デュエルディスク

登録日:2011/05/26(木) 14:43:13
更新日:2024/03/18 Mon 20:40:29
所要時間:約 16 分で読めます














デュエルディスクとは、決闘者の盾である。
















【概要】

デュエルディスクとは、遊戯王シリーズに登場するアイテム。
基本的に腕にはめて使用し、デュエルディスクの上にカードを置くとカードに描かれたモンスターの立体映像が出現する。
遊戯王シリーズでプレイヤーが操り戦わせているモンスターは、基本的にデュエルディスクにより表示されている立体映像である。

本来カードゲームとは卓上で行うものであるが、必然的にプレイヤーの動きは小さくなるため、漫画として絵的な盛り上がりに欠ける。
デュエルディスクの「発明」により、遊戯王シリーズは「カードゲームを立って行う」という新境地を獲得。
プレイヤーに大胆な動きをさせる、モンスターを巨大に描くなどといったことが可能になった。

後の他のTCGアニメでも、デュエルディスクそのものは存在せずとも、何らかの形で立ったまま戦うことが多い。
座ってテーブルで行うものは(精々、特殊技術や異能力も使わない日常回くらいで)非常に少なく、その影響力が見て取れる。

ある意味、カズキングが生み出した最も偉大なアイデアかもしれない。*1



【各シリーズ】

遊戯王におけるデュエルディスク


原作版

王国編にて海馬遊戯達の前に降り立った際に初披露した。見た目はカップ焼きそば……とは城之内の談。
開発経緯が謎だったが、アニメではなんと海馬の手製だったことが判明。
社長マジパネェ。

円形のカードを置くディスクとこれまた円形のデッキをセットしたり、
ライフを表示するディスクの2つで構成されており、両者は糸で結ばれている。

外見はこんな感じ


/□\
□■□
\□/

中央と四方向にカードをセットする場所があり、

■には、その時に戦うモンスターを、□にはそれ以外の手札をセットする。
そして、バトル時にはディスクを飛ばして回転させ、ディスクからモンスターを立体化させる。

エキスパート・モード時は手札も立体化し、手札の枚数やモンスターの数が制限され、手札にも攻撃可能になる。
海馬コーポレーションにルールを勝手に変更する権限があるとは思えないのだが…

尚、モンスター同士のバトルに負けたり、失った手札はディスクから弾き飛ばされて放置プレイ
風とか吹いたらやってられない。
というか、遊戯VS海馬の際は思いっきり狭い高所でやっていた上、
文字通り破天荒な戦いの風が渦巻いていたのだが大丈夫だったのだろうか。


使われたのは、城之内VS海馬、遊戯VS海馬(エキスパートを使用)の2回のみで、いずれも(過程はどうあれ)、海馬が勝利している。

本来はペガサス用に持ってきたもの。
このデュエルディスクでは、全ての手札がソリッドビジョンとして表示されるので身を隠せる。
キーストムの戦いを目撃し、ペガサスの驚異的な洞察力を目の当たりにしていた海馬は
「イカサマか何か怪しげな力かはわからないが姿を見せなければ通用しないだろう」
と思い立ち、これを開発したのだった。*2

マインド・スキャンは相手を直接見ないと効果がないので、立体化した手札で姿を隠せるディスクは良い対抗手段だった。
だが、ペガサスは「運動は苦手」と嘯き、このディスクを人形状態のモクバに使わせての代理デュエルを持ちかけたことで、
海馬にディスクを使ってのデュエルを断念させた。この為、初期型ディスクが本命であるはずのペガサス戦で使われることはなかった。

ちなみに、カイザー海馬が腕につけていたのはコレ。




その後、時は流れ、バトルシティ編の少し前。

海馬はカードを置く部分もデッキ挿入部分と一体化した次世代型デュエルディスクを作り上げた。

みなさま、ご存知のコレである。

カードが剣ならデュエルディスクは盾
という遊戯王内外で有名な標語はコレで産まれた。
「盾じゃなくて鞘だろ」とか思った奴は表出ろ。

プレート状の部分にカードを置くスペースが5ヶ所あり、青いところにデッキをセットしたりライフを表示するパネルがある。
また、板とデッキホルダーを繋ぐスペースには墓地にあたるエリア(カードセメタリー)があり、墓地行きのカードはそこに入れる。
尚、カードを置くスペースはモンスター魔法罠共通。つまりカードは5枚しか置けないのである。
にも係らずマリクあたりは明らかに6枚以上のカードを展開している。

5スペースの前の方にソリッドビジョンを投影するパネルがある。


前のデュエルディスク独特のシステムも撤廃され、普段通りのデュエルシステムとなった。(完全再現は結局漫画版GXまでされなかったが)
ちなみに海馬によるテスト時、および城之内とレア・ハンターの対戦では旧式同様手札がソリッドビジョンとなっていたが、
大会までにメインシステムが調整されたのか、実際の大会ではこの機能はなくなっていた。

海馬が認めた48人のデュエリスト(+不正にエントリーされた凡骨&グールズメンバー)に無料で配られ、バトルシティはそれを用いて行われた。

大会用の備品として開発されたためか、ライフカウンターの近くにあるボタンを押すことで、
近くで決闘盤を使っている決闘者をサーチするセンサーも内蔵されている。

だが主人公サイドはグールズに待ち伏せされたり、何らかのトラブルに巻き込まれて否応なしにデュエルすることが多く、
サーチセンサーが使われたのは城之内VS梶木戦のたった一回だけだった。
しかもその時ですら、獏良千年リングの「センサー」に従いどっかに行ってしまっている。

どうでもいいことだが、遊戯たちが持ち帰ったデュエルディスクの箱には「M&W対応!」と書かれている。それ以外の何に使えというんだ。

遊戯王Rではバンデッド・キースがリストバンドに仕込んだカードを使用するイカサマを行った際には警告音を鳴らすことで、不正を防止する機能がついていることが判明した。

遊戯王連載時のジャンプの応募者全員サービスに「デュエルディスク型腕時計」なる品が登場した事がある。
全長10cm程の原作モデルで700円。ライフ表示の部分に時間を表示する。
クオリティはかなり高く、ベルト部分には海馬コーポレーションのロゴも入っている。


遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS


劇場版 遊☆戯☆王(東映)


海馬は最初はテーブルデュエルを行っていたが、遊戯戦ではディスクを使った。
実況者曰く「初公開のバーチャルバトルシステム」らしい。

初期型デュエルディスクに似た形状だが、ディスクを投げる必要はない。
ライフポイントはお互いの背後に立体映像のマーカーで表示される。

原作の初期型と同じく手札を立体化して並べる形式だが、
なんとカードをディスクにセットするのではなく、目の前に投げるとカードがソリッドビジョンとなって空中に浮かび上がる。
いったい実物のカードがどういう状態になっているのかは謎である。というかカードに付いた城之内の血まできっちりビジョンに反映されているので、本当にカードが巨大化して浮かんでいるかのようである。
カードを場に出す際は、立体化したカードに手をかざして宣言すると、そのまま立体映像のカードが動いてモンスターが召喚される。
他作品と比べるとモンスターが立体化する場所が前方ではなく頭上になっており、広い空間を使ったアクションは非常に迫力がある。
大きなソリッドビジョンのカードを操作する動きも中々にスタイリッシュで、劇場版らしく映像として見応えのあるアレンジと言えるだろう。


アニメ版遊戯王デュエルモンスターズ


基本的な形は原作と同様だが、サイズが大きくなっている他、右側と左側は非デュエル時は分かれてサイドに畳まれていてコンパクトである。

OP映像の最初、WILD DRIVEのイントロに合わせて展開するシーンが印象に残っている決闘者も多いだろうか。

また、原作とは違いOCG準拠の為、モンスターゾーンと魔法罠ゾーン(スロットイン方式)が分かれていたり、
右側の辺にはフィールド魔法を置くスペースも内蔵されており、必要に応じてガシャン、と出てくる。

他にも魔法罠を発動させる際にライフポイントを表示するエリアより手前にあるスイッチを押す描写があったり、
相手が見つかりデュエルが始まる直前にはソリッドビジョンを映し出す小さな機械が一人辺り2個(腕をホールドする部分の左右にある)、
相手の分と合わせて四隅に配置されるように飛び出す等、かなり細かくなっている。この時「ソリッドビジョンシステム 射出!」という場合もある。

ただし作画的に鬱陶しくなったのか、子機の射出シーケンスは最初期にしか行われていない。
(全てが該当するわけではないが)以降のデュエルではソリッドビジョン発生装置のところでやっているというのもあるかもしれないが。

原作では曖昧だったカードセメタリー(墓地)もスロット状になっており、
墓地にカードを贈る度に一枚ずつカショーンカショーンと入れていく感じになっている。
ライトロードとかの「大量のカードを墓地とやりとりする前提のデッキ」使ったらめんどくさそう。

除外には対応しておらず、原作では除外されたカードはポケットに入れたり、デッキケースに戻したりする。
除外を再利用するカードが蔓延し、除外が「第2の墓地」と呼ばれるOCGの環境で使うには不便極まりないのだが、
「除外」の本来の意味は「デュエルから取り除く」「そのデュエル中使用することはできない」ということなので、これで良いのである。
むしろ日本語的にはOCGの方がおかしい。
GXの辺りから除外利用カードがアニメでも出始め、そういう場合はポケットをゴソゴソして取り出している。スリーブも無しにポケットから取り出すのはカードを傷めるZE!

腕に固定する為の腕輪状のパーツにはUSBケーブルが搭載されており、別のソリッドビジョンシステムに接続してそちらに立体映像を出力する事も可能。アニメオリジナルエピソードの第149話では、海馬が王国編で使用されたデュエルリングに接続してペガサスと対戦する描写がある。

また、原作とアニメ共通して、パズルカードを6枚セットすると決勝戦の舞台が映し出される機能があるが、
セットする場所が原作では5スペース+デッキ、アニメでは5スペース(モンスターゾーン)+フィールドゾーンと変更されている。

ちなみに旧型も新型も左腕にセットする。
左右反転の左利き用があるかどうかは不明。

名もなき竜たちのカードや相手のカードとはいえ、E・HEROシンクロ召喚に対応するなど空気が読める存在。
また、バトルシティ編後は量産され、相当数のデュエリストが所有している。

他にもドーマ仕様のデュエルディスクや古代エジプト版デュエルディスクのディアディアンクも登場。
前者は通常はのような形状をしており、後者はデュエルディスクの原型とも言うべき、黄金の腕輪。



〇その後


遊戯王デュエルモンスターズGX


初期型同様量産されほぼ世界中の決闘者が持っている。初期型と比べると若干丸っこいデザインである。
デュエルアカデミアで行われるデュエルは全てコレで行われる。
また、このデュエルディスクは投げると非常に良く飛び、フリスビーとしての機能も高い(漫画版)。

4期(十代達が三年生後半)に入ってからはデザインが一新され、階級に従いレッド、イエロー、ブルーで異なる配色となった。
第4期ではレッド寮生がなぜか十代1人しか登場しなかったため、レッドカラーは実質的に十代専用である。

また、教諭や成績優秀者に与えられる限定品として、衣服と一体化した「デュエルコート」も存在する。
オートドロー機能が搭載されており、作中ではクロノス教諭やナポレオン教頭が使用する。
十代は当初欲しがっていたが、今も欲しがっているかは不明。

自分専用のディスクを持つ人が大幅に増えたのもGXであり、
オブライエンはカードを撃ち出す銃型デュエルディスクを使用。
覇王十代は原理はよくわからないがトゲ付きのパーツがくるくる回転する回転ノコギリのごときディスクを使用した。
ユベルミスターTに至っては自分の腕から生やしている。ZEXALのバリアン勢の先駆けである。

細かいところでは漫画版ではカードテキストの確認機能があることもわかっている*4
基本的に相手のカードを確認することはないシリーズだが、一応サポートはされている模様。

遊戯王5D's


十代「もしかしてあれが未来のデュエルディスク?」
遊星「あ、はい」

何をトチ狂ったか、D・ホイールというバイクに進化した
これにより普通のデュエルディスクを使う場合はスタンディングデュエル、
Dホイールを使う場合はライディングデュエルと呼ばれるようになった。

D・ホイールもデュエルディスクも、永久機関「モーメント」を一台に一つずつ内蔵しており、電力を心配する必要はなくなっている。
逆に、これまでのデュエルディスクがどこから電力供給をしていたのかは知ら管。

更にデッキを自動でシャッフルしてくれる「オートシャッフル機能」も標準装備された。
もうショットガンシャッフルでカードを傷める心配ともオサラバである。

モーメントは新たな召喚方法「シンクロ召喚」によって回転を加速させるという効果があり、
その結果どのような事態が引き起こされたかは……5D's本編を見よう。

ちなみに遊星クロウの使っているデュエルディスクは、
モーメントごとDホイールから取り外してスタンディングデュエルで使う事もできるハイブリッドタイプである。便利。さらに言えば遊星のものは本人の手製。
逆に言うとあのサイズのモーメントでバイクを動かしているのである。モーメントパネエ。
更に言えばバイクも一部パーツはハンガーや空き缶、車の廃材、おもちゃの基板等で代用できるらしい。
出てくるキャラのほとんどが違うディスクを使うというまさにデュエルディスク百花繚乱時代。

チーム・5D'sの面々は、
遊星が無印の初代デュエルディスク(D・ホイールに連結可能)
ジャックがなんか横に長い独特のデュエルディスク(D・ホイールにry
アキ・龍可・龍亜がGXのアカデミアデュエルディスク(それぞれ色違い)と、見事なまでにバラバラ。

チーム満足メンバーはコナミくんを除いて全員、初代から続くあのデュエルディスク(ただしモーメント動力)である。

D・ホイールには量産型がセキュリティ以外に見受けられず、ほとんどの敵が個人専用モデルやチームモデルを使用している。

ディヴァインのものは装備魔法を自分に装備でき
満足タウンには銃型のデュエルディスク(前述のオブライエンの物より遥かに小型で、形は現実のリボルバー拳銃に酷似)が普及している。
墓標にも最適

また、大好きブルーノちゃんは左利き用デュエルディスクを装備している。

アポリア達イリアステル達は体の一部が変形してディスクになる。


漫画版ではD・ホイールの設定が大幅に簡略化されており、フィールの方に重点が置かれているため機種の違いだけで基本機能は全部同じ。
この世界では骸骨騎士化したルドガーだけが専用のディスクを装着しているが、
乗っているのが馬=左手は手綱を持っているため、ディスクの端に手札保持用のホルダーがある。


遊戯王ZEXAL

「ARデュエル」に使用する。
デュエルディスクそのものではなく、「D・パッド」と言う端末に搭載されたデュエルディスクモードを用いる。
従来のシリーズと比べて、著しく小型化されており非常にコンパクト。
「D・ゲイザー」と呼ばれるスカウターのような片眼鏡部分が追加された。
ちなみに今回はエクストラデッキホルダーが腰にある。

決闘開始までのシーケンスは
①「デュエルディスク・セット!」D・パッドが変形してデュエルディスクとなる
②「D・ゲイザー、セット!」「ARビジョン、リンク完了」ARシステム作動
③「デュエルターゲット・ロックオン!」対戦相手以外のモブが視界から消される
という流れ。

デュエルや従来の通話だけでなく、インターネットアクセスも可能な多機能マシンである。
ちなみに普段は携帯電話やスマホのように持ち歩き、デュエルの際に腕のデッキホルダーにセット→変形、という形になる。
またデッキホルダー部分は独立しており、遊馬は普段腰につけている。展開状態では旧来では手の甲側にあったのに対し、小指側にセットされる。
なお変形の際、遊馬やシャークはなぜかブン投げてから空中で変形→ホルダーにセット、という流れを踏む。

また漫画版では除外ゾーンの存在も確認された。

D・ゲイザーはそれ自体が通信機器として働き、作中の描写を見る限りリアルタイムのテレビ電話として扱える模様。ハイテク過ぎる。
小鳥のようにデュエリストでない面子、アークライト一家のようにデュエルに使わない面子も通信手段として持ち歩いている模様。

D・パッドの量産型は九十九遊馬神代凌牙ら一般人が使用。
だが、天城カイトを筆頭に敵サイドは大抵バリアン由来の技術を利用している連中のため、
量産型デュエルディスクを持ったプレイヤー同士が戦う機会は意外なほど少ない(一期におけるナンバーズ争奪戦やWDCの参加者くらいか)。
作品後期では遊馬もZEXAL化で似たような力を使えるので、もうデュエルディスクの時代でもないのかもしれない。

また、アークライト三兄弟は分離・再合体を介する独自の形式、バリアン七皇やドン・サウザンドは異能によってデッキホルダーごと腕に召喚する形を取っている。
さらにD・ゲイザーに至っては、後半戦に差し掛かる頃にはほとんどの面子が左目(バリアン態のミザエルは右目)を変質させて代用しており、
終盤ではまともにゲイザーを使っているのは遊馬一人、という状況であった(観戦者を除く)。*5


今回は商品化される予定がないのか、変形機能はどう考えても3次元での再現が不可能なシロモノ。
一応ZEXALの技術はソリッドビジョンではなく、現実世界で発展している「AR」(Augmented Reality:拡張現実)だと銘打たれており、
かつD・ゲイザー(google glass)やD・パッド(タブレット端末)は現実世界で普及、あるいは開発されている端末に近い形で描写されている。
それ故に商品化しないというのはある意味皮肉なものである。まぁ、商品化しなくてありがたいのは変わりないが。


遊戯王ARC-V

舞網市の脅威のデュエル技術により、デフォルトの状態ですでに「質量をもつソリッドビジョン」を発生できる。
また、新登場するペンデュラム召喚のためのスペースもある。

…とPVの時点では思われていたのだが、実際には

  • デュエルディスクのカードプレートは上述の質量を持つソリッドビジョンでデュエル開始時に作られる
  • ペンデュラム召喚はARC-V世界では認知されていない召喚方法
  • ペンデュラムゾーンは空気を読んだデュエルディスクが追加した

等々、今まで以上に空気を読んだデュエルディスクの仕業だった。
ソリッドビジョンなら、それまでなかったゾーンが追加されるのも納得がいく。

デュエルの最強進化系とは、之即ちデュエルディスクそのものがソリッドビジョンになることだったのである。

ちなみに質量を持っているので、従来通りに盾や武器にできるよ!


……まぁ、ソリッドビジョンに関する話は置いといて機能的な面に話を向けると
  • ZEXALよりも更に小型でシンプルな構造。やっぱりカードプレートが省略されているのは大きいか。
    ただし通信端末としてみた場合はD・ゲイザーがない分こちらのほうが大きい。(まぁ、例えるならスマホとガラケー&タブレットみたいなものか)
  • 通話、インターネットツール、チャンバラなどD・パッドと同じくタブレット端末としての側面も強い。
  • 今のところ、みんな量産型を使用しているが、別次元で使用されているディスクは些かデザインが異なる。
    D・ホイールは5D's以上に訳わからん事になっていたが
と、これまでの要素を取り入れて発展させていることがわかる。

特徴をまとめると、
スタンダード次元
シンプルな長方形の箱型。肌に触れると自動的にベルトが伸びて固定される。
上記の通り基本的には「タブレット機器としても使えるデュエルディスク」という感じ。
この量産型に出来て他次元で出来ない事は恐らくない、基本型といって良い正にスタンダード方式。
どこでも質量のあるカードプレートを展開出来、従来の質量の無いソリッドビジョンを用いる。
後に社長がエクシーズ次元(ユートの遺品)を解析。ランサーズのメンバー限定で次元渡航機能が追加された他、
スタンダードの「武器」であるアクションフィールドの展開装置も内蔵。有利なフィールドで戦えるように。

エクシーズ次元
長方形だが液晶が円状になっており、よりスタイリッシュな感じに。勾玉型?
どういった経緯があったかは不明だが、少なくともレジスタンスの物には次元渡航機能がついており、
衝撃が発生する他、デュエルに負けた相手をカード化する機能も有している。それ以外にも某時計型麻酔銃のように液晶が起き上がり、
遠距離から建物の中をサーモグラフィーか何かで探知して人間を探すことが出来る。
なお、カイトのものはカードプレートこそソリッドビジョンだが、それ以外の要素はZEXALの時のものを意識した形である。

融合次元
盾のような形の台に球状の液晶があり、カードプレートは剣のような形。一目で異質と分かるデザイン。
恐らくはレジスタンスのディスクの技術元。衝撃発生・カード化・次元渡航はデフォ。敵方だけあって技術は高い。
何かしらの条件をトリガーにして装着者を強制転移させる機能や、次元を挟んでも座標を伝達出来る発信機のような機能もある。
融合次元からしたらそんなに難しい技術ではないのか、割とポンポン次元渡航している上、使い切りで腕時計サイズの次元渡航装置も。
「ハッキングモード」なる状態で機器へのハッキングさえ可能らしく、ロジェが敷いたガードもあっさり突破が可能。どこまでも高性能なディスクである。
明日香のものはカイト同様にディスク部分はソリッドビジョンだが、デッキホルダーやカードプレートの形状はGXのアカデミアディスクを意識したものとなっている。
ちなみにカード化システムの正体はカメラ機能と次元渡航の合わせ技で、「カメラで撮影した対象を融合次元に転送し、その証明として写真をプリントしたカードを残す」というもの。つまり闇のゲームのように実際にカードに封印されているわけではない。もっとも、転送された人々は第五の次元・アークファイブ創造のエネルギーにされる上、解放する手段は融合次元にしかないので、実状的には似たようなものである。

シンクロ次元
円型。カップ焼きそばというかUFOというか。モーメントを思わせる光が側面で流動している。
シンクロ次元なので当然D・ホイールに対応。ハイブリッド仕様は取り外しも可能。
ユーゴの物だけカードプレートが二叉に分かれるデザインになっている。
警察組織のものはソリッド・ビジョンによる手錠を生成することができ、遠隔操作で解除も出来る。
この“質量を持つビジョン”はロジェ長官がアカデミアから持ちだしたもので、
セキュリティの横暴な取り締まりを可能にしているのもこれによる武力制圧である。


アニメ版ではディスク部分が実体のデュエルディスクは赤馬零王が記憶を失っていた時期や、
リアル・ソリッド・ビジョン導入前に使われていたDM時代のデュエルディスクくらいであったが、
漫画版ARC-Vではペンデュラムゾーンが追加された実体ディスクをアイザックが使用している。新マスタールールでお役御免とか言ってはいけない



遊戯王VRAINS

エクストラモンスターゾーンが設けられた形でのデュエルとなった本作では、旧式タイプと新型タイプの2種類に区分されているが、どちらも非常にコンパクトである。

デッキホルダーにデッキを収納してスキャンするのが旧式タイプのデュエルディスクとされる。
カードプレート以外は丸みを帯びたデザインである等やや従来のものに似ており、カードプレートはデュエルの時に生成する。
設定資料によれば、タッチパネルのようにカードプレートを上下にスライドすることで、メインモンスターゾーンの他にも「エクストラモンスターゾーン」「魔法&罠ゾーン」の表示を切り替えできる、という機能が存在する。
主に主人公・藤木遊作が愛用する。

これに対して、デュエルディスクに搭載されているAIを用いて、
データベースに保管されているデータ化されたカードでデッキを構築するタイプが新型のデュエルディスクである。
SOL社製はSOL社のクラウドデータ、ハノイの騎士は独自のクラウドデータを用いる。
手札も直接持たず、タッチパネルの操作の要領で召喚や効果の発動、サーチ・リクルートなどを行う。
現実でのデュエル描写がほぼ皆無だったのでこちらはどうやらカードプレートは形成しない様子。若干寂しい……。


OCGストラクチャーズ

Vジャンプで連載中の漫画。こちらでは主にDM時代の形状のディスクが使用されているが、大きな違いとしてはEXモンスターゾーンが内蔵されている。
開始時はカードプレート部分に格納されており、EXデッキからの特殊召喚を行う際に展開される。
この作品は、遊戯王シリーズがフィクションとして展開されているリアル寄りの世界を舞台にしているため、デュエルディスクは単なるVRゲーム機の一種という扱いで、リアルな痛みを伴うバトルは主人公のイメージの世界でだけ行われている。
またGX以来久々にカードテキスト確認機能が登場した。

遊戯王SEVENS

ルールの書き換えがあったため、2パターンのデュエルディスクが存在する。
VRAINSよりも近未来的世界観ではあるがディスク自体はせいぜいライト機能がついてるだけのシンプルなもの。(そもそもSEVENSがデュエル絶対主義みたいな世界ではないせいでもある)

【ゴーハデュエル用】
開始当初は、モンスターゾーンと魔法罠ゾーンが5つずつある見慣れたデザインの決闘盤が使われていた。形状は初代DMに近い角張ったものだが、
普段はZEXALのD・ゲイザーのように非常にコンパクトな形状となっており、デュエルの際にプレートが出現してデュエルディスクへと変形する。
いくらコンパクトだからといって迂闊にポケットにしまっておくと、何らかの要因で予期せず展開してしまった場合、取り出すのに非常に苦労する事になる。カラーリングは白。
細かいところでは、歴代の決闘盤はデッキを剥き出しでセットしていたのに対し、SEVENSではデッキケースごと装着し、ドローやサーチの時は自動でカードが飛び出してくる。大量ドローの機会が多いラッシュデュエルならではの変更点だろうか。

提供元のゴーハ社が市民を監視する道具としても使われており、無断でのカードトレード、授業時間中の決闘盤起動などが取締りの対象になる。
それだけならまだしも大会でもなんでもない野良デュエルでさえ監視が当たり前だったようだ。
特に決闘盤本体の改造はご法度で、分解してから6分66秒以内に元に戻さなければ本体に「ペナルティ」が1つ付き、ペナルティが6つ溜まるとアカウントがBANされてしまう。

【ラッシュデュエル仕様】
遊我が、自身の考案した「ラッシュデュエル」のルールをインストールするため、ルークが発見した謎の施設でリアルタイムデュエルプログラミングを決行した結果、なんと決闘盤そのものがラッシュデュエル仕様に変形した。
ラッシュデュエルのルールに従い、モンスターゾーンと魔法罠ゾーンが各3つずつになり、右側の部分が削ぎ落された、更にプレート部分が少し前方に伸びることによって
数字の「7」に似た形状になっており、遊我はゴーハ社のシンボルである「6」を打ち破る数字と評している。
1年目は全員統一の赤を基調としたカラーリングだったが2年目からはカラー違いも見受けられる。
また、遊我がロミン用に作ったギター型のデュエルディスクや、ゴーハ6小重騎デュエルクラブの使う重機に内蔵されたものなど、特殊な形状のものも存在する。

その後、リアルタイムデュエルプログラミングが成功した結果、市内全ての決闘盤がこの仕様に強制変形した
しかし、デュエルの際は一旦従来の形状に展開してからラッシュデュエル仕様に再度変形しており、
(当然と言えば当然だが)従来のルールにも問題なく対応している模様*6

【IDカード】
SEVENSのデュエルディスクには、前述したアカウントに紐付けられたIDカードがセットされている。
当初は特に触れられることも無かったが、2クール目以降このIDカードをリアルタイムデュエルプログラミングで書き換えることで強力なマキシマムモンスターカードを生成できることが判明する。フュージョン召喚も同様にプログラムの書き換えによって誕生した。

IDカードを失えばデュエルディスクは使用できなくなり、ゴーハ市においては社会的な死を迎えるに等しいため、当初マキシマムモンスターは誰かを犠牲にしなければ生み出せないと思われていた。遂にこの作品でも命を賭け始めた

3クール目以降は、主人公チームが参戦する大会編の裏で、ゴーハ社が試作型のデュエルディスクをIDカードごと投棄したスクラップ置き場を舞台に、まだ使えるIDカードを掘り出してマキシマムモンスターを手に入れようとするデュエリスト達のゴールドラッシュ戦いが描かれる。

ちなみにアニメも佳境に入った2021年12月についにラッシュデュエル仕様の玩具版が発売された。
  • 遊我・ルーク・ガクト・ロミンのアニメキャラクターオリジナル音声(新規収録)を全100種以上収録、更に4人のIDカードも付属。
  • ライフカウンターが点灯し、ライフポイントを入力できる! さらにモンスター召喚時にはソリッドビジョン部分も点灯。
  • マキシマム召喚にも対応し、モンスターカードゾーン3か所を同時に押すと、マキシマム召喚演出が発動。
  • フィールドゾーンやエクストラデッキゾーンも搭載。
と現在の仕様に合わせてかなり上質な商品となっている。

遊戯王ゴーラッシュ!

アニメの演出を見る限り、アルファベットのG(大文字)の形に変形していると見られる。
但し、ユウディアスの愛機は前作と同じ仕様のもの。

【余談】

  • 遊戯王のパロディ
上述したように他作品への影響も非常に大きいが、ディスク自体は他のTCG(漫画・アニメ)ではまず見られない要素であり、他作品でパロディの題材になる事も多い。

○商品化

デュエルディスクはなりきり玩具として何度も商品化されている。第1弾発売当初はそれはもう全国のファンは喜んだ。
と言うのも、遊戯王を語る上で欠かせないほどのキーアイテムであったにも拘らず、
ブームが沈静化するまで一向に商品化されなかったところでようやく念願の商品化となったからである。
ブーム全盛期の当時、小学生デュエリスト諸君はこぞって必死にダンボールで作ったものである。 いやマジでそのくらい『憧れのアイテム』だった。

……のだが、当然ソリッドビジョンを表示させる機能なんざついているハズもなく、ただのデカいプラスチックの塊であるのは言うまでもない。いわばコスプレアイテム。

ハッキリ言ってコレを腕につけてデュエルするのは無謀、無茶もいいところである。
かなりデカいZE☆

しかも当初はスリーブに対応していなかった。
なりきるためにはスリーブなしまで再現しなければならないのである。カードがボロボロになるぜ


ところが、このプラスチックの塊、実に定価¥5800というトチ狂った価格設定がなされている。
しかもタチの悪いことに、デュエルディスクには付属カードがついてくる。というか明らかに付属カードの方がプラスチック塊より価値が高い。
そう、デュエルディスクもまた遊戯王シリーズのゲームと同じく「カードのオマケ」なのだ。

特にE・HERO プリズマー、アームズ・ホールという超強力カード2枚に加え、
大友御用達のロリょぅι゛ょカードエクスクルーダーが収録された「アカデミーデュエルディスク オシリスレッドバージョン」は
全国で激しい争奪戦が繰り広げられ、多くのプレイヤーのサイフポイントを0にした。

2009年にはまたしても強力カード「スターライト・ロード」を封入した「デュエルディスク 遊星ver.DX」が発売され、
またしても全国のデュエリストのサイフポイントを0にした。

なお、その翌年に懲りずに発売された「デュエルディスク 遊星Ver. DX 2010」は収録カードが微妙だったために全国でダダ余りとなり、
今度は多くの玩具店のサイフポイントに甚大なダメージを与えた。

海外ではドーマ編のデュエルディスクなる物も発売されたらしい。
しかし、日本国内での入手は非常に困難。

ZEXALに入ってからKONMAIはデュエルディスクを製造販売されていない。
ある意味「デュエリストセット」がこの役割を受け継いだと言えるが、
こちらはデッキケース、プレイマット、構築済みデッキが40枚ほど入っているセットとなっている。
プレイマットの方が使いやすいと言うのは禁句。

プレイヤーを殺し、おもちゃ屋を殺し、利益を得たるはKONAMIのみ
デュエルディスクの進んだ後は、デュエリストとおもちゃ屋が死屍累々…

…と商品としてデュエルディスク単体の価値は低く、当時は付属カードだけ抜き取られた個体が数百円で投げ売られている事もザラだったのだが、
2015年4月現在、付属カード無しのデュエルディスク単体の相場が4000円以上で多数取引されており、価値が高騰している。
恐らくコスプレ目的での需要が絶えないためと考えられる。中にはZEXALやARC-Vのディスクを手作りしている猛者も。俺のデュエルディスクは(ry

長い年月を経て、今度はバンダイスピリッツより『遊戯王デュエルモンスターズ』版のデュエルディスクがプレミアムバンダイ(魂ウェブ商店)で発売された。
社長の声や、劇中BGMも完全網羅である。ただし、原作版をモチーフにしているため、変形機能はなくフィールドゾーンの形状もアニメ版とは別物である*7
しかしかつて遊戯王カードダスを出して切り捨てたバンダイが再び遊戯王関連グッズを出すことになるとは、世の中わからないものである。
またこの商品が好評だった事からsevensのラッシュデュエル仕様のデュエルディスクも発売された。7700円と初代より高くなっているがキャストボイスを大量収録、デッキケースや『聖なるバリア
ミラーフォース』付属など値段相応にアップデートされている。



「俺と追記・修正を懸けてデュエルだ!」


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最終更新:2024年03月18日 20:40

*1 アニメZEXALに至っては「座ったままデュエルするのは失礼」なんて迷言が飛び出したほどである。なお言ったのはベクター。

*2 原作ではDEATH-Tで魂を砕かれており、王国編のさなかに復活したその足で王国に殴り込んでいるため、時系列的に考えるとDEATH-Tの建造と並行してコイツの開発を進めていた=コミックスでいうと4巻くらいの時点で既にペガサスとの対戦を見据えていたことがわかる。

*3 なお、原作版ディスクはカラー絵だと赤い部分が白いカラーリングであることがほとんどだが、劇場版での新規イラストでは赤いカラーリングとなっているため、この辺は割愛

*4 このときは闇のデュエルのため相手のカードテキストを見ることができなかった。

*5 ちなみにIVは公式の大会や観衆の前でのデュエルでもこの代用能力を使用しており、確認できる限りゲイザーは未使用。観客は疑問に思わなかったのだろうか……?

*6 実際に遊我が通常ルールかラッシュデュエルのどちらで勝負するか尋ねていたり、逆に従来ルールで勝負するつもりだったトップ・オブ・ヘキサゴンがネイルの提案を飲んでディスクを付け替えることなくラッシュデュエルモードにしていたりする

*7 一番近いのはTHE DARK SIDE OF DIMENSIONSに登場した原作準拠のデュエルディスク化