら食べるほどには美味しいらしい
ただし食費が多大にかかるため、ギルド活動の他にはウェイトレスのバイトでお金を稼いでいる。この子、能天気なようで意外にちゃんとしてます。
ちなみに、本当に一番好きなのは大切な美食殿のメンバーと囲む温かな食卓

また、「自分の手で命を奪ったものは、骨まで残さず食べるのが礼儀」という価値観を持っている。
この信条が元になっているのか、キャルの怒った時や驚いた時の口癖である「ブッ殺すわよ!?」を言われた際には、
「べつに殺してもいいですけど……わたしを殺したら、ちゃんと料理して食べてくださいね♪」と満面の笑顔でジョークを返すなど、自身も例外ではないととれる発言をしたこともある。

なお、「ペコリーヌ」は本名ではなく、初めて会った時に空腹で行き倒れていた彼女をコッコロが「おなかぺこぺこのペコリーヌさま」と呼んだことに由来するあだ名。
その語感を気に入ったペコリーヌ本人も自称し始めたことで定着し、美食殿に限らず、周囲からも「ペコリーヌ」の名前で呼ばれており、
中の人からは時に「ペコちゃん」、コラボキャラの本田未央は「おペコさん」等あだ名を更に省略した呼び方をされることも。*2
主人公もすっかり「ペコさん」呼びがデフォになっているが、知性の退行具合が本編より深刻なアニメ版の主人公・ユウキは何故か「ペコ」と違った呼び方をしている。

スキンシップはするのもされるのも全く抵抗が無く、好意は積極的に示すため劇中では頻繁にキャルなどに抱き着いたりすりすりしたりしている。かわいい。
男性である主人公に対しても同じであり、一緒に釣りをしている最中に大物をヒットさせた主人公を支えるべく彼の背後に周りそのまま彼の背中に胸を押し当てながら竿を引き上げる、
ギルドハウスでタッチすると「無礼者~、なんて冗談です♪ どんどん触っちゃってくださいなどと言い出すなど、
その性質はオープンを通り越して無防備に近い。


その正体はランドソル王国の王位継承者「ユースティアナ・フォン・アストライア」
つまり正真正銘のお姫様だが、覇瞳皇帝(カイザーインサイト)に自分の名と立場を奪われ、追われる身となってしまった。
しかも単に成り代わられただけでなく両親など周囲の人間の記憶も改変されており、その奪還が彼女の目的である。
『すべてを忘れた』主人公とは、『すべてに忘れられた』点で対比されているキャラクターである。

ちなみに戦闘で用いる大剣や鎧の他に「王家の装備」という特殊な武具を身に着けており、
これを使うことで一時的に身体能力などが跳ね上がり、こと真っ向勝負では敵なしと言えるほどの比類なき強さを発揮できるが、
持続時間の短さと使用後に強烈な空腹に襲われることが欠点。
身体のどこに納まっているのかと不思議がられるほど大量の食事を摂るのには、この「王家の装備」の燃費の悪さも影響しているのである
ただしあくまでも「とんでもない量を食べる」事への理由付けであり、食に対する強固な信念やゲテモノ食いに抵抗が無い事などは素のメンタリティである。*3

本作のメインヒロインの代表格でありながらメインストーリーでは序盤から中盤にかけて全くと言っていいほど出番が無かったが、
第一部終盤のストーリーでは断片的に示唆されていた自身の境遇や主人公達との関係が深く掘り下げられ、メインヒロインとして活躍した。


現実世界でのペコリーヌ

現実世界ではお忍びで来日しているとある国のお姫様、ユースティアナ・フォン・アストライア
愛称はティアナだがこっちでも主人公にペコリーヌとあだ名をつけられていた。
mimiの故障により翻訳機能が使えず往来で困っていた彼女を主人公が助けたのが初対面。
また翻訳が必要な事からも分かる通り本来は日本語を喋る事ができず、アストルム内でも時折翻訳のバグで他者には通じない言語(=母国語)を喋っている描写がある。

旅行好きな性格で、無理を言って両親が外交のために世界を巡る旅に同行している。アストライア王家は「レジェンド・オブ・アストルム」の大きな出資者であり、
そのためか主な舞台となる大陸の名前が王家のファミリーネームからアストライア大陸だったり、
プレイヤーとなったペコリーヌに運営から上記の王家の装備である特別なアイテムがプレゼントされている(本人は内心遠慮したいらしいが)。

現実世界の主人公とは以前アストルム内で出会っているらしいが……。*4

なおアストルム内でも本名が「ユースティアナ」になっている事、「ペコリーヌ」がゲーム内外問わず後から付けられたアダ名である事を考えると、
ゲーム内で登録されたユーザー名はあくまでも「ユースティアナ」の模様。


ユニットとして

通常バージョン

初期から使える配布キャラの1人で、前衛のタンク。レア度は☆1。高いHPに加えて、自分自身でもHP回復できるためギリギリまで味方の壁役を務められる。
攻撃力が低く、ユニオンバーストを使用してなお火力は全く期待できない純然たるタンク。初期は盾役としても心許ないが、才能開花でレアリティを上げると頼もしい壁として機能してくれる。

☆6に覚醒させることでUBの物防・魔防の自己バフや自己回復が強化されるだけでなく、HPの割合に応じて物攻自己バフもかかるようになり、
タンクとしてさらに強力になると共に、サブアタッカーの役割も持てるようになった。
スキル「ランチタイム」は魔法防御力アップと回復、専用装備があれば物理魔法吸収バリアまで張るため非常に硬い。
アリーナなどで彼女に対峙することになったら、なんとか邪魔をしてスキルを中断させたい。
なお、実際にこの対策が成功するとペコリーヌが手に持ったおにぎりが消えるため、「おにぎりをはたき落とす」と形容されることも。弱体化どころか怒ってパワーアップしそう

水着バージョン

前衛の物理アタッカー。レア度は期間限定☆3。
前衛でも比較的後ろに配置され、強力な範囲攻撃スキルを持つ超攻撃的ユニットとなっている。
ちなみに、☆3のイラストが何故かコラを疑うレベルで『グランブルーファンタジー*5に登場するカタリナの水着バージョンとそっくりであり、
初実装時はプロデューサーの木村唯人氏などがTwitterでネタにしていた。なお、両ゲームのスタッフ曰く全くの偶然とのこと。

プリンセスバージョン

前衛のタンク兼物理アタッカー。レア度はプリンセスフェス限定☆3。
ストーリー2部でユイと共に発現させた『プリンセスフォーム』の姿。
大剣を構えたポーズや光の翼からデスティニーガンダムと称されている。

タンクではあるがスキルやUBはかなり攻撃的であり、☆6ノーマルほどは硬くないがトップクラスのアタッカーに匹敵するほどの火力を出せるのが持ち味。
ユニオンバーストはHPが半分以上の時は残りHPの多さに応じて威力が変動、半分を切っている時はHPが0になった時に戦闘不能にならずにHPを回復させるバフをしばらくの間自身に付与する。
基本はサブタンク兼アタッカーとしての利用だろう。
ユニオンバースト時の後者の能力は非常に強力で、アリーナでは「UBまでに倒しそこねたら、自身の能力に加えサポキャラの回復・防御バフのせいで全く倒すことができなくなる」という事態によくなる。
ユカリなどと同時に編成されている時は要注意である。

ニューイヤーバージョン

前衛の物理アタッカー。レア度は期間限定☆3。
コッコロやキャルより1年遅れてプレイアブル化された。配置は前衛でも後ろの方。
自分のHPが高いほど攻撃やバフの性能が上がるが逆に低いと恩恵が少なくなる。
なお回復スキルがないので効率運用するならヒーラーと一緒に運用したい。


外部出演

グランブルーファンタジー

2018年12月のコラボイベント「蒼空の食卓を共に」でコッコロ&キャル&プリコネ主人公ともどもゲスト出演。
「グルメ街」の大食い大会に参加して優勝する食欲魔人っぷりを見せつけた。
クラスは光SSR。HP回復攻撃だけでなくかばうスキルもあり、フェイトエピソードで解放される高揚/闇ダメージ軽減スキルと合わせて壁役向き。
3ターンごとにおにぎりを食べてHP小回復するサポートアビリティもあるが、その分敵に狙われやすくなる。
おまけに回復にプレイヤーが介入できないので、日課のマグナ狩りに連れて行ったりするとゾンビ化*6食らった後におにぎり食べてダメージなんて事も。ヤバいですね☆

2019年5月にサイドストーリー入りした為、今から始めてもいつでも入手可能で、初心者はとりあえずサイドストーリーでペコリーヌとコッコロ(風SSR)を取っておけと言われるくらいには活躍している。*7
実際、キャラが増えて編成が煮詰まってくるまでは光属性の壁役としてかなりの長期間活躍してくれる。

Shadowverse

2019年3月28日、第12弾カードパック『鋼鉄の反逆者(リベリオン)』のリリース開始とともに、リーダースキンが販売された。クラスはロイヤル
立場上は単なる流浪の剣士なのに「ロイヤル」扱いされている時点で結構なネタバレであるが…まぁ「プリンセス」って言っちゃってる時点で今更か*8
自社コラボなので期間限定ではなく、いつでもクリスタル(課金アイテム)500個で購入可能である。
また当時のコラボミッションで、ペコリーヌのイラストが描かれたスペルカード「白刃の剣舞」(元々存在した同名カードのイラスト違い)を手に入れることができた。

白刃の剣舞


細切れですよー!

登場カードパック 鋼鉄の反逆者
2コスト スペル シルバー
ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。これを「自分のフォロワーの最大攻撃力の値」と同じだけ行う。上限は10回。
エンハンス5*9ダメージを与える前に、自分のフォロワー1体を+2/+2する。

また第15弾カードパック『アルティメットコロシアム』では、ロイヤルのレジェンドレアのフォロワーとして実装された。
PVにもちゃっかり出演しており、プリコネキャラの収録をいち早くユーザーに知らせることとなった。

空腹の姫君・ペコリーヌ


美味しいご飯のために!

全力全開!細切れですよー! プリンセスストライク!

登場カードパック アルティメットコロシアム
3コスト フォロワー レジェンド 指揮官
3/2
突進*10
自分のターン終了時、+0/+1する。
ファンファーレ*11ユニオンバースト10*12;+3/+3する。相手フォロワー1体に5ダメージ。

3コストの突進フォロワーとして使うこともできるが、基本的にはユニオンバーストの発動を狙う。
ユニオンバーストが発動すると、場の相手フォロワー1体に大ダメージを与えた上でペコリーヌ自身も3コスト6/5の大型フォロワーになり、さらに突進も持っていることから盤面制圧に長けた性能になる。
おまけにユニオンバースト関係なく毎ターン体力が増えていくため、相手からすれば絶対に放置はできない。
プレイ時ボイスは二種類あり、上は通常プレイ時、下はユニオンバースト発動時となる。

アルティメットコロシアム期のロイヤルは、不戦世界のサムライたちをはじめとする進化に関連した強力なカードが多く存在しており、
ペコリーヌはそれらのカードとのシナジーを生かしたミッドレンジ*13型のデッキ、『進化ロイヤル』のキーカードの1枚として環境で活躍した。


さらにはソロプレイの期間限定の「クエスト」では中級でペコリーヌとカードで対戦できた。
使用クラスはロイヤル、利便性の高いカードがたくさん編成されたデッキを使う。

セブンズストーリー

騎士くんが触った宝石が放った光に包まれて向こうの世界に訪れ、はぐれた騎士くんの捜索と食材の探求に走り回る。
イベント名も「まだ見ぬおいしいご飯のために」であり、短いながらイベントの主役として立ち回る。
キャルに抱きついたり、マモノを食べようと言い出したり、「おにぎりニンジン」を気に入ったりしている。
会話イベントでも料理人や大食いキャラ、飲食店のウェイトレスと絡んでいる。
そしてマモノ料理を披露した。*14周囲は(現地の料理人も)引いていたが、味は好評なようだ。

「オイッス~☆見たことのないマモノがたくさん…!これは美食の世界が広がりそうですね!」

腹ペコ王女 ペコリーヌ
レアリティ5 光属性 大剣 歩行
異世界 女性 青年 人間

限定の大剣ユニットとして実装。デフォルメ3Dモデルで動くペコを堪能可能。
固有スキルに毎ターンの自動回復と高HP時の移動・火力上昇を持ち、サブスキルで挑発を、編成効果は味方の防御力上昇を行う。
強敵から周回までオールラウンドに活躍できるといえるだろう。

イベントの閉めに、帰還方法が見つかってないにもかかわらず新しい食材を探しに行こうと宣言する。
セブスト民にとっては見慣れた光景*15だが、それでいいのかペコリーヌ……


余談

1周年記念に行われた人気投票では、☆1キャラ部門で2位に入賞した。

実はコッコロやキャルのような『Re:Dive』からの新キャラではなく、無印版のエピローグで先行登場している。
役回り的にはアストルムに新たに参入した初心者プレイヤー。
ただし主人公との自己紹介が行われる直前でお話は一旦幕を閉じることになり、名前も「???」となっている。*16





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最終更新:2024年03月18日 16:31

*1 「弱っちい」「女の子達に守られて良いご身分ですね!」のような発言もあるが、前後の描写あるいはニュアンスで冗談と分かるようになっていたりと心優しさが強調される描写が多い。

*2 たまに「ペコさん」と呼ばれてたりもする。

*3 ネタバレになるので詳細は伏せるが、後々に似たような状況になった他のキャラは普通にケーキや料理を食べていた。

*4 実際ペコリーヌにおける現実編は本編の前日譚となっている。

*5 開発は同じCygames。

*6 回復効果がダメージになる。

*7 キャル(闇SSR)も初心者なら十分強くはあるんだが、他二人が強すぎる。

*8 ついでに言うと、シャドバにおける『ロイヤル』クラスのカードは剣士や騎士などをモチーフとしたキャラクターが描かれたものが大半なので、「流浪の剣士」のペコリーヌがこのクラスのリーダースキンになることに対する違和感はさほどなかったりする。

*9 カードのプレイ時、自分の残りPPがエンハンスの後に書いてある数字以上なら、コストを支払う代わりに数字ぶんのPPが減り、能力が発動する。

*10 召喚したターンでも相手のフォロワーを攻撃できる。

*11 手札からPPを支払って召喚した場合に発動する能力。他のカードの能力等でPPを支払わずに召喚した場合は発動しない。

*12 「ユニオンバースト X」と書かれた能力は、Xターン以降にプレイすると発動する。Xの数字はこのカードが手札にあるときに自分の場のフォロワーが進化する度に-1される。

*13 横展開重視の中速デッキのこと。

*14 恐らく材料はゲイザー種=巨大な目玉。

*15 外部コラボイベントの最後は、「帰還方法がみつかるまで同行」「帰還方法は見つかったがもう少し滞在」が通例となっている。おそらく、イベントキャラがどの時間軸でも居ても矛盾がないようにするためだと推測される。

*16 上記の「ゲーム内で会ったことがある」ことがこれを指すのかもしれない。ただし状況が明らかに異なっており、この点が今後の伏線になっているのかもしれない。