ジンジャー(きららファンタジア)

登録日:2021/07/11 Sun 22:23:00
更新日:2024/02/21 Wed 23:03:41
所要時間:約 22 分で読めます




ランプ、お前がアルシーヴを止めるというのなら、あいつの分まで背負う覚悟はあるのか?


ジンジャーとは、スマートフォン専用アプリ『きららファンタジア』に登場するキャラクター。

cv:渕上舞
キャラクターデザイン:カヅホ


【概要】

メインシナリオ第一部5章で登場したボス。筆頭神官アルシーヴの直属の部下「七賢者」の1人であり、エトワリア最大の都市の統治者でもある。

ライオンの耳と尻尾を持ち、服装は不良漫画の番長のバンカラファッションがモチーフ。釘バットを得物にしている。
あとレオ・ザ・ライオン*1ポン・デ・ライオンの要素がデザインにこっそり組み込まれている。

【メインシナリオでの活躍】

メインシナリオ第一部5章できらら達の前に立ちはだかる。

ジンジャーはアルシーヴ直属の部下だが、アルシーヴが行った禁忌「オーダー」はジンジャーが統治する街に異変を発生させていたため、街を大事にしているジンジャーはアルシーヴに疑念を抱いていた。
きらら達の信念を戦いの中で見定めたジンジャーは、オーダーに必要なクリエケージを破壊されると潔く負けを認め、きらら達に旅の支援をして送り出した。

8章では神殿のクリエケージの守護を命じられた。ジンジャーはアルシーヴの覚悟を悟り、きらら達にそれを背負う覚悟が無いならば止めるとして、再度戦った。


召喚魔法オーダーには「召喚した人物に関連した異変が辺りに発生する」という副作用があり、ジンジャーの街にきんいろモザイクのキャラクターが召喚された際、ジンジャーの街の人間が金髪を熱愛するようになった。
これは、金髪を熱愛する大宮忍と松原穂乃花が結成した「金髪同盟」の影響だろう。

ジンジャーはオーダーで召喚された人物を探して捕らえるために、金髪を拝み奉るように命じる「金髪令」を街に発令し、カレンとアリスの周りに人を集めて探しやすくした。
しかしジンジャー自身も金髪を熱愛してしまったため、カレンとアリスが金髪を振り回して気を逸らされ、逃げられてしまった。

きらら達にオーダーを阻止されたことで街の金髪愛は元に戻ったが、ジンジャーは金髪好きのままであり、金髪同盟に勧誘された際も否定しなかった。どうやら金髪好きに目覚めたらしい。

ジンジャーの屋敷のメイドは金髪だらけであり、金髪メイドたちに世話をされた金髪同盟は軟禁された屋敷を出たがらなかった。


メインシナリオボスとしては、ほとんどが単体物理攻撃・ジンジャー自身への物理攻撃バフ・こちらへの物理防御デバフで構成されたわかりやすいパワーファイター。
通常攻撃ではバットを振り下ろす単体攻撃を行い、チャージ攻撃では召喚した光の玉をバットで打ち出す全体攻撃を行う。

8章ではチャージゲージを最大までアップ→チャージ攻撃という行動を三回連続で繰り出す。
プレイアブルでのとっておき名「爆裂猛打三連撃」はこれを指しているのだろうか?
(ただし、8章でのジンジャーの三連撃は「シュートバースト」「メガバッシュMk31」「アンブッシュスライダー」という技名でボールを召喚し打ち出しているのに対し、とっておきの「爆裂猛打三連撃」では直接バットで3回殴りつけている。実は違う技である可能性も否めない。)


【人物像】

豪胆で快活な性格。街の統治者として、街の平和と市民の幸せを最優先に考えている。街を守るためにアルシーヴに背くなど、守るもののためなら自分の立場や苦労は厭わない。
小細工抜きの凄まじい身体能力を持つ武人であり、火事が発生した時は拳を振り抜いた拳圧だけで市街地を取り壊し、延焼を防いだ。


【イベントシナリオでの活躍】

他のキャラクターや、ジンジャーと他キャラクターの関係が中心の話は後述の【関連人物】の項に記載し、それ以外の主要な話に絞って紹介する。


「黄金の記憶」
ジンジャーが金髪好きに目覚めたきっかけを金髪同盟に尋ねられた際、小さい頃によくしてくれた金髪の女性に憧れているためではないかと答えた。
金髪女性は「大切なものを守るため」に強さを身につけたらしく、同様の想いを持つジンジャーは、女性に提示された凄まじい量のトレーニングをこなし、強さを身に付けたようだ。


「メイドは見た!~金髪館怪人事件~」
「ライオン耳がうさ耳に変わる病」という、種族特有の病を発病した。ジンジャーにとってこの状態は最大の恥辱らしく、椿が開発したロボット「チモシージンジャー」を遠隔操作し、治るまで引き籠りながら仕事をしていた。
しかしジンジャーの過激なファンクラブがうさ耳姿を見たいがために許可なく館に侵入するようになり、ジンジャー邸のメイド長椿は侵入者対策の防衛網を築き上げた。
ところがジンジャーを熱愛するメイド長の暴走により防御が過剰になり、連絡がとれないために調査に来たカルダモンが痺れ薬の毒ガスを浴びる被害を受けてしまう。
潜入したコルク達に事態を教えられたジンジャーは、自身の勝手なプライドで迷惑を掛けたと考え、羞恥心を堪えてファンクラブの前に出て説得することで事態を収拾させた。


「エトワリア野球対決」
「私たちだって野球したい!」
神殿野球部の部長であり、4番ファースト。得物がバットなのでイメージ通りである。
しかし最初の試合描写はダイジェストだったことにより出番が無く、次戦では描写すらなく10-0でコールド負けしたため、ジンジャーの試合描写は無かった。アルシーヴは魔力により打球が分身したように錯覚させる「流星打法」を披露していたので、出番が無かったのはバットについての描写が被ったためだろうか。

他チームの試合では、解説のアルシーヴが福本豊じみた迷言を言うたびに実況のフェンネルがそれを全肯定するため、ジンジャーは隣で冷静にツッコんでいた。


「復讐のホワイトデーコロシアム」
イヌ子のホラ話がきっかけで「バレンタインチョコは戦いの挑戦状を意味する」という風説が広まり、成り行きでチョコをジンジャーとアルシーヴに渡したきららは、お返しとしてホワイトデーのコロシアムで2人と手合わせした。
ジンジャーはホワイトデー用に、バットでチョコの豆を打ち砕き一瞬にして音速を超えさせて断熱圧縮で加熱し直弾時にチョコにする新技「チョコバット爆裂猛打三連撃」を編み出した。
この技を受け止めたジンジャー邸のメイド長は遠くのキャンプまで吹っ飛ばされたが、きららは杖のフルスイングでアルシーヴの「チョコチップミーティア」ごと打ち返し、2人は敗北を認めた。きららの筋肉の勝利らしい。


「メイド館では笑えない!」
ジンジャーは自身の館のメイド達の労働環境をメイドの立場で考え、自身もメイドとして働こうとした。

しかしメイドの参考にしたものが
  • 聖典(きらファン作中での、いわゆるまんがタイムきららの漫画)
  • スティーレでの修行(ブレンド・Sのキャラクターが異世界でも開いた属性喫茶。メイド喫茶に近い。)
  • 元本職メイド、薗部の指導(女子高生にメイド服着せて悦に浸ったり、制服を来て高校に侵入したりする三十路のやべーやつ)
と一から十まで間違っていたため、「はわわ〜。」「てへぺろっ♡」と言いながらメイドビキニで壺を割り続けるドジっ子メイドジンジャーが誕生した。本人曰く「本格的で推奨されるメイドキャラ」らしい。
しかも本来の剛力により壺どころか周りの家具ごと破壊し、館を壊していることに何故か気づいていなかった。

池谷乃々「コメントが「もどして」って溢れかえりそう。」


ところがメイド達はジンジャーの大ファンであり、仕事の邪魔であることも構わずジンジャーのあざとい姿に喜んでいた。
メイド達は興奮による鼻血の出し過ぎで貧血になり、休暇を取らされ人手不足に陥ったことで、外部から手伝いを呼ばざるを得なくなったという。
幸いにも招集されたクリエメイト達はジンジャーの有様にドン引きし、貧血にはならなかった。

しかし手伝いが来るより前、ジンジャーの真面目な姿を見てにやけてはいけないと考えたメイド達は笑ったメイドの尻を叩く機能をチモシー=ジンジャーに搭載していた。そのため手伝いのメンバーは笑わないように注意しながら仕事をする羽目になってしまう。ちなみにジンジャーはその強さにより、尻を叩かれても気づかなかった。

その後、ジンジャーが自身にとってご主人様とは自分の街の民ではないかと考えた際、薗部の提案によりジンジャーの館でメイド喫茶が開かれた。結果、ジンジャーの民衆を思う行動が評価され、統治者としての人気はさらに上がったという。(そうはならんやろ)

最終的に見かねた松本頼子がジンジャーに事態を説明し、館の惨状に気づいたことでジンジャーのメイド業は終了した。



【関連人物】

ジンジャー邸の関係者

  • メイド長
「ファンというものは対象の前でこそ自制をきかせ、心の中でハアハアするものなのでございます!」
「そう!このわたくしのように!」

cv:白石晴香
キャラクターデザイン:むっしゅ

イベント「メイドは見た!~金髪館怪人事件~」で初登場した金髪の女性。ジンジャーに心酔している。

病気により姿を見せたくないジンジャーを過激なファンクラブの侵入から守るため、館に防衛網を展開。
しかし防御が過剰すぎて外部と連絡が取れず、不審に思って調査に来たカルダモンやコルク達をマナーの悪いファンクラブの仲間と勘違いし、返り血が滴る斧を持って容赦なく葬ろうとしたが、最終的に誤解に気付いたことでコルク達に謝罪した。

キャラクター紹介では「ジンジャー様にあだなす存在と見るや斧を持って追いかけてくる危険人物。」と書かれている。


その後、「愛のバレンタインチョコバトル」と「復讐のホワイトデーコロシアム」の前後編で再登場。
ホラ話がきっかけで「バレンタインチョコは意中の相手への戦いの挑戦状を意味し、一番気持ちが強い者のみ渡す権利を得る」という風説が広まったところから物語が始まる。
ジンジャーへ渡すチョコのために店へ出向いたメイド長は七賢者のフェンネルと出会い、お互いにかつて剣を交えた相手であることに気づいた。

かつてのメイド長は凶暴さで騒ぎを起こした末、討伐に来たジンジャーにボコボコにされて心酔しメイドになったという。
そしてフェンネルはかつて戦闘狂の傭兵だったが、アルシーヴに挑んで負けた際に実力を認められて神殿に所属し、今ではアルシーヴに心酔している。お互い似た者同士のようだ。
お互いのことを「凶暴トマホーク女」「暴力剣士フェンネル」と呼んでいる。

バレンタイン当日、事情を知らないがジンジャーとアルシーヴにチョコを配ろうとしたため、2人はチョコを渡す一番手を譲るまいとして襲いかかり、楓を庇ったきららにまとめて返り討ちにされた。

その後、ホワイトデーのコロシアムでメイド長はジンジャーに、フェンネルはアルシーヴに勝負を挑み、「チョコバット爆裂猛打三連撃」と「チョコチップミーティア」によって2人とも遠くのキャンプまで吹き飛ばされた。


「メイド館では笑えない!」ではジンジャーのメイド姿に興奮し、鼻血を出しすぎて他のメイド達とともに貧血で働けなくなり、人手不足で手伝いを募集した。


+ ボス戦での能力
「メイドは見た!~金髪館怪人事件~」では、普段のイベントよりさらに難易度が高い超高難易度クエストのボスとして猛威を振るった。

攻撃技である「メイドパンチ(?)」はどう見ても斧を振りかぶってるのに魔法攻撃で全体攻撃。
トンチキな技ながら威力は高く、メイド長の速さも相まってみるみる体力を減らされる。

「メイドのお仕置き!!」ではパンチと同じ攻撃に追加で永続の速さデバフをかけてくる。

基本はパンチとお仕置きのどちらかを使い、チャージ攻撃1手前では「み〜つ〜け〜た〜……」という単体攻撃でチャージ攻撃の狙いを定める。
ナイトでチャージ攻撃を防御する場合はこれも受けておかないと攻撃誘導が分散するため、チャージ攻撃を耐えることが難しい。

5手ごとのチャージ攻撃は火力が高い単体攻撃。たとえ耐えても、速さデバフで動けないままさらに追撃されてやられやすい。

さらにメイド長の全ての攻撃には、メイド長の防御・魔法防御・速さ・急所率のデバフを解除する効果が付く。
防御デバフはすぐ解除され、バフ持ちそうりょが全体攻撃に飲まれやすいためにセオリーのバフ戦法はやや困難。しかし長期戦では速さデバフでどんどん弱体化させられ、どちらにしても苦戦を強いられる。



しかも、ここまで記述したメイド長との戦いは3連戦の1戦目である。
2戦目にはチモシージンジャーと戦い、
3戦目にはメイド長とチモシージンジャーが同時に出てくる。

チモシージンジャーは全体割合ダメージ以外が単体攻撃なので、ナイトで庇うセオリー通りの戦いができてメイド長よりは楽かもしれない。(メイド長よりマシなだけで、こちらも十分強い。)
しかし3戦目は一人でも難しい相手を2人同時な上、2戦の間の速さデバフはそのまま引き継ぐ。準備が何も活かせず負けるという事態になりかねない。

主な攻略法としては、メイド長のチャージ攻撃とその前の単体攻撃の隙にナイトで防御しつつバフ要員を出す、アルケミストや櫟井さんちの唯ちゃんなどの攻撃力デバフでバフ要員を出しやすくするなど。

  • モブのメイド達
メイド長と同様にジンジャーの大ファン。
ジンジャーが間違ったメイド姿をした時は、あざとい姿に鼻血を出しすぎて倒れるメイドが続出したにもかかわらず「あのお姿が見れないよりは失血死したほうがマシ」と、誰も惨状を止めなかった。

倒れたメイド達は福利厚生として南国の保養施設にバカンスへ行ったようで、ジンジャー邸の待遇の良さがうかがえる。


「す……すいません……。ボクも……ここでメイドをしています……。……椿……です。」

プログラミング・工学の高い技能を持つ少女。両親は日本人だが隔世遺伝で金髪蒼眼になり、周囲からの強い注目で重度の人見知りになってしまった。
原作ではロボットのチモシーを介して学園に出席していたが、きらファン世界ではその事情により異世界に慣れることができなかった。
容姿にトラウマを持つ椿にとって金髪メイドだらけのジンジャー邸はやや安心できるため、住み込みのバイトをしている。


ジンジャーが「ライオン耳がうさ耳に変わる病」を発症して恥辱を感じ部屋に引き籠っているにもかかわらず、ジンジャーの過激なファンクラブがその姿を見るために館に侵入するようになった際、ジンジャーと自身の境遇を重ねた椿はメイド長と協力して防衛網を構築した。
しかしメイド長が防御を強化しすぎたため、外部との連絡がとれず騒動に発展した。
コルクの潜入調査に乗じてファンクラブがジンジャーの部屋に侵入した時は前に出て文句を言い、椿の勇気を見たジンジャーは羞恥心を省みずに表に出る決意をした。


ジンジャーが羞恥心を撥ね退けて表に出たり、「自信をもて」「私もトラウマを吹っ切れた」と激励しながら椿を街の人間へ紹介したことには困惑していた。椿への配慮や塩梅の調整は、ジンジャーには苦手なようだ。


その後は野球や忘年会に参加したりと、原作と同様に人見知りを克服する努力をしている。


  • チモシー
「困った人だネ。ここから先は危険だヨ?」

ウサギ型のロボット。原作のあんハピ♪では学園の案内ロボットだったが、エトワリアではジンジャー邸で働いている。
「エトワリア野球対決」のあんハピチームでは、欠員の穴埋めのために複数のチモシーが用意されていた。(メンバーが不幸体質であり、不測の事態が起きることで集合が難しいためだろう。)


  • チモシー=ジンジャー
「ヂンヂャー!」

椿が開発した、ジンジャーの意匠を持つ大型のチモシー。
病気で部屋を出られないジンジャーが遠隔操作で働くために開発された。その後もジンジャーの治める街で活躍している。
その名前の語呂や特徴的な外観はおそらくアレのパロディ。
ロケットパンチも完備。


「メイド館では笑えない!」では「ジンジャー様の神々しすぎるお姿で顔が緩むなど以ての外」と考えたメイド達により、館内で笑ったメイドの尻を叩いて律するように改造された。
そして薗部が屋敷内でメイド喫茶を開いたために想定外の数の客の笑いを感知し、暴走して客の尻を叩きそうになった。


ボス戦では弱いバリアでこちらのバリアを上書きするなど、搦手と高い火力で圧倒する。メイド長と同じデバフ解除も持ち、バリア以外の防御策や、バフによるスピード勝負が要求される。


一時的にジンジャー邸で働いたキャラクター

+ 「メイドは見た!~金髪館怪人事件~」
「メイドは見た!~金髪館怪人事件~」

神殿との連絡が取れなくなったジンジャー邸を調査するため、メイドとして雇われる形で潜入したメンバー。

潜入するためのメイドの練習としてスティーレの手伝いをした。苺香のドS接客を4人全員で参考にしたために、一人の客を4人がかりでドS対応する超ドS接客を習得。しかし客が大喜びだったので誰も指摘しなかった。
当然だが潜入には何の役にも立たなかった。

その後、薗部が野球チーム「デビルメイズ」を組んだ際にも参加していた。
「球児だけに給仕」という理由で動きにくいメイド服をユニフォームにしたため負けてしまい、しかも理由を答える前にほたるに言い当てられたため、薗部は悔しがっていた。


「つばを飛ばさないでください。」

チアリーディング部所属の女子高生。
「鉄壁のベース」の異名を持つ身体能力により、年上のひふみを抱えながらメイド長から逃げたり、スタンツでチモシーを跳ね飛ばし天井に突き刺すなどの活躍をした。(咄嗟とはいえチアの技を武器にしてしまったことには落ち込んでいた。)
親の許しが得られず友人達と一緒にメイド喫茶のバイトが出来なかったという、原作での苦い思い出を語っていた。


「ぶーたーやーろーう……っと」

お調子者の女子高生。
館の隠し扉に気づいたために最初の犠牲者となり、床に赤い染みを残すのだった…。
※ケチャップでした


  • コルク
「床で食べろ。豚。」

きらファンでゲーム内のショップ機能を担当する商人。普段の無口な喋り方にドS接客が混ざり、何故か粗暴な口調と化した。


「ごめんなさいは?」

コミュ症のOL。スパイをする筈なのにスティーレでメイドの練習をすることはおかしいと思ったが、その性格により指摘できず流されて練習に加わった。
趣味のコスプレでしているようにキャラになりきった結果、なじった客に「ごめんなさいは?」と謝罪を求める接客になった。


+ 「メイド館では笑えない!」
「メイド館では笑えない!」

ジンジャー邸の人手不足もとい薗部のせいで来てしまった人たち。

「メイド服着せたら絶対おもしろい人たちを厳選しそれぞれにお誘いのお手紙を出しました!」

神出鬼没の三十代前半。妖怪疑惑有り。
元本職メイドであることを見込まれてジンジャー邸の手伝いに呼ばれた。
しかし面白がってジンジャーに漫画のメイド像を教えたり、ジンジャーの館でのメイド喫茶の開催を提言したりと、ジンジャー邸の人手不足と騒動はだいたいこいつのせい。

嫌がる人にメイド服を着せたいという欲望のため、下記4名を手紙で(用事を書かずに)招待した。他にもジャージ先生ポエム先生某ミリタリーマニア某ソロキャンパー某殺し屋某筆頭神官などにも手紙を送る怖いもの知らず。こちらは何かを察したのか、全員来なかった。
「金髪館怪人事件」のメンバーも呼んでいたが、4人はメイド長がトラウマだったので、メイド長が貧血で病欠した後に手伝いに来た。

最終的に葉子様に大変厳しく説教されたようだ。
しかし、それ以前の忘年会でも葉子様をイジって怒られており、果たして反省しているのか怪しい。


「なにが……!?なにに対してお疲れ様なの?なんであなたが心底同情する目で見てるの!?」

面倒ごととは知らずのこのこ来ちゃった猫好きの女子高生。葉子様・葉山照と一緒に手紙を貰ったが自分だけ来てしまい、薗部におだてられてメイド服を着た。
あろうことかメイド姿のジンジャーに一目で惚れてしまい、屋敷のメイド達と意気投合する姿を見た近藤を困惑させた。


「あ、私はいいんで。ああいうの。」

絶望的に空気が読めず、歯に絹着せぬ物言いをする女子高生…なのだが、事態が異常すぎてむしろ適切なツッコミになった。
のこのこ来ちゃった西山を見るためについてきた結果、そのまま一緒にメイドをすることに。


「この濃い人たちといっしょにやったら私、完全に食われる可能性がある……!」

承認欲求が強く、原作作中では暴走した配信により炎上を起こした動画配信者。ステラのまほうの闇成分強めJC。
「チモシーとチモシーラップ踊ってみた」の配信を狙い、手紙を受け取った椎奈の代わりにジンジャー邸に来た。*2
ジンジャー邸のひどい様相にはツッコミを入れていたが、その事態が外部に晒されることを全く躊躇わずに仕事風景を配信した。やはり自分の事しか考えていないのでは。


「なりゆきで、しかたなく、こうゆうことになっちゃったのよ?ほんとですよ?」

女教師。通称おかーさん。巨乳。二十代後半。独り身。巨乳。

薗部「そんな素晴らしい方に、無理やりメイド服着せたらおもしろ素敵に決まってるじゃないですか!!」

実際、メイド姿を見たゆずこは大喜びでセクハラ言動をしていた。あやしい趣味感満載。
ちなみにtwitterの予告PVでは「おかーさん」としか表記されず、もはや名前は出てこなかった。


ジンジャー邸以外での関連人物

  • カルダモン
七賢者の同僚であり、紛争地帯を巡る調停官。第一部3章ボス。
きららとアルシーヴのどちらが正しいかを考え、「面白い」側へつくためにきららの戦いと旅路から見極めようとした。
「街を守るため」「自分の気持ち」といった行動原理の違いはあれど、アルシーヴへの疑念からきらら達を見逃している点がジンジャーと共通する。
ジンジャーと同様に二足の草鞋なので共に仕事をする機会は少ないが、行事ではよく七賢者ごと召集されるため、会う機会は多い。


一緒に話に登場する時は、二人でボケに回ることが多い。
第一部の後で神殿に呼ばれた際、アルシーヴに逆らったことで七賢者を辞めさせられるかもしれないと考えた2人は、神殿の前で「お先どうぞ」と互いに譲り合っていた。
アルシーヴ曰く、調子のいいコンビ。


「夏休み企画アルティメットクイズ」ではクイズ大会とは何かを知らずに出題者に任命され、

「以前キャンプでご馳走になった料理をもう一度食べたいから当てて作って欲しい。」
「夏バテ対策に、体力がついて美味いものを頼む。」

というクイズですらないものを出題した。
リョウが回答として出した料理が非常に美味しかったため2人はこの料理が正解だと思ったが、欲が出た2人は正解を認めずにリョウの料理を食べ続けた。
満腹で2人がダウンしたのでクイズは有耶無耶になったが、2人が食べたい味を見つけられていないと考えたリョウは個人的に料理を続行し、2人は腹ごなしをしながら夜まで不正解を続けた。


「エトワリア湯煙事件録-化猫旅館と木天蓼の湯-」では、ジンジャーとカルダモンが2時間ドラマの刑事のように捜査をしていた。
なぜ2人が事件の捜査をしているのかは誰もツッコミを入れない。ギャグ回だからだろうか?


  • シュガーソルト
七賢者の同僚の双子。シュガーは第一部1章、ソルトは4章のボス。
ジンジャーはシュガーを「ダジャレ王シュガー」と呼んでおり、ダジャレ対決の約束をしたことがある。
シュガーは約束を忘れていたが、その時ソルトは「変身の精度を確かめる」という建前でアルシーヴに甘えようとしてシュガーに化けていたため、事情を隠したソルトが勝負を受けた。

「いざ、ジンジャーの出陣ジャー!
「こういうのは、勢いが肝心ジャー!」
「ジンジャー様は、ダジャレの達人ジャー!!」

ジンジャーは上記から成る「爆 裂 猛!ダジャレ3連撃!」を繰り出したが、その場の勢いで出たソルトのダジャレ(ラップ調)に敗北した。

作中の番組企画「笑ってはいけない筆頭神官24時!」では、シュガーとジンジャーの二人が出演者を笑わせようとした。この時は「神殿のダジャレツートップ」を自称していた。

「ダジャレが上手いのは誰じゃ!?」
「それは、ジンジャーじゃ!」

で始まった波状攻撃に出演者は困惑していたが、
仕掛け人のアルシーヴはダジャレに耐性が無く、危うく笑いそうになり逃げだしたためコーナーは中断された。

ちなみにジンジャーのダジャレには毎日みんなが笑っていられるような街にしたいという統治者なりの想いが込められている模様。


  • アルシーヴ
ジンジャーの上司であり、第一部ラスボス。エトワリアが救われたことできらら達と和解した後は、ジンジャーとカルダモンの謀反は当然の正しい行いとして不問にした。


金髪を愛する金髪同盟であり、ジンジャーの金髪好きを目覚めさせた遠因。5章ではオーダーで召喚されてジンジャーの捕虜になり、軟禁中は金髪メイドたちにもてなされた。

オーダー事件後もコールで召喚されているが、召喚魔法の特性上、コール中はオーダーでの出来事を覚えてない。
金髪好きの同志としてジンジャーに好印象を持ち、事件のわだかまりは無い。
また、「金髪令」が発令されたことからジンジャーの街は2人に聖地として巡礼されている。

ジンジャーの街に金髪美少女の黄金像の建立を希望したが、当然却下された。
しかし他の話で「約束覚えてくれているでしょうか?」と語っており、なぜか約束したつもりになっていた。


  • ランプ
きらファンの副主人公。オーダー事件以前は神殿関係者としての繋がりでジンジャーに可愛がられていた。
事件解決後も、ジンジャーが憧れの金髪女性に稽古をつけてもらった時のトレーニングメモをランプに渡すなど大事にされている。


きらファンの主人公。第一部5章の段階ではジンジャーに敵わず、クリエケージの破壊によってジンジャーに負けを認めさせていたが、8章では本気のジンジャーに真っ向勝負で勝利した。
その後のイベントシナリオでは何故か筋肉戦闘狂キャラが見え始め、ホワイトデーのコロシアムではジンジャー・アルシーヴと2人同時に戦い勝利した。ジンジャー含む七賢者3人でまとめていなされたこともあり、旅の成長にギャグ補正も相まって強さが完全に逆転している。


【プレイアブルでの性能】


+ ...

評価値

+ 内部数値のため隠しています
HP:7
ATK:7
MAT:0
DEF:0
MDF:0
SPD:3

体力と攻撃力極振りの潔いパワーファイター。極振りが全て無駄になるので魔法職などありえない…はずだった。メイド衣装が来るまでは。

  • ジンジャー ☆5せんし

イベント「黄金の記憶」で実装。七賢者では2番目のプレイアブル実装となった。
戦闘時は他の七賢者同様に専用のモーションが用意されており、得物である釘バットを振り回す豪快な戦いを披露する。
期間限定キャラだが、七賢者はかなりの頻度で再録されるため比較的入手しやすい。

クラススキル1:ぶっとばす
「覚悟できてんだろうなぁ!」
敵単体に陽属性の大ダメージ・DEFを一定ターン小ダウン
敵対時はチャージ攻撃として使用してきた光弾打球攻撃。DEFデバフも再現されているが、攻撃対象はせんしらしく敵単体。

クラススキル2:攻防一体
「こいつも喰らえ!」
敵単体に陽属性の中ダメージ+自身のATKを一定ターン中アップ
釘バットで地面を叩き、相手の足元から間欠泉のようにエネルギーを発生させる攻撃。汎用武器の攻撃スキルにもこのモーションが適用される。

専用武器スキル:メモリア・フォース
「気合入れていくぜ!」
自身のATKを一定ターン大アップ
雄叫びのようなモーションで自身を鼓舞する自己強化技。

専用武器自動発動スキル:
自身の通常攻撃のダメージを小アップ+自身のスタン無効+自身の攻撃によるスタンゲージ上昇量アップ
(4回進化時スキル未実装)

とっておき:爆裂猛打三連撃
「この世の果てまで…ぶっ飛びな!!」
敵単体に陽属性の超特大ダメージ
相手の攻撃を華麗にかわしつつバットでかち上げ、渾身の三連打で言葉通り空の果てまで叩き飛ばす。ジンジャーを象徴するかのような単純明快かつ力強い技。


自前では攻撃技しか持たないが、追加効果があるために攻撃しつつダメージを増やせる。
最大の特徴はとっておきの「超特大ダメージ」であり、現時点で全実装キャラクターで最も高いダメージ倍率(2021/08/21)を誇る。後のスキル強化アップデートで★5せんしのトオルのとっておきが強化され、同様の「超特大ダメージ」の表記を授かったが、きらファンでは追加効果が無いとっておきは倍率が高めに設定されているという仕様があり、依然として単純な倍率はジンジャーがトップに君臨している。
きらファンのバフは乗算に上限があるため、味方のバフにより元のダメージ倍率の高さを活かし、高い火力を発揮できる。
武器スキルはシンプルなバフであり、味方のバフ中に持て余すジンジャーのターンを汎用武器で補わずに済む。
自動発動スキルのスタンゲージ上昇も、スタンさせやすい一撃必殺と相性が良く、攻撃に磨きがかかる。


  • ジンジャー【メイド】 ☆5そうりょ

イベント「メイド館では笑えない!」で期間限定実装。
せんし版とは異なり、モーションは汎用のものになっている。


クラススキル1:おかえりなさいませ!!
味方全体のMATを小アップ+自身のSPDを一定ターン小アップ

クラススキル2:接客準備
「お前も今日からメイドだ!」
自身の魔法攻撃が一度だけ大アップ+自身の攻撃が一度だけクリティカルになる

専用武器スキル:未実装

とっておき:たまには掃除くらいしないとな
「よし!まとまったらこいつを一気に…ドーーン!!」
敵単体に超特大ダメージ+味方全体を中回復
メイドシナリオとは打って変わって真面目に部屋を掃除し、最後の仕上げと言わんばかりにゴミ袋を僧侶の杖でフルスイング。屋敷の外へと勢いよく飛んだ袋が敵に直撃するとばっちりもいいところな攻撃。



自身をバフって殴り込みをかける、能力の方向性が明後日へ全力疾走している攻撃型そうりょ。
技の字面だけ見れば「ダメージ倍率は上記の自身に次いで全キャラ中2位で追加効果もある」「超火力で名高いカレンの専用武器スキルに似た通常スキル」という強キャラのいいとこ取り。
しかしそもそもそうりょの攻撃力が高くないので、1度きりのバフが切れると火力がガタ落ちする。
なかなかのトンデモ性能だが、似たスキルを持つ榎並清瀬がジンジャーより前に実装されていたため、目新しさはあまり無かった。


追記・修正は、ジンジャー様の音速を超えるチョコを受け切った方にお願いいたします。

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最終更新:2024年02月21日 23:03

*1 アメリカの映画会社MGM社のロゴの通称。名前は知らなくても、「フィルムに囲まれたライオンが吠えてるあれ」と言えばピンとくる人は多いはず。

*2 これは、チモシーのキャラソン「ミチノチモシーキミノキモチ」が現実のTikTokで大流行したことが元ネタ。どうして陽キャの方々がきららアニメの曲で可愛く踊っているのか、wiki籠りの筆者には解りません。