登録日:2012/01/13 Fri 22:27:00
更新日:2025/04/23 Wed 03:28:54
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獏良了(ばくらりょう)/バクラは、
高橋和希原作の漫画『
遊戯王』の登場人物。
●目次
【概要】
獏良は元々の体の持ち主で、
千年アイテムの一つ千年輪(リング)の所持者。
バクラは千年リングに宿る別人格である。
バクラになると髪の一部が逆立ち、目が鋭くなる。
この項目では獏良とバクラ、両方について述べる。
【プロフィール】
誕生日 |
9月2日 |
星座 |
乙女座 |
身長 |
176cm |
体重 |
52kg |
血液型 |
AB型 |
好きな食べ物 |
シュークリーム |
嫌いな食べ物 |
生ガキ |
【獏良了】
千年輪の所持者で体の本来の持ち主。
連載一周年の時に遊戯のクラスに転入してきた。転校初日にファンクラブが結成されるほどの白髪美少年。
穏やかな性格だが、毒舌家な面もある。
当初は
遊戯と同様の常識人のハズだったが、いつの間にか公式に電波呼ばわりされる事に。
天音という亡くなった妹がおり、よく天国に向けて手紙を書いている。
高橋和希が妹の設定をスッカリ忘れていたわけではない。断じてない。
父親がエジプト土産として買ってきた千年輪に選ばれてしまい、邪悪なバクラの方が体を勝手に使い始めてしまう。
その結果、様々な人が昏睡させられる等の事件が多発したため、転校を繰り返した経歴を持つ。
手先が非常に器用で
TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)編に登場したジオラマ及び人形、王の記憶編の記憶戦争を再現したジオラマは全て彼の自作。
この能力はバクラにはないため、闇のゲーム作成の為に
利用頼りとされている。
本人に乗っ取られている時の記憶はないが、「千年輪=危険なもの」という認識はあり、
王国編では身に付けないように警戒していた(迷宮兄弟戦で遊戯たちを助けるためにバクラにそそのかされて身に付けてしまうが)。
アニメでは
本田が千年輪を谷底に投げ捨てるなど何度も廃棄しようとしたが、
その度に千年輪が
瞬間移動して胸にかけた状態に戻ってしまう。
ただ、物語が進むと
わざわざ戻って来ない千年輪を探しに行って嬉しそうに身につける等、廃棄することはなくなった。
おそらくだが、千年リングを身に付けている間に千年リングへの警戒心が無くなるように
洗脳されてしまった様子。
実は原作ではTRPG編で
一度死亡している。
その後の彼はその時に死亡した本体の「心の分身が闇TRPGのルールでコマに封じられたもの」が本体の身体に宿ったもの。
また、闇マリクの
罰ゲームで闇に食われ一度
消滅したことを含めると実質2度死んでいると言える。
なお、こちらは闇マリクが遊戯に敗れたことで罰ゲームが帳消しになったようだが。
アニメDMでの彼の出番のほとんどはバクラが演技しているだけであり、本物の彼の出番は非常に少ない。
【バクラ】
千年輪に宿る邪悪な意思。
人格の元は王の記憶編で登場した『
盗賊王バクラ』のものと思われる(ただ、いつ宿ったかはハッキリしない)。
ただし、あくまで
盗賊王バクラの人格のコピーであり、
盗賊王本人ではない。
たまに「闇バクラ」と呼ぶ人もいるが、実は本来は「闇」はつかない。あくまでカタカナで「バクラ」である。
まあ、
ゲーム作品等では漢字で「闇獏良」名義だったりと以前から公式でも「闇」を付けていたことがあるので、この指摘は半ば形骸化しているが……
目的は七つの千年アイテムを全て手中に収め、闇との契約により力を得ること。
そのため、遊戯達とは対立関係にある。
冷酷非道で残虐な性格。だが、宿主の獏良を眠らせて、本当に死ぬ場面には出させないあたり『宿主想い』。
しょっちゅう獏良の体をキズモノにしている気がするが、自称『宿主思い』。
まあ王様もしょっちゅう相棒の命を勝手に賭けたりしているので人のことは言えない気がする。
ゲーム外で様々に暗躍し時には実力行使も厭わないが、どこぞのバンデッドなキースと異なり、盗賊の割にデュエルはルールに従った正攻法を好む(デッキテーマからモンスターや自身の犠牲を前提とする不気味な戦術が多いが)。
「オレ様にも気に入る勝ち方と気に入らない勝ち方があんだよ」と、表マリクの提案した獏良を人質に遊戯の攻撃を止めさせるという卑怯な手段を拒絶し、次善の策があったとはいえ自ら敗北する道を選んだこともある。
かなりの策士であり、常に先の先まで読んでいる。
千年輪が他のアイテムより高性能なこともあってかかなり多くの布石を打っている。
作中では
- 千年輪の力で千年パズルの一つに分身を送り込んで後の布石とした。
- 遊戯を死なせる訳には行かないため、DDD編では遊戯に助力した。
- ペガサスの右目にはまっている千年眼(ミレニアム・アイ)をえぐり取りその後ぺろぺろして遊戯に渡した(原作のペガサスはそのまま死亡した)。
…等、物語の裏で何度も暗躍している。
闇マリクに敗北したことで一度は闇へと消え失せるが、闇マリクが消滅した事に伴い肉体を取り戻し、再び暗躍し始める。
まあ、分身体がいたから実質的には無事だったんだが。
この千年輪には
形あるものに所持者の念を封じ込める力がある…
もし…貴様の千年眼にオレ様の邪念を吹き込んだらどうなる…?
次はこの王国を血に染めるんだ…貴様自身の手で…
闇の支配者となってな…
バクラは後に私の片割れとして重要な存在となる
死なれては困るのでな…
三千年前闇の大神官はこの千年輪にも魂の一部を封印していた
…としたらクククク…
そう…オレ様の正体もまたゾーク・ネクロファデス
最終章『王の記憶編』では、過去にあった出来事をなぞらえて記憶世界での戦いが描かれた。
{
盗賊王バクラはファラオに仕える神官アクナディンに魂の一部(邪念)を植え付け、これによってアクナディンの精神は闇に落ちる。
アクナディンは大邪神と契約してその分身と等しい存在である闇の大神官ゾーク・ネクロファデスになったことで、千年眼や千年輪に宿っていたバクラの邪念もまたゾーク・ネクロファデスの分身となった存在の模様。
原作の記憶世界では、闇の大神官ゾーク・ネクロファデスに対して臣下のようにふるまう一幕もある(現実世界ではバクラ自身がプレイヤーとしてもふるまっているが)。
バクラ本人は途中まで自覚していなかったが、目的である「七つの千年アイテムを集める」は自らの完全復活のためであった。
つまり、バクラは原作の遊戯王全編におけるラスボスである。
原作最後の闇のゲーム
闇RPG『記憶戦争』を遊戯達に挑み、ゾークの力で神のカードの元になった真祖の神までも追い詰めたが、
持ち駒であった
盗賊王バクラはゾーク復活を巡る戦いの中でファラオと神官たちに敗れて消滅、
ゲーム上で復活させた最強の持ち駒である大邪神ゾーク・ネクロファデスも王としての名を取り戻した
アテムが『
光の創造神 ホルアクティ』を召喚したことで消滅。
最後に残った持ち駒のアクナディンが神官セトの魂に憑依してアテムに決戦を挑むが白き龍によって消滅し、完全敗北した。
実は、
ラスボスといっても原作では
闇遊戯との対決はTRPG編とBC編での2回、
表遊戯を含めても3回しか戦ってなかったりする。
一応、闇RPG全編を含めると4回となるが。
ちなみに、
海馬は原作だと4回、本人じゃないの(死の腹話術師)を含めると5回。
デュエリストとしては影の実力者であり、遊戯・海馬に並ぶ作中最強クラスの一角。
敗北が目立つが、その相手はいずれも神のカード所有者であり、それら全てで互角に戦っている。遊戯に至っては神のカードがなければ負けていた。
【使用デッキ】
使用デッキは電波な獏良と悪趣味なバクラの両方の趣味を反映した
『オカルトデッキ』。
《ダーク・ネクロフィア》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《ネクロフェイス》などの悪魔族・アンデット族の死霊モンスター、
《ポルターガイスト》《
デジャヴー》といった怪奇現象をモチーフとしたカードを用いる。
BC編では相手の行動を次々と制限する凶悪な『ウィジャ盤コンボ』が切り札。
サイクロン1発で終わる癖に魔法・罠ゾーンをやたらと圧迫するOCGのウィジャ盤と異なり、原作のウィジャ盤は5ターン待つだけで自動的に勝てるのでかなり強い。
王の記憶編では《呪いの双子人形(ネクロツインズ)》と《死札相殺》のコンボによるデッキ破壊を狙う『アンデッドロックデッキ』を使用。
また、闇マリク戦や表遊戯戦の序盤を見るに、ウィジャ盤やデッキ破壊だけではなくビートダウンやバーンなどの戦術も組み込んでおり、
状況に応じて戦い方を変えられる構築がなされているようである。
もっとデッキコンセプトを絞った方が強いとか言ってはいけない
『ウィジャ盤』といい『デッキ破壊』といい、シングル戦が主流なのをいいことにやりたい放題である。
いずれのデッキにも、OCGではあまりにも凶悪だったり難解な処理になりそうな効果のカードが複数あり、キーカードのほとんどは大幅な調整を経ているか未OCG化である。
使用カード
・ダーク・ネクロフィア
バトル・シティにおけるバクラのエースモンスター。バクラ曰く、「オレ様のオカルトデッキ最強最悪のモンスター」。
原作では特殊召喚の方法が「5ターンのうちにフィールドから墓地へ自分モンスターが攻撃表示で3枚送られている」というとても重い条件であった。
バクラはこの召喚条件を、モンスターをただ攻撃表示で召喚して闇遊戯に戦闘破壊させることでクリアした。
だが、重い召喚条件に見合った効果を持ち合わせており、原作では怨念が相手モンスターに憑依し、攻撃宣言時にそのモンスターの攻撃を封じ、
攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与え、与えたダメージ分を自分は回復できる特殊能力『邪霊破(スピリット・バーン)』を持っており、
更にウィジャ盤のトリガーにもなり、バクラのオカルトコンボの主軸を担っている。
OCG化の際には「墓地の悪魔族モンスターを3枚除外する」ことで特殊召喚できるようになり、コストは軽くなった。
バーンとキュア効果は無くなったが、相手によって破壊されたエンドフェイズに相手モンスター1体に装備カードとして装備しコントロールを得る効果が付与された。
だが昨今は魔法・罠を破壊するカードが増えたため、すぐにコントロールが戻りやすい。
コントロール奪取の維持を狙うよりは、シンクロやエクシーズ等の各種素材やリリース要員にしたほうが良いだろう。
・ウィジャ盤
バトル・シティにおけるバクラの切り札の罠カード。原作では罠・永続魔法という括りであった。
相手のエンドフェイズにダーク・ネクロフィアが「D」「E」「A」「T」「H」の文字を指し、
「DEATH」の5文字が揃った際に自分はデュエルに勝利することが出来る効果を持つ。
《暗黒の扉》やスピリット・バーン、《沈黙の邪悪霊》のロックで闇遊戯の攻撃を防ぎ、このカードによる特殊勝利を狙った。
原作ではこのカード1枚であったが、OCG化の際に魔法カード『死のメッセージ』が作られた。
効果も変わり相手のエンドフェイズ毎に手札・デッキから死のメッセージカードを1枚ずつ魔法・罠ゾーンに置き、ウィジャ盤の「D」と死のメッセージ「E」「A」「T」「H」の全てが揃った時点で勝利する効果となった。
つまり、普通に使うと魔法・罠ゾーンが圧迫されていき、魔法・罠での防御が出来なくなってしまう。
一時期は特殊勝利の中で最も成功するのが難しいとまで言われていた。
だが、後述する《ダーク・サンクチュアリ》によってこの問題はいくらか解消され、安定性が大幅に向上した。
余談だが、死のメッセージカードはウィジャ盤の効果でのみフィールドに出すことができ、
発動する事もセットする事も出来ないという、OCG全体で見ても珍しいカードとなっている。
また、海外版では「DEATH」の単語が使えないためウィジャ盤が「F」、死のメッセージが「I」「N」「A」「L」、つまり「FINAL」となっている。カード名が違う上にAの場所が違ってややこしいということもあり、ウィジャ盤と死のメッセージに限り別言語のカードを混ぜて使ってはいけないという裁定が出ていた。
・ダーク・サンクチュアリ
アニメ版に登場したオリジナルカードであり、ウィジャ盤のサポートカード。
ダーク・ネクロフィアが墓地に置かれた際に発動された。
効果はOCG化の際に無くなったダーク・ネクロフィアのスピリット・バーンと、モンスターゾーンにも魔法・罠カードを置くことが出来るという珍しい効果であった。
だが、墓地からダーク・ネクロフィアがいなくなると効果が無くなり、毎ターンモンスター1体をリリースしなければならない重い維持コストがあった。
アニメではウィジャ盤がOCG準拠であり、死のメッセージカードによって魔法・罠ゾーンが圧迫されロックカードを置くスペースが無くなってしまう。
そのための言ってしまえば辻褄合わせのために作られたカードである。
その後、10年以上の時を経てついにOCG化された。
1つ目の効果は「死のメッセージカードをモンスター扱いとしてモンスターゾーンに特殊召喚する」という、これまた珍しい効果である。
これによって魔法・罠ゾーンの圧迫という最大の問題点が改善され、各種防御札にスペースを割くことが出来るようになった。
2つ目は「相手モンスターの攻撃宣言時にコイントスを行い、表の場合、攻撃を無効にしそのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える」という効果である。
スピリット・バーンを再現した効果であり、バーン効果のみとなりランダムではあるが、回数制限もなく1つ目の効果が主であるため十分であろう。
モンスターゾーンに出せるのは死のメッセージカードのみとなったが、維持コストも無くなり
総じてウィジャ盤のサポートカードとしては十分な効果を持っていると言えるだろう。
特殊召喚された死のメッセージはウィジャ盤以外の効果耐性と攻撃対象にならない効果を持っている。
そして、このカードが除去されても
特殊召喚された死のメッセージは破壊されず、耐性もそのままである。結構、重要な裁定のため使う際には覚えておこう。
また死のメッセージカードは悪魔族、闇、星1、攻守0の通常モンスターかつ
トークンと違いカードなのでエクシーズ素材にすることが可能、
とわりと使いやすいモンスターカードとして場に出るため、状況によってはランク1エクシーズ等の展開も作戦の一つになりうる。
アンチホープは出す前に勝利できるけど
イラストはだいぶ禍々しく、アニメで使用時にはその場にいたほとんどが気味悪がっていた
特に凡骨。
アプリ『
遊戯王デュエルリンクス』では、バクラのイベント開催時に背景がこのカードになった。
・デジャヴー
「相手フィールドを発動したターンの1ターン前の状態に戻す。ただし魔法・罠は手札に戻らない」と書いてあるが、
ウィジャ盤も復活しているので「双方のフィールドを1ターン前の状態に戻すが、セット済みの魔法・罠はそのまま」という効果と思われる。
ダーク・ネクロフィアを墓地に戻しつつ
死者蘇生は使用済みとなることで、再び闇遊戯を死の淵に追い込んだ。
言うまでもないが、1ターン前のフィールドを双方が齟齬なく覚えておくという前提と、通してしまえば相手の展開をリセット出来るという性能からまずOCG化は見込めないだろう。
・死なばもろとも
闇マリク戦において使用された罠カード。
互いの手札を全て捨て、新たに5枚カードを引き、互いに捨てた枚数×100のダメージを受けるという効果を持つ。
バクラはこれによってラーを墓地に送り無力化を図りつつ、墓地にモンスターを送り大量展開の布石とした。
墓地を肥やしつつドローするという、登場時はまだしも現在ではあまりにも壊れ気味なカードである。
流石にOCGではカードを墓地ではなくデッキの一番下に戻し、互いが戻した枚数×300のダメージを失う、という効果になり
それなりの弱体化を受けた
まあ同じデュエルで使われたあのカードよりははるかにマシではあるが。
・ディアバウンド・カーネル
記憶編で盗賊王が宿していた精霊獣をモチーフにしたアニメオリジナルカード。
記憶世界に旅立つ前にバクラが海馬とのデュエルで使用。相手モンスターに憑依し、憑依したモンスターの攻撃力を自身の攻撃力分だけ下げる効果を持つ。
装備魔法《死霊の残像》によって同じ効果を持つトークンを召喚し、トークンを憑依させ《
ブラッド・ヴォルス》を破壊した。
だが、このデュエルの真の目的は
青眼の白龍の能力を盗むことにあった。
記憶編と同じく、このディアバウンドも破壊したモンスターの能力を奪う効果外テキスト能力を持っており、
神にも匹敵するブルーアイズの能力を奪うことで、記憶戦争において闇遊戯に対抗する手段を得ることが目的であった。
これによってディアバウンドは『滅びの爆裂疾風弾』が撃てるようになり、記憶戦争で大いに役立った。
ところで、ブラッド・ヴォルスの能力は一体……?
後にOCG化もされ、相手モンスター1体をターン終了時まで自身の攻撃力分だけ攻撃力を下げる上述の憑依効果と、
攻撃宣言時に攻撃力を永続的に600ポイントアップさせる効果を得た。
上級モンスターとしてはだいぶ低い攻撃力を、攻撃宣言の度に600ずつあげられるが、
憑依効果は使用すると次のターンのスタンバイフェイズまで自身を除外するので攻撃力が元に戻ってしまう。
攻撃力を下げる効果は相手ターンでも使えるコンバットトリックのため、そちらを主に使うことになるだろう。
・死霊ゾーマ
記憶編で登場したカード。
自身を破壊した相手モンスターの攻撃力の倍のダメージを与えるという、これまた壊れカードであった。
実際に城之内はパンサーウォリアーでこのカードを攻撃してしまい、文字通り
瞬殺されかかってしまった。
こちらもOCGではバーンダメージは破壊したモンスターの攻撃力分という調整がなされた。正直、当たり前な気もするが。
だがバーン効果もそれなりに脅威であり、加えて1800というアタッカーとして十分な攻撃力もあり、扱いやすいカードである。
召喚時は低い守備を晒してしまうのでそこは気を付けよう。
なお初登場時は効果モンスターであったが、何故か表遊戯戦では罠モンスターに変更されていた。まあ、いつものカズキングではある。
・ネクロフェイス
記憶編に登場したモンスター。原作ではただの壁モンスターであった。
原作ではデッキ破壊の枚数を増やす兼壁モンスターとして召喚されたモンスターであった。
召喚された次のターンにガンドラによって破壊されたため、出番は数コマしか無かった。
だがOCG化の際に召喚時に互いの除外されているカードをデッキに戻し、戻した枚数×100ポイント攻撃力がアップする効果と、
除外された際にデッキの上から5枚を除外するという効果を付与されたことでこのカードの立場は一変する。
除外するだけで5枚のデッキ破壊を行えるため、環境で大暴れした。
除外のため相手の墓地利用を助長することも無く、デッキ破壊の弱点の1つを克服している。
そのため2008年の3月に準制限カード、2010年3月に制限カードとなった。
その後長らく規制されていたが2020年7月に準制限へ緩和、同年10月に無制限へ。
また、イラストのインパクトも中々に強い。
半壊した人形のような頭部から触手や臓物のようなものが飛び出している。中々にグロテスクである。
流石はバクラの使用カードと言えようか。
・呪いの双子人形
記憶編でのデッキ破壊コンボの片割れ。永続魔法。
相手に赤か黒の箱を選ばせ、選んだ箱の効果は相手、もう一方は自分に適用される。
赤は「自分の墓地にカードが送られる度、LP200回復」、黒は「自分の墓地の消滅」
墓地の消滅、というのは「捨てる/墓地に送る効果は全て処理されなくなり、墓地にいるはずのモンスターは全てフィールドの浮遊霊(攻撃不可、攻撃されない、選べない。数えられるし除外はされる)になる」という奇怪な効果。OCG化するにしても別物化は必須だろう。
・死札相殺
記憶編でのデッキ破壊コンボの片割れ。永続魔法。
各プレイヤーは自分のエンドフェイズ時に、フィールドのモンスターの数だけデッキを上から墓地に送る。
普通に使えば自分が先に捨てる、処理はエンドフェイズ、枚数は多くて10枚(当時)とデッキ破壊としては微妙だが、上記の墓地消滅効果により相手だけの上に枚数は増える一方、という状況になり遊戯を追い詰めた。
冷静に考えると相手依存を含む永続魔法2枚を発動・維持し、ライフ勝利は捨てた上で少なくとも2,3ターンをしのぐ必要があるため、当時なら何とか……?な微妙コンボ。
攻撃回数を抑える《狭き回廊》などのロックも用意していたが、バーンなどが失敗した時の保険だったのかもしれない。
【主なセリフ】
「オレ様がカードを引く度に、貴様らと地獄の距離が縮んでいくぜ」
「さあ、地獄に落ちる時間だぜ…冥府魔道を彷徨い続けな!」
「笑わせんな可能性なんざねえよ!!」
「オレ様にも気に入る勝ち方と気に入らねえ勝ち方があんだよ…!!」
「遊戯…いずれ…貴様は
永遠の闇に葬ってやるぜ!!」
「同情するぜ! 父殺し!」
「墓場で出番を待ちな! 死霊ども!」
「貴様らの存在はこの世界を歪ませる恐れがある…消し去っておかないとな…」
「見せてやるぜ…この世のものとも知れぬ恐るべき戦術をな」
【余談】
アニメのDMの方はモンスター・ワールド編が無かったために王国編から登場。
既にバクラが人格を乗っ取っていたため最初から遊戯達と共に行動を共にしていた原作と違い途中から合流している(合流前から杏子は何度か目撃していた)。
闇遊戯との初戦は原作のTRPG「モンスター・ワールド」をアレンジしたような闇のゲームだった。
モンスター・ワールド編では人形に魂を封じ込められたが、こちらはカード(のイラスト)に変わった。
で、各人カードに閉じこめられたのだが
…約2名おかしいが気にしない。
で、このデュエル、バクラが『心変わり』を使用したことで勝負が着いたと思われたが、
その『心変わり』に封じられていた獏良が反発して不発、最期はバクラが女装する羽目になり初戦は敗北した。
この時バクラはモンスター1体につき500ポイントのダメージを与える自業自得をLP2000のルールで使うというド畜生っぷりを発揮している。
このカードの存在でアニメ版の王国編では最強候補の決闘者と言われることも。
ちなみに、CVが変更となったのはバトルシティ編直前に挟まれたアニオリの
キース戦から。
CV井上瑶でのデュエルは上記エピソードのみで、ある意味幻のデュエルだったりする。
原作では刈田に初めて罰ゲームを執行した。
知る人ぞ知る村人Dである。
声優繋がりから東映版では「闇
はまじ」、二作目では「闇
サトシ」とネタにされることが多く、後者はAG編で公式に本編に登場した。
また、二作目で松本梨香が担当する前の声優だった井上瑤は『
機動戦士ガンダム』でセイラ・マスと
ハロの声を担当しており『
機動戦士Vガンダム』では松本女史がハロの声を担当していた。
なお、バクラが井上氏が最後に担当したレギュラーキャラであった。
2015年のポケモン映画『
光輪の超魔神 フーパ』では邪悪な表情をしたサトシ(フーパの影の感情に乗っ取りかけられたサトシ)が登場しており、ポケモンゲット⭐TVにおいて
しょこたんも闇サトシを見て歓喜していたりする。
また、カズキングは自身のインスタグラムにてポケモンGOをしながら
「GET☆DAZE!」と言っているバクラを
ピカチュウのシルエットと共に描いている。
さらに2020年5月2日にカズキングのインスタグラムに投稿されたイラストは「
DICEで作ったサイコロが
ウイルスのような形状だったため何故かバクラがそのサイコロに噛み付く」というシュールなイラストとなっている。
追記・修正は千年輪に選ばれてからお願いします。
- てか闇マリク戦でデッキ破壊のほうを使ってたら勝ってたんじゃね? -- 名無し (2014-01-06 15:34:16)
- 闇マリクは死者蘇生使いまわしまくるんでデッキ破壊でラーと死者蘇生が墓地に行って結局負けると思われ -- 名無しさん (2014-02-02 18:50:32)
- アクナディンに埋め込まれた盗賊王の邪念を闇の大神官モードのアクナディンがゾークの力を混ぜて千年リングに埋め返して生まれたのがバクラじゃないかなと思ってる -- 名無しさん (2014-03-07 21:33:59)
- 表バクラの方がなんか信用できない いつ闇バクラに変わるかハラハラ -- 名無しさん (2014-03-07 21:40:04)
- 松本梨香さんにはまたコイツくらいインパクトのある悪役をやって欲しい。 -- 名無しさん (2014-05-08 19:56:50)
- 表バクら千年リング嫌がってたのにいつのまにか自分からリングを探そうとしたりするバカになってたがどうしたんだろうな? -- 名無しさん (2014-06-12 09:38:08)
- ↑闇バクラがパラサイトマインドで表の心に分身忍ばせておいて、気づかれない程度に操作してたとか、色々考えられるな。 -- 名無しさん (2014-06-12 09:42:50)
- 転校初日にファンクラブできるぐらい美少年のはずなのに、DMでの顔芸の数々は一体…。 -- 名無しさん (2014-06-22 01:33:25)
- 笑い方好きだったなぁ -- 名無しさん (2014-07-25 13:01:11)
- コマンダーがおかしいって、あれ本田のお気に入りカードじゃなかった? -- 名無しさん (2014-07-25 13:22:25)
- 今出るとヴェルズとか使ってきそう dt世界の死者の死霊が悪堕ち=心変わりしたようなテーマだし -- 名無しさん (2014-08-11 20:09:16)
- 「味方だと思ってた奴がラスボスだった」じゃなくて、「今までちょくちょく対立してた奴が気づいたらラスボスになってた」って実は珍しいよな。 -- 名無しさん (2014-08-29 14:52:01)
- 五分刈りにされるのは流石の盗賊王も嫌だったようです -- 名無しさん (2014-09-12 09:49:34)
- ダークネクロフィア召喚の手順ってかなりのバクチだよな。遊戯に3体目のモンスター召喚されたら負けてたぞ。 -- 名無しさん (2014-09-12 19:49:07)
- 個人的に理想の悪役の一人。味方する時もあくまでも自分の目的の為でしかないとか、共通の敵が居たという部分も素晴らしい。 -- 名無しさん (2014-11-05 05:18:16)
- 声はまんまサトシなんだけど、キャラが全く違うのと松本さんの演技力でサトシと声優一緒だと気付かなかった -- 名無しさん (2014-12-04 23:58:09)
- ラスボスにしては煽ってヒャハハハする癖に詰めが甘いと言うか自分以外を軽く見すぎるからどうにも小物臭い -- 名無しさん (2014-12-05 01:15:57)
- 人によって評価(特に強さ)が分かれやすいキャラ。遊戯や闇マリクなど原作でにおける屈指の強さを持つキャラを追い詰めたことから高評価される場合もあれば、実質的には雑魚のゴースト骨塚以外全敗してるから、ラスボスにしては弱いと言われることもある。 -- 名無しさん (2014-12-05 03:06:59)
- アニオリの敵含め他のボスキャラが消滅したり戦線離脱してもこいつは復活出来るという -- 名無しさん (2014-12-05 04:46:00)
- たしか公式闇サトシってオーキド博士と声同じだったはず -- 名無しさん (2014-12-07 02:06:19)
- ↑運昇さんに限った話しじゃないけど色々兼任してるからな -- 名無しさん (2014-12-07 02:08:59)
- グラじゃない!バクラだ!! -- 名無しさん (2015-01-11 14:07:23)
- 別に圧倒的に強いってわけでもないのにめちゃくちゃ印象に残ってる。劇中での立ち回りとかマリクとの絡みとか。マジで悪役の鑑。 -- 名無しさん (2015-01-11 15:13:49)
- 個人的に盗賊王の憎悪が千年リングに入って生まれたのがバクラで、憎悪を全部取られてまっさらになって転生したのが漠良なんじゃないかと思ってる -- 名無しさん (2015-01-21 01:12:34)
- TFSPの最終デッキはガチアンデかと思ったらネクロフェイスだったでござる。まあネクロフェイス自体はオカルトデッキにもってこいだわなwww -- 名無しさん (2015-02-19 08:01:39)
- ↑20初期のTRPG編あたりでは闇バクラに向けて「お前の好きにはさせない」的なメッセージを叩き付けてて明らかに自分の闇人格の存在と危険性を認識してるような描写が有るのにこれは本当に不可解だった -- 名無しさん (2015-02-23 15:32:25)
- 自分の目的のために動いてるから、ただ「破壊、破壊、破壊だぁ! もがけ、苦しめ!」な闇マリクよりは、かなり対しやすいんだよね。 バクラは利害が一致するなら手を貸してくれるだろうし。 -- 名無しさん (2015-02-26 09:14:11)
- アニメしか知らなかったが妹いたのか… -- 名無しさん (2015-12-16 21:22:17)
- 中の人がおそ松兄さんとチョロ松なんだよなww -- 名無しさん (2016-03-14 14:20:06)
- 遊戯vs御伽の後「おっと千年パズルの破片が落ちてたぜ」と白々しくパラサイドマインド済みの破片を渡すシーンがすき -- 名無しさん (2016-04-29 23:31:53)
- 映画で判明したが、獏良が子供の頃にシャーディーを殺害していた -- 名無しさん (2016-04-29 23:45:52)
- ↑アニメで一応言及されていたものの原作では結局明かされなかった事実がついに…だね。まぁ、それよりあそこまでされて生きてる獏良パパがすごいけどw -- 名無しさん (2016-04-30 00:04:46)
- 映画の回想見てて「バクラパパも案外ろくでなしなのか…」と思ったけど普段の彼の性格とかからして千年リングに目が眩んだだけで普段は優しい父親だったりするのだろうか? -- 名無しさん (2016-04-30 00:21:56)
- 映画パンフの松本梨香さんのコメント…松本さん闇バクラ好きすぎるだろw -- 名無しさん (2016-04-30 00:54:14)
- ここではバクラの正体は「盗賊王本人ではない」、って書いてるけど、別のところでは「盗賊王かもしれない」だし、原作でもゾークの分身と言いながら「三千年前は盗賊だった」とも言ってるから本当に今でも正体が分からない。何でこんなにややこしくなったんだろうね? -- 名無しさん (2016-05-05 19:22:46)
- ↑3 あの異常な必死っぷりはもしかすると死んだ娘が理由なのかもしれない -- 名無しさん (2016-05-05 19:45:47)
- 明確に描写されていない以上は個人的には闇バクラ=盗賊王(本人)+ゾークの邪念と思っている。あんなに顔も名前も性格も一緒で盗賊王じゃないっていうのは寂しい。 -- 名無しさん (2016-05-06 01:46:07)
- ↑3 作者の体調不良が理由。路線変更と描写の省略がやむを得なくなった -- 名無しさん (2016-05-06 02:31:17)
- 闇おそ松から闇チョロ松に声変わりしたアニメ版バクラ -- 名無しさん (2016-05-08 17:47:58)
- ↑そういえばセイラさんもサトシもどっちもおそ松くん(80年代版)出身だったっけ? -- 名無しさん (2016-05-08 17:52:02)
- ↑その通り。 -- 名無しさん (2016-05-08 19:07:05)
- ダーク・サンクチュアリOCG化でようやくウィジャ盤運用が少し楽に。ついでにエクシーズ素材やラビエルの素材としても活用可能だが、アンチホープさんは出す前に勝ってるという現実。 -- 名無しさん (2016-05-15 19:43:34)
- そうか魔法罠ゾーンの記述がないからモンスターゾーンのメッセージもしっかりウィジャ盤の対象なのか -- 名無しさん (2016-05-19 08:05:49)
- DDD編で友情教と扉絵で描かれてたり(ゲームセンターで遊んでるのと5人で並んでるやつ)BCで宿主助けたときは改心フラグかと思ったんだけどなぁ。後半は宿主も千年輪大事にしてたくらいだし。記憶篇が省略されてなかったら和解したりしたのかな。 -- 名無しさん (2016-05-19 13:13:18)
- 最強カードバトルでは何故か赤眼になって、クリア後のよるに登場。でも、かっこいい。 -- 名無しさん (2016-07-23 13:04:01)
- いやぁ、カズキングの遊戯王GOが見れるとは思いもよらなかったなぁ -- 名無しさん (2016-07-24 15:48:04)
- ゲットDAZE -- 名無しさん (2016-07-24 15:55:09)
- カズキング直々に闇サトシネタは卑怯wwwほんと好きwww -- 名無しさん (2016-07-27 22:57:10)
- PSのカプモンのゲームではCV沼田祐介なので実は声優変更が一番多い原作キャラ -- 名無しさん (2016-07-30 11:02:12)
- DM版のCVは、ガンダムシリーズのファースト版ハロとV版ハロ。 -- 名無しさん (2016-08-07 23:39:07)
- 表の美少年バクラは井上さん 闇の邪悪なバクラは松本さんのイメージ 東映版は未見、というか配信なりDVDなりBDなり出しちくり -- 名無しさん (2016-08-23 06:59:09)
- なんか原作は終盤がよくわからないことになってたけど省略されてたのか。そりゃ微妙なはずだ -- 名無しさん (2017-04-07 03:25:28)
- 16巻の話と話の間の余白ページにあった、例のバーベットの計算ミスの訂正の横に描いてあるバクラのコマが好きな人いる? -- 名無しさん (2020-06-09 01:58:53)
- バクラくん、イカサマダイスとかはしていたから、ゲームってくくりよりは前のデュエルの方がいいかも? まあ、闇TRPGの方は理不尽ゲームマスターだけど、元々パズルに仕込んであったコピーくらいかな -- 名無しさん (2020-06-09 17:17:43)
- 人体を貫通するジオラマとか作っちゃう人 -- 名無しさん (2020-09-06 15:00:12)
- ↑3 「ケッ! アホな作者が!」って言ってたアレか……。 -- 名無しさん (2020-12-14 01:27:41)
- 考えたらパズルの中にいた分身は乃亜編、ドーマ編、KCグランプリ偏と続いてずっと遊戯と一緒に居たんだな(笑) -- 名無しさん (2021-06-14 22:41:18)
- バクラって人形を使ったTRPGが好きだよな。カードゲームでも人形モチーフを使うくらい。 -- 名無しさん (2021-07-24 01:56:08)
- バクラのパパももれなくロクデナシ親父の仲間入り。命名するなら「槍を求めた」or「槍を欲した」父親と言えるだろう -- 名無しさん (2021-09-19 20:15:36)
- 最初は手段を選ばないやり方ばっかりだったけど、この敗北でとてつもない惨めさを感じたからその後は真っ向勝負をするようになったんだろうか -- 名無しさん (2021-09-19 20:16:56)
- 表の獏良がリンクスに登場したがあまり話題に上がらないね... -- 名無しさん (2022-09-20 07:27:01)
- 負け続けても風格があるのは「負けた後も計算した上で分身を残して暗躍する」「卑怯な勝ち方をしたくないという美学」「敵味方を行き来して目的を達成させるために状況をコントロールしている(一時的な勝ち負けより大局的な視点で物事を見ている)」からかなぁ。目的のために真っ直ぐ進みながら策を巡らせるあたりラスボスというよりトリックスター という言葉が合う人 -- 名無しさん (2022-11-27 10:48:30)
- ビートダウン至上主義の原作で特殊勝利とデッキキルを狙うリアリスト。負けても格が落ちないのは戦術が多彩なのと、神を引けなきゃマリクも遊戯も普通に負けるところまで追い込んでたからかな。というか、原作の神の耐性は本人だけでフィールド全体に影響する効果は通用する設定だから、きちんと神の耐性を事前に知ってれば番外戦術でわりと強引に勝てた気がする。 -- 名無しさん (2023-03-24 20:24:39)
- TRPG編での人形たちって、先生は1日くらいだけど、転校前からのお人形たちは人生めちゃくちゃにされてるよね…… -- 名無しさん (2023-11-04 14:48:10)
- ヴィジャ盤での特殊勝利、パペットマスターのビート、刺札相殺によるデッキ破壊と攻め方が多彩でいい さすがラスボスなだけある -- 名無しさん (2024-02-10 11:41:08)
- 今日のアニソンでベジータと共演。ちなみにポケモンの記述削除お願いします。現在ではロボコのパズドラなので -- 名無しさん (2024-04-21 13:45:47)
- 新弾パックでテコ入れが…おめでとう。 -- 名無しさん (2024-05-13 16:41:52)
- 正体が盗賊王じゃなくて、実はオッサンのアクナディンでしたー!って何か嫌だな -- 名無しさん (2024-06-10 14:24:40)
- 井上瑤さんが声を担当した最後のキャラ -- 名無しさん (2024-09-05 16:19:28)
- バトルシティ編で暗躍してる闇バクラはめちゃかっこいいし使うカードも好きなんだけどなぁ。何だよディアバウンドって -- 名無しさん (2025-03-19 01:42:04)
最終更新:2025年04月23日 03:28