日向坂で会いましょう

登録日:2020/06/20 Sat 01:25:02
更新日:2024/08/23 Fri 20:24:40
所要時間:約 17 分で読めます





『日向坂で会いましょう』


待たせたな!

さあ始まりました『日向坂で会いましょう』。今日も元気な日向坂メンバーです!


日向坂(ひなたざか)()いましょう』(英称:Let's meet at HINATAZAKA)はテレビ東京系列で2019年4月8日から毎週月曜午前1:05~1:35に放送中の日向坂46のバラエティ番組である。オープニングテーマは「ときめき草」。
略称は「ひなあい「ひなまし」「ひなましょう」

当記事では、グループ改名前のけやき坂46時代(2018年4月9日~2019年4月1日*1)に放送されていた前番組『ひらがな()』についても一体的に記述する。


概要

この番組は、そんな日向坂46のメンバーたちがさまざまな企画にチャレンジし、苦難を乗り越えトップアイドルへと成長していく姿を追いかける番組である。
この1時間前の0:00~0:30には乃木坂46による『乃木坂工事中』、30分前の0:35~1:05には櫻坂46による 『そこ曲がったら、櫻坂?』*7が放送されており、当番組は坂道3番組のトリになっている。
ちなみに、各番組開始時のMCの叫びはそれぞれ「ドン!(乃木坂工事中)」「バコーン!(欅って、書けない?)→サクッ!(そこ曲がったら、櫻坂?)」で、それに倣ってか『ひらがな推し』でも「チュッドーン!」と擬音で揃えていたが、『日向坂で会いましょう』になってからは番組名にちなんで、オードリーの恩師でもある渡辺正行さん(コント赤信号)の「待たせたな!」になっている。


特徴

一方、いろいろぶっ飛んではいるとはいえまだまだ「正統派アイドルバラエティ」と言える他の2番組に対し、当番組は潔いほど「お笑いに振り切っている」のが特徴であり、メンバーのポテンシャルもあってほぼ毎回壮絶なカオスを呼ぶことになる。

  • 大喜利
坂道シリーズの先輩とも言えるAKB48をはじめ、たまに「モノボケ大会」や「お笑い力チェック」として行うことが多い大喜利であるが、当番組は割と頻繁に行われており、その打率もかなり高い。
あまりの多さに「大型大喜利番組」と称されることも(元ネタは「大型クイズ番組」こと内村プロデュース。ちなみに両番組とも同じ制作会社である「KMAX」が制作している)。
近年では他の番組(いわゆる「外仕事」)に出演することが多く、そこでも養われた大喜利力で爆笑を取り、共演者からも「すごい」と絶賛されることさえある。『ひらがな推し』時代から行われているため、冷静に考えると「デビュー年数<大喜利歴」である。

  • 贔屓
多くのアイドル番組ではMCが特定のメンバーを推すことはあまり好ましいものではないというのが一般的だが、当番組においてはMCオードリーの2人ともが気に入った特定メンバーの贔屓をしている。
一方、その贔屓を軸に「MCにハマりたいメンバー」という対立構図もできており、その構造やアピール合戦がさらなる面白さを呼んでもいる。

  • 春日派と若林派
上記に関連して、逆にメンバーのオードリーへの支持、いわゆる「春日派」「若林派」の派閥も構成されているとされる。とはいえ、『ひらがな推し』時代のアンケートによれば2vs17で若林派の圧勝であり、春日派は高瀬と富田のみ……どころか、後者は「別に春日さんに投票した覚えはない」と白を切り、相方である松田とのSHOWROOMでも「ビジネス春日派」と断言されており、事実上高瀬のみが唯一の春日派として機能していたが……。

  • キン肉マン、野球ネタ
『ひらがな推し』時代より、オードリー共通の趣味である『キン肉マン』に関連したツッコミやネタを仕掛けることが多く、メンバーも当初は全く反応できなかったが、春日の誕生日記念では職権濫用に近い形でまるまる1回を使って「キン肉マンを習得しよう」という企画を実施。その結果、メンバーもキン肉マンについてかなり詳しくなったようで、番組内でもたびたび披露するなどアイドル番組らしからぬ空気の一因になっている。
また、野球に関してもオードリーに加えてメンバー内にも野球好きがいることから「始球式」を目指して企画を行っており、特に「『日本の日向』と呼ばれる宮崎県日向市→宮崎で春季キャンプを行う読売ジャイアンツ」という関連から、「東京ドームで始球式」を最終目標とするなど野球に関して力が入っている。
そして、2019年9月3日にHARD OFF ECOスタジアム新潟で行われた巨人 vs 中日ドラゴンズ戦では久美・高本が番組に内緒で始球式を行っており、さらに神奈月原辰徳監督(野球界おひさま第1号)に写真集をプレゼントしたり*8、応援歌「闘魂こめて」を踊ったりした。残念ながら巨人は3-4で敗北。
その後、2021年5月25日にはローソンとのコラボの一環として、横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ vs オリックス・バファローズ戦にてローソンの店員に扮した加藤も始球式を経験。なぜか海外サイトでも話題になり、試合はホームラン4本を含めた7-0でDeNAが快勝。チームは以後も躍進を続け、それまで勝率3割以下というセ・リーグ最下位の成績ながら最終的にはオリックス・阪神タイガースに次ぐ3位で交流戦を終えた。
1年後の2022年5月31日には、同様のカードで念願かなって山口も始球式を経験した。こちらも試合は4-1でDeNAが勝利。

  • テロップ、小ネタ
『乃木坂工事中』と同様に、番組内でツッコミとして表示されるテロップや小ネタにもさまざまな仕掛けが凝らされている。あちらは「無駄ゆうき」「気づいたら肩重い」などメンバーの名前や楽曲をもじったネタが中心なのに対し、こちらは過去のオードリーやメンバーの発言、前述したキン肉マンや野球関連はもちろん、各メンバーの外仕事や『ヒルナンデス!』『あちこちオードリー』『オードリーのオールナイトニッポン』などのオードリーのレギュラー番組、果ては若年視聴者層には伝わりにくい1990年代・2000年代のテレビ番組やJ-POP・ドラマなど、そのネタ元は芸能・スポーツ・漫画・ゲーム・時事ネタと極めて多岐に渡っているのが特徴で、本放送1回の視聴で全てのネタ元を理解するのはほぼ不可能。そのため、録画を見直しながらネタ元を洗い出すというさながら推理ドラマ並みの作業と熱量を持って見るという楽しみ方もある。
最近では「セットよりもテロップに予算をかけている」とまで評されており、実際に元ネタの番組で使用された際の発言テロップをフォントまでほぼ忠実に再現していることも多い。


出演者

日向坂で会いましょうの出演者」のページを参照。


作品



企画

日向坂で会いましょうの企画一覧」のページを参照。



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最終更新:2024年08月23日 20:24

*1 実際には2019年2月11日に日向坂46に改名したため、最後のラスト数回は「日向坂46」名義での出演である。

*2 1期生オーディションの合格発表までは「鳥居坂46」。2020年10月14日以降は「櫻坂46」。

*3 一般的に、「けやき坂46」と書いて「ひらがなけやき」と読まれることが多い。近年ではアンダー扱いする記述は見られず、「欅坂46の中のチーム」「二卵生の双子」という見方もあるほか、櫻坂46キャプテンの菅井友香は「仲間」と言及したこともある。

*4 同様に、姉グループも「漢字欅」と呼称されることもあった。けやき坂46が日向坂46になってからは区別の必要がなくなった上に、その欅坂46も現在は櫻坂46に生まれ変わっているため、今となっては過去の名称になっている。一方、「ひらがなけやき」の方は現在でも用いられることがあり、当時の楽曲を紹介する際に「ひらがな、けやき坂46で……」と述べることがある。

*5 もっとも、あちらのファンはともかくメンバーからは概ね友好的に接してもらっていたといい、今日になってもその関係は続いている。

*6 複雑な結成事情ゆえ、グループ名自体は「けやきざか」で同名であることから読み言葉では区別が難しく、世間からの混同も避けられなかった。

*7 欅坂46時代は『欅って、書けない?』。

*8 偶然か否か、その前に放送された『欅って、書けない?』でも原監督の話題が挙がっていた。

*9 ただし、櫻坂46も欅坂46時代は全員選抜制だった。本来は9thで初の選抜制度が導入される予定だったが、最終的には実現はおろか発売すらされず、幻に終わっている(後にアルバム「永遠より長い一瞬 ~あの頃、確かに存在した私たち~」に収録)。

*10 厳密に言えば櫻坂46にもアンダーの概念はないが、3列目は曲によって変動することから表題曲メンバーとて例外ではなく、その点では事実上のアンダーとも考えられており、実際に3列目のメンバーのみによる「BACKS LIVE!!」も開催されている。