マキシマム召喚(遊戯王ラッシュデュエル)

登録日:2021/04/15 (木曜日) 00:28:03
更新日:2023/11/11 Sat 22:56:34
所要時間:約 9 分で読めます





3枚のカードが揃い 新たなセツリが誕生した

マキシマム!


●目次

【概要】


マキシマム召喚とは遊戯王ラッシュデュエルに登場する召喚法。
例として《天帝龍樹ユグドラゴ》《天帝龍樹ユグドラゴ【L】》《天帝龍樹ユグドラゴ【R】》といった、特定のマキシマム表記のあるモンスターと同じ名前を持つLとRの計3枚を手札に揃えて自分のメインフェイズにマキシマム召喚することでマキシマムモードの力を発揮できる。
出す前に自分のモンスターゾーンが他で埋まっていても、それらを墓地に送ってマキシマム召喚することが可能。

真ん中とLとLなど同名モンスターの他カードで代用することはできず、全て1枚づつ必要。
3枚とも別々のモンスターとしてフィールドに召喚、アドバンス召喚、特殊召喚することもできるが、それで揃えてもマキシマムモードにはなれない。
マキシマムモンスターは守備力が例外なく0なので一部のサポートとの相性は良いが壁としては数合わせに留まり、更に初期は攻撃力や効果がマキシマムモード無しではかなり抑えられていたため、ラッシュデュエルのドローのシステムも相まって、マキシマム召喚できない時に手元にあるデメリットが大きかった。
ただし「マキシマムモンスター」区分でのサポートを受けることはでき、しばらくしてマキシマムモードでなくても戦力になるカードも増えてきた。

マキシマムモード
  • マキシマム召喚は特殊召喚である。上級・最上級モンスターが含まれる場合でもリリースは発生しない。
  • 手札に3枚揃えた状態でしか行えない。既にフィールドに出ているモンスターを使ってマキシマムモードにすることはできない。
  • マキシマムモードではMAXIMUM ATKが攻撃力となる。また、名前、属性、種族、レベルなどは真ん中のものになる。
  • 2023年8月現在、すべてのマキシマムモードのモンスターは(永続効果含めて)レベルが10になる。
  • 守備表示が存在せず、守備表示に変更させる効果を受けない
  • 真ん中とLとRの3つの効果はそれぞれ使用可能。相手の罠カードでは破壊されない永続効果をいずれかが持っていることが多いが、絶対ではない。
  • モンスターゾーンを3枠全て使うので、追加で他のモンスターは出せない。
  • 3枚のカードが並んでいても、モンスター1体として扱うので攻撃は1回。
  • マキシマムモードでもアドバンス召喚ためにリリースできる。ただし1体分にしかならず、星5〜6しか出せない。
  • 手札に戻す効果を受けた場合は、3枚すべてが手札に戻る。

ラッシュデュエル自体がデッキサーチやデッキから指定しての墓地送りはできないゲーム性のため、早く3枚揃えるにはネイルがやったようにドローカードによるデッキ回転や手札に引き込むドローの練習、もしくはランダム墓地肥やしで墓地に落とし、サルベージ効果持ちを引いて回収できる、真のデュエリストたり得る運が必要だが、一度場に出てしまえば最高クラスの攻撃力と多彩な効果で高い制圧力を発揮する。

その一方でモンスターゾーンを全て圧迫するので、他にモンスターを召喚したり効果によるサポートを受けられず、魔法と罠のみに頼ることになる。

また、壁モンスターを守備表示で並べられていると戦闘ダメージが与えられないという無視できない欠点もある。そのため《10sionMAX!!!》や《B・B・B》のような貫通効果を付与できるカードがしばしばサポートとして必要とされる。

ラッシュデュエルでは破壊効果にレベル8以下と制限が掛けられていることも多いため、耐性を持たないモンスターであっても、効果による除去はそこまで簡単ではない。
幸い自分か相手モンスターの攻撃力を上下させるカードは多いので、それでMAXIMUM ATKを追い抜いて戦闘破壊するのが倒しやすい方法か。

昔を知るデュエリストたちは青眼の白竜3体連結(バンダイ版)ゴッド(デュエル・マスターズ)、アニメ版機皇帝を連想したとか。

ただし、G・リンクはリンクできるゴッド・クリーチャーを1体ずつ出していくことで行うが、マキシマム召喚は3枚すべてを同時にフィールドに出して行うという違いがある。

【アニメ】


遊戯王SEVENSにて西園寺ネイルがカイゾーのオリジナルデータを調べ尽くして見つけた拡張性を利用して作り出した、ラッシュデュエルの新しい召喚法。
トップ・オブ・ヘキサゴンとのデュエル中にリアルタイムラッシュデュエルプログラミングを用いて実装し、カードはデュエルディスクに搭載されている、デュエル用カードと同規格のIDカードを上書きする形で作り出された。
マキシマム召喚するとデュエルディスクが変形して、3枚に並んだ別々のカードが1つの横長カードに合体して飛び出す演出が入る。
アニメではキーカードは1枚しか存在しないことが多く3積みできないので、ネイルはユグドラゴが揃うようドロー効果を持つカードを大量に用意してデッキを圧縮し召喚した。
遊我1戦目では天帝龍樹ユグドラゴを初披露し、突然の新召喚法登場で遊我たちと視聴者を驚愕とさせた。

SEVENSのデュエルでは周囲に半球のソリッドビジョンを20mほど展開しその中でお互いのモンスターを召喚して戦うが、マキシマムモンスターはその中に入りきらないサイズでユグドラゴに至っては超高層ビル並という超弩級規模。
そのため遊我VSネイル2戦目では都会のど真ん中にあるゴーハ本社を(ソリッドビジョンで)破壊しながら登場し、街中の人たちに目撃されている。

チームバトルロイヤル編では遊我のクラスメイトの友達の友達がゴーハ社の発売した新しいパックからマキシマムモンスターをゲットしたという話が出てきて、今後一般流通する可能性が出た。
しかしそれの売人役であるハントが、噂を聞きつけた人間のみに高値かつランダムで一枚ずつ売りさばくというすっごいこすい手段を使って広めた為思ったより広まらなかった。

ゴーハラッシュデュエル大会編においてはそのハント以外での使用者は遊我とネイルのみが使用している。
同編に至るまではマキシマムモンスターを使用した場合は相手もマキシマムモンスターを使用しない限り敗北はなく、出せばほぼ必勝、負けない為には同じくマキシマムを使うしかないという状況であった。
その為各種チームは遊我チームとの戦いにおいては「マキシマムモンスターをどう対処するか」がデュエルの中心となっていた。
そして学人がネイルを捨て身で倒し相打ちに持ち込んだため「必勝」では無くなったことを区切りに、マキシマムカードを使いこなす遊我が持っていないルークに敗れた為不敗神話も潰える事となった。

その希少性と普通に使えば手札事故にしかならないこれを使いこなすのは腕利きの証拠であり、否が応でもデュエルの主役となる強力カードである。
マキシマムを持たない側が出された際にどう攻略するかはSEVENSの見どころの一つと言えよう。


アニメゴーラッシュ!!では、MIK総帥竜宮フェイザーが使う未知のカードとして登場。以後もMIK編ではMIK幹部が使用する。
今作では「マキシマムに負けた者にはカードになってもらう」ということで、マキシマムモードのモンスターでトドメを刺すと謎の飛行遺跡が登場、そこから光が照射され、敗北した人間をカードにしてしまう。
そしてMIKが所持するマキシマムカードは実際に「人間が素材」である。ただ事件解決後には(遺跡そのものは健在ではあるが)カードとなった人間は全て開放されカード化機能も停止、それでいてカードは健在でそのまま使用できる状況に落ち着いた。その後は何の問題もない開発したマキシマムも流通している。ただし遺跡に関しては未だ調査中。

他にはアイツが持ち込んだ超魔旗艦マグナム・オーバーロードが現存しており、「マキシマムにはマキシマムを」ということでユウディアスが捜索し、発見、デッキに導入した。
だが不安定なために使用できるのか?…と思われる中カイゾーが乱入、凄い顔でチョップを繰り出し力尽きたが、そのおかげで今度は超魔軌道マグナム・オーバーロードとして生まれ変わる。
そしてアニメでは初めてマキシマムモードではない状態でもマキシマムモンスターが使用され、「マキシマムモードだけがマキシマムではない」ということをデュエルで示すこととなった。


【アニメSEVENSが初登場のマキシマムモンスター】



天 地 光 闇 創造 絶望 永遠 終焉 運命、それは世界を貫き羽ばたく新たなる神話

3つ首の眼で今こそ万物に理を与えんがため、マキシマム召喚!

出でよ 天帝龍樹ユグドラゴ!!


天帝龍樹(てんていりゅうじゅ)ユグドラゴ

マキシマム・効果モンスター
星10/光属性/サイバース族/攻2000/MAXIMUM ATK 4000
【永続効果】相手の罠カードの効果では破壊されない。
【L】デッキの上からカード3枚を墓地に送って発動。相手の表側表示モンスター(レベル8以下)を破壊する。
【R】デッキの上からカード3枚を墓地に送って発動。相手の守備表示モンスターを表側攻撃表示にする。

見た目は世界樹と3つ首の竜が融合したモンスター。
MAXIMAM ATKはラッシュデュエルの中でも最高クラスで、マキシマム超絶強化パック発売まで最高値だった青眼の白龍をぶち抜き4000の大台に達している。

相手の守備表示モンスターを攻撃表示にできる効果は魅力的であり、マキシマムモンスター特有の欠点を自力で補っている。

アニメでは安立ミミ以外のゴーハ社高級幹部トップ・オブ・ヘキサゴンのIDカードをネイルが使って生み出した、エース兼初のマキシマムモンスター。
相手のモンスターゾーンが1体だけならばそのカードを排除できるので、アニメのライフ4000ルールでは一撃で勝つこともできる。

VS遊我(1戦目)ではLの効果でセブンスロード・マジシャンを破壊後、自身のダイレクトアタックで倒し、今までピンチでも折れることのなかった心を粉砕した。

和解した後はアサナのマキシマム対策としてカイゾーが土下座した甲斐もあって遊我に貸してくれたが、別の方法を発見したことで使用することはなかった。
現在はネイルがデュエリストに復帰した為再び彼が使用している。勿論その辺のデュエリスト相手にも容赦なく使用。セツリだから仕方ない。

Lの効果名は「ブリザード・オブ・プロヴィデンス」
Rの効果名は「アロー・オブ・ミストルティ」
攻撃名は「ラグナロック・トライバースト・ストリーク」


ルーク、ロミン、ガクト!そして他のみんな!もう一度、一緒に戦ってくれ!

行く手を阻む!迷いも、痛みも、絶望も!
夢と!勇気と!友情で!ロードを切り開いて突き進む!

マキシマム召喚!!

出てこい!超魔機神 マグナム・オーバーロード!!


超魔機神(ちょうまきしん)マグナム・オーバーロード

マキシマム/効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻1900/MAXIMUM ATK 3500
【永続効果】相手の罠カードの効果では破壊されない。
【L】自分のLPが相手より少ない時 手札を1枚墓地に送って発動。このカードの攻撃力はターン終了時までお互いのLPの差だけアップする。
【R】デッキから1枚を墓地に送って発動。相手の表側表示モンスター1枚を選び、このカードの攻撃力はターン終了時まで選んだモンスターのレベル×200アップする。

効果2つが自身の攻撃力アップに特化しているからか、MAXIMUM ATKは3500と低め。
しかし効果さえ使えばマキシマムモンスター相手に攻撃力5500は出せるので、そうそう殴り負けることはない。

見た目は赤、青、緑の3体の人型ロボット合体したスーパー戦隊シリーズに出られそうなを持つ超巨大ロボット
SEVENS放送時間が朝7時30分〜であり、丁度このカードが召喚される時間帯がスーパー戦隊と同じくロボットが合体する50分前後なので、局によっては時間がテレビ画面左上に表示されているのが更にそう感じさせる。
2021年春からは放送日時が土曜日から日曜日の朝7時30分に移動したことで、過去にスーパー戦隊が放送していた曜日と時間に放送することになった。

アニメでは遊我がネイルのユグドラゴに対抗するため、リアルタイムラッシュデュエルプログラミングを用いて最後にカイゾーの力も借り、ルークロミン、ガクトに託されたIDカード*1を上書きし作り出した。
各ロボットは真ん中の赤がルーク、Lの青がロミン、Rの緑がガクト担当。
召喚シーンは完全にロボットアニメの合体プロセスになっている。
何気にアニメ遊戯王の主人公が純粋な合体ロボットのカードを使うことは珍しい。
ちなみに、名前はちょうまきしグナと、マキシマム召喚を意識したものになっている。また、後半の「オーバーロード」も、普通なら過負荷や超越者などの意味になるが、それまで一人で作り上げていた発明(ロード)と違い、仲間とともに作り上げた「ロードを超える力」という意味となると思われる。

初登場したVSネイル(2戦目)では魔法カードでパワーアップしたユグドラゴの攻撃を避けるため遊我の罠カードによりオープンゲット手札に戻したが、それすら予測していたネイルの罠でデッキに戻され大ピンチを迎えるも、手札に全て引き寄せ再召喚した。
2クール目マキシマム編最大の山場である26話 「マキシマムデュエル!」はOP部分も本編に当てられ、今まで登場したキャラクターとゴーハ市の小学生たちの応援と共にマキシマム召喚され、BGMと合わせて非常に盛り上がる流れになっている。
デュエル後には無事3人のIDカードに戻っている。
VSアサナ(2戦目)では鉱山に埋まっていた試作型デュエルディスクのIDカードから作り出したが、僅か1度のデュエルにも耐え切れず途中で消滅した。

Lの効果名は「マキシマム・チャージ」
Rの効果名は「リフレクション・チャージ」
攻撃名は「ブレイブ・インパクト・スラッシュ」、「衝撃のマキシマム・バーストロード・スラッシュ」


目覚めよ!重騎乗りの魂とともに!鳴け!響け!黒鉄の竜よ!マキシマム召喚!

山を削り、大地を穿ち!世界中に重騎の道を敷き詰めよ!

出でよ!幻竜重騎ウォームExカベーター!!


• 幻竜重騎ウォームExカベーター

マキシマム/効果モンスター
星10/地属性/幻竜族/攻2500/MAXIMUM ATK 3500
【永続効果】相手の罠カードの効果では破壊されない。
【L】【永続効果】このカードの攻撃力は自分の手札の数×300アップする
【R】自分の墓地のカード1枚をデッキの下に戻して発動。フィールドの魔法、罠カード1枚を破壊し1枚ドロー。フィールド魔法を破壊した場合さらに1枚ドローできる。

六葉アサナが使用するマキシマムモンスター。見た目はドラゴンが融合したバケットホイールエクスカベーター。
素の攻撃力は3500と低めだが、永続効果によってほとんどの場合ユグドラゴを上回る。ただし、マキシマム召喚したターンは手札が少なくなりやすいため次のターンでの戦闘破壊に注意は必要。
最上級相応の攻撃力とカード効果へ比較的耐性のあるレベル10を持つため、割り切ってアドバンス召喚してしまうのも手。

アニメではアサナが試作型デュエルディスクに内蔵されていたIDカードから発掘したカード。
VS遊我(1戦目)でマキシマム召喚し、ネイル以外はマキシマムモンスターを所持していないと思っていた一行を驚愕させた。
カード自体はExカベーターとして発掘されており、ネイルがマキシマム召喚をインストールした影響でIDカードが変化したものと推測されている。
だがその出自ゆえにカードが不安定であり、遊我との2戦目のデュエルではオーバーロード共々IDカードに限界が来たことで消滅してしまった。

【R】の効果名は「アルカディア・クエイク」、攻撃名は「インフィニット・グランド・クラッシュ」


類稀なる発掘センスで!

誰もが羨むジュラシック!

先輩踏み付け、成り上がる…!

「「「ハント!ハンター!ハンティスト!」」」

大恐竜駕ダイナ-ミクス!!

大恐竜駕(だいきょうりゅうが)ダイナ-ミクス

マキシマム・効果モンスター
星10/地属性/恐竜族/攻1900/MAXIMUM ATK 3400
【条件】マキシマムモード:相手フィールドに表側表示モンスター(レベル9以上)がいない場合、手札のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスターを2体まで選んで破壊する。
【L】このカードはモンスター(レベル7)以下との戦闘では破壊されない。
【R】このカードは相手の罠カードの効果では破壊されない。

メインキャラ以外では初の強竜族のマキシマムモンスター。デュエル恐竜研究クラブのメンバー「後藤ハント」が使用。
ビジュアルは近代都市を背負ったブラキオザウルス、及びブラキオザウルスを引くティラノサウルスとトリケラトプス。
マキシマムモードになることでレベル9以上が相手フィールドにいない場合に手札コストを払って2体までのモンスター除去が行える効果を持つ。
罠・モンスターとの戦闘への耐性も持つなど使いやすい優秀な性能となる。
攻撃名は「ジャイアント・ダイナミクス・インパクト」、効果名は「ゴッドハンティング・ブラスター」。



行く手を阻む!火山も!氷河も!隕石も!

セツリと!
ロックと!
プライドで!
ロードを切り開いて燃え上がれ!マキシマム召喚!

出てこい!灰覇炎神(ハイパーエンジン)ヴァスト・ヴァルカン!!

灰覇炎神(ハイパーエンジン)ヴァスト・ヴァルカン

マキシマム/効果モンスター
星10/炎属性/戦士族/攻1900/MAXIMUM ATK 3300
【永続効果】このカードは相手の罠カードの効果では破壊されない。
【L】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動。
   相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで800ダウンする。
   その後、相手フィールドのフィールド魔法カードを破壊できる。
   この効果でフィールド魔法カードを破壊した場合、さらに相手に800ダメージを与える。
【R】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動。
   自分または相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、
   その攻撃力をターン終了時まで、[選んだモンスターのレベル]×100ダウンする。
   その後、[選んだモンスターのレベル]×100ダメージを相手に与える。

遊我の新たなマキシマムだが、MAXIMUM ATKは3300と低め。
ビジュアルは右腕が竜の頭を模した岩石でできた巨人。ハントのダイナ―ミクスに対抗して召喚された。
能力はマキシマム特有の罠耐性に加えて
  • 相手モンスターの弱体化とフィールド魔法の除去&800ポイントのバーン
  • フィールドのモンスターのレベルに比例した弱体化&バーン
とバーンダメージに特化したような効果を持つ。
攻撃名は「ヴァルカン・イグナイト・ハイパードライブ」。Lの効果は効果名は「ジ・アルティメット・エラプション」、Rの効果名は効果名は「ジ・インフェルノ・ブレイズ」。


行く手を阻む!テントウムシも!テントウムシも!テントウムシも!

倒して!
退治して!
やっつけて!
ロードを切り開いて突き進む!マキシマム召喚!

出てこい!超魔旗艦(ちょうまきかん)マグナム・オーバーロード!!

超魔旗艦(ちょうまきかん)マグナム・オーバーロード

マキシマム/効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻1900/MAXIMUM ATK 3500
自分フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送って手札のモンスターを2体まで自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
その後、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。
【L】自分の墓地のモンスター1体を選び、[選んだモンスターのレベル]×100ダメージを相手に与える。
   この効果で相手にダメージを与えた場合、さらにそのモンスターを手札に加える事ができる。
【R】デッキの一番上のカードを2枚墓地へ送って発動。
   攻撃力は1000ダウンし、相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、その攻撃は貫通する。

不安定になっていたヴァスト・ヴァルカンがルークのパウリエフェクトを受け変化したマキシマムモンスター。
カードの方が先に発売され、アニメでは出てこないのかと思われていたのだが、遅れてアニメで登場した。

「超魔機神 マグナム・オーバーロード」と似た名前だが、こちらは巨大な戦闘機という見た目。
マキシマム特有の罠カードでは破壊されない永続効果がない。
本体の効果は自身を墓地に送って手札のモンスターを特殊召喚するという、サポート向けな効果となっている。
Lの効果で墓地のモンスターを回収しそこから展開を狙うといったところか。
Rの全体貫通攻撃はこの効果とかみ合わないが、守備表示モンスターが並んでいるなら蹴散らすことができる。

攻撃名、効果名は不明。
ちなみに召喚口上がすべてテントウムシだが、これは対戦相手がテントウムシ型モンスターを展開していたこと、遊我がテントウムシ嫌いであったことによるテントウムシ殲滅を意識していたもの。
一人で全部喋っていたことにはルークからも突っ込まれ、デュエルではテントウムシ殲滅ロードと化していた。

【アニメゴーラッシュ!!が初登場のマキシマムモンスター】

• 深淵海竜アビス・クラーケン

竜宮フェイザーが使うマキシマムモンスター。
全てレベル10となっており、単体でも強力。マキシマムモンスターの他に海竜族で統一され、マキシマムモンスターやレベル10のモンスターをサポートする「アビス」テーマによりマキシマム召喚やその前の時間稼ぎができる。
またこのカードの「L」は攻撃力・守備力を最大1500ダウンさせることができステータスも低すぎないため、マキシマムにこだわらなくとも最上級モンスターとして非常に優秀。

火轟嵐凰(かごうらんおう)ヴォルカライズ・フェニックス

蒼月マナブが使うマキシマムモンスター。
全てレベル10となっており、更に初の全パーツ種族違い(メインは炎族、Lは雷族、Rは水族)という変わり種で、このカードの破壊や強化といった効果の条件もサポートカードも その3種族混合デッキを推奨している。
対応する装備魔法もあり、サポートカードでサルベージもしやすい。

輝鋼超竜(きこうちょうりゅう)デヴァスター・オケアビス

竜宮トレモロが使うマキシマムモンスター。
全てレベル10となっており、なんとマキシマムモードになっても耐性が全くない。それを補えるようにクラーケンと同じくアビステーマでのサポートの他、「アビスカイト」という罠カードをサルベージできる。
破壊や固定値の強化も持つが、それに加えて相手モンスターの攻撃力分、攻撃力が上昇する効果で実質ダイレクトアタックと同様のダメージを狙える。
「アビスカイト」モンスターも後に登場し、このカードや「アビスカイト」罠カードのサポートができるようになった。

大魔法羊女(だいまほうようじょ)メェ~グちゃんMAXウール

エナジーこぴこが使うマキシマムモンスター。
デュエル描写が短縮されたため詳細は不明だが、こぴこの勝った相手の人格や能力をコピーするという特殊能力もあってか、主人公サイド6名との連戦時にこのカードを使って全勝している。

• 超魔軌道マグナム・オーバーロード

ユウディアスが使うマキシマムモンスター。
強化&耐性付与とバーンの外、マキシマムモンスターの自身をデッキに戻して3ドローに変えるという思い切った効果を持つ。

• 深淵竜神アビス・ポセイドラ

竜宮フェイザー使う第2のマキシマムモンスター。
全てレベル10、「アビス」サポートに対応などはクラーケンと同様。自身の効果で墓地のモンスターを戻して、自身の別の効果にある「墓地にモンスターがいない場合」を満たし、相手フィールドの全破壊や破壊耐性獲得、更にロックもこなせる。
こちらの「L」はマキシマムモードでなくとも海竜族デッキなら破壊効果を狙える点が強力。

• メガジョインテック・フォートレックス

王道遊飛が使うマキシマムモンスター。
全てレベル4でマキシマムモード時にレベル10扱いとなる。
耐性や強化の条件が特殊で、何よりコイントスで攻撃回数、貫通を持つかが大きく変わるなど、従来と比べると特殊なマキシマムモンスター。

【漫画版が初登場のマキシマムモンスター】


• 大連撃竜ドラギアス・バースト

漫画版の上城ルークが使うマキシマムモンスター。
LとRが低攻撃力のレベル7のため、一旦フィールドに出すのは躊躇われる反面、七宝船やフェニックス・ドラゴンとの相性は良い。
強化と3連続攻撃で一気に決めにかかるタイプ。ただし3連続攻撃の効果後はエンドフェイズにデッキに戻ってしまうため、仕留めきれる場面を見極める必要がある。

超魔機獣(ちょうまきじゅう)マグナム・オーバーロード

漫画版の王道遊我が使うマキシマムモンスター。
ラッシュデュエルでは異例の、相手への効果ロックができる。永続効果で相手モンスターが多ければその分強化され、自分の墓地のモンスターが多ければ貫通を持つ点も優秀。

【カードゲーム専用のマキシマムモンスター】


終焔魔神(しゅうえんまじん)ディスペラシオン

初のカードゲーム専用マキシマムモンスター。
全てレベル10で、マキシマム、レベル10、炎族、悪魔族などをサポートする「焔魔」というテーマでマキシマム召喚につなげることができる。
マキシマムでなくても戦えるタイプで、「R」は当時の環境で強かったレベル7の特殊召喚を封じることができる。

焔魔神(えんまじん)ベルシュドロス

初のカードゲーム専用マキシマムモンスターその2。
全てレベル4でマキシマムモード時にレベル10扱いとなり、通常モンスターとの戦闘破壊耐性以外の耐性を持たない初の軽量級寄りのマキシマム。
ステータスはマキシマムモンスターとしては控えめだが、堅実に強化と貫通を持ち、「焔魔」サポートも受けやすい。

• ハーピィ三姉妹(レディース)

初のOCGリメイクマキシマムモンスター。
原作のレベル5、装備魔法装備後の攻撃力を引用した通常攻撃力2100で統一されており、LとRはフィールドと墓地ではハーピィ三姉妹名称となり、マキシマムモード時にレベル10扱いとなる。
「ハーピィ」テーマの主軸として、マキシマムモードでなくても戦える能力となっており、強力なサポートカードも多い。


追記、修正は手札に3枚揃えてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • マキシマム召喚
  • マキシマムモンスター
  • 西園寺ネイル
  • 召喚法
  • 遊戯王
  • 遊戯王SEVENS
  • 遊戯王ラッシュデュエル
  • 合体
  • 合体モンスター
  • 天帝龍樹ユグドラゴ
  • 超魔機神マグナム・オーバーロード
  • 幻竜重騎ウォームExカベーター
  • 特殊召喚
  • 大恐竜駕ダイナ-ミクス

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年11月11日 22:56

*1 アカウントそのものなので、ディスクに無いとデュエル不可能になるデュエリストの生命線