登録日:2010/10/07 Thu 22:52:22
更新日:2025/07/04 Fri 21:32:45
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機皇帝とは『
遊戯王5D's』アニメ第3期から登場したカード群である。
「イリアステルの三皇帝」を名乗る
プラシド、
ルチアーノ、
ホセが使用する。
ここではカテゴリとしての【機皇】についても解説する。
概要
機械族で統一されているが彼らごとに専用の機皇帝が存在し、天地人がモデルとなっている。
コアである「∞(インフィニティ)」、頭部の「T(トップ)」、左腕の「A(アタック)」、右腕の「G(ガード)」、脚部の「C(キャリア)」、
計五枚のモンスターカードによって構成される合体モンスター。
それぞれDNAが元になっており、ATGCは塩基を元にし、Aはアデニン、Tはチミン、Gはグアニン、Cはシトシンのこと。そして∞は二重螺旋構造を表すX線の写真の形からとられている。
最大の特徴として各機皇帝は相手フィールド上のシンクロモンスターを
サクリファイスのように装備カードとして吸収する共通の効果を備えている。
その効果、活躍からアニメ5D'sの劇中ではシンクロキラーと称されている。
だが上司の持つ時械神の方がよっぽどメタれてると言うのは内緒だ!
もっとも収録枠を食うからかルール上面倒なことになるからか、
OCGにおいては合体式では無く1枚に纏められ
た結果、1枚のカードテキストに収められるわけもなく様々なオプション能力も失われてしまった。
だがそれによって、
スピードデュエルベースでモンスターゾーン三枠の
デュエルリンクスにも大過なくOCG版で実装できており、塞翁が馬の配慮になったとも言えるだろう。
アニメ5D's本編ではカードとしてだけでなく、実在する兵器としても登場している。
Z-ONE率いるイリアステル滅四星達が住む未来世界において登場し、人の意思を動力源とするエネルギー「モーメント」が、人々の誘惑や欲望といった負の感情が強まり過ぎた事によって暴走してしまい、元凶たる人類を滅ぼすために送り込んだ機械の軍隊であった。
Z-ONEの奮闘により、人々に正しい心である
クリア・マインドが伝わったことで人類への攻撃を停止したものの、モーメントを制御するネットワークが限界を迎えて更なる暴走を起こし、機皇帝たちは突如として自爆。
それに巻き込まれる形で、Z-ONE達ごく一部を除き人類は滅亡してしまった。
分類
機皇帝
機皇においてエースモンスターとなる存在。
それぞれが以下の共通効果を持っている。ただし攻撃制限は《機皇帝グランエル∞》及び《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》には存在しない。
このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚する。
(2): 1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
(3):この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップし、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
ノーコストでSモンスターを装備という形で除去した挙句、しかもステータスをアップさせられ、Sモンスターの多くは高いステータスを持つ事もあって、大幅な強化を見込め発動できれば強力。
上手く後だしする事が出来ればそのまま高ステータスで押し切る事も出来るだろう。
が、特殊召喚条件が少々面倒な為、相手のシンクロに合わせて出すにはそれなりのプレイングスキルが必要とされる。
基本的に蘇生も出来ないためリビデ等で狙って出し直す……とも行かないのが辛い所。
かつては対象耐性、効果無効持ちのSモンスターは希少だった為、Sモンスター相手に対してはそれなりに牽制力を発揮できた。
だが今となっては、そういった効果を持ったSモンスターが珍しくなくなり、すんなりと吸収できないケースが激増。
Sモンスターを装備できなければ(ライフ次第で高打点を得れる《機皇帝グランエル∞》はともかく)平均的な攻守を持ったモンスターに過ぎない為、シンクロキラーとしてもパワー不足感が否めなくなってきている。
我らが下っ端、
プラシドの使用する機皇帝、天地人の「人」を象っている。
アニメでは一番手として登場した機皇帝で、最初はセキュリティから盗用したゴーストと呼ばれる
ロボットに使用させて片っ端からDホイーラーを襲っていた。
囮捜査に出向いた牛尾さんの《ゴヨウ・ガーディアン》をゴヨウしてクラッシュさせ、大怪我を負わせる(翌週にはもう治ってたけど)。
その後遊星との決闘で本格登場。初戦であるゴースト戦では
牛尾さんの忠告をガン無視して召喚した《スターダスト・ドラゴン》を吸収され追い詰められるものの、辛くも勝利を収める。
しかし遊星に恐怖心を植え付ける事となり、再び対峙する事になるであろう機皇帝の対策の為、仲間達と共に
新たな可能性を模索していく事となる。
以下、OCG版効果。
特殊召喚・効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻2500/守2500
このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。手札のこのカードを特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
(3):この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップし、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
(4):1ターンに1度、相手が魔法カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
《ワイゼルT3》を意識したと思われる魔法を無効化する効果は優秀だが、ステータスがそこそこ程度なのに他の攻撃を封じるのが結構キツい。
こいつでしか攻撃できないため守備表示のモンスターを出され続けたり、《
シールド・ウィング》や《
くず鉄のかかし》だけで止まってしまう…というか後者はアニメで実際止められている。
それでも機皇帝の中では安定したステータスを持っているので使いやすい方。
またLモンスターにより自己退場しやすくなったので、当初に比べれば融通が利くようになっている。
そして1枚のカードに纏められた関係で初期の合計ステータスであった攻守2500となり、明らかにレベル1ではないステータスを誇る。
攻守ともにぶっちぎりトップ…どころかレベル6以下のモンスターの中で攻守の合計値が最も高い。
能力上はどう見てもレベル1ではないが一応レベルは1なので《光学迷彩アーマー》を装備すれば守備表示も破壊無効もお構いなしに2500ダメージのダイレクトアタックをかませる。
アニメの合体シーンは非常にカッコいいのだが、OCGのイラストでは妙なポーズを取っており「人に声をかけて
スルーされたワイゼル」「
ゴンさん」など
なぜアニメの決めポーズにしなかったのかとたびたびネタにされている。
なお、その存在感や活躍のわりに日本語版では技名・効果名ともに無かったのだが、英語版ではそれぞれ「ステンレス・スチール・スラッシュ」「シンクロ・アブソーブション」という技名が存在する。
後にスマホアプリ
『デュエルリンクス』でプラシドとアポリアが実装された際も、この技名が採用された。
で、その名を冠した別バージョンがコイツ。
- 機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション
特殊召喚・効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻2500/守2500
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手ターンに、自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは攻撃できない。
(3):フィールドのカードを破壊する効果が発動した時、このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
デュエリストパック-冥闇のデュエリスト編に収録された、新たなワイゼルの形態。
アニメ5Ds109話にて登場した《スターダスト・ドラゴン》を吸収し、《ワイゼルA3》《ワイゼルG3》ルチアーノのデッキから抜き取った《スキエルC5》にへと改装したワイゼルをモチーフにしている。
イラストの通り換装した《スキエルC5》の再現として、特殊召喚時に相手モンスター1体の攻撃を封じる効果、
《スターダスト・ドラゴン》を吸収した事の再現として《スターダスト・ドラゴン》と同じく、リリースで破壊効果を無効にする効果を持つ。
本家と違い出しやすくなった上に、味方への攻撃制限はなくなっているが、魔法を打ち消す効果と既に《スターダスト・ドラゴン》を吸収している為か《スターダスト・ドラゴン》分の攻撃力が上がってないくせにSモンスターの吸収効果もなくなっている。
しかも、破壊無効効果は《スターダスト・ドラゴン》と違いリリース後に自力で帰って来れないので使い捨てにしかならない。
また出す事自体は簡単なのだが、相手ターンでしか出せず展開が遅くなりがちなうえ、コストが墓地送りであって破壊ではないので、他の機皇の持つ破壊をトリガーとする各種効果を発動できない。
総じて微妙に使いづらいうえに、登場当時からしてもパワー不足が否めないカードとなってしまっている。
基本的には「不意打ちで出せる攻撃妨害カード」として運用するのがベター。
性能を試すため、龍亞&龍可の練習に乱入、2対1の変則デュエルとなるが二人を圧倒。またこのデュエルが双子だけで行った最後のデュエルとなっている。
以下、OCG。
特殊召喚・効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
(3):この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップし、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
(4):自身が装備している自分のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このターンこのカードは直接攻撃できる。
固有効果として直接攻撃が可能なのだが、単体ではSモンスターを吸収しなければ使えず、相手によってはバニラ同然となってしまう。
攻守もレベル1としては非常に高いものの、《機皇帝ワイゼル∞》に比べるとやや劣り2200ではかなり不安な数値。その癖、他のモンスターが攻撃できなくなる効果も持っているため、《機皇帝ワイゼル∞》と同じく戦闘破壊耐性持ちやかかし先生が出ると何もできないのも変わらない。
一応「装備されたモンスターを墓地に送る」という条件であり吸収したSモンスターと限定されていないので、
ユニオンモンスターを適当に張ってダイレクトアタックが出来なくもない。
また、先に《
リミッター解除》を使ってから効果を使えば、「倍化中の攻撃力は変動しない」というコンマイ語により
Sモンスター分の攻撃力を維持したままダイレクトアタックできる。
だが、手間がかかり過ぎている感は否めず、ほぼ《機皇帝ワイゼル∞》の下位互換であり、3体の機皇帝の中では最も厳しい立ち位置。《機皇帝ワイゼル∞》より手に入れやすかった分カードパワーを抑えられたのだろうか……。
サポート豊富な闇属性のワイゼルと比べると、比較的マイナー寄りな風属性なのもネック。
せめてアニメ版の特徴であった「相手モンスターの攻撃を無効にする」などの防御寄りな効果も持っていれば、と惜しまれる。
アニメ内での活躍も、幾度となく遊星達に襲い掛かったワイゼルや、圧倒的な攻撃力を得てチーム・5D'sを追い詰めたグランエルと比べて影が薄く見え、海外版含めても攻撃名や効果名も用意されていないなど、不遇さが目立つ悲しみ…。
ホセの使用する機皇帝、天地人の「地」に位置する。
三番目に登場した機皇帝。出てくるのに一年近くかかった……。
そのせいか第3期のOP「FREEDOM」では正体不明で結局最後まで影のままだった。またアニメ効果が判明するよりも先にTF5およびOCG化を果たしている。
ちなみにこれらのカードはすべて宇宙から飛来した石版がカード化したものである。
何かがおかしいって?
遊戯王ではよくあることだからしかたない。
一枚目のワイゼルはWRGP一年前に石板として飛来、数ヵ月後にはスキエルが二枚目として飛来した。
そしてWRGP中、三枚目の石板が飛来するも、それは別の人物の石板だった。
ホセ(:ω;)「これはワシの石版ではない!」
まあその後でちゃんと飛来しましたが。よかったねおじいちゃん。
その後WRGPの終盤にて、満を持してようやくデュエル内で登場。ホセのはっちゃけっぷりもさることながら、ルチアーノ、プラシドを前座にしつつ、ラストホイーラーとしてグランエルを召喚。
無限霊機を利用したコンボでLPを8000回復し、グランエルの攻撃力は15500となった。その圧倒的な力でジャック、クロウを蹴散らしていった。
デュエル外ではアポリア達が住む未来世界で実在の兵器として登場。
他の機皇帝と共に人類を攻撃しているのだが、その中でもグランエルはアポリアの両親や恋人を殺害するなど、彼から大切な人を奪い続けていった。
後にアポリアもデュエルでグランエルを使用する事になるのだが、その活躍は…
以下、OCG。
特殊召喚・効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
(3):この攻撃力・守備力は自分LPの半分アップし、攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
(4):自身の効果で装備したモンスター1体を対象として発動できる。
それを守備表示で特殊召喚する。
(4)の効果の関係か、機皇帝の中では珍しく攻撃制限を持たない。また攻守も0と固定ステータスは皆無と、機皇帝の中では色々と異質な存在である。
ライフポイントの半分が攻守となり、初期ライフならレベル1としては規格外の攻守4000。安定したライフ回復手段があれば、更に高い攻守も望める。
また吸収したSモンスターを守備表示で自分場に吐き出せる効果も持ち、擬似的な永続コントロール奪取効果を持つ。そのままではすぐ戦闘に参加はできないが、なんらかの素材にしたり、後述の《カオス・インフィニティ》と併用すれば即座に攻撃表示にでき、戦闘に参加させられる。
高い爆発力を持つ一方で、ライフが減れば減る程弱体化していき、ライフの減りがちな終盤になればなるほどアタッカーとして使いづらくなる。また元々の攻守は0であり、特に耐性等も持たない為、除去のみならず無効化にも脆い不安定な面が目立つ。
とにかく素早く展開していく事が求められるだろう。高い爆発力を活かし短期決戦を狙いたい。幸いにも攻守0なお陰でサーチ手段は豊富である。
アニメ版ではライフによって攻守が変動する点はTF、OCG版と同様だが、ライフ4000スタートのルールに合わせてか、半分ではなく元々のライフを参照するようになっており、TF、OCG版と比べ実質攻守は2倍に。
その他各パーツに吸収したシンクロモンスターを戦力として扱える効果を持っていた。
日本語版では機皇帝で唯一攻撃名が用意されており、技名は「グランド・スローター・キャノン」。
直訳すると「大いなる殺戮者の砲撃」となり、未来世界を崩壊へと導いた機皇帝の設定にぴったりの攻撃名と言えるだろう。
機皇兵
三皇帝が合☆体した絶望野郎、
アポリアが使用するカード。
OCG版ではそれぞれ並べる事でお互いを強化する力を持つ。ちなみにおおもとの機皇帝と違って全部に攻撃名が存在。
また、名前についている「アイン」は
ドイツ語の1を意味する方ではなく、クリフォトで0を意味する「Ain」のことだと思われる(機皇帝の∞と対比できるため)。
星4/闇属性/機械族/攻1800/守 0
(1):このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールドの「機皇」モンスターの数×100アップする。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分の「機皇」モンスターが守備表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。
その戦闘でその自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
量産型ワイゼル。顔が『(`^´)』と、こんな感じでまるで怒ってるように見えるのがキュート。
自身以外の機皇に貫通効果を付加でき、アニメの《ワイゼルA3》のような活躍が可能。また元々の打点も1800であり、他に機皇モンスターが1体いれば1900ラインになれるので、アタッカーとしても活躍が見込める。
ただ貫通効果は相手依存が強いので、効果よりも闇属性で守備力0のレベル4という恵まれたステータスを活かしていくことになるだろう。
アニメでは下級モンスターながら、アポリアの主力としてキングの魂である《
レッド・デーモンズ・ドラゴン》を両断したりと、機皇兵の中でも大きな活躍を見せている。作画もかなり気合が入っており、異様にヌルヌル動く。技名は「クォーク・カーブ」。
星4/風属性/機械族/攻1200/守1000
このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから「機皇兵」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
機皇兵のリクルーター。同名リクルートもできるため戦線維持に便利だろう。戦闘破壊されないと発動できないが、機皇の場合除去を誘って機皇帝に繋げられるという点でフォローしやすい。
アニメでは1000ポイント以上のバーン効果の自身へのダメージをゼロにするという典型的なアニメのどうしようもないバーンメタ効果だったが、魔改造され使いやすくなった。
技名は「ツイン・パルス」。
星4/地属性/機械族/攻1600/守1200
このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。
このカードが召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで半分にする事ができる。
通常召喚時のみだが、《
BF-疾風のゲイル》にも似た攻撃力半減効果を持つ。単体で攻撃力3200まで処理出来るのは便利。
また機械族・地属性は優秀なサポートが多く、それらに対応するのも利点となる。
アニメ版では守備力も半分にでき、1ターンに1度使える起動効果であった。ただし召喚反応やフリーチェーンの除去に弱い為、一概にOCG版が弱体化されたとはいえない。
技名は「グラビティ・ブラスター」、効果名は「グラビティ・プレッシャー」。
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻1200/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、デッキから「機皇兵廠オブリガード」以外の「機皇兵」モンスター2体を守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。このターンのエンドフェイズに、自分フィールドの「機皇」モンスターの数×100ダメージを相手に与える。
11期になって発表された第四の機皇兵。その姿は《機動要塞フォルテシモ》を彷彿とさせ、効果にもその面影がある。
自壊によって機皇兵をリクルートし、そのターンの終わりに機皇×100ダメージを与える。ダメージの方はぶっちゃけオマケだが、展開力が厳しい機皇兵にとってヒジョーにありがたい1枚。
その他の機皇
それぞれ項目参照のこと。
どちらも悪い意味で絶望を背負ってしまったモンスターである。
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「機皇」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(3):このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
同じ属性のモンスターが自分フィールドに存在しない「機皇帝」モンスター1体を手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター1体でしか攻撃宣言できない。
11期になって発表された新顔。まさかの《機皇神マシニクル∞》のコア。それぞれスカイ・ワイズ・グランドのコアを搭載している。
TF6で各種コアに追加されていた戦闘破壊耐性を逆輸入しており、さらに機皇カードをサーチできる。
サーチ先の機皇カードにあんまり強いのがないが、《機皇創出》なら自身の効果の発動に繋げられる。
効果は特殊召喚でも発動できるため、《ワン・フォー・ワン》などで召喚したい。
特殊召喚・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻3000/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から「機皇」モンスター3種類を1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、このカードの攻撃宣言時に発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
(3):Sモンスターを装備したこのカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。
11期の機皇神の新顔で、まさかまさかの第二の機皇神龍。トリニダード・ウロボロスがモンスターと化した。
あまりの扱いづらさに定評のある機皇神であったが、流石に反省したのか機皇神としては使いやすいカードに仕上がっている。
《機皇神龍アステリスク》と異なり素で3000打点を備えている他、特殊召喚コストは墓地の機皇3体とかなり軽いものとなった。
コスト調達も《機皇兵廠オブリガード》を自壊させて機皇兵をリクルート→
L召喚で墓地へ→除外して《機皇神龍トリスケリア》、とつなげられる。
攻撃宣言時と若干遅いのが問題だが、相手のEXデッキのモンスターをパクって装備するという自己強化能力を持っており、しかもSモンスター以外も装備可能。
勿論シンクロキラーである事は忘れておらず、シンクロを装備していればモンスター限定の3回攻撃を得られる。またテキストを見ると自身の効果で装備したモンスターに限定されていないため、自分の《アームズ・エイド》なんかを装備しても3回攻撃も可能。
専用サポートカード
大半のカードが
超低性能。
これよりひどいカテゴリの方が稀なレベル。
機皇帝の発動条件を満たす目的なのかアド損カードだらけであり使えるカードは少数。
その中でも、
- 敵を破壊かと思えば
自分を破壊する
《機皇廠》
- 発動機会自体がほぼ来ない上に、奇跡的に条件を満たしてもライフアドで大損する《機皇帝の賜与》
- 機皇兵の利点を全て潰した上でサンドバッグを作るだけの《鉄壁の機皇兵》
の酷さは群を抜く。
後にデュエリストパック-冥闇のデュエリスト編にて登場した新規はカードパワーが大幅に向上した
11期ということもあり、普通に使い勝手がいいサポートが登場している。
魔法カード
フィールド魔法
(1):自分フィールドの「機皇帝」モンスターはSモンスターの効果の対象にならない。
(2):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。デッキから「機皇帝」モンスター1体を手札に加える。
機皇帝のサポートカード。
耐性を付与できるのだが対象が非常に限定的で、登場当初ならともかくSモンスター以外の召喚法も多数登場した現在では全くといっていいほどアテにならない。
よって後半の破壊時のサーチ効果をメインに使うベきカード
だった
。
だがマスタールール3でフィールドの張り替えは破壊扱いで無くなった事により《歯車街》と一緒に死んだ。と言うか今じゃ《ギアギガントX》の方が早い。
追い打ちと言わんばかりに手軽なサーチカードの《機皇創出》まで登場してしまった。
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
「機皇兵」と名のついたモンスターの効果は無効化され、戦闘では破壊されない。
機皇兵に戦闘破壊耐性を付与する。
効果破壊を誘って機皇帝の特殊召喚に繋げたいのだろうが、効果が無効になるデメリットは並べて強化される機皇兵の特性を完全に潰す上、リクルーターである《機皇兵スキエル・アイン》に至っては何の役にも立たなくなる。
しかも攻撃表示限定なので低攻撃力のサンドバッグができるだけである。
相手としても見え見えの戦略であり、今では破壊以外の除去手段も豊富な為、思うように戦略が進まない事が大半。機皇の名を持つとはいえ、《
光の護封剣》でも採用したほうが遥かにいいだろう。
通常魔法
自分の手札から「機皇」と名のついたモンスター1体をデッキに戻して発動する。
自分の墓地に存在する「機皇」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える。
死者転生同様ディスアドバンテージを負うサルベージカード。
ただし機皇は墓地においても余り役に立つことは無いため、死者転生よりも相性がよい。
機皇の名がついていれば魔法や罠でも回収出来る…が、
《機皇帝の賜与》《鉄壁の機皇兵》《機皇廠》《機皇城》というアレなカードばかりが対象で
《機限爆弾》や《カオス・インフィニティ》《機動要塞フォルテシモ》のような
使える方のサポートカードは全て名前に機皇を含まない
ため、
魔法・罠の回収としては全くと言っていいほど使えない効果だった。
後に追加された《機皇創出》《根絶の機皇神》は高性能で、後者ならアドが取れるようにはなった。
しかし、このカードを使うぐらいなら最初からそっちを複数積めば手札コストがないし、《機皇創出》も《根絶の機皇神》もターン1制限つきなので連射できない。
結局《機皇兵廠オブリガード》用に機皇兵をデッキに戻すのがメインになるが、それにしたって最初から機皇兵でも増やしておいた方がいい。
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスターが「機皇」と名のついたモンスター2体のみの場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。
一見ちょっと条件とデメリットが厳しいドローカードに見えるが、実際はちょっとどころでは無い。
何故ならその条件がフィールド上にである。自分フィールド上にでは無い。
自分と相手のフィールド合わせて機皇2体だけしか居ない時と言うとんでもない厳しい発動条件なのである。
お前は
ありふれたカスレアの真似でもしたかったのか?と問いたくなる。
自分の場に機皇が1体だけでもアウトだし3体以上いてもアウト。機皇以外がいてもアウト。
それどころかミラーマッチでない限り
相手の場にモンスターがいれば実質それでアウト。
いなかったとしても
こっちが機皇2体かつ相手の場ががら空きの盤面と言うことは
「ダイレクトアタックを2回も放棄する」と言う訳で、使えるタイミングでさえ使わない方がマシと言うことが多発するスキのなさである。
ぶっちゃけ発動機会は先攻1ターン目に《機動要塞フォルテシモ》と手出しで機皇兵2体並べた時、もしくは双方吹き飛ばした後の《
ソウル・チャージ》直後ぐらい。
限定的すぎるわ!本気で使わせる気あんのかこれ…
デュエルが高速化し《機皇兵廠オブリガード》の登場もあって先攻1ターン目ならほぼ確実に発動できるのは無視できない利点になったが、それ以外の場面ではほぼ死に札になる致命的な欠陥は相変わらず。
なお、後に出た《アイアンドロー》は「自分の場に機械族2体のみ」という遥かに緩い条件(《機皇帝の賜与》の条件ならこっちも満たす)で、
デメリットもそのターンで特殊召喚を1回しか使えなくなるという、元より特殊召喚を帝の1回に絞ることが多い機皇と相性が良い上
その数か月後には強欲で金満な壺が登場。機皇はそもそもEXデッキのモンスターがいないため余程のことがない限りこれらの方が優先される。
結果的に、このカードのただでさえなかった立場にトドメが刺されてしまった。
フィールド魔法
1ターンに1度、自分の手札から「機皇兵」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
一切の条件やコスト無しに機皇兵を並べられるフィールド魔法。並べる事で強化される機皇兵との相性は良好。
…だが機皇自体が手札アドが稼ぎにくいので息切れしやすい。
また、《機皇兵グランエル・アイン》は特殊召喚では効果を発動できなくなってしまう。
アニメでは使い手のアポリアと合体した。まあ
遊戯王ではよくあることだ。
アポリアの左右に配置されたハッチから機皇兵が次々と出撃、壁面からは射撃が飛んでくるまさに「要塞」と言えるカードであった。
ちなみにアニメでは対象が「機皇兵」ではなく「機械族」ととんでもないことになっていたが、その代わり相手も使う事ができた。
また、機械族をコントロールしていないプレイヤーは自分のエンドフェイズに100ダメージ受ける微弱バーン効果もあり、アニメ版に比べOCG版はシンプルかつ随分寂しい効果となってしまっている。
対峙した3人は事前に
心臓に直結した謎装置を付けられ、リアルダメージも生じる命がけの戦いであり、あのジャックですら前のめりに倒れ、龍可は何度も倒れ伏す危険なデュエルを展開した。
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「機皇」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は、自分フィールドの「機皇」モンスターの元々の攻撃力を合計した数値になり、ターン終了時までそのモンスターの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。
(2):自分フィールドの「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
機皇の攻撃力を1体に集約する単体強化と、墓地で破壊の身代わりになる効果がある。
機皇は自壊コンボを多用するデッキであるが、上位種ですら耐性持ちが全くいないので破壊耐性自体は悪くない。
ただし、攻撃アップの方は元々の攻撃力依存なので機皇兵の並ぶとバフがかかる効果や《機皇帝グランエル∞》と噛み合わない。
しかも「アップする」ではなく「なる」なので、攻撃力自体が書き換えられてしまうのに注意。つまり機皇帝と《機皇神マシニクル∞》の吸収によるアップや《機皇神龍アステリスク》の自己強化も消去され、以後適用されなくなる。
とはいえグランエルやアステリスクの強さは状況に左右されやすく、昔に比べSモンスターを吸収できる機会も減ったので、大抵の場合は大幅な強化は見込めるだろう。
と、プラス効果だけならそこまで悪いものでもないのだが、
ターン終了時までそのモンスターの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。
の一文により全てを台無しにしてしまっている。どうして機皇サポートはこういういらんデメリットがついているのか…
ライバルとして《リミッター解除》が挙げられ、ほとんどの状況でこちらを大幅に上回る爆発力を叩き出せる他、戦闘ダメージも与えられ代わりに自壊効果を持つが、その爆発力で決着をつければ気にならないし、機皇においては逆手にとって機皇帝の召喚も狙えてしまうという。
11期に登場したとは思えない体たらくである。他の新規は優秀なのにどうしてこうなった…
現状、数少ない優位点といえば先攻1ターン目でのセットくらいか。
攻撃できないのでダメージを与えられないのは気にならないし、強化ついでに破壊による除去に対しても備えられる。また機皇の名を持つのでサーチもしやすい。
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「機皇」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):手札を1枚捨て、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(3):自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカード以外のフィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
11期の新規カードその2。
発動時に「機皇」モンスターをサーチ、手札を1枚捨てて自分のモンスター1体を破壊、自分の「機皇」モンスターが破壊されたら場の表側の魔法・罠を破壊する効果を持つ。
(2)と(3)の効果はそのまま連動している為、相手の永続やフィールド魔法を展開のついでに除去してしまう事もできる。
表側限定なのでセットカードの除去は不可能な点には注意。
また相手の魔法・罠は勿論、自分の魔法・罠も破壊出来るので《機皇城》を破壊して機皇帝のサーチに繋げる事も可能。
《機皇枢インフィニティ・コア》とは相互サーチが可能であり、(2)の効果でコアを破壊すれば任意の機皇帝を直接リクルートが可能となる。
《機皇枢インフィニティ・コア》同様機皇のエンジンとなるカード。
罠カード
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターが攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する「機皇兵」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
その後、攻撃対象となったモンスターを破壊する。
機皇兵から機皇帝を出す手段その1。
メリット付きの《
炸裂装甲》かと思いきや
破壊するのは自分のモンスター。サルベージを行えるが、
攻撃対象が居なくなるため戦闘の巻き戻しが発生する。
なら機皇帝を回収しながらそのまま効果でフィールドに出せると思いきや
回収できるのが機皇「兵」のみのため、墓地から召喚できず一番サルベージしたい
機皇帝が回収できない。
と言うか《機皇兵ワイゼル・アイン》なら《悪夢再び》で2体回収できるというどうしようもないレベルのカードである。
ただでさえ産廃だったが後述の《根絶の機皇神》により根絶させられた。
一応《機皇枢インフィニティ・コア》を破壊できるがだからなんだというレベルである。
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスター1体と、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。
機皇兵から機皇帝を出す手段その2。
ゴドバと違って2:1交換なので手札に機皇帝を握ってないとディスアドバンテージになる。
サクリファイス・エスケープに使う手もあるが、その場合はタイミングを逃して機皇帝を特殊召喚出来ないのに注意。
《機皇枢インフィニティ・コア》と相性が良い効果をしているが、機皇の名前を持っていないためサーチが出来ないのが問題になった。
また、2024年には《超獸の咆哮》というほぼ完全上位互換の速攻魔法が登場しており、カテゴリの付かないこのカードに更に絶望を与えている。
何でこう肝心なカードに機皇の名前がついていない。
通常罠
(1):フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。
その後、自分のデッキ・墓地から「機皇」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
機皇兵から機皇帝を出す手段その3。アニメ版では1枚で墓地とデッキ両方から計2体機皇を呼び出せ、追い詰められたアポリアが切り札として発動した。
通常は機皇兵しか呼べないが、実は蘇生制限を満たせば《機皇神龍アステリスク》の蘇生はできる。
墓地からも特殊召喚出来るので機皇を1枚出張させるだけでも使えるという高性能さであり、リバース効果モンスターである《
幻想召喚師》と組み合わせて高レベルの融合モンスターを特殊召喚する【幻想機皇】と言うデッキも存在する。
欠点としてフィールドに攻撃表示のモンスターしかいない場合は発動できない。また機皇の名を持たないのも残念な点。とはいえ通常罠はサーチ手段が豊富であり、根絶の機皇神も通常罠なのでサポートも共有しやすい。
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「機皇」モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターを手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。
このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分フィールドに「機皇神」モンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
相手フィールドのSモンスター1体を選んで破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
11期の新規カードその3。
墓地の「機皇」モンスター3種のサルベージor強制的に蘇生させる効果と墓地から除外して相手のSモンスターを破壊して元々の攻撃力分のダメージを与える効果を持つ。
このカードが発動出来るなら《機皇神龍トリスケリア》の召喚条件も満たしているので、サルベージor蘇生した「機皇」モンスターをコストに《機皇神マシニクル∞》or《機皇神龍アステリスク》→《機皇神龍トリスケリア》と並べて勝負を決めに行く事も可能。
また、特殊召喚モンスターである機皇帝・機皇神・機皇神龍たちを蘇生させる事も可能だが、蘇生制限は無視出来ないので一度は正規手順で召喚する必要があるのには注意。
機皇では貴重なアドバンテージを大幅に回復することができるカード。
イラストには《機皇神龍アステリスク》と《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇兵スキエル・アイン》《機皇兵グランエル・アイン》が描かれており、このシーンはアニメ5D'sの142話から抜粋したものと思われる。
《機皇神龍アステリスク》の効果で墓地へ送ったモンスターをこのカードで蘇生する事で、攻撃力が高い《機皇神龍アステリスク》と3種類の機皇兵を並べるアニメの再現が出来る。
デッキの特徴
機皇兵は並べて自己強化する事によってフィールドを制圧することを目的としたテーマ、
機皇帝は自壊をコンセプトとしたテーマなのだろうと推測される。
……が、その強さにはぶっちゃけかなりムラがある。下級(兵・帝)は強いのだが、それ以外は
「シンクロモンスターの販促をしたいのにシンクロメタなんて売り出せるかよ!」と言う声が聞こえてきそうなぐらいに微妙。
特に機皇神の調整は
ヲーに並ぶぐらいの語りぐさになっているレベル。
第一の絶望として、並べる事によって強化される機皇兵と、自ら以外の攻撃を封じる機皇帝の間のシナジーが薄い。と言うか帝を出せる効果の兵がいない。
第二の絶望として、サポートカード群の大半が非常にクセがあって使いにくい。
第三の絶望として、機皇神、機皇神龍というエースが両方とも微妙調整で活かし切れない。
と言うかサポート群の大半と機皇神、機皇神龍は出したら損するとまで言われるレベル。
使い手が絶望野郎だからって、カテゴリまで絶望の象徴にしなくてもよかったんじゃないですかね……。
……一応機皇帝自体の単体性能は《機皇帝スキエル∞》を除けば高く、
Sinや
地縛神、
希望皇ホープなどの自壊効果を持ったモンスターとの相性がいい為、単体で出張する事はそれなりにあったりする。
機皇兵もクセが無く使いやすいカード達で、複数体並べるのもそう苦労はしない。
ただ兵、帝、神を【機皇】で纏めるのはちょっと苦労するというだけなのだ。
長い間カテゴリとしては絶望状態で放置されていたが、11期のデュエリストパックでピックアップされ大幅に強化された。
使い勝手の良いサポートカードの追加や待望のまともな機皇神の追加もあり、ようやく希望を掴み取った。
相性のいいカードたち
光学迷彩アーマー
機皇帝はそこそこのステータスを持つレベル1なので装備可能。
高攻撃力状態の《機皇帝グランエル∞》での直接攻撃は強烈だろう。
ギアギガントX
機皇帝・機皇兵をサーチしてこれる。
機皇兵は《機動要塞フォルテシモ》やリクルーターの存在から並べやすく、レベル・属性も素材の条件を満たす。
使ってるうちに「【ガジェット】の方が強いんじゃねぇか?」と思ってしまうというあまりにも大きすぎる欠点があるが
おとぼけオポッサム
自壊効果と自己再生効果を併せ持ったモンスター。機皇帝を出すトリガーに。
一度自壊させれば自分の好きなタイミングで蘇生させられるのが好相性。
ついた通称が「オポッサム・コア」
BM-4ボムスパイダー
自分フィールドの機械族・闇属性モンスターと相手フィールドの表側表示のカードを1枚ずつ破壊する効果を持つモンスター。
自身も機械族・闇属性なので自爆して機皇帝の特殊召喚トリガーにでき、ついでに相手のカードも1枚破壊してしまえる。
機械族サポートを他の「機皇」モンスターと、闇属性サポートをワイゼル系列と共有できる上にレベル4なので《ギアギガントX》の素材にもなれると至れり尽くせり。
《おとぼけオポッサム》より相性がいいが、蘇生効果などは持ち合わせていないのであちらのように何度も使いまわす事はできない。
補給部隊
モンスターが破壊されるという緩い条件で1ドロー出来る永続魔法。機皇帝を特殊召喚するギミックがそのままドローソースに変化する。
機皇帝は出すのに複数枚カードを使用するので、そのディスアドバンテージを回復出来るカードがあるのと無いのでは希望と絶望の差が非常に激しい。
《おとぼけオポッサム》と組み合わせれば、相手の場に攻撃力が800より高いモンスターがいる限り毎ターン追加ドローを行える。
sinモンスター
比較的緩い条件で特殊召喚でき、フィールド魔法が無ければそのまま自壊するモンスター群。
自壊は効果による物なので機皇帝の特殊召喚条件を満たす事ができる。
専用フィールド魔法の《機皇城》を始めとして相性のいいフィールド魔法がいくらかあるので、それを投入してsinをアタッカーとして使えるような構成にするのもいいだろう。
EXデッキの枠を食ってしまうが、機械族・闇属性サポートを共有でき攻撃力が4000ある《
Sin サイバー・エンド・ドラゴン》がおすすめ。
ブラック・ローズ・ドラゴン
シンクロ龍の一体。効果でフィールドのカードを全て破壊する。
不倶戴天の敵のハズなのにその効果は機皇帝の召喚条件とぴったり。《機皇城》も巻き込める。
機皇兵は全てLv4なのでうららやうさぎの余りを投げたり、《ブラック・ボンバー》で《機皇兵ワイゼル・アイン》を釣るなど出す手段も少なくない。
デスペラード・リボルバー・ドラゴン
自分フィールドの機械族・闇属性モンスターが破壊された場合に手札から特殊召喚できる最上級モンスター。
該当の種族・属性を持つモンスターはワイゼル系列を始めとして上記の《BM-4ボムスパイダー》や《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》等豊富なので召喚条件を満たすのは容易。
破壊効果に自分のモンスターを巻き込んで機皇帝の特殊召喚に繋げる事もできる。
ワン・フォー・ワン
召喚権を使わずに《機皇枢インフィニティ・コア》をフィールドに出せるため機皇デッキでは必須クラスのカード。
機皇帝は直接出せないが、《機皇枢インフィニティ・コア》と《機皇創出》によりリクルート可能。
強欲で金満な壺&アイアンドロー
機皇ならばほぼデメリットなしで2ドロー可能。
《機皇帝の賜与》なんてなかった。
ユニオン・キャリアー&
破壊剣-ドラゴンバスターブレード
《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》は相手のEXデッキを封殺するバスター・ブレイダー専用の実質ユニオン…
だったはずなのだが、誰が装備しても効果が発動する&《ユニオン・キャリアー》により
TCGで規制される程に暴走。
《機皇帝ワイゼル∞》も闇属性なのでその恩恵を受けられる。
《機皇兵廠オブリガード》は自壊で機皇帝の条件を満たした上で《ユニオン・キャリアー》&装備と展開できる。
さらに《機皇兵廠オブリガード》で呼ぶのを《機皇兵ワイゼル・アイン》にして途中に《機皇統制》を挟んだ《機皇帝ワイゼル∞》なら攻撃力7100で魔法1回・破壊1回無効かつEX封じと強力。相手によっては単騎で無双できる。
あと《機皇帝ワイゼル∞》の武器も剣なので映える。
しかしこの組み合わせは環境デッキでも多用され、その強さは問題視されるレベルにまで至っていた為か、2022/10/01に《ユニオン・キャリアー》は禁止となってしまい、この戦術はとれなくなった。
だが私にはタッグフォースという希望がある!
カードゲームが出来るギャルゲーこと『タッグフォース』シリーズでは、
OCG化するには強過ぎたり機会がなかったりするカードが多数収録されており、その中には【機皇】サポートも含まれている。
以下一例。
機皇創世
通常罠(TF6オリジナル)
自分の墓地に存在する「ワイズ・コア」「グランド・コア」「スカイ・コア」を
ゲームから除外して発動する。
自分の手札・デッキ・墓地から「機皇神マシニクル∞」1体を召喚条件を無視して特殊召喚し、このカードを装備する。
装備モンスターが破壊される場合、代わりに自分の墓地に存在する「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついたモンスター1体を
ゲームから除外する事ができる。
罠1枚から《機皇神マシニクル∞》をどこからでも召喚出来る上、破壊耐性まで付与出来る優良サポート。
このカードを採用する場合、専用構築となるが《機皇神マシニクル∞》が大活躍する事間違いなし。
また、除外をコストにしての破壊無効は元々アニメ仕様マシニクルに内蔵されていた物。
墓地にコストを溜めるには以下の《カオス・ブラスト》を用いるのが便利。
カオス・ブラスト
通常魔法(TF6オリジナル)
自分のデッキからレベル1機械族モンスター3体を墓地へ送って発動する。
フィールド上に表側表示で存在するレベル4以下のモンスター1体を選択して破壊する。
機皇帝のパーツを墓地に送りつつ、フィールド上のモンスターを破壊して機皇帝の特殊召喚に繋げられる。
機械族専用のおろかな埋葬+除去で、非常に優秀。TFでのイリアステルの三皇帝は全員が使用している程。
機皇帝を呼びまくる等してデッキにレベル1が無いと発動できず、完全に腐ってしまうのがネック。
上記の機皇創世とあわせれば実質二枚消費で攻撃力4000が飛んで来る。
オーロラ・ドロー
通常魔法(TF6オリジナル)
自分フィールド上に「機皇帝」と名のついたモンスターが表側表示で存在し、
このカード以外のカードが手札に存在しない場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
ハンドレス寸前の時にのみ発動出来るドローカード。
OCG版の機皇帝本体こそ、条件を満たさないと特殊召喚出来ないカードであるが、魔法や罠はハンドレスコンボ同様伏せればいい。機皇兵やTF機皇帝デッキに加えるとうまく機能する。
一体《機皇帝の賜与》とはなんだったのか。
インフィニティ・フォース
通常罠 (TF5オリジナル)
自分フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合に自分がダメージを受けた時に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
ゴースト・コンバート
通常罠 (TF5オリジナル)
自分フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
自分の墓地に存在する機械族モンスター1体を
ゲームから除外して発動する。
相手の魔法・罠・効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
発動後このカードは墓地に送らず、そのままセットする。
墓地のコストが続く限り、機皇帝がスタバと化す。
ただし、罠カードゆえにこいつの発動をさらにチェーンされて割られるとアウトなのは注意。スペルスピードの都合で、カウンター罠にも弱い。
基本的には使い終わった各種コアや、機皇兵を除外しよう。パーツを除外すると再召喚ができなくなる。
ワイズ・コア
効果モンスター (TF5オリジナル)
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
このカードがカードの効果によって破壊された時、
自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から
「機皇帝ワイゼル∞」「ワイゼルT」「ワイゼルA」「ワイゼルG」「ワイゼルC」をそれぞれ1体特殊召喚する。
攻撃力・守備力ともに0だが、カード効果で破壊された時に自分フィールド上のモンスターを全て破壊して、
手札・デッキ・墓地から5種全てのパーツを特殊召喚する鬼畜カード。もちろん他2体分もある。
特に《グランエル・コア》が無いとTF版グランエルは機能しないので、必須カードとなっている。
召喚から《ツイン・ボルテックス》や《
激流葬》で機皇帝召喚、何とか撃退してもこちらのターンに《
リミット・リバース》で蘇生してからの自壊で再登場、とか平気でやってくる。
そう、
機皇帝は何度でも蘇るのである。
総じてOCGの使い辛いサポートとはなんだったのかレベル。
しかも三体の機皇帝が5枚合体式のアニメ版仕様で収録されており、
上記のように「コア」モンスターを生かした原作に近い戦法も可能(サポート可能なカードが豊富なのでより悪質なことに)。
例として、TF版ワイゼルを見てみよう。
機皇帝ワイゼル∞
効果モンスター (TF5オリジナル)
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「ワイゼル」「グランエル」「スキエル」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
「機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
各種コアを破壊すれば、フィールドを空にして機皇帝が君臨する。
攻撃力参照は3種類全てのパーツにも対応している他、本体だけでも機能するのが強み。
ワン・フォー・ワン等でTFワイゼル本体を呼び出し、Sモンスターを奪うこともできる。
ただ、ワイゼルT3のような、本来の強化カードには「機皇」の名が入ってないのでサーチが難しいのがネック。
また、アニメでは「∞」のモンスターしか攻撃をしていないが、TFではすべてのパーツで攻撃ができるというトンデモ仕様なので、
一族の結束や《リミッター解除》などを組み合わせれば色々大変なことになる。
しかも、本体は対象に取れないので、戦闘破壊やブラック・ホールなどで除去するしかない。
しかし、下手に除去をすると今度はOCG版機皇帝を特殊召喚してくる場合がある。警戒しておこう。
各種機皇帝はOCG版とは同名カード扱いであり、合計3枚までしか投入できない。
なお、《一族の結束》による強化を狙うなら機皇兵を並べたところに本体だけ通常召喚するのがベター。
スキエル・ワイゼルの攻撃力は自分以外の「スキエル・ワイゼル・グランエル」モンスターの攻守の合計になるため、
単独では貧弱なパーツよりも、単独で戦える機皇兵の方が相性がいいのだ。
これもあってか、TF6からの3人は【結束機皇】に機皇兵を採用しているケースが多い。
パーツを一部だけ除去すると、貫通効果を付与する《機皇兵ワイゼル・アイン》が混じったりして洒落にならない。
《機皇兵スキエル・アイン》などを使えば並べるのも容易で、様々な戦術が組めるだろう。
実際TF6のルチアーノのデッキ全般、TFSPではプラシドの最強デッキがこの【結束機皇】であり、アニメ仕様のスキエル・ワイゼルを結束で超強化してぶん殴ってくる。
ワイゼル一式と結束一枚で、本体の攻撃力は「6500」。こうなるともう手がつけられない。
野良タッグデュエルで全くシナジーの無い相方ならば一族の結束は紙同然だし、場も手札も消耗の荒い弱点が露呈して足を引っ張り合ってもくれるのだが、キャラシナリオではちゃんとまともな相方と組むので厄介極まる。
TF6では、個別ストーリーが無いデュエリストの殆どは最後の相手がチーム・ニューワールドであり、ホセ&プラシドorルチアーノ。
よくある場面として、プラシドorルチアーノが盤面を準備→タッグ相手がS召喚→ホセがグランエル召喚、吸収で攻撃力上昇。ダイレクトアタックで終了。プレイヤーのターンが回ってくる前に1キルする事も珍しくない。
デッキにもよるが、CPUは攻撃力を優先した選択をするので、シンクロ召喚を多用しやすい傾向にある上、機皇帝だからシンクロは避ける~といったルーチンが無い為だ。
ぶっちゃけ、裏コンセプトは「
CPUでも成功率の高い1ショットキルコンボ」である。
敵に回すと物凄い勢いで機皇帝を展開されるため、デッキによっては何もできず負ける。
TF6では「《スターダスト・ドラゴン》は
CPUでも安定戦力だし、遊星はアニメ主人公だから最初に選ぼう」とカード資産が整わない内に遊星を相方にした大勢の
コナミくんを絶望に誘った。
必勝を期すなら、サイバー流の力を使おう。《
キメラテック・フォートレス・ドラゴン》で纏めて除去できる。
パートナーのデッキに《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》、《サイバー・ドラゴン》を投入するだけで使ってくれるのも高評価。
ただ、墓地に送るだけでは蘇生もありうるので《
奈落の落とし穴》《システム・ダウン》などで除外してやりたい。
特に、本体を除外してやるとコアの発動条件が満たせなくなる。殆どのカードが使えなくなり、デッキが機能不全に陥る。
いっそ、《禁止令》や《夜霧のスナイパー》で各種機皇帝を宣言するのもいいだろう。これらはOCG版にも有効。
また、グランエルだけはスキエル・ワイゼルとは仕様が異なり、
- パーツの性能が本体に影響しない
- グランド・コアの効果で呼ばないと攻守が上がらない
- OCG版であったシンクロモンスター特殊召喚効果が無い
という欠点がある。その代わりなのかパーツそれぞれに強力な効果が付与されている。
そのためホセだけは一部のデッキにリクルーター、巨大
ネズミが投入されており種族統一ではなくなっている。
機皇帝グランエル∞
効果モンスター (TF5オリジナル)
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
このカードが「グランド・コア」の効果によって特殊召喚に成功した場合、
このカードの攻撃力・守備力は自分のライフポイントの半分の数値分アップする。
このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
「
機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
グランエルのみ本体に効果が乗っているので、パーツを除去されても戦力低下が避けられる。
攻撃力参照効果こそ無くなったが、ライフさえ残っていれば高打点が確約される強力なカード。
また、不要なパーツと炎族モンスターを融合して《重爆撃禽 ボム・フェネクス》や《起爆獣ヴァルカノン》を呼び出し、バーンも同時に仕掛けられる。
特に前者はグランエルのパーツが並んでいれば5枚確保でき、毎ターン1500バーンを連射可能。
何時かこれらがOCG化されるかもしれないと言うことだけが、全国のアポリアファンに残された一筋の希望なのである。
旧作のカードがOCG化される機会は非常に稀だったが、最近は海外先行枠・
コレクターズパック・
ストラク等でかなりOCG化されているので、希望さえ捨てなければいつの日か……?
KONAMIには、今度こそ良調整を期待したいものである。
パーツを並べた端からリンク素材にされる未来とは、特に上手く折り合わなければならない。何らかの制限は付きそうである…。
余談
アニメでの機皇帝は、
Z-ONEが三皇帝≒アポリアに石板の形で与えたものであるが、
彼らにとって機皇帝とは愛してくれる者、愛すべき者、愛そのものを奪い去った絶望の根源であり象徴である。
Z-ONEもそれはもちろん理解しているはずだが、なぜそんな存在をモンスターカードとして与えたのだろうか?
三皇帝が生前のアポリアの絶望の化身であることから、同じく絶望の象徴である機皇帝もまた力になると考えた可能性もある。
が、忘れてはならないのは、Z-ONEは一度、尽力の末に機皇帝との和解に成功していることである。
つまりこの一見意図の読めない行為は、「機皇帝とわかり合った」Z-ONEにとっては、捨てきれなかった希望の現れだったのかもしれない。
「複数体のパーツモンスターを合体させ1体のモンスターとなる」コンセプトのカードは、
これより前に『
DM』の
ヴァロンの「アーマー」モンスターと、『
GX』80話で登場するアリスの「ドール・
キメラ」が存在する。
後者に関してはサブタイトルが「
絶望の国のアリス」であり、アポリアと妙な共通点がある。
話の内容は
非常に不気味な描写が多く、その話の次回予告に至っては
もはや閲覧注意レベルの1シーンがある。(本放送ではこのシーンはカットされている)
また、OCGとはルールが異なるラッシュデュエルでは、「マキシマムモンスター」という3枚のモンスターが合体する特殊なモンスターが正式に登場している。
追記・修正は絶望してからお願いします
- こいつらを使いたい場合、スクラップ・コングがあると相当助かる。 -- 名無しさん (2014-02-19 09:30:17)
- TFではグランエルを除く二体は機械統一にして一族の結束を入れれば各パーツがATK800アップ→∞は合計4000アップと一気に総攻撃力を跳ね上げられる。 -- 名無しさん (2014-02-19 09:47:03)
- サイバードラゴン出しますね^^ -- 名無しさん (2014-07-15 12:55:56)
- 機皇帝にフォートレスとか対策されてるに決まってんじゃん -- 名無しさん (2014-07-15 13:37:06)
- 劇中では未来世界でアポリアの家族友人を殺した戦争兵器がモチーフってことになってるんだよな。それを自身で使うのはどういった心境からなのか・・・ -- 名無しさん (2014-09-20 21:32:33)
- アフターグローでドローしたのが自分から何もかもを奪ったグランエルだったのがまた -- 名無しさん (2014-09-29 17:38:12)
- ARC-Vにて「相手の場の機械族をシンクロ素材にできる」チューナーが出現してしまった……。シンクロキラーどころか便利な素材である。しかし何故よりによって機械族なのか。 -- 名無しさん (2014-11-16 16:24:37)
- サイバードラゴンとして扱うカード多くなりすぎて、合体するほうカード化したら泣きを見そうだな… -- 名無しさん (2014-11-23 12:36:16)
- ↑4、絶望の記憶をより強く心に刻み込み続ける事で、歴史改変を必ずやり遂げる意志を持ち続けるため、と想像。 -- 名無しさん (2014-11-23 13:33:43)
- ↑×3 機械族は初心者でも扱いやすくサポートも豊富な優秀な種族だからかな まあ、キメラテックだけで充分だろって思うんだけど… -- 名無しさん (2014-11-23 14:27:28)
- 機皇城や歯車町はフィールド魔法が発動した時に破壊出来るにエラッタすりゃあ良いのにな…そうすりゃ救いは有ったのに… -- 名無しさん (2015-01-20 16:57:08)
- たった今、TF6でじーちゃんにデュエル挑んだら、機皇帝完成されたあげくにリミッター解除で1ターンキルされちまったよ(;_; -- 名無しさん (2015-02-22 19:43:48)
- なんか超皮肉・・・・・ 三皇帝の心中お察しします -- 名無しさん (2015-03-30 13:45:19)
- TFだとリミット・リバースとかコアの自壊から場を埋めてきてクソ強い -- 名無しさん (2016-04-15 13:08:37)
- 余談のところの次回予告見てきたが、いきなりすぎてビビった -- 名無しさん (2017-10-09 09:57:05)
- エマージェンシーサイバーとドラコニスでマシニクルはかなりの強化を得たな -- 名無しさん (2018-05-16 01:37:24)
- 時械、TG、SINと順調に強化されてるし、いよいよ春あたりには強化されそうだね……うちのマシニクルとアステリスクがソワソワしてる。特にマシニクルは機皇創世というOCG化待機中の専用サポあるし -- 名無しさん (2019-01-25 11:32:10)
- リンクスでTFにあったオリカ実装の流れが来ているからアポリアに希望がくるかもシレヌクル -- 名無しさん (2019-07-10 11:36:27)
- いやぁ、新しい「きこうてい」はEXゾーンのモンスターなら何でも吸収出来るとか素晴らしいですねぇ() …こっちにもくれよ(白目) -- 名無しさん (2019-10-11 21:38:21)
- ↑輝光帝ギャラクシオン「そうだな」 -- 名無しさん (2019-10-11 21:42:21)
- シンクロを否定する連中のボスなんだし、時戒神の方がより強力なシンクロメタになるのは当たり前の気もする -- 名無しさん (2019-12-17 22:07:26)
- 名前が似ている鹿はシンクロ以外も否定している模様 -- 名無しさん (2019-12-17 23:13:17)
- とうとうDPにて新規が来るのか コレパで機皇創世くるのが先だとおもったが -- 名無しさん (2020-03-12 00:13:59)
- マジでイリアステル内で中々強化されなかったからここでの強化嬉しいわ。機皇創世とキュービック登場マジで待ってる -- 名無しさん (2020-04-28 01:53:12)
- 紅蓮魔竜の壷と並ぶ産廃扱いを受けていた賜与にワンチャン生まれて草 -- 名無しさん (2020-05-05 14:51:48)
- 強いけど素のワイゼルとスキエルが足引っ張りそうな予感……まぁグランエルとワイゼルSがいるからインフィニティコアも腐らないけどね -- 名無しさん (2020-05-05 20:59:30)
- アステリスクを呼んで3体墓地送りにして攻撃力を統括後、送った3体を除外してトリスケリアを特殊召喚、殴った後にグスタフバーンで追撃……というロマンコンボ。 -- 名無しさん (2020-05-06 15:08:17)
- デメリットがもろ被りしている水晶機巧と組むと活躍できる可能性が微レ存…? -- 名無しさん (2020-05-06 16:58:21)
- レベ8マシンナーズとオーバードライブトリガーにしてカーネルと一緒に呼べばおk。…マシンナーズ単品のほうが強くねとかはなしで。カーネルと機皇帝並んだらかっこよくねとかいう、発想からしてロマンに近いものだし -- 名無しさん (2020-05-07 02:25:21)
- 機皇城はSinサイエンをアタッカーにできるし、マジカルシクルハットやスクドラと相性いいしでかなり重要なカードなんだが? -- 名無しさん (2020-05-09 08:43:55)
- そりゃルール変更で弱くなったけど展開力低い機皇だとギアギガントが絶対ってわけでもないし -- 名無しさん (2020-05-09 08:45:05)
- 輪廻独断と組み合わせることでサイバー・ダークとの混合デッキの製作も可能になった。 -- 名無しさん (2021-07-27 15:25:22)
- 次回予告のシーンってどんな奴? -- 名無しさん (2022-04-12 16:27:46)
- 原作通りならデッキ圧縮で悪さできそう -- 名無しさん (2025-06-27 19:57:48)
- オブリガードや機皇創出で強化されたというよりも、漸くデッキとしてまとまりができたっていう方が正しいくらいには酷かったんだよなこのテーマ。 -- 名無しさん (2025-06-30 20:39:14)
- もう一回強化欲しいテーマ具体的にはオブリガードから出せるリンク2とか相手のモンスターをsモンスター扱いにするフィールド魔法とか。 -- 名無しさん (2025-07-04 09:14:04)
最終更新:2025年07月04日 21:32