登録日:2012/04/10 Tue 18:52:42
更新日:2026/08/20 Thu 10:56:44
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◆概要
《裸の王様/The Emperor's Holiday》
永続罠
フィールド上の全ての装備カードの効果は無効となる。
フィールドの装備カードの効果を無効にする。
装備カードであればモンスター・魔法・罠全てを無効化できる半面、フィールド以外での効果は無効化できない。
イラストは立派な髭をたくわえ王冠にマント、靴と短パンのみを着た王様が庶民に手を振っている。
つまり上半身は裸。
◆元ネタ
『裸の王様』とはアンデルセン童話にある命題のこと。
高い地位にあって反対する人間がおらず、自分の思い通りに全て叶うため、良識や道徳を見失っている気の毒な人を表したエピソードである。
ある日、おしゃれ好きな王様に布織職人を名乗る詐欺師が「馬鹿や身分不相応な人には見えない布」を織れると嘘をつき、興味を持った王様はその詐欺師に「
馬鹿や身分不相応な人には見えない布」で作った(『
裸』という名の)服を注文した。
しかし、自称職人は傍目には空の機織機を動かすばかりで、出来上がった「馬鹿や身分不相応な人には見えない服」は家臣には勿論、
当の王様にも視認出来ない。
ここで怒るなり褒めるなりして突き返せば良いものを、この王様は見栄を張ったのか
開放的な自分を気に入ったのか、見えてもいない服を何故か褒め称えてしまう。
終いには
この服でパレードに出るとか言い出したため、家臣達もやんわり止めようとするが「お前達は
馬鹿者だから服が見えていないのじゃ!」と聞き入れて貰えない。
そもそも怖い王様で有名だったためあまり強いことも言えず、王様にそう言われると本当に「馬鹿には見えない服」な気がしてくる…。城の人間はウキウキの王様と見えない服に頭を抱えるばかりだった。
結局、王様はその見えない服を着てパレードを決行。
殆どの民衆達は「あれが見えない服ねえ…」と関心したり、「(どう見ても裸だよなあ…)」と空気を読んで見ないふりをしていたが、案の定「あれは裸じゃないのか」と噂する者もいる。それでも王様は「彼等は身分が低いからワシが裸に見えるのだな…」と相手にしない。
しかし、純粋な子供にまで「どうして王様は服を着ないの?」と突っ込まれてしまい、さっきまで感心していた大人達も「えっ…裸?」と困惑。王様も「まさかワシは本当に裸でパレードしているのだろうか…」とパレード終了まで不安にならざるを得なかったという…。
「馬鹿と身分不相応な人には見えない服」が見えるのは本当に馬鹿な大人達と卑しい詐欺師だったという、中々に考えさせられるオチである。
もしかしたら、このイラストに描かれている王様も「馬鹿や身分不相応な人には見えない服」を着ているつもりなのかもしれない。
かつてはキングともてはやされるも、色々あって
ニートとなってなお贅沢の限りを尽くしていた一時期の
ジャック・アトラスは、まさしく「裸の王様」と呼ぶに相応しかった。
ドラガンは自分の試合に八百長があったことを知らなったそんなジャック・アトラスを「裸の王様」と呼んだ。
効果としては別に王命で「脱げ」と言っているのではなく、装備する意味がないのだから何も装備していない状態でも違いがないという、正しく裸の王様みたいになるということか。
◆評価
装備カード限定のメタカードだが、そもそも装備カード自体マイナーな遊戯王OCGでは活路が見いだし辛い。
更に言うと無効化するより除去したほうが有用ということもある。
それなら破壊対象が相手のカードだけで永続魔法も破壊でき、
バーン効果もある《魔法効果の矢》があるのでメタカードとしても不十分。
【甲虫装機】という装備モンスターを使うガチデッキが登場したが、《甲虫装機ダンセル》等のサーチ・サルベージ効果は無効には出来ない。
普通は他のデッキ相手にも使える、《
連鎖除外》や《
エフェクト・ヴェーラー》が優先されるだろう。
こういった事情もあり、活躍の場を見出すのは難しい。
◆関連カード
かなり昔のカードだが2010年に発売された
STARSTRIKE BLASTで「王様」が描かれた《暴君の威圧》が登場した。
その後も9弾連続で「王様」が暴君として描かれたカードが登場している。
イラストには他のモンスターも登場しており、世界観を広げるのにも一役買っている。
☆第1弾 STARSTRIKE BLAST
永続罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する元々の持ち主が自分となるモンスターは、このカード以外の罠カードの効果を受けない。
効果は自分が持ち主となるモンスターへの罠耐性付与。
《
スキルドレイン》《
激流葬》など、モンスター全体に影響を及ぼす罠とは好相性。
イラストは《裸の王様》が《
切り込み隊長》を威圧している。
傷のつき方からして《戦士の生還》の後のイラストとみられる。
☆第2弾 STORM OF RAGNAROK
永続罠
自分フィールド上に存在するモンスター2体をリリースして発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、お互いに手札及びフィールド上で発動する効果モンスターの効果を発動できない。
手札とフィールドの効果モンスターの効果の発動を封じる。
各種
手札誘発も封じられ、拘束力は高いもののコストの捻出が課題となる。
イラストは《裸の王様》が《戦士ラーズ》に暴言を吐いている。
☆第3弾 EXTREME VICTORY
永続罠
自分フィールド上に存在するモンスター2体をリリースして発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、相手はデッキから魔法カード1枚を墓地へ送らなければ魔法カードを発動できない。
相手の魔法カードの発動にコストを付与する。
ただしデッキから墓地へ送るコストのため、デッキ圧縮や墓地肥やしを助けることにもなりうる。
コストの重さも悩みどころ。
☆第4弾 GENERATION FORCE
- 《暴君の暴飲暴食/Tyrant's Tummyache》
永続罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、お互いにレベル6以上のモンスターを特殊召喚する事はできない。
自分の手札が3枚以上の場合、このカードを破壊する。
《ヴェルズ・オピオン》に似た特殊召喚制限を科す。
あちらより対応範囲は狭いが、罠カードゆえにチェーン発動できるのが強み。
ただし手札枚数次第で自壊するのでプレイングには注意が必要。
イラストは《裸の王様》が鶏の丸焼きや生
焼き肉を食べている。
- 《油断大敵/Asleep at the Switch》
通常罠
相手のライフポイントが回復した時に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。
モンスター除去ができるが、発動条件が相手のLPが回復した時と限定的。
手札コストはあるがいつでも発動できる《サンダー・ブレイク》があるのも向かい風。
イラストは《裸の王様》の後ろに《ドリーム・ピエロ》が忍び寄り、ハンマーで《
強欲な壺》と《謙虚な壺》を壊そうとしている。
☆第5弾 PHOTON SHOCKWAVE
- 《暴君の自暴自棄/Tyrant's Throes》
永続罠
自分フィールド上に存在するトークン以外の通常モンスター2体をリリースして発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、お互いに効果モンスターを召喚・特殊召喚する事ができない。
効果モンスターの召喚・特殊召喚を封じられ、拘束力は高い。
ただしコストの縛りと重さがあるため、採用できるデッキは限られる。
イラストは《裸の王様》が泣きながら暴れており、兵士が止めにかかっている。
☆第6弾 ORDER OF CHAOS
- 《大革命返し/The Huge Revolution is Over》
カウンター罠
(1):フィールドのカードを2枚以上破壊するモンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし除外する。
複数除去に対するカウンターができる。
《スターライト・ロード》と似ているが、相手フィールドも含む・スペルスピードが高い・ダメージステップでも発動可能といった違いがある。
イラストは《大革命》の3人が追い詰められている。
とうの《裸の王様》は「王宮シリーズ」の建物の中で呑気にお茶を飲んでいる。
☆第7弾 GALACTIC OVERLORD
永続罠
相手のカードの効果によって自分が1000ポイント以上のダメージを受けた時に発動できる。
その時に受けたダメージ1000ポイントにつき、このカードに倍々カウンターを1つ置く。
次の相手ターンのエンドフェイズ時、このカードを破壊してこのカードに乗っていた倍々カウンターの数×2000ポイントダメージを相手ライフに与える。
1000の効果ダメージごとにカウンターが乗り、相手エンドフェイズにカウンターの数×2000ダメージを与える。
ただし端数は無視されるため、ダメージ量によっては倍返しにならないことも。
イラストは裸の王様が沢山の民に追い詰められている。
民は《裸の王様》の民、《裸の王様》に裾を掴まれている人は《大革命返し》の王様の側にいる人、《裸の王様》を止めている兵士は《暴君の自暴自棄》に登場している。
民の中に《薄幸の美少女》と《薄幸の乙女》のようなキャラが混じっている。
☆第8弾 RETURN OF THE DUELIST
通常罠
元々のレベルと異なるレベルのモンスターが、フィールド上に表側表示で存在する場合に発動できる。
フィールド上のモンスターを全て裏側守備表示にする。
レベルが変わったモンスターがいれば、フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にできる。
ただ条件なしで発動できる《皆既日蝕の書》などがあるのがきつい。
イラストでは《裸の王様》が王位を追われ、別の王が玉座に座っている。
☆第9弾 ABYSS RISING
カウンター罠
自分の墓地に存在する魔法・罠カードと同名のカードを相手が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、この効果で発動を無効にしたカードと同名のカードを自分の墓地から1枚選んで手札に加える事ができる。
相手の魔法・罠を無効にしつつ、その同名カードをサルベージできる。
ただし無効にできるのは「自分の墓地にあるカードと同名のカード」であり、無効にしたいカードの同名カードをあらかじめ墓地に送る手間がかかる。
ミラーマッチでは役に立つか。
イラストでは王位を追われた《裸の王様》がみすぼらしい衣装に身を包み、民から迫害されている。
追記・修正は【大革命】デッキを作ってからお願いします。
- 罠カード手のひら返しでは新しい王の登場で部下に裏切られる裸の王様のイラストがあったな。 -- 名無しさん (2016-01-23 13:07:42)
- バニラペンデュラムは暴飲暴食も抜けてくるからきつい -- 名無しさん (2016-01-23 13:12:24)
- 暴君らしくコントロールが難しいカードが多い -- 名無しさん (2022-05-05 20:23:57)
- 名前的には古代編のアテムもまんま半裸王じゃん。劇中比喩的に言われてるし -- 名無しさん (2022-05-05 20:50:59)
- マスターデュエルではティアラメンツやホルスが環境なんで暴飲暴食で完封にできるのがおもしろい -- 名無しさん (2024-06-04 18:10:26)
- 自暴自棄のコストをアポピスの蛇神で賄うやべぇデッキに遭遇。そういや通常モンスターだったな君たち… -- 名無しさん (2026-08-20 10:56:44)
最終更新:2026年08月20日 10:56