切り込み隊長(遊戯王)

登録日:2009/11/23 Mon 09:24:39
更新日:2025/02/16 Sun 17:18:37
所要時間:約 18 分で読めます





《切り込み隊長》とは、遊戯王OCGに存在するモンスターの1つ。

切り込み隊長/Marauding Captain
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。


【概要】

第2期パックの「Struggle of Chaos -闇を制する者-」で登場した戦士族。
召喚した時にレベル4以下のモンスターを手札から特殊召喚できる。
かなり古くから存在する戦士族の優秀なサポーターで、一時期準制限カードになったことも。

(1)の特殊召喚効果は種族制限がないため、様々なデッキで採用が可能。
任意効果なため、《奈落の落とし穴》or《激流葬》警戒で効果を起動しないというプレイングも覚えておこう。

逆に、召喚時の効果に自身が《激流葬》を使うと
チェーン1:《切り込み隊長》の特殊召喚効果
チェーン2:激↑流→葬↓
となり、
《激流葬》によりモンスター全破壊し、その後《切り込み隊長》によりモンスター特殊召喚される。
後は残ったモンスターでダイレクトアタックできる。

まず特殊召喚特殊召喚効果について
《ミスティック・ソードマンLV4》や《レアメタル・ドラゴン》など、通常召喚について制限のかかった下級モンスターを速攻で場に出せる。
宿敵(下記参照)の《ジェノサイドキングデーモン》も簡単に特殊召喚できる


また、S召喚X召喚のサポートにもなる。
《切り込み隊長》を召喚し、効果でチューナーを呼び出せばすぐに、レベル4~レベル7のシンクロが可能

レベル4なら《アームズ・エイド》《虹光の宣告者》
レベル5なら《A・O・J カタストル》《TG ハイパー・ライブラリアン》《アクセル・シンクロン》《源竜星-ボウテンコウ
レベル6なら《氷結界の龍 ブリューナク》《ゴヨウ・ガーディアン》(エラッタ後は地属性チューナーが必要)、《大地の騎士ガイアナイト》《瑚之龍》
レベル7なら《ブラック・ローズ・ドラゴン》《月華竜 ブラック・ローズ》
等々、豊富

特に権力との相性は抜群。
ゴヨウにシンクロしてもよし、しなかったら予期せぬ攻撃力2800超えも《切り込み隊長》が守ってくれる。
地属性のレベル3チューナーを使うなら覚えておこう。

レベル3なので、地属性・レベル4の戦士族か銃戦士族をリクルートできる《M.X-セイバー インヴォーカー》のX召喚にも使える。

戦士族の多いE・HEROデッキとも相性自体はよい。
基本的に《E・HERO ソリッドマン》が優先されるが、お金がない場合は《切り込み隊長》で満足しよう。
ゴブリンドバーグ》と比べると《E・HERO エアーマン》がタイミングを逃す心配がない点はありがたい。


新マスタールールの導入以降は、
聖騎士の追想 イゾルデ》のL召喚に使える点で要注目。
戦士族デッキで起点となる展開役が足りないならば《ゴブリンドバーグ》か《切り込み隊長》を入れておこう。

特殊召喚効果は攻撃力が関係無いため、
フォーチュンレディのようなATK?のモンスターも特殊召喚できる。


《切り込み隊長》本人は攻撃力が1200しかないが、
正義の味方 カイバーマン》や《ライトロード・ハンター ライコウ》が攻撃力200なことから一般人は攻撃力200前後なのだろう。
そんな中で《切り込み隊長》の攻撃力1200ってすごいんじゃね?


(2)は、自分が場にいる限り他の戦士族への攻撃ができなくなる効果。
手札に《切り込み隊長》が2枚あれば、(1)の効果でもう一方を特殊召喚する事で、《切り込み隊長》が2体並ぶ事になる。

…既にお気付きの方もいるだろう。
このように《切り込み隊長》が2体並ぶだけで、敵の攻撃を完全に封じるロックが容易く完成する。

この技は「切り込みロック」とも呼ばれ、《切り込み隊長》じゃなくても《コマンド・ナイト》でも可能。
《コマンド・ナイト》に比べ若干のパワー不足だがロックがすぐに完成するのが魅力。

《ライトニング・ボルテックス》や《激流葬》で吹っ飛ぶ? 知らんがな。

どうしても怖いなら《我が身を盾に》を使用しよう。
《切り込み隊長》で《切り込み隊長》を守ることになるが気にするな。
一瞬だが《切り込み隊長》がフィールドに複数いることになる。


設定によれば《無敗将軍 フリード》の部下で様々な戦いを経験し、どんな危険なところからも生還してきている。
恐らく将軍の無敗伝説も《切り込み隊長》がいたから成し得てるに違いない。

《戦士ダイ・グレファー》や《荒野の女戦士》たちと同じ部隊に所属している。
時には不甲斐ない部下に《切れぎみ隊長》になったり、部隊の仲間達の為に《切り盛り隊長》として料理を作る事も。

エリアの相棒で有名な《ガガギゴ》とは深い因縁がある。
悪の道へと進んだ《ガガギゴ》は隊長と出会ったことで正義に目覚め、覚醒の勇士へと成長を遂げた。
お互いに好敵手、あるいは戦友と書いて「とも」と呼ぶべき相手である。


【関連カード】

《切り込み隊長》が写ってるカードはかなり数が多い。
各地を渡り歩き、色々なモンスターと色々な場所で戦っているようだ。

原作から離れて遊戯王OCG独自の世界観を展開していく先駆けとなったカードであり、その意味でも「切り込み隊長」と言えるかもしれない。

戦士族を代表するモンスターであるためか《増援》や《戦士の生還》といった戦士族デッキの必須カードのイラストへの登場も多い。


+ 詳細は以下
  • 増援
レベル4以下の戦士族をサーチできる魔法。
《切り込み隊長》本人はもちろん、彼を信頼している《ならず者傭兵部隊》なんかも呼べる。
これに対応しているのが【E・HERO】や【D-HERO】、《ゴブリンドバーグ》などの強みである。

イラストでは《切り込み隊長》をリーダーに沢山の戦士がやってきている。
サーチできる範囲の広さゆえに現在制限カード


  • ダブルアタック
手札コストとして捨てたモンスターよりもレベルの低いモンスターを選択し、2回攻撃できるようにする魔法。
イラストでは《切り込み隊長》が《大木人18》と戦っている。
ちなみに《大木人18》のステータスは攻1600/守1900 ……あれ?


  • ツーマンセルバトル
展開を補助する永続魔法。
各プレイヤーは自身のエンドフェイズ時に1度、手札からレベル4のバニラを特殊召喚できる。

《切り込み隊長》と《火炎木人18》の戦いに、《ガガギゴ》が加勢しにきたのだろう。
この状況はこのカードの効果を発動することでゲーム中でも再現できる。
ちなみに《火炎木人18》の戦闘力は攻1850/守 0
これで破壊された《火炎木人18》は《コザッキー》に改造され、《人造木人18》になったようだ。

これが《ガガギゴ》の暴走。いや、全ての始まりだった。


  • 我が身を盾に
LP1500をコストにし、自分のモンスターを破壊する効果をカウンターできる速攻魔法。

《切り込み隊長》が《ガガギゴ》への攻撃を身を挺して守っている。さすが隊長。
ちなみに《ガガギゴ》のステータスは攻1850/守1000
《ガガギゴ》のフレーバーテキストには『かつて邪悪な心を持っていたが、 ある人物に会う事で正義の心に目覚めた悪魔の若者。』とあり、
そる人物とは間違い無く《切り込み隊長》のことだろう。

この手の効果を持つ速攻魔法は少ないため、なかなか珍しい存在。
イラストを見ると《我が身を盾に》しているだけのはずだが、モンスターをカウンターすると返り討ちにして破壊できる
また、相手の《我が身を盾に》を自分の《我が身を盾に》でカウンターすることもできる
さすが隊長(?)


  • 立ちはだかる強敵
相手の攻撃宣言時に発動でき、選択した自分のモンスターに攻撃を強要させる罠。

《切り込み隊長》が《闇より出でし絶望》と戦っている。
ちなみに、この絶望先生の戦闘力は攻2800/守3000なので、さすがの《切り込み隊長》でもまるで勝ち目が無い。
???「隊長、これが絶望だ」

なお、このイラストにより《闇より出でし絶望》には足があることが判明した。


  • 本陣強襲
自分のモンスターを1体破壊し、相手のデッキを上から枚削る罠。
リバースした《メタモルポット》や《ニードルワーム》などを墓地に送りつつデッキ破壊ができるが、イマイチ効率が悪い。

《非常食》を食べていた《ゴブリン突撃部隊》の本陣に単身で切り込んでいる。
おそらく《ゴブリン突撃部隊》は守備表示だったのだろう。
ちなみに突撃部隊の戦闘力は攻2300/守0

《切り込み隊長》とは同じ戦士族のはずだが、襲われている辺り仲間ではないらしい。
ゴブリンなので別の勢力に所属しているのだろうか。


  • 反撃準備
守備表示モンスターが攻撃された時にコイントスで裏表を当て、
当たれば攻撃されたモンスターが攻撃表示になるが、
ハズレだと、攻撃したモンスターに貫通効果を与えてしまう永続罠。

面白い効果ではあるが、確実に表示形式を変えたいならば《重力解除》などを使った方が確実。

イラストでは、《切り込み隊長》に奇襲を食らった《ゴブリン突撃部隊》が慌てて武器を装備しているが、多分間に合わない。


  • 血の刻印
自分のデーモンを指定し、相手にもLPを払わせる永続罠。
ただし、このカードがフィールドから離れると選んだデーモンも破壊されるというデメリットが痛い。

イラストでは《切り込み隊長》が《ジェノサイドキングデーモン》に爪で斬られている。
どうやら左目の傷はこいつにつけられたようだ。
イラストを見るとかなりの量を出血しているが、さすがは隊長。後に無事に生還した模様。
あるいは、カードイラストゆえの誇張された表現と言うことだろうか。

ちなみにデーモンの戦闘力は攻2000/守1500


  • 戦士の生還
墓地の戦士族1体を手札に戻す魔法。
戦士族は数が多いので、選択しは色々と豊富。
《増援》よりも拾える範囲は広いが、デッキではなく墓地から回収するという受動的な条件のため、無制限カード。

《切り込み隊長》はどんなに傷ついても必ず生還できるのである。(実際にカードの効果で生還できるのは戦士族全般だが)
相当ボロボロになっているところを見ると、激しい戦いを思い起こさせる。
《闇より出でし絶望》に敗れた後か、《我が身を盾に》して《ガガギゴ》を庇った後だろう。


戦士族・魔法使い族獣戦士族モンスターの攻撃力を0にする装備魔法。
自分のスタンバイフェイズごとに装備モンスターの持ち主に500ダメージ与えるオマケもある。

さすがの隊長も病気には叶わないようだ。
状況からいって生還中に病気に感染したようだ。


  • 暴君の威圧
モンスター1体のリリースをコストに発動する永続罠。
これがフィールドにある限り、元々の持ち主が自分のモンスターはこれ以外の罠の効果を受けなくなる。

自分のモンスターを罠から守れるのは心強い。
ただし、コントロール奪取された自分のモンスターにも効果が及ぶので注意。

状況からいって無事に国に生還したところだが《裸の王様》に理不尽なことを言われているようだ。
隊長は生還しても戦い自体には負けてしまったのだろうか。
それにしても隊長にとっては気の毒な話である。


  • 共振装置
自分フィールド上の同じ種族・属性のモンスターを指定して発動し、
選ばれたモンスターのレベルをどちらか片方のレベルに変更する魔法。

収録弾はZEXAL移行後で初となる「GENERATION FORCE」であり、X召喚のサポートとしてデザインされている。

イラストでは《荒野の女戦士》と共に描かれており、OCGでもこの2人を対象に発動可能。
アニメ5D'sに登場した《軍神の采配》のイラストからすると、彼女も隊長と同じくフリード軍に属しているようだ。


  • 好敵手(とも)の記憶
タイムラグはあるが、相手モンスターを奪える罠。
相手モンスターの攻撃宣言時、その攻撃力分のダメージを受けつつ除外し、
次の相手ターンのエンドフェイズ時に自分フィールド上に特殊召喚する。

闇に堕ちた《ガガギゴ》に対し、剣を地に刺し語りかけている。
隊長の説得によって《ガガギゴ》は遂に長き闇から解放され、勇士として覚醒することとなる。

ちなみに、似たような効果の《次元幽閉》でも《ガガギゴ》が登場しており、《無敗将軍 フリード》と戦っている。


  • 戦友(とも)の誓い
EXデッキから特殊召喚されたモンスターを奪える罠。
自分フィールド上にEXデッキから特殊召喚されたモンスターが存在すると発動できず、
このカードを発動する場合、特殊召喚を行うことができない。

上記と同じく、《切り込み隊長》が《ギガ・ガガギゴ》に語りかけるシーンが描かれている。
しかし、《覚醒の勇士 ガガギゴ》ならともかく《ギガ・ガガギゴ》はメインデッキに入るモンスターのはず。
……あれ?


  • 一騎加勢
表側表示モンスターの攻撃力を1500も上昇させる魔法。
上昇値は大きいものの、速攻魔法ではないのでコンバット・トリックとしては使えない。
戦闘のサポートならば《収縮》や「禁じられた」の方が有用だろう。

カード名の元になった言葉は「文章を一気に書き上げる」という意味の「一気呵成」。

イラストでは《闇より出でし絶望》と戦う《切り込み隊長》に《無敗将軍 フリード》が加勢しようとしている。
ただし、《切り込み隊長》を強化しても《闇より出でし絶望》には勝てない。

このイラストを再現したいなら《ユニオン・アタック》を使おう。


  • 切り盛り隊長
召喚時、自分の手札をデッキに加えてシャッフルした後、1ドロー。
さらに、ドローしたのがモンスターだった場合、そのまま特殊召喚することができる。
ステータスは《切り込み隊長》と同じ。

手札交換できる戦士族ということでなかなか便利。
後半の特殊召喚は完全に運任せで事前の仕込みもできないので、当てにするなら【フルモンスター】のようなデッキで使うことになる。

さて、このカードの特徴はやはりそのコミカルなイラスト。
どこかで見たような面構えがたむろする中、なんと《切り込み隊長》がエプロンをかけて軍隊食を料理している
左目の傷が無いのでどうやら《ジェノサイドキングデーモン》と対決する以前の給仕の様子か、よく似た別人か、はたまたパラレルワールドの人物かは不明。

真剣な表情で味見しているあたり、料理にはかなりのこだわりがあるようだ。
仲間の胃袋を満足させることは士気の向上にも繋がる。隊長は戦闘以外でも優れたリーダーなのである。
周りでは《無敗将軍 フリード》や《戦士ラーズ》が彼の料理を楽しみにしているというお茶目な姿も描かれている。

また、匂いに釣られたのか、森の影にはよだれを垂らす《ガガギゴ》の姿がある


  • 救護部隊
バニラを1体サルベージする罠。
また、墓地に存在する時に自分のバニラが戦闘で破壊されると、
《切り込み隊長》とまったく同じステータスのモンスターとなって、守備表示で特殊召喚される。

イラストでは、《無敗将軍 フリード》や《戦士ラーズ》など、上記カードと同じ面子が看護師による治療を受けている。
《切り込み隊長》以外は女性看護師の治療を受けて鼻の下を伸ばしており、
普段は理知的な《無敗将軍 フリード》さえも美人の看護師にデレデレしている。
だが、《切り込み隊長》のみ屈強な男性看護師の治療を受けており、不満そうな表情を浮かべている。

このムキムキな男性看護師は後に《衛生兵マッスラー》としてカード化された。


  • 共闘
モンスターの攻守を変更する罠。
発動時に手札のモンスターを捨てて表側表示のモンスターを選択、
選ばれたモンスターの攻守は捨てたモンスターのものと同じになる。
発動ターンは直接攻撃できなくなるので注意。

Sin トゥルース・ドラゴン》や《絶望神アンチホープ》などを捨てればかなり高い攻撃力を得られる。
《共闘》というカード名の割には攻撃力を加算する効果ではないのはご愛嬌。
また、相手モンスターに使って攻守を下げることもできるので覚えておこう

共闘とは一体……?

《切り込み隊長》と《ガガギゴ》が共闘し、《暗黒の侵略者》と《大木人18》に立ち向かっている。
相手側も共闘しているようである。


ある召喚法を強烈にメタる罠。
儀式融合シンクロエクシーズペンデュラムから1つを選んで発動。
発動ターン中は選んだ種類のモンスターを特殊召喚できず、そのモンスターの効果は無効になる。

ある1つの召喚法を主軸にしたデッキに対する強力なメタカード。
ターン中の展開をシャットアウトでき、すでに出ているモンスターに対しても効果を無効にすることで簡単に対処可能。
しかも、効果が及ぶのは発動したターン中のみなので、相手ターンに使っても返しの自分のターンでは問題なく展開できる。

イラストでは魔法陣のようなものに飲み込まれる《覚醒の勇士 ガガギゴ》に《切り込み隊長》が呼び掛けているが、透明な障壁に阻まれている。

せっかく勇士に覚醒した《ガガギゴ》だが、またひと波乱ありそうである。


  • 切れぎみ隊長
手札ではなく、墓地からレベル4以下のモンスターを特殊召喚する《切り込み隊長》。
蘇生したモンスターの効果は無効になる。

どういうわけか切れぎみになった《切り込み隊長》。
周りには他の戦士族が倒れており、彼らが不甲斐ない戦いしかできなかったから怒っているのだろうか……?

ステータスは攻守を逆にした《切り込み隊長》だが、
レベルは1になっているのでシンクロ召喚エクシーズの際は注意。


  • 戦線復帰
自分の墓地のモンスターを守備表示で蘇生する罠。
リビングデッドの呼び声》と違って攻撃には使いづらいが、永続罠ではないので妨害されにくい。

イラストでは《切り込み隊長》が《救護部隊》で登場した《衛生兵マッスラー》に投げ飛ばされて強引に戦線に復帰させられている。
大の《切り込み隊長》を簡単に放り投げる《衛生兵マッスラー》は衛生兵にしておくには惜しい存在かもしれない。
ちなみにカード化された《衛生兵マッスラー》の攻撃力はレベル4にしてなんと2200
投げ飛ばせるのも納得である。

それにしても、《切り込み隊長》は治療を受けている時にいやそうな顔をしていたので嫌われてしまったのだろうか。


  • 衛生兵マッスラー
第10期2番目のパック「CIRCUIT BREAK」で遂にカード化された件の衛生兵。
攻撃力はレベル4にして破格の2200もあるが、戦闘ダメージを与える際、代わりに回復させてしまうという衛生兵らしいデメリットを持っている。

いわゆる「デメリットアタッカー」の1つであり《スキルドレイン》と相性がよい。
なお、効果による回復なので《シモッチによる副作用》等の効果ではバーンダメージに変化する。【シモッチバーン】においてはアタッカーとして起用でき、相手を薬剤の副作用で倒す恐ろしい衛生兵が誕生する。

レベル4なので《切り込み隊長》とはX召喚できないが、《聖騎士の追憶 イゾルデ》などのL召喚には使用可能。

イラストに《切り込み隊長》本人は不在だが、《切り込み隊長》と同じポーズを取っているのが、妙な笑いを誘う。





【アニメオリジナルカード】

  • 「コモン・サクリファイス」
アニメGXに登場。
《切り込み隊長》と《無敗将軍 フリード》と《一刀両断侍》が《暗黒界の魔神レイン》と対峙している。
効果からすると、《切り込み隊長》と《一刀両断侍》が《切り込み隊長》の生け贄となっているようだ。

  • 「反撃の狼煙」
アニメ5D'sに登場。
《ジェノサイドキングデーモン》に敗れ、倒れた《切り込み隊長》を《ブレイドナイト》が支えている。
《血の刻印》の場面の続きだろうか。

  • 「軍神の采配」
アニメ5D'sに登場。
《暗黒騎士ガイア》《荒野の女戦士》と共に《無敗将軍 フリード》の後ろに控えている。


【アニメでの活躍】

ドーマ編では城之内が使用。
自身の効果により《格闘戦士アルティメーター》を特殊召喚し、2体でヴァロンに対し直接攻撃を成功させた。


GXではノース校四天王が2枚ずつ使用した。
なんと4×2=8で「フィールドに《切り込み隊長》が8人並ぶ」というとんでもない事態が発生した。
結果万丈目から「そんなに同じ奴がいたんじゃあ、どいつが隊長が分かりゃしないな。
と言う至極もっともかつハイセンスな返しを受ける事に。


5D'sでもこっそり登場。
アカデミアの戦士族の授業にて龍亞が《切り込み隊長》とチューナーを使って《パワー・ツール・ドラゴン》をシンクロしようとした。

VRAINSでも登場。
サイバース入手前、Unknown時代の藤木遊作が使用し、効果で《イグザリオン・ユニバース》を特殊召喚。《フォトン・スラッシャー》と3体で《電影の騎士ガイアセイバー》のリンク召喚に繋げた。

様々な局面や状況に現れる隊長。
しかし、隊長の本名は誰も知らない。

因みに英語版ではウルトラレア、韓国版ではゴールドレア仕様がある。




この項目がwikiに表側表示で存在する限り、相手は表側表示で存在する他の項目を荒らし対象に選択する事はできない。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 遊戯王
  • 遊戯王OCG
  • 星3
  • 地属性
  • 戦士族
  • 切り込み隊長
  • 隊長
  • 二刀流
  • ストーリーカード
  • Struggle of Chaos -闇を制する者-
  • 藤木遊作
  • 遊戯王VRAINS
  • 城之内克也
  • 龍亞
最終更新:2025年02月16日 17:18